【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

連結子会社の数:11

株式会社ジェイフィールド

株式会社ボカディレクション

NEW FIELD NEW YORK LLC

株式会社かわ屋インターナショナル

株式会社かわ屋東京

株式会社ジェイアセット

株式会社ジェイキャスト

株式会社エッジオブクリフ&コムレイド

株式会社EOCブレイン

株式会社EOCクラシコ

有限会社エー・ラウンド

 

(連結の範囲の重要な変更)

株式会社エッジオブクリフ&コムレイド、株式会社EOCブレイン、株式会社EOCクラシコ及び有限会社エー・ラウンドについては、当連結会計年度中に当社が全株式を新たに取得したため、当連結会計年度末に取得したものとみなして連結の範囲に含めております。また、当連結会計年度において、連結子会社でありましたNEW FIELD BANGKOK CO.,LTD.は、会社清算により連結の範囲から除いております。

 

2.持分法の適用に関する事項

持分法適用の関連会社数:0

当連結会計年度において、持分法適用の関連会社でありました株式会社ローズネット販売は会社清算により持分法の適用範囲から除いております。

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社のうちNEW FIELD NEW YORK LLCの決算日は12月31日であります。連結財務諸表の作成に当たっては、同決算日現在の財務諸表を使用しております。株式会社エッジオブクリフ&コムレイドの決算日は9月30日、株式会社EOCブレインの決算日は11月30日、株式会社EOCクラシコの決算日は7月31日、有限会社エー・ラウンドの決算日は3月31日ですが、連結財務諸表の作成にあたり、2月28日時点で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。また、株式会社かわ屋東京の決算日は5月31日ですが、連結財務諸表の作成にあたり、1月31日時点で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。その他の連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。

連結決算日との間に生じた重要な取引については連結上必要な調整を行っております。

 

4.会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

イ 有価証券

その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法

ロ 棚卸資産

商品、原材料及び貯蔵品

最終仕入原価法(一部先入先出法)による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

イ 有形固定資産(リース資産を除く)

定率法(ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)ならびに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については定額法)を採用しております。また、主な耐用年数は以下のとおりであります。

建物及び構築物   2~47年

車両運搬具     2~6年

工具、器具及び備品 2~15年

なお、取得価額10万円以上20万円未満の少額減価償却資産については、3年間の均等償却によっております。

ロ 無形固定資産(リース資産を除く)

定額法によっております。

なお、自社利用のソフトウェアについては社内における利用可能期間(5年)に基づいております。

ハ リース資産

所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産については、自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法によっております。

ニ 長期前払費用

均等償却を採用しております。

なお、償却期間については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。

(3) 重要な引当金の計上基準

貸倒引当金

債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

(4) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。

なお、在外子会社の資産及び負債は、在外子会社の決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めて計上しております。

(5) のれんの償却方法及び償却期間

のれんの償却については、のれんの効果がおよぶ期間(10~20年間)の定額法により償却を行っております。

(6) 重要な収益及び費用の計上基準

当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。

イ 飲食事業に係る収益認識

居酒屋・レストラン等の飲食店運営によるサービスの提供による収益は、顧客へ料理を提供し対価を受領した時点で履行義務が充足されることから、当該時点で収益を認識しております。

ロ 不動産事業に係る収益認識

不動産の賃貸等による収益は、リース取引に関する会計基準に従い、その発生期間に収益を認識しております。

(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する短期投資からなっております。

 

 

(重要な会計上の見積り)

1. 固定資産の減損

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

飲食店舗に係る固定資産

914,985

1,013,382

飲食店舗に係る減損損失

27,877

140,704

その他の事業に係る固定資産

4,567

3,914

その他の事業に係る減損損失

88,167

242

 

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

当社グループは、店舗の固定資産の減損の兆候の有無を把握する際には、店舗を独立したキャッシュ・フロー生成単位としております。

当社グループは、減損の兆候があると識別した資産グループについて、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額との比較により、減損損失を認識するかどうかの検討をしております。減損損失の認識が必要と判断された場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、帳簿価額の減少額は減損損失として認識しております

割引前将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる数値には、当社グループの各事業の収益及び営業利益の予測についての重要な仮定が含まれております。翌連結会計年度以降の売上高は概ね当連結会計年度の水準で推移すると仮定しております。上述の仮定が見込まれなくなった場合には、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

(未適用の会計基準等)

(法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準等)

・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)

・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日)

・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)

