第5【経理の状況】

1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。

(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1963年大蔵省令第59号。以下、「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

 また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2024年3月1日から2025年2月28日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2024年3月1日から2025年2月28日まで)の財務諸表について、有限責任監査法人トーマツにより監査を受けております。

 

3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて

 当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入しております。また、監査法人等が開催するセミナーへ参加する等積極的な情報収集に努めております。

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2024年2月29日)

当連結会計年度

(2025年2月28日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

10,225,539

13,170,612

受取手形、売掛金及び契約資産

※2 7,131,415

※2 8,186,173

商品及び製品

8,212,361

8,002,500

原材料及び貯蔵品

1,980,890

2,175,026

その他

948,014

1,074,117

貸倒引当金

160,588

159,539

流動資産合計

28,337,632

32,448,891

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

14,000,021

14,467,103

減価償却累計額

7,411,077

8,084,756

建物及び構築物(純額)

※2 6,588,944

※2 6,382,346

機械装置及び運搬具

8,828,190

9,516,102

減価償却累計額及び減損損失累計額

7,549,948

7,971,692

機械装置及び運搬具(純額)

1,278,242

1,544,410

土地

※2 2,393,328

※2 2,627,224

リース資産

965,856

826,333

減価償却累計額

645,771

331,257

リース資産(純額)

320,084

495,075

その他

1,089,341

1,120,148

減価償却累計額及び減損損失累計額

827,059

951,454

その他(純額)

262,281

168,693

有形固定資産合計

10,842,881

11,217,750

無形固定資産

 

 

のれん

8,015,480

6,580,186

顧客関連資産

3,912,604

3,544,296

その他

59,323

72,729

無形固定資産合計

11,987,408

10,197,212

投資その他の資産

 

 

繰延税金資産

171,153

186,624

その他

※1,※2 2,192,920

※1,※2 2,065,392

貸倒引当金

26,877

46,766

投資その他の資産合計

2,337,196

2,205,250

固定資産合計

25,167,485

23,620,213

資産合計

53,505,118

56,069,104

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2024年2月29日)

当連結会計年度

(2025年2月28日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

※2 2,921,858

※2 3,309,433

前受金

293,654

648,036

短期借入金

※2 8,795,852

※2 7,983,046

1年内償還予定の社債

※2 340,000

1年内返済予定の長期借入金

※2 9,350,638

※2 4,451,427

未払金

※2 778,242

※2 865,215

未払法人税等

904,347

1,535,081

未払消費税等

554,002

308,347

賞与引当金

338,127

364,993

その他

749,783

1,013,444

流動負債合計

25,026,508

20,479,025

固定負債

 

 

社債

※2 200,000

※2 200,000

長期借入金

※2 12,926,128

※2 16,276,111

退職給付に係る負債

92,640

118,365

繰延税金負債

1,184,315

1,514,359

その他

904,389

946,857

固定負債合計

15,307,473

19,055,693

負債合計

40,333,981

39,534,719

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,125,276

1,157,973

資本剰余金

1,985,359

2,018,057

利益剰余金

4,765,694

6,627,039

自己株式

167,611

167,712

株主資本合計

7,708,718

9,635,357

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

21,754

38,147

為替換算調整勘定

979,402

1,369,145

その他の包括利益累計額合計

1,001,156

1,407,292

新株予約権

418

非支配株主持分

4,460,842

5,491,735

純資産合計

13,171,136

16,534,385

負債純資産合計

53,505,118

56,069,104

 

②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2023年3月1日

 至 2024年2月29日)

 当連結会計年度

(自 2024年3月1日

 至 2025年2月28日)

売上高

49,781,836

58,110,107

売上原価

※1 39,493,716

※1 44,810,360

売上総利益

10,288,120

13,299,747

販売費及び一般管理費

 

 

運搬費

1,711,502

1,881,688

給料及び手当

1,687,506

1,878,349

貸倒引当金繰入額

85,193

14,740

その他

4,437,146

5,363,688

販売費及び一般管理費合計

7,921,349

9,138,466

営業利益

2,366,771

4,161,280

営業外収益

 

 

受取利息

18,894

28,190

受取配当金

6,281

8,033

受取賃貸料

75,390

108,553

補助金収入

116,139

127,328

受取補償金

10,590

14,068

為替差益

379,203

持分法による投資利益

8,181

償却債権取立益

220

53,169

投資有価証券売却益

113,812

8,094

その他

140,012

74,211

営業外収益合計

860,546

429,832

営業外費用

 

 

支払利息

213,704

295,963

支払手数料

15,000

為替差損

33,506

その他

8,969

10,581

営業外費用合計

237,674

340,052

経常利益

2,989,643

4,251,060

特別利益

 

 

固定資産売却益

※2 3,818

※2 680

受取保険金

212,787

2,949

受取補償金

※3 1,266,054

特別利益合計

216,605

1,269,684

特別損失

 

