当中間会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものであります。
当社はコンテンツメーカーとして、オリジナリティあふれるゲームコンテンツ及びサービスの創出を行い、その魅力を様々な分野・プラットフォームを通じて世界中のお客様にお伝えすることに努めております。
当中間会計期間の製品部門におきましては、シリーズ累計800万本を超える当社代表作の1つ「軌跡」シリーズ最新作「英雄伝説 界(かい)の軌跡-Farewell, O Zemuria-(フェアウェル オー ゼムリア)」をPlayStation5/PlayStation4向けに販売したほか、当社IPを活用したグッズ制作販売を展開しております。
また、音楽アルバム「英雄伝説 界の軌跡-Farewell, O Zemuria- オリジナルサウンドトラック」を2025年1月に、「ZEMURIA GRAND ODYSSEY 19999-XXXXX」を2025年4月に発売しました。その他、Nintendo Switch向け「イース・メモワール-セルセタの樹海-」を2025年5月に、PlayStation5向け「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ オブ ダーナ)」「イースⅨ-Monstrum NOX-(モンストルム ノクス)」」を2025年7月に発売いたします。さらに、2025年6月に発売を予定されている新型機のNintendo Switch2向けタイトルとして「イースⅩ-Proud NORDICS-(プラウド ノーディクス)」を2025年7月に、2025年8月にはPlayStation5向け「英雄伝説 閃(せん)の軌跡Ⅲ」「英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ-THE END OF SAGA-」「英雄伝説 創(はじまり)の軌跡」の発売を予定しております。そして、累計販売数800万本を超える「軌跡」シリーズ最新作「空(そら)の軌跡 the 1st(ザ・ファースト)」を、2025年9月の発売に向けて鋭意制作中です。
その結果、製品部門の当中間会計期間の売上高は123百万円(前年同期比8.3%減)となりました。
ライセンス部門におきましては、PlayStation5/PlayStation4/Nintendo Switch/PC・Steam向けに「イースⅩ-NORDICS-」繁体字中国語版及び韓国語版、「英雄伝説 創の軌跡」英語版、PlayStation4/Nintendo Switch/PC・Steam向けに「英雄伝説 零(ぜろ)の軌跡」英語版、「英雄伝説 碧(あお)の軌跡」英語版などを販売しました。そのほか、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売や、「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-」「イースⅨ-Monstrum NOX-」「英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ」「英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ-THE END OF SAGA-」「東亰ザナドゥeX+(エクスプラス)」の英語版なども引き続き展開しております。
また、PlayStation5/PlayStation4/Nintendo Switch/PC・Steam向け「イースⅩ-NORDICS-」英仏語版を2024年10月に、PlayStation5/PlayStation4/Nintendo Switch向け「イース・メモワール-フェルガナの誓い-」英語版、PC・Steam向け「英雄伝説 界の軌跡-Farewell, O Zemuria-」繁体字簡体字中国語版及び韓国語版を2025年1月に発売したほか、PlayStation5/PlayStation4/Nintendo Switch/PC・Steam向け「英雄伝説 黎(くろ)の軌跡Ⅱ-CRIMSON SiN-」英語版を2025年2月に発売しました。
その他、PlayStation5/PlayStation4/Nintendo Switch/PC・Steam向け「英雄伝説 界の軌跡-Farewell, O Zemuria-」英語版を2025年秋に、PlayStation5/PlayStation4/Nintendo Switch/PC向け「イースvs.空の軌跡 オルタナティブ・サーガ」英語版を2025年に展開する予定です。なお、「空の軌跡 the 1st」については、PlayStation5/Nintendo Switch/PC・Steam向けに2025年の全世界同時発売を予定しております。
その結果、ライセンス部門の当中間会計期間の売上高は481百万円(前年同期比45.2%減)となりました。
以上の結果、当中間会計期間の業績は、売上高は604百万円(前年同期比40.3%減)、営業利益は73百万円(前年同期比85.4%減)、経常利益は90百万円(前年同期比82.4%減)、中間純利益は44百万円(前年同期比87.6%減)となりました。
(総資産)
当中間会計期間末における総資産は、主に現金及び預金が276百万円増加したことに対し、売掛金が695百万円減少したことにより10,378百万円(前事業年度末比3.0%減)となりました。
(負債)
当中間会計期間末における負債は、主に買掛金が121百万円減少したこと、未払法人税等が77百万円減少したことにより360百万円(前事業年度末比31.1%減)となりました。
(純資産)
当中間会計期間末における純資産は、配当金の支払い205百万円があったことに対し、中間純利益を44百万円計上したことにより10,017百万円(前事業年度末比1.6%減)となりました。
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末と比較して276百万円増加し、9,819百万円となりました。各キャッシュ・フローの主な状況は、次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は463百万円(前年同期は700百万円の増加)となりました。これは主として、売上債権の減少が793百万円、税引前中間純利益の計上が68百万円あったものの、仕入債務の減少121百万円、未払消費税等の減少が52百万円、法人税等の支払額が194百万円あったためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は0百万円(前年同期は0百万円の減少)でした。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は186百万円(前年同期は204百万円の減少)となりました。これは主に配当金の支払いによるものであります。
当中間会計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
当中間会計期間における研究開発費の総額は、334百万円であります。なお、当中間会計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当中間会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。