(1) 概要

その他の包括利益に対して課税される場合の法人税等の計上区分及びグループ法人税制が適用される場合の子会社株式等の売却に係る税効果の取扱いを定めるもの。

(2) 適用予定日

2026年2月期の期首より適用予定であります。

(3) 当該会計基準等の適用による影響

当連結財務諸表の作成時において評価中であります。

 

(リースに関する会計基準等)

・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日 企業会計基準委員会))

・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)等

(1) 概要

企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みの一環として、借手の全てのリースについて資産および負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。

借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費およびリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。

(2) 適用予定日

2029年2月期の期首から適用します。

(3) 当該会計基準等の適用による影響

「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中です。

 

(追加情報)

当社は、従来、株主優待制度に基づく将来の費用の発生に備えるため、発生見込額を計上しておりましたが、業績回復に伴い、相対的に株主優待引当金の重要性が乏しくなり、株主優待費用の期間帰属に与える影響も限定的であると認められるため、当連結会計年度から株主優待券利用時に費用処理する方法へ変更いたしました。

 

 

(連結貸借対照表関係)

※1.有形固定資産の減価償却累計額

 

前連結会計年度
(2024年2月29日)

当連結会計年度
(2025年2月28日)

減価償却累計額

3,621,326

千円

3,867,538

千円

 

 

※2.担保資産及び担保付債務

担保に供している資産は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2024年2月29日)

当連結会計年度
(2025年2月28日)

建物及び構築物

1,061,968千円

1,003,681千円

土地

2,659,140

2,659,140

3,721,108

3,662,821

 

 

担保付債務は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2024年2月29日)

当連結会計年度
(2025年2月28日)

1年内返済予定の長期借入金

118,750千円

117,690千円

長期借入金

2,332,403

2,214,713

2,451,153

2,332,403

 

 

※3.棚卸資産の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2024年2月29日)

当連結会計年度
(2025年2月28日)

商品

23,265

千円

9,808

千円

原材料

78,370

 

100,649

 

貯蔵品

4,885

 

2,556

 

 

 

※4.財務制限条項

(1) 当社は、株式会社りそな銀行と金銭消費貸借契約証書(当連結会計年度末借入金残高42,760千円)を締結しております。主要な契約の財務制限条項は以下のとおりで、これに抵触した場合、貸付人の請求により、契約上のすべての債務について期限の利益を失い、直ちにこれを支払う義務を負っております。

イ 事業年度末におけるジェイチル名駅不動産の入居率を50%以上に維持すること。

ロ 事業年度末の連結の損益計算書に示される経常損益を2期連続して損失としないこと。

 

(2) 当社(以下「保証人」という。)の連結子会社である株式会社ジェイアセット(以下「借入人」という。)は、株式会社りそな銀行と金銭消費貸借契約書(当連結会計年度末借入金残高2,017,308千円)を締結しております。主要な契約の財務制限条項は以下のとおりで、これに抵触した場合、多数貸付人の請求に基づくエージェントの通知により、契約上のすべての債務について期限の利益を失い、直ちにこれを支払う義務を負っております。

借入人

イ 各年度の決算期の末日における単体の貸借対照表における純資産の部の金額を前年同期比75%以上に維持する。

ロ 2021年以降に到来する各年度の決算期における単体の損益計算書に示される経常損益を2期連続して損失とならないようにする。

保証人

イ 各年度の決算期の末日における連結の貸借対照表における純資産の部の金額を前年同期比75%以上に維持する。

ロ 各年度の決算期における連結の損益計算書に示される経常損益が2期連続して損失とならないようにする。

 

 

(連結損益計算書関係)

※1.顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。

顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)(1)顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2.販売費及び一般管理費のうち、主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

役員報酬

159,860

千円

181,150

千円

給料手当

2,640,303

 

2,694,587

 

地代家賃

1,202,708

 

1,213,291

 

減価償却費

214,980

 

212,542

 

水道光熱費

407,876

 

431,335

 

備品消耗品費

178,827

 

183,047

 

広告宣伝費

296,645

 

296,963

 

株主優待引当金繰入額

5,333

 

 

 

 

※3.固定資産売却益の内訳

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

工具、器具及び備品

1,763千円

-千円

その他

3,218

3,311

 

 

※4.補助金収入

補助金収入は、主として事業再構築補助金であります。

 

※5.受取立退料

当社が出店する店舗物件の退店要請に伴う立退料であります。

 

※6.固定資産除却損の内訳

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

工具、器具及び備品

-千円

0千円

その他

815

3,600

 

 