 

固定資産除却損

※4 13,090

※4 3,308

固定資産売却損

※5 773

減損損失

※6 72,644

※6 766,500

棚卸資産評価損

※7 1,012,658

特別損失合計

1,099,168

769,809

税金等調整前当期純利益

2,107,080

4,750,935

法人税、住民税及び事業税

960,289

1,836,281

法人税等調整額

6,143

283,389

法人税等合計

966,432

2,119,671

当期純利益

1,140,647

2,631,264

非支配株主に帰属する当期純利益

103,888

769,919

親会社株主に帰属する当期純利益

1,036,759

1,861,345

 

【連結包括利益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2023年3月1日

 至 2024年2月29日)

 当連結会計年度

(自 2024年3月1日

 至 2025年2月28日)

当期純利益

1,140,647

2,631,264

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

29,875

23,462

為替換算調整勘定

416,835

643,174

持分法適用会社に対する持分相当額

3

471

その他の包括利益合計

446,708

667,108

包括利益

1,587,356

3,298,373

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

1,376,506

2,267,481

非支配株主に係る包括利益

210,849

1,030,892

 

③【連結株主資本等変動計算書】

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

その他の包括利益累計額

新株予約権

非支配株主

持分

純資産合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本

合計

その他有価証券評価差額金

為替換算調整勘定

その他の

包括利益

累計額

合計

当期首残高

1,114,393

1,974,489

3,728,934

759

6,817,058

826

660,583

661,409

546

2,371,031

9,850,046

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新株の発行

(新株予約権の行使)

5,469

5,469

 

 

10,939

 

 

 

 

10,939

新株の発行

(譲渡制限付株式)

5,413

5,400

 

 

10,813

 

 

 

 

10,813

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

1,036,759

 

1,036,759

 

 

 

 

1,036,759

自己株式の取得

 

 

 

166,852

166,852

 

 

 

 

166,852

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

20,927

318,818

339,746

127

2,089,811

2,429,430

当期変動額合計

10,882

10,870

1,036,759

166,852

891,660

20,927

318,818

339,746

127

2,089,811

3,321,090

当期末残高

1,125,276

1,985,359

4,765,694

167,611

7,708,718

21,754

979,402

1,001,156

418

4,460,842

13,171,136

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

その他の包括利益累計額

新株予約権

非支配株主

持分

純資産合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本

合計

その他有価証券評価差額金

為替換算調整勘定

その他の

包括利益

累計額

合計

当期首残高

1,125,276

1,985,359

4,765,694

167,611

7,708,718

21,754

979,402

1,001,156

418

4,460,842

13,171,136

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新株の発行

(新株予約権の行使)

14,912

14,912

 

 

29,824

 

 

 

 

29,824

新株の発行

(譲渡制限付株式)

17,785

17,785

 

 

35,570

 

 

 

 

35,570

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

1,861,345

 

1,861,345

 

 

 

 

1,861,345

自己株式の取得

 

 

 

101

101

 

 

 

 

101

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

16,392

389,743

406,136

418

1,030,892

1,436,609

当期変動額合計

32,697

32,697

1,861,345

101

1,926,639

16,392

389,743

406,136

418

1,030,892

3,363,248

当期末残高

1,157,973

2,018,057

6,627,039

167,712

9,635,357

38,147

1,369,145

1,407,292

5,491,735

16,534,385

 

④【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2023年3月1日

 至 2024年2月29日)

 当連結会計年度

(自 2024年3月1日

 至 2025年2月28日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前当期純利益

2,107,080

4,750,935

減価償却費

1,093,307

1,573,496

減損損失

72,644

766,500

のれん償却額

660,081

879,828

貸倒引当金の増減額(△は減少)

9,037

10,611

賞与引当金の増減額(△は減少)

7,909

13,172

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

48,404

1,062

受取利息及び受取配当金

25,175

36,223

支払利息

213,704

295,963

為替差損益(△は益)

280,826

20,602

持分法による投資損益(△は益)

548

8,181

補助金収入

116,139

127,328

受取保険金

212,787

2,949

受取補償金

10,590

1,280,123

投資有価証券売却損益(△は益)

113,812

8,094

固定資産売却損益(△は益)

3,044

680

固定資産除却損

13,090

3,308

売上債権の増減額(△は増加)

71,954

744,385

棚卸資産の増減額(△は増加)

3,643,392

371,605

前渡金の増減額(△は増加)

48,480

122,770

仕入債務の増減額(△は減少)

1,350,538

183,873

未払金の増減額(△は減少)

44,401

215,644

未払費用の増減額(△は減少)

10,764

25,873

前受金の増減額(△は減少)

126,798

321,385

未払消費税等の増減額(△は減少)

667,069

308,123

差入保証金の増減額(△は増加)