※7.減損損失

前連結会計年度において、当社グループは、以下の資産について減損損失を計上しております。

用途場所

種別

減損損失

飲食店舗
愛知県他
8店舗

建物及び構築物

24,660千円

工具、器具及び備品

2,734千円

その他

483千円

小計

27,877千円

その他店舗
愛知県

1店舗

建物及び構築物

79,398千円

工具、器具及び備品

8,436千円

その他

333千円

小計

88,167千円

合計

116,045千円

 

 

当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として、店舗を基本単位とした資産のグルーピングを行っております。店舗については収益性の低下により営業活動から生ずる損益が継続してマイナスである資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額116,045千円を減損損失として特別損失に計上しております。

また、資産グループ毎の回収可能価額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローを7.5%で割り引いて算定しております。

なお、正味売却価額は売却が困難であるため零として評価しております。

 

当連結会計年度において、当社グループは、以下の資産について減損損失を計上しております。

用途場所

種別

減損損失

飲食店舗

愛知県、京都府他

17店舗

建物及び構築物

119,051千円

工具、器具及び備品

20,854千円

その他

798千円

小計

140,704千円

その他店舗
愛知県

1店舗

建物及び構築物

242千円

工具、器具及び備品

-千円

その他

-千円

小計

242千円

合計

140,946千円

 

 

当社グループは、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として、店舗を基本単位とした資産のグルーピングを行っております。店舗については収益性の低下により営業活動から生ずる損益が継続してマイナスである資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額140,946千円を減損損失として特別損失に計上しております。

また、資産グループ毎の回収可能価額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローを7.5%で割り引いて算定しております。

なお、正味売却価額は売却が困難であるため零として評価しております。

 

 

 

 

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※1.その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

為替換算調整勘定:

 

 

当期発生額

△37,454千円

△18,639千円

組替調整額

32,971

22,019

税効果調整前合計

△4,483

3,380

税効果額

為替換算調整勘定

△4,483

3,380

その他の包括利益合計

△4,483

3,380

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首
株式数(株)

当連結会計年度
増加株式数(株)

当連結会計年度
減少株式数(株)

当連結会計年度末
株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式(注)

11,745,100

432,300

12,177,400

A種種類株式

300

300

B種種類株式

1,000

1,000

合計

11,746,400

432,300

12,178,700

自己株式

 

 

 

 

普通株式

200,153

200,153

合計

200,153

200,153

 

(注)普通株式の発行済株式数の増加は、新株予約権の行使によるものであります。

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

区分

新株予約権の内訳

新株予約権の
目的となる
株式の種類

新株予約権の目的となる株式の数(株)

当連結会計年度末残高(千円)

当連結会計年度期首

当連結会計年度増加

当連結会計年度減少

当連結会計年度末

提出会社
(親会社)

第2回新株予約権

(行使価額修正条項付)

(注)1

普通株式

152,300

152,300

提出会社
(親会社)

第3回新株予約権

(行使価額修正条項付)

(注)1、2

普通株式

500,000

280,000

220,000

3,300

提出会社
(親会社)

第4回新株予約権

(行使価額修正条項付)

(注)2

普通株式

750,000

750,000

2,250

提出会社
(親会社)

第5回新株予約権

(行使価額修正条項付)

(注)2

普通株式

750,000

750,000

750

合計

普通株式

152,300

2,000,000

432,300

1,720,000

6,300

 

(注)1.第2回新株予約権(行使価額修正条項付)の当連結会計年度減少152,300株及び第3回新株予約権(行使価額修正条項付)の当連結会計年度減少280,000株は、新株予約権の行使によるものであります。

2.第3回新株予約権(行使価額修正条項付)の当連結会計年度増加500,000株、第4回新株予約権(行使価額修正条項付)の当連結会計年度増加750,000株及び第5回新株予約権(行使価額修正条項付)の当連結会計年度増加750,000株は、新株予約権の発行によるものであります。

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年5月30日
定時株主総会

B種種類株式

40,113

40,113.97

2023年2月28日

2023年5月31日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

(決議)

株式の種類

配当金の総額
(千円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年5月30日
定時株主総会

普通株式

35,931

資本剰余金

3.00

2024年2月29日

2024年5月31日

2024年5月30日
定時株主総会

A種種類株式

43,164

資本剰余金

143,881.51

2024年2月29日

2024年5月31日

2024年5月30日
定時株主総会

B種種類株式

40,109

資本剰余金

40,109.59

2024年2月29日

2024年5月31日

 

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首
株式数(株)

当連結会計年度
増加株式数(株)

当連結会計年度
減少株式数(株)

当連結会計年度末
株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式(注)

12,177,400

220,000

12,397,400

A種種類株式

300

300

B種種類株式

1,000

1,000

合計

12,178,700

220,000

12,398,700

自己株式

 

 

 

 

普通株式

200,153

200,153

合計

200,153

200,153

 

(注)普通株式の発行済株式数の増加は、新株予約権の行使によるものであります。

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

区分

新株予約権の内訳

新株予約権の
目的となる
株式の種類

新株予約権の目的となる株式の数(株)

当連結会計年度末残高(千円)

当連結会計年度期首

当連結会計年度増加

当連結会計年度減少

当連結会計年度末

提出会社
(親会社)

第3回新株予約権

(行使価額修正条項付)

(注)

普通株式

220,000

220,000

提出会社
(親会社)

第4回新株予約権

(行使価額修正条項付)

普通株式

750,000

750,000

2,250

提出会社
(親会社)

第5回新株予約権

(行使価額修正条項付)

普通株式

750,000

750,000

750

合計

普通株式

1,720,000

220,000

1,500,000

3,000

 

(注)第3回新株予約権(行使価額修正条項付)の当連結会計年度減少220,000株は、新株予約権の行使によるものであります。

 

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年5月30日
定時株主総会

普通株式

35,931

3.00

2024年2月29日

2024年5月31日

2024年5月30日
定時株主総会

A種種類株式

43,164

143,881.51

2024年2月29日

2024年5月31日

2024年5月30日
定時株主総会

B種種類株式

40,109

40,109.59

2024年2月29日

2024年5月31日

2024年10月28日

取締役会

普通株式

24,394

2.00

2024年8月31日

2024年10月31日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

(決議)

株式の種類

配当金の総額
(千円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2025年4月11日臨時取締役会

普通株式

24,394

利益剰余金

2.00

2025年2月28日

2025年5月15日

2025年4月11日臨時取締役会

A種種類株式

15,000

利益剰余金

50,000.00

2025年2月28日

2025年5月30日

2025年4月11日臨時取締役会

B種種類株式

40,000

利益剰余金

40,000.00

2025年2月28日

2025年5月30日

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

現金及び預金勘定

1,264,835千円

1,638,703千円

預入期間が3ヶ月を超える
定期預金

△77,480

現金及び現金同等物

1,264,835

1,561,222

 

 

※2.株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

株式の取得により新たに株式会社エッジオブクリフ&コムレイドを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに当該会社の株式の取得価額と当該会社取得による収入(純額)との関係は次のとおりです。

流動資産

363,645

千円

固定資産

69,387

 

のれん

95,222

 

流動負債

△127,195

 

固定負債

△166,060

 

非支配株主持分

 

株式の取得価額

235,000

 

現金及び現金同等物

△344,352

 

差引:取得による収入

109,352

 

 

 

 

株式の取得により新たに株式会社EOCブレインを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに当該会社の株式の取得価額と当該会社取得のための支出(純額)との関係は次のとおりです。

流動資産

90,488

千円

固定資産

12,823

 

のれん

47,019

 

流動負債

△31,378

 

固定負債

△25,953

 

非支配株主持分

 

株式の取得価額

93,000

 

現金及び現金同等物

△71,324

 

差引:取得のための支出

21,675

 

 

 

株式の取得により新たに株式会社EOCクラシコを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに当該会社の株式の取得価額と当該会社取得のための支出(純額)との関係は次のとおりです。

流動資産

73,823

千円

固定資産

88

 

のれん

28,027

 

流動負債

△17,072

 

固定負債

△12,867

 

非支配株主持分

 

株式の取得価額

72,000

 

現金及び現金同等物

△70,601

 

差引:取得のための支出

1,398

 

 

 

株式の取得により新たに有限会社エー・ラウンドを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに当該会社の株式の取得価額と当該会社取得による収入(純額)との関係は次のとおりです。

流動資産

5,332

千円

固定資産

14,836

 

のれん

20,506

 

流動負債

△10,876

 

固定負債

△29,799

 

非支配株主持分

 

株式の取得価額

0

 

現金及び現金同等物

△1,440

 

差引:取得による収入

1,440

 

 

 

 

(リース取引関係)

1.ファイナンス・リース取引(借主側)

所有権移転ファイナンス・リース取引

① リース資産の内訳

有形固定資産

主として、飲食事業における厨房設備(建物及び構築物、工具、器具及び備品)であります。

② リース資産の減価償却方法

自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法を採用しております。

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、資金運用については、短期的な預金に限定し、資金調達については、主に銀行借入により調達しております。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である売掛金及び差入保証金は、顧客の信用リスクに晒されております。

営業債務である買掛金はすべて2ヶ月以内のものであります。また、外貨建ての営業債務は、為替の変動リスクに晒されております。

借入金の使途は、主に設備投資目的であります。

 