2,073

3,109

その他

177,777

317,558

小計

6,410,974

6,678,165

利息及び配当金の受取額

25,175

36,223

利息の支払額

227,478

300,378

補助金の受取額

116,195

127,328

保険金の受取額

212,787

2,949

補償金の受取額

10,590

1,280,123

法人税等の支払額

784,132

1,196,845

営業活動によるキャッシュ・フロー

5,764,112

6,627,566

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

703,328

989,482

有形固定資産の売却による収入

79,917

22,382

無形固定資産の取得による支出

13,806

31,862

投資有価証券の取得による支出

8,733

33,906

投資有価証券の売却による収入

153,437

88,683

定期預金の増減額(△は増加)

812

35,045

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

※2 4,409,137

※2 110,254

子会社株式の取得に伴う貸付による支出

53,500

短期貸付金の増減額(△は増加)

145,947

122

その他

226,873

229,455

投資活動によるキャッシュ・フロー

4,529,642

843,317

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2023年3月1日

 至 2024年2月29日)

 当連結会計年度

(自 2024年3月1日

 至 2025年2月28日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

3,118,283

692,351

長期借入れによる収入

10,740,000

8,100,000

長期借入金の返済による支出

5,010,888

9,895,282

社債の償還による支出

340,000

リース債務の返済による支出

136,562

180,283

自己株式の取得による支出

166,852

101

新株予約権の行使による株式の発行による収入

10,812

29,478

財務活動によるキャッシュ・フロー

2,318,225

2,978,540

現金及び現金同等物に係る換算差額

54,664

107,311

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

3,607,360

2,913,020

現金及び現金同等物の期首残高

4,519,427

8,126,787

現金及び現金同等物の期末残高

※1 8,126,787

※1 11,039,808

 

【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

(1)連結子会社の数 36

主要な連結子会社の名称

株式会社ヨシムラ・フード

楽陽食品株式会社

白石興産株式会社

株式会社ダイショウ

株式会社オーブン

株式会社ジョイ・ダイニング・プロダクツ

株式会社桜顔酒造

株式会社雄北水産

純和食品株式会社

株式会社エスケーフーズ

株式会社ヤマニ野口水産

JSTT SINGAPORE PTE. LTD.

株式会社おむすびころりん本舗

SIN HIN FROZEN FOOD PRIVATE LIMITED

株式会社まるかわ食品

YOSHIMURA FOOD HOLDINGS ASIA PTE. LTD.

PACIFIC SORBY PTE. LTD.

株式会社森養魚場

NKR CONTINENTAL PTE. LTD.

CONTINENTAL EQUIPMENT PTE. LTD.

NKR CONTINENTAL (M) SDN. BHD.

NKR CONTINENTAL MANUFACTURING SDN. BHD.

株式会社香り芽本舗

SHARIKAT NATIONAL FOOD PTE. LTD.

十二堂株式会社

株式会社ONESTORY

株式会社小田喜商店

株式会社細川食品

株式会社丸太太兵衛小林製麺

株式会社林久右衛門商店

株式会社マルキチ

株式会社ワイエスフーズ

株式会社マタツ水産

有限会社オガネサン清藤水産

株式会社ワイエス海商

株式会社富強食品

当連結会計年度において、株式会社富強食品の株式を取得したことに伴い、2025年2月28日をみなし取得日として、当該会社を連結の範囲に含めております。

 

(2)主要な非連結子会社の名称等

株式会社麺寿庵

(連結の範囲から除いた理由)

 非連結子会社は小規模会社であり、合計の総資産、売上高、当期純利益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため連結の範囲から除いております。

 

2.持分法の適用に関する事項

(1)持分法適用の関連会社数  2

関連会社の名称

NKR DINAMIK INDUSTRY SDN. BHD.

株式会社観音寺地方卸売市場

 

(2)持分法を適用していない非連結子会社(株式会社麺寿庵)は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しております。

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

 連結子会社のうちJSTT SINGAPORE PTE. LTD.、SIN HIN FROZEN FOOD PRIVATE LIMITED、YOSHIMURA FOOD HOLDINGS ASIA PTE. LTD.、PACIFIC SORBY PTE. LTD.、NKR CONTINENTAL PTE. LTD.、CONTINENTAL EQUIPMENT PTE. LTD.、NKR CONTINENTAL (M) SDN. BHD.、NKR CONTINENTAL MANUFACTURING SDN. BHD.及びSHARIKAT NATIONAL FOOD PTE. LTD.の決算日は12月31日であります。

 連結財務諸表の作成に当たっては、同決算日現在の財務諸表を使用しております。ただし、1月1日から連結決算日2月28日までの期間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整をおこなっております。

 

4.会計方針に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法

① 有価証券

 その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

 時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。

市場価格のない株式等

 移動平均法による原価法を採用しております。

② 棚卸資産

 商品、製品及び原材料

 主として総平均法による原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)を採用しております。

 貯蔵品

 最終仕入原価法を採用しております。

 

(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産(リース資産を除く)

 主として定率法を採用しております。

 ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

 なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

建物及び構築物   2年~50年

機械装置及び運搬具 2年~15年

② 無形固定資産(リース資産及びのれんを除く)

 定額法を採用しております。なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。また、顧客関連資産の償却年数についてはその効果の及ぶ期間(5~12年)に基づく定額法を採用しております。

③ リース資産

所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法を採用しております。

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用しております。

 在外連結子会社については、主に国際財務報告基準に基づき財務諸表を作成しております。IFRS第16号により、リースの借手については、原則として全てのリースを連結貸借対照表に資産及び負債として計上しており、資産計上された使用権資産の減価償却方法は定額法を採用しております。

 

(3)繰延資産の処理方法

 株式交付費は、支出時に全額費用として処理しております。

 

(4)重要な引当金の計上基準

① 貸倒引当金

 債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

② 賞与引当金

 従業員及び役員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当連結会計年度に見合う額を計上しております。

 

(5)退職給付に係る会計処理の方法

 当社は、確定拠出年金制度を採用しております。また、一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

 

(6)重要な収益及び費用の計上基準

 商品又は製品(製品等)の販売に係る収益は、主に卸売又は製造等による販売であり、顧客との販売契約に基づいて製品等を引き渡す履行義務を負っております。当該履行義務は、製品等を引き渡す一時点において、顧客が当該製品等に対する支配を獲得して充足されると判断し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。なお、収益は顧客との契約において約束された対価から、リベート、返品等を控除した金額で測定しております。

 

(7)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

 外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社等の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めて計上しております。

 

(8)重要なヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

 金利スワップについては特例処理の要件を満たしておりますので、特例処理を採用しております。また、通貨スワップについては、振当処理の要件を満たしているため、振当処理を採用しております。

② ヘッジ手段とヘッジ対象

 ヘッジ手段 金利スワップ、通貨スワップ

 ヘッジ対象 借入金利息、借入金

③ ヘッジ方針

 将来の金利変動リスクをヘッジするために変動金利を固定化する目的で、金利スワップ取引を利用しております。また、外貨建取引の為替相場の変動リスクを回避する目的で通貨スワップ取引を利用しております。

④ ヘッジ有効性評価の方法

 金利スワップについては、特例処理によっているため、また、通貨スワップについては振当処理によっているため、有効性の評価を省略しております。

 

(9)のれんの償却方法及び償却期間

 のれんはその投資効果の発現する期間を個別に見積もり、発生日以後10年~15年間で均等償却し、金額に重要性が乏しい場合には、発生年度に一括償却しております。

 

(10)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

 手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期的な投資からなっております。

 

(未適用の会計基準等)

・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)

・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)等

 

1.概要

 国際的な会計基準と同様に、借手の全てのリースについて資産・負債を計上する等の取扱いを定めるもの。

2.適用予定日

 2029年2月期の期首より適用予定であります。

3.当該会計基準等の適用による影響

 「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

(重要な会計上の見積り)

 当連結会計年度に係る連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成に当たり、資産、負債、収益及び費用の報告に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は、実際の結果と異なる可能性があります。

 当社グループの連結財務諸表で採用した次の重要な会計方針は、連結財務諸表における見積りの判断に影響を及ぼすものと考えております。

 

・のれんの評価

1.当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2024年2月29日)

当連結会計年度

(2025年2月28日)

のれん

8,015,480

6,580,186

 

2.会計上の見積りの内容に関する理解に資する情報

(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出方法

 企業結合で生じたのれんは、原則として子会社の法人格単位を基礎としてグルーピングを行っております。

 のれんの償却についてはその効果の発現する期間を個別に見積り、10年から15年以内の合理的な年数で定額法により償却を行っております。

 また、「固定資産の減損に係る会計基準」に照らしてのれんの減損の兆候判定を行っており、減損の兆候があると認められる場合には、資産グループ(のれんを含むより大きな単位)から得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識要否を判定しております。

 なお、一部の在外子会社ののれん等の評価については「連結財務諸表作成における在外子会社等の会計処理に関する当面の取扱い(実務対応報告第18号)」に従い、国際財務報告基準に準拠して減損テストを実施しております。減損テストの実施に当たっては、のれん等を含む資産グループにおける回収可能価額を使用価値により測定しております。

 

(2)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定

 割引前将来キャッシュ・フローの総額は社内で承認された事業計画を基礎としております。

 当該事業計画は、資産グループごとに検討した売上高の成長及び経費のコントロール等に関する仮定を基礎としております。

 

(3)翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

 見積りに用いた仮定について、事業計画の達成困難な状況等が生じることにより見直しが必要になった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において、減損損失を認識する可能性があります。