(3) 金融商品に係るリスク管理体制

① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

営業債権に係る信用リスクは、担当部署が信用状態を検証し、相手先の状況のモニタリングを行い、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

投資有価証券については、定期的に時価等を把握し、保有状況を継続的に見直しております。

③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払を実行できなくなるリスク)の管理

当社グループは、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。

 

(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、市場価格のない株式等は含まれておりません。((注)3.参照)。

 

前連結会計年度(2024年2月29日)

 (単位:千円)

 

連結貸借対照表
計上額

時価

差額

(1) 投資有価証券

 

 

 

その他有価証券

7,300

4,400

△2,900

(2) 差入保証金

849,949

840,228

△9,721

資産計

857,249

844,628

△12,621

(3) 社債 (注)5

5,000

4,998

△1

(4) 長期借入金 (注)2、(注)5

5,581,324

5,484,286

△97,038

負債計

5,586,324

5,489,285

△97,039

 

(注)1.現金及び預金、売掛金、未収入金、買掛金、未払金、未払法人税等、未払消費税等、預り金

これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、記載を省略しております。

 

(注)2.1年以内返済予定長期借入金を含めております。

 

(注)3.市場価格のない株式等は、「(1) 投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

(単位:千円)

区分

前連結会計年度
(2024年2月29日)

出資金

30

 

 

 

(注)4.金銭債権の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2024年2月29日)

(単位:千円)

 

1年以内

現金及び預金

1,264,835

売掛金

346,846

合計

1,611,682

 

1.現金及び預金には現金が26,631千円含まれております。

2.差入保証金については償還期日を明確に把握できないため、償還予定額を記載しておりません。

 

(注)5.社債及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2024年2月29日)

(単位:千円)

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超
10年以内

10年超

社債

5,000

長期借入金

464,400

393,589

357,773

301,762

304,892

913,939

2,844,969

合計

469,400

393,589

357,773

301,762

304,892

913,939

2,844,969

 

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

 (単位:千円)

 

連結貸借対照表
計上額

時価

差額

(1) 投資有価証券

 

 

 

その他有価証券

7,300

4,800

△2,500

(2) 差入保証金

922,428

888,334

△34,094

 資産計

929,728

893,134

△36,594

(3) 長期借入金 (注)2、(注)5

5,800,085

5,867,721

67,636

 負債計

5,800,085

5,867,721

67,636

 

(注)1.現金及び預金、売掛金、未収入金、買掛金、未払金、未払法人税等、未払消費税等、預り金

これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、記載を省略しております。

 

(注)2.1年以内返済予定長期借入金を含めております。

 

(注)3.市場価格のない株式等は、「(1) 投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

(単位:千円)

区分

当連結会計年度
(2025年2月28日)

出資金

30

 

 

(注)4.金銭債権の連結決算日後の償還予定額

当連結会計年度(2025年2月28日)

(単位:千円)

 

1年以内

現金及び預金

1,638,703

売掛金

392,116

合計

2,030,820

 

1.現金及び預金には現金が28,119千円含まれております。

2.差入保証金については償還期日を明確に把握できないため、償還予定額を記載しておりません。

 

(注)5.長期借入金の連結決算日後の返済予定額

当連結会計年度(2025年2月28日)

(単位:千円)

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超
10年以内

10年超

長期借入金

511,282

515,048

439,246

442,376

417,291

744,795

2,730,047

合計

511,282

515,048

439,246

442,376

417,291

744,795

2,730,047

 

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

 

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1)時価で貸借対照表に計上している金融商品

前連結会計年度(2024年2月29日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

該当事項はありません。

 

(2)時価で貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前連結会計年度(2024年2月29日)

(単位:千円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

ゴルフ会員権

4,400

4,400

差入保証金

840,228

840,228

資産計

844,628

844,628

社債

4,998

4,998

長期借入金

5,484,286

5,484,286

負債計

5,489,285

5,489,285

 

 

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

(単位:千円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

ゴルフ会員権

4,800

4,800

差入保証金

888,334

888,334

資産計

893,134

893,134

長期借入金

5,867,721

5,867,721

負債計

5,867,721

5,867,721

 

(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

ゴルフ会員権

当社が保有している株式方式のゴルフ会員権は、市場での取引頻度が低く、活発な市場における相場価格とは認められないため、その時価をレベル2の時価に分類しております。

 

差入保証金

これらの時価は、合理的に見積った将来キャッシュ・フローを国債利回り等の適切な指標を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