 

(会計方針の変更)

 該当事項はありません。

 

(表示方法の変更)

(連結貸借対照表)

 前連結会計年度において、「無形固定資産」の「その他」に含めていた「顧客関連資産」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。

 この結果、前連結会計年度において、「無形固定資産」の「その他」に表示していた3,971,927千円は、「顧客関連資産」3,912,604千円、「その他」59,323千円として組み替えています。

 また、前連結会計年度において、「流動負債」の「その他」に含めていた「前受金」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。

 この結果、前連結会計年度において、「流動負債」の「その他」に表示していた1,043,438千円は、「前受金」293,654千円、「その他」749,783千円として組み替えています。

(連結損益計算書)

 前連結会計年度において、「営業外収益」の「その他」に含めていた「償却債権取立益」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しています。

 この結果、前連結会計年度において、「営業外収益」の「その他」に表示していた140,233千円は、「償却債権取立益」220千円、「その他」140,012千円として組み替えております。

(連結キャッシュ・フロー計算書)

 前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「受取補償金」及び「前受金の増減額」並びに「補償金の受取額」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

 この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に表示していた50,978千円は、「受取補償金」△10,590千円、「前受金の増減額」△126,798千円、「その他」177,777千円、「補償金の受取額」10,590千円として組み替えております。

 

(連結貸借対照表関係)

※1 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2024年2月29日)

当連結会計年度

(2025年2月28日)

投資有価証券(株式)

112,178千円

124,983千円

 

※2 担保資産及び担保付債務

 担保に供している資産は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2024年2月29日)

当連結会計年度

(2025年2月28日)

現金及び預金

13,000千円

13,000千円

建物及び構築物

2,732,158

2,588,012

土地

790,699

790,699

投資その他の資産「その他」

86,843

87,109

3,622,701

3,478,821

 

 担保付債務は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2024年2月29日)

当連結会計年度

(2025年2月28日)

支払手形及び買掛金

17,453千円

10,740千円

未払金

10,618

11,464

短期借入金

4,680,000

4,280,000

1年内返済予定の長期借入金

4,375,968

1,309,432

長期借入金

4,846,208

3,538,775

13,930,250

9,150,413

 

(連結損益計算書関係)

※1 期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下げ後の金額であり、次の棚卸資産評価損が売上原価に含まれております。

 

 前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

 当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

棚卸資産評価損

12,956千円

61,905千円

 

※2 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

機械装置及び運搬具

3,810千円

655千円

有形固定資産「その他」

8

24

3,818

680

 

※3 受取補償金

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 当社の連結子会社である株式会社マルキチ及び株式会社ワイエスフーズは、主に東京電力ホールディングス株式会社より同社が定める賠償基準に基づき、ALPS処理水放出に伴う外国政府の日本産水産物の輸入停止措置等による被害の損害賠償金として1,266,054千円を受取補償金として特別利益に計上しております。

 

※4 固定資産除却損の内容は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

建物及び構築物

140千円

2,558千円

機械装置及び運搬具

1,461

397

有形固定資産「その他」

11,488

352

無形固定資産「その他」

0

13,090

3,308

 

※5 固定資産売却損の内容は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

建物及び構築物

773千円

-千円

773

 

※6 減損損失

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 当連結会計年度において、当社グループは以下の資産について減損損失を計上いたしました。

場所

用途

種類

減損損失

(千円)

埼玉県熊谷市

のれん

72,644

 当社グループは、事業区分を基に、独立してキャッシュ・フローを生み出し、継続的な収支の把握がなされるものを最小単位として資産のグルーピングを行っております。

 当社の連結子会社である純和食品株式会社を取得した際に、超過収益力を前提としたのれんを計上しておりましたが、業績が当初予定していた事業計画を下回りました。そのため事業計画の再検討をした結果、超過収益力が見込まれなくなったため、のれんの回収可能価額を零とし、72,644千円を減損損失として特別損失に計上しております。

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 当連結会計年度において、当社グループは以下の資産について減損損失を計上いたしました。

場所

用途

種類

減損損失

(千円)

東京都渋谷区

のれん

39,538

シンガポール

のれん

726,961

 当社グループは、事業区分を基に、独立してキャッシュ・フローを生み出し、継続的な収支の把握がなされるものを最小単位として資産のグルーピングを行っております。

 当社の連結子会社であるJSTT SINGAPORE PTE.LTD.及び他1社を取得した際に、超過収益力を前提としたのれんを計上しておりましたが、業績が当初予定していた事業計画を下回りました。そのため事業計画の再検討をした結果、超過収益力が見込まれなくなったため、のれんの回収可能価額を零とし、766,500千円を減損損失として特別損失に計上しております。

 