長期借入金(1年内返済予定長期借入金を含む)

これらの時価は、元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

(有価証券関係)

その他有価証券

前連結会計年度(2024年2月29日)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

 

(デリバティブ取引関係)

1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

金利関連

前連結会計年度(2024年2月29日)

当社は、ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引(金利スワップ取引)を行っておりましたが、当連結会計年度において解約したため、期末残高がなく、該当事項はありません。

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

該当事項はありません。

 

2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

金利関連

前連結会計年度(2024年2月29日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

該当事項はありません。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

前連結会計年度
(2024年2月29日)

 

当連結会計年度
(2025年2月28日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 

税務上の繰越欠損金 (注)2

1,638,271

千円

 

1,418,331

千円

未払事業所税

2,852

 

 

3,901

 

貸倒引当金

9,651

 

 

9,548

 

減損損失

93,106

 

 

108,026

 

資産除去債務

25,836

 

 

21,314

 

ゴルフ会員権評価損

4,771

 

 

1,328

 

前受金

585

 

 

275

 

未払決算賞与

33,550

 

 

8,171

 

その他

10,751

 

 

6,772

 

繰延税金資産小計

1,819,377

 

 

1,577,670

 

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2

△1,571,891

 

 

△1,384,812

 

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△178,804

 

 

△157,591

 

評価性引当額小計 (注)1

△1,750,696

 

 

△1,542,403

 

繰延税金資産合計

68,681

 

 

35,267

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

資産除去債務に対する固定資産

△2,301

 

 

△1,747

 

評価差額

△711,497

 

 

△711,497

 

繰延税金負債合計

△713,798

 

 

△713,244

 

繰延税金資産の純額

△645,117

 

 

△677,977

 

 

 

(注)1.評価性引当額が208,292千円減少しております。この減少の主な内容は、当社及び連結子会社において税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額が187,079千円減少したことに伴うものであります。

2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

 

前連結会計年度(2024年2月29日)                         (単位:千円)

 

1年以内

1年超
 2年以内

2年超
 3年以内

3年超
 4年以内

4年超
 5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

6,911

55,502

1,575,857

1,638,271

評価性引当額

△6,911

△43,569

△1,521,410

△1,571,891

繰延税金資産(b)

11,933

54,446

66,379

 

(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

(b) 評価性引当額控除後の繰延税金資産については、主に国内で不動産事業を営む連結子会社が有する繰越欠損金で構成されております。不動産事業については事業の特性上安定的な収益が確保されており、期限内の回収が十分に見込まれることから繰延税金資産を計上しております。

 

当連結会計年度(2025年2月28日)                         (単位:千円)

 

1年以内

1年超
 2年以内

2年超
 3年以内

3年超
 4年以内

4年超
 5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

6,830

13,308

6,032

1,392,160

1,418,331

評価性引当額

△6,830

△13,308

△6,032

△1,358,640

△1,384,812

繰延税金資産(b)

33,519

33,519

 

(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

(b) 評価性引当額控除後の繰延税金資産については、主に国内で不動産事業を営む連結子会社が有する繰越欠損金で構成されております。不動産事業については事業の特性上安定的な収益が確保されており、期限内の回収が十分に見込まれることから繰延税金資産を計上しております。

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

 

 

前連結会計年度
(2024年2月29日)

 

当連結会計年度
(2025年2月28日)

法定実効税率

34.4%

 

34.4%

(調整)

 

 

 

住民税均等割

7.8

 

4.4

評価性引当額の増減

△47.6

 

△30.6

のれん償却額

3.8

 

1.9

その他

1.8

 

0.9

税効果会計適用後の法人税等の負担率

0.2

 

11.0

 

 

3.連結決算日後における法人税等の税率変更

「所得税法等の一部を改正する法律(令和7年法律第13号)」が2025年3月31日に公布され、2026年4月1日以後に開始する連結会計年度から防衛特別法人税が課されることとなりました。これに伴い、2027年3月1日以後に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等については従来の34.4%から35.3%となります。

なお、この税率変更による影響は軽微であります。

 

 

(企業結合等関係)

(取得による企業結合)

当社は、2024年11月25日開催の取締役会において、有限会社エー・ラウンドの全株式を取得して完全子会社化することについて決議し、2024年12月10日付で株式譲渡契約を締結、同日付で全株式を取得いたしました。

 

1.企業結合の概要

(1) 被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称  有限会社エー・ラウンド

事業の内容     飲食店の経営

 

(2) 企業結合を行った主な理由

当社グループは、居酒屋、レストラン、カフェなどの飲食事業を中心に事業を行っております。この度、飲食事業の収益力の向上及び今後の成長発展を目指す上で、飲食店を運営する有限会社エー・ラウンドの株式を取得することといたしました。

 

(3) 企業結合日

  2024年12月10日(みなし取得日2025年2月28日)

 

(4) 企業結合の法的形式

 現金を対価とする株式取得

 

(5) 企業結合後の名称

  結合後企業の名称に変更はありません。

 

(6) 取得した議決権比率

100.0%

 

(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠

現金を対価として株式を取得したことによるものであります。

 

2.当連結会計年度に係る連結財務諸表に含まれる被取得企業の業績の期間

当連結会計年度は貸借対照表のみを連結しているため、被取得企業の業績は含まれておりません。

 

3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価

現金

0千円

取得原価

 

0

 

 

4.主要な取得関連費用の内容及び金額

該当事項はありません。

 

5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

(1) 発生したのれんの金額

20,506千円

(2) 発生原因

今後の事業展開により期待される将来の超過収益力であります。

(3) 償却方法及び償却期間

10年間にわたる均等償却

 

 

 

6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

 

流動資産

5,332千円

 

固定資産

14,836

 

資産合計

20,169

 

流動負債

10,876

 

固定負債

29,799

 

負債合計

40,676

 

 

7.企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(取得による企業結合)

当社は、2024年12月9日開催の取締役会において、株式会社エッジオブクリフ&コムレイド、株式会社EOCクラシコ及び株式会社EOCブレインの全株式を取得して完全子会社化することについて決議し、同日付で株式譲渡契約を締結、2025年1月14日付で全株式を取得いたしました。

 

1.企業結合の概要

(1) 被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称

株式会社エッジオブクリフ&コムレイド

株式会社EOCクラシコ

株式会社EOCブレイン

事業の内容

飲食店の経営

飲食店の経営

飲食店の経営

 

 

(2) 企業結合を行った主な理由

当社グループは、居酒屋、レストラン、カフェなどの飲食事業を中心に事業を行っております。この度、飲食事業の収益力の向上及び今後の成長発展を目指す上で、バル、レストラン、カフェなどを運営する株式会社エッジオブクリフ&コムレイド、株式会社EOCクラシコ及び株式会社EOCブレインの株式を取得することといたしました。株式会社エッジオブクリフ&コムレイド、株式会社EOCクラシコ及び株式会社EOCブレインは、「東京ブッチャーズ」「ブッチャーブラザーズ」「森のブッチャーズ」「egg baby café」など関東を中心に展開しております。

 

(3) 企業結合日

  2025年1月14日(みなし取得日2025年2月28日)

 

(4) 企業結合の法的形式

 現金を対価とする株式取得

 

(5) 企業結合後の名称

  結合後企業の名称に変更はありません。

 

(6) 取得した議決権比率

株式会社エッジオブクリフ&コムレイド:100.0%

株式会社EOCクラシコ:100.0%

株式会社EOCブレイン:100.0%

 

(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠

現金を対価として株式を取得したことによるものであります。

 

 

2.当連結会計年度に係る連結財務諸表に含まれる被取得企業の業績の期間

  当連結会計年度は貸借対照表のみを連結しているため、被取得企業の業績は含まれておりません。

 

3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価

現金

400,000千円

取得原価

 

400,000

 

 

(注)同日付で同一の相手より3社の株式を取得しており、3社の合計で取引価格を決定していることから、取得原価には3社の合計額を記載しております。

 

4.主要な取得関連費用の内容及び金額

アドバイザリー費用等 36,835千円

 

5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

(1) 発生したのれんの金額

170,269千円

(2) 発生原因

今後の事業展開により期待される将来の超過収益力であります。

(3) 償却方法及び償却期間

10年間にわたる均等償却

 

 

6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

 

流動資産

527,957千円

 

固定資産

82,300

 

資産合計

610,258

 

流動負債

175,646

 

固定負債

204,881

 

負債合計

380,527

 

 

7.企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(共通支配下の取引等)

(子会社株式の追加取得)

1.取引の概要

(1) 結合当事企業の名称及び事業の内容

結合当事企業の名称:株式会社かわ屋インターナショナル

事業の内容:フランチャイズチェーンシステムによる飲食店の加盟の募集

(2) 企業結合日

2025年1月15日(みなし取得日2025年2月28日)

(3) 企業結合の法的形式

非支配株主からの株式取得

(4) 結合後企業の名称

結合後企業の名称に変更はありません。

(5) その他取引の概要に関する事項

当社グループ内の持分比率を引き上げることによりグループ経営の強化を図り、当社グループの経営管理機能効率化及び意思決定の迅速化を目的として、非支配株主が保有する株式を取得したものであります。