※7 棚卸資産評価損

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 当社の連結子会社である株式会社マルキチは、東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水の海洋放出が始まったことを受け、棚卸資産の評価額の検討を行いました。その結果、棚卸資産について収益性の低下が認められたため、1,012,658千円を棚卸資産評価損として特別損失に計上しております。

 

(連結包括利益計算書関係)

※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

その他有価証券評価差額金

 

 

当期発生額

68,634千円

43,692千円

組替調整額

△25,233

△8,094

税効果調整前

43,401

35,597

税効果額

△13,525

△12,135

その他有価証券評価差額金

29,875

23,462

為替換算調整勘定

 

 

当期発生額

416,835

643,174

組替調整額

税効果調整前

416,835

643,174

税効果額

為替換算調整勘定

416,835

643,174

持分法適用会社に対する持分相当額

 

 

当期発生額

△3

471

組替調整額

税効果調整前

△3

471

税効果額

持分法適用会社に対する持分相当額

△3

471

その他の包括利益合計

446,708

667,108

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首株式数(株)

当連結会計年度増加株式数(株)

当連結会計年度減少株式数(株)

当連結会計年度末株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式(注)1.

23,810,944

65,677

23,876,621

合計

23,810,944

65,677

23,876,621

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)2.

2,323

206,500

208,823

合計

2,323

206,500

208,823

(注)1.普通株式の発行済株式総数の増加65,677株は、譲渡制限付き株式報酬としての有償第三者割当による新株の発行による増加12,677株、第2回新株予約権の行使による増加53,000株であります。

2.普通株式の自己株式の株式数の増加206,500株は、自己株式立会外買い付けによるものであります。

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

会社名

内訳

目的となる株式の種類

目的となる株式の数(株)

当連結会計年度末残高

(千円)

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

提出会社

(親会社)

ストックオプションとしての新株予約権

418

 

3.配当に関する事項

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首株式数(株)

当連結会計年度増加株式数(株)

当連結会計年度減少株式数(株)

当連結会計年度末株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式(注)1.

23,876,621

168,534

24,045,155

合計

23,876,621

168,534

24,045,155

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)2.

208,823

62

208,885

合計

208,823

62

208,885

(注)1.普通株式の発行済株式総数の増加168,534株は、譲渡制限付き株式報酬としての有償第三者割当による新株の発行による増加24,034株、第2回新株予約権の行使による増加144,500株であります。

2.普通株式の自己株式の株式数の増加62株は、単元未満株式の買取りによるものであります。

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

会社名

内訳

目的となる株式の種類

目的となる株式の数(株)

当連結会計年度末残高

(千円)

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

提出会社

(親会社)

ストックオプションとしての新株予約権

 

 

3.配当に関する事項

 該当事項はありません。

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

現金及び預金勘定

10,225,539千円

13,170,612千円

預入期間が3か月を超える定期預金

△2,098,751

△2,130,804

現金及び現金同等物

8,126,787

11,039,808

 

※2 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 株式の取得により新たに株式会社マルキチを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに株式の取得価額と取得のための支出(純額)との関係は次のとおりであります。

流動資産

4,141,162千円

固定資産

1,328,141

のれん

1,088,943

流動負債

△2,683,296

固定負債

△1,341,642

非支配株主持分

△433,309

 株式の取得価額

2,100,000

現金及び現金同等物

△320,000

差引:株式取得のための支出

1,779,999

 

 株式の取得により新たに株式会社ワイエスフーズ他3社を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに株式の取得価額と取得のための支出(純額)との関係は次のとおりであります。

流動資産

9,616,403千円

固定資産

4,397,455

のれん

4,229,999

流動負債

△9,306,102

固定負債

△2,150,613

非支配株主持分

△767,142

 株式の取得価額

6,020,000

現金及び現金同等物

△3,390,861

差引:株式取得のための支出

2,629,138

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 株式の取得により新たに株式会社富強食品を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに株式の取得価額と取得のための支出(純額)との関係は次のとおりであります。

流動資産

129,710千円

固定資産

153,825

流動負債

△85,732

固定負債

△37,803

 株式の取得価額

160,000

未払金

△48,000

現金及び現金同等物

△1,745

差引:株式取得のための支出

110,254

 

 

(リース取引関係)

(借主側)

1.ファイナンス・リース取引

所有権移転外ファイナンス・リース取引並びにIFRS第16号適用子会社における使用権資産

① リース資産の内容

 主として営業活動等に使用する機械装置(「機械装置及び運搬具」)であります。

② リース資産の減価償却の方法

 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

 

2.オペレーティング・リース取引

 該当事項はありません。

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

 当社グループは、主に食品の製造販売事業をおこなうために必要な資金を、主に銀行借入や社債発行により調達しております。資金運用については、短期的な預金等を中心とし、一時的な余資は安全性の高い金融商品に限定して運用することとし、投機的な取引はおこなわない方針であります。

 

(2)金融商品の内容及びそのリスク

 営業債権である受取手形、売掛金及び契約資産は、顧客の信用リスクに晒されております。

 営業債務である支払手形及び買掛金は、基本的に1年以内の支払期日であります。

 借入金及び社債は、主に食品の製造販売事業をおこなうこと、及びM&Aをおこなうための資金調達を目的としたものであります。

 営業債務や借入金及び社債は、流動性リスクに晒されております。また、借入金のうち一部は、金利の変動リスクや為替変動のリスクに晒されておりますが、このうちの一部についてはデリバティブ取引(金利スワップ取引や通貨スワップ取引)を利用してヘッジしております。

 デリバティブ取引は、外貨建ての営業債権債務に係る為替の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした先物為替予約取引、借入金に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした金利スワップ取引であります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (8)重要なヘッジ会計の方法」」に記載しております。

 

(3)金融商品に係るリスク管理体制

 営業債権については、与信管理規程に従い主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引先ごとの期日管理及び残高管理をおこなうことにより、財務状況等の悪化による債権回収懸念の早期把握やその軽減を図っております。また、一部の借入金に係る支払い金利や為替変動リスクを抑制するために、金利スワップ取引や通貨スワップ取引を利用しております。

 営業債務や借入金及び社債は、資金調達に係る流動性リスクに晒されていますが、各社からの報告に基づき、経理・財務部が適時に資金繰計画を作成・更新する等の方法により管理しております。

 

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

 金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。また、「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

 

2.金融商品の時価等に関する事項

 連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。また、現金及び預金、受取手形、売掛金及び契約資産、支払手形及び買掛金、短期借入金、未払金、未払法人税等及び未払消費税等については、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。

 

 

前連結会計年度(2024年2月29日)

 

連結貸借対照表計上額

(千円)

時価(千円)

差額(千円)

社債(※)

540,000

540,053

53

長期借入金(※)

22,276,767

22,766,509

489,741

負債計

22,816,767

23,306,563

489,795

(※) 社債及び長期借入金に係る連結貸借対照表計上額及び時価については、1年内償還予定の社債及び1年内返済予定の長期借入金を含めております。

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

 

連結貸借対照表計上額

(千円)

時価(千円)

差額(千円)

社債(※)

200,000

200,000

0

長期借入金(※)

20,727,538

21,025,220

297,682

負債計

20,927,538

21,225,221

297,682

(※) 社債及び長期借入金に係る連結貸借対照表計上額及び時価については、1年内償還予定の社債及び1年内返済予定の長期借入金を含めております。

 

3.金銭債権の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2024年2月29日)

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

10,225,539

受取手形及び売掛金

7,131,415

合計

17,356,955

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

13,170,612

受取手形及び売掛金

8,186,173

合計

21,356,786

 

4.短期借入金、社債及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2024年2月29日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

短期借入金

8,795,852

社債

340,000

200,000

長期借入金

9,350,638

3,073,487

2,805,803

2,252,902

1,501,801

3,292,134

合計

18,486,490

3,073,487

3,005,803

2,252,902

1,501,801

3,292,134

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

短期借入金

7,983,046

社債

200,000

長期借入金

4,451,427

4,185,414

3,426,578

2,447,307

1,572,554

4,644,255

合計

12,434,473

4,385,414

3,426,578

2,447,307

1,572,554

4,644,255

 

5.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

 金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分離しております。

 

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

 該当事項はありません。

 

(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前連結会計年度(2024年2月29日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

社債

540,053

540,053

長期借入金

22,766,509

22,766,509

負債計

23,306,563

23,306,563

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

社債

200,000

200,000

長期借入金

21,025,220

21,025,220

負債計

21,225,221

21,225,221

(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

社債(1年内償還予定の社債を含む)

当社の発行する社債の時価は、元利金の合計額と、当該社債の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)

これらの時価は、元利金の合計額と、同様の借入を行った場合に適用される合理的に見積もられる利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

 

(デリバティブ取引関係)

1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

 該当事項はありません。

 

2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

(1)通貨関連

前連結会計年度(2024年2月29日)

ヘッジ会計の方法

取引の種類

主なヘッジ対象

契約額等

(千円)

契約額等の

うち1年超

(千円)

時価

(千円)

通貨スワップの

振当処理

通貨スワップ取引

受取米ドル・支払円

長期借入金

491,541

393,838

(注)

(注) 通貨スワップの振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

ヘッジ会計の方法

取引の種類

主なヘッジ対象

契約額等

(千円)

契約額等の

うち1年超

(千円)

時価

(千円)

通貨スワップの

振当処理

通貨スワップ取引

受取米ドル・支払円

長期借入金

393,838

296,134

(注)

(注) 通貨スワップの振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。

 

(2)金利関連

前連結会計年度(2024年2月29日)