 

2.実施した会計処理の概要

「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引等のうち、非支配株主との取引として処理しております。

 

3.子会社株式の追加取得に関する事項

取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価

現金

100,000千円

取得原価

 

100,000

 

 

4.非支配株主との取引に係る当社の持分変動に関する事項

① 資本剰余金の主な変動要因

子会社株式の追加取得

② 非支配株主との取引によって減少した資本剰余金の金額

77,589千円

 

(資産除去債務関係)

資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

1.当該資産除去債務の概要

飲食事業における出店の賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。

 

2.当該資産除去債務の金額の算定方法

使用見込期間を当該契約期間に応じて1年から25年と見積り、割引率は0~1.3%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。

 

3.当該資産除去債務の総額の増減

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

期首残高

73,442千円

75,039千円

有形固定資産の取得に伴う増加額

486

1,325

連結子会社の取得に伴う増加額

3,259

時の経過による調整額

17

21

資産除去債務の履行による
減少額

△3,269

△9,648

見積りの変更による増減額

4,362

△4,830

期末残高

75,039

65,167

 

 

4.資産除去債務の見積りの変更の内容

当連結会計年度において、不動産賃貸借契約に基づく原状回復義務として計上していた資産除去債務について、退店等の新たな情報の入手に伴う、店舗の退去時に必要とされる原状回復費用に関して見積りの変更を行いました。見積りの変更による減少額4,830千円を変更前の資産除去債務残高から減算しております。

 

 

(賃貸等不動産関係)

当社及び一部の連結子会社では、愛知県において、賃貸用の不動産を有しております。前連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は160,842千円(賃貸収益は売上高に、主な賃貸費用は売上原価に計上)であります。当連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益171,703千円(賃貸収益は売上高に、主な賃貸費用は売上原価に計上)であります。

また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次のとおりであります。

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

連結貸借対照表計上額

 

 

 

期首残高

2,435,236

3,228,590

 

期中増減額

793,353

163,317

 

期末残高

3,228,590

3,391,907

期末時価

3,246,719

3,998,364

 

(注) 1.連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。

2.期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増減額は新規取得による増加(4,042千円)、使用目的の変更による増加(853,682千円)及び減価償却による減少(64,372千円)であります。当連結会計年度の主な増減額は新規取得による増加(980千円)、使用目的の変更による増加(229,963千円)及び減価償却による減少(67,626千円)であります。

3.期末の時価は、社外の不動産鑑定士による価格調査報告書等に基づく金額であります。

 

 

(収益認識関係)

(1)顧客との契約から生じる収益を分解した情報

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他
(注)1

合計

飲食

不動産

直営店売上

9,320,692

9,320,692

283,652

9,604,345

FC売上

438,443

438,443

438,443

店舗外売上

439

439

439

顧客との契約から生じる収益

9,759,575

9,759,575

283,652

10,043,228

その他の収益(注)2

390,001

390,001

390,001

外部顧客への売上高

9,759,575

390,001

10,149,577

283,652

10,433,229

 

(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、卸売業及び人材派遣業等を含んでおります。

2.「その他の収益」には、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号 2007年3月30日)に基づく賃貸収入が含まれております。

3.報告セグメントの変更等に関する事項

当連結会計年度より、セグメント区分を変更しております。

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他
(注)1

合計

飲食

不動産

直営店売上

9,652,630

9,652,630

246,958

9,899,588

FC売上

420,504

420,504

420,504

顧客との契約から生じる収益

10,073,135

10,073,135

246,958

10,320,093

その他の収益(注)2

422,364

422,364

422,364

外部顧客への売上高

10,073,135

422,364

10,495,499

246,958

10,742,457

 

(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、卸売業及び人材派遣業等を含んでおります。

2.「その他の収益」には、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号 2007年3月30日)に基づく賃貸収入が含まれております。

 

(2) 収益を理解するための基礎となる情報

収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (6) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載しております。

 

 

(3) 当連結会計年度及び翌連結会計年度以降の収益の金額を理解するための情報

① 契約資産及び契約負債の残高等

当社グループの契約資産及び契約負債については、残高に重要性が乏しく、重大な変動も発生していないため、記載を省略しております。また、過去の期間に充足(又は部分的充足)した履行義務から、当連結会計年度に認識した収益に重要性はありません。

 

② 残存履行義務に配分した取引価格

当社グループでは、履行義務に配分した取引価格については、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な契約がないため、実務上の便法を適用し、記載を省略しております。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。