ヘッジ会計の方法

取引の種類

主なヘッジ対象

契約額等

(千円)

契約額等の

うち1年超

(千円)

時価

(千円)

金利スワップの

特例処理

金利スワップ取引

受取変動・支払固定

長期借入金

929,673

667,690

(注)

(注) 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

ヘッジ会計の方法

取引の種類

主なヘッジ対象

契約額等

(千円)

契約額等の

うち1年超

(千円)

時価

(千円)

金利スワップの

特例処理

金利スワップ取引

受取変動・支払固定

長期借入金

667,690

405,706

(注)

(注) 金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

 当社及び連結子会社の一部は、確定拠出型年金制度及び確定拠出型の制度として中小企業退職金共済制度及び特定退職金共済制度を採用しております。

 また、連結子会社の一部では、退職金規程に基づく退職一時金制度を採用しており、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

 

2.簡便法を適用した確定給付制度

(1)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

退職給付に係る負債の期首残高

84,919千円

92,640千円

連結の範囲の変更に伴う増加額

56,125

24,662

退職給付費用

6,840

5,085

退職給付の支払額

△55,244

△4,022

退職給付に係る負債の期末残高

92,640

118,365

 

(2)退職給付債務の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債の調整表

 

前連結会計年度

(2024年2月29日)

当連結会計年度

(2025年2月28日)

非積立型制度の退職給付債務

92,640千円

118,365千円

連結貸借対照表に計上された資産と負債の純額

92,640

118,365

 

 

 

退職給付に係る負債

92,640

118,365

連結貸借対照表に計上された資産と負債の純額

92,640

118,365

 

(3)退職給付費用

簡便法で計算した退職給付費用

前連結会計年度 6,840千円

当連結会計年度 5,085千円

 

3.確定拠出制度

 当社及び連結子会社の確定拠出制度の要拠出額は、前連結会計年度74,479千円、当連結会計年度83,210千円であります。

(ストック・オプション等関係)

1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名

 

 

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

売上原価の株式報酬費

販売費及び一般管理費の株式報酬費

 

2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

(1)ストック・オプションの内容

 

2016年第2回新株予約権

付与対象者の区分及び人数

当社及び当社子会社取締役 15名

当社及び当社子会社従業員 66名

株式の種類別のストック・オプションの数(注)

普通株式 650,000株

付与日

2016年4月15日

権利確定条件

権利行使時において、当社又は当社子会社の取締役、監査役又は従業員のいずれかの地位を保有していること

対象勤務期間

対象勤務期間の定めはありません。

権利行使期間

自 2019年6月1日

至 2024年5月23日

(注) 株式数に換算して記載しております。なお、2018年2月1日付株式分割(1株につき5株の割合)による、分割後の株式数に換算して記載しております。

 

(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況

 当連結会計年度(2025年2月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。

① ストック・オプションの数

 

 

2016年第2回新株予約権

権利確定前

(株)

 

前連結会計年度末

 

付与

 

失効

 

権利確定

 

未確定残

 

権利確定後

(株)

 

前連結会計年度末

 

174,500

権利確定

 

権利行使

 

144,500

失効

 

30,000

未行使残

 

(注) 2018年2月1日付株式分割(1株につき5株の割合)による、分割後の株式数に換算して記載しております。

 

② 単価情報

 

 

2016年第2回新株予約権

権利行使価格

(円)

204

行使時平均株価

(円)

1,301

付与日における公正な評価単価

(円)

2.4

(注) 2018年2月1日付株式分割(1株につき5株の割合)による、分割後の株式数に換算して記載しております。

 

3.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

 基本的には、将来の失効数の合理的予測は困難であるため、実績の失効数のみを反映させる方法を採用しております。

 

4.ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定をおこなう場合の当連結会計年度末における本源的価値の合計額及び当連結会計年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額

(1)当連結会計年度末における本源的価値の合計額            -千円

(2)当連結会計年度において権利行使された本源的価値の合計額    158,496千円

 

(譲渡制限付株式報酬)

1.譲渡制限付株式報酬に係る費用計上額及び科目名

 

 

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

販売費及び一般管理費の株式報酬費

3,523

7,419

 

2.譲渡制限付株式報酬の内容

 

2022年6月付与

譲渡制限付株式報酬

2023年6月付与

譲渡制限付株式報酬

2024年6月付与

譲渡制限付株式報酬

付与対象者の区分及び人数

当社の取締役 2名(社外取締役を除く)

当社の執行役員 2名

当社の取締役 2名(社外取締役を除く)

当社の取締役 3名(社外取締役を除く)

当社の執行役員 2名

株式の種類別の付与された株式数

普通株式 26,349株

普通株式 12,677株

普通株式 24,034株

付与日

2022年6月20日

2023年6月22日

2024年6月28日

譲渡制限期間

譲渡制限付株式の交付日から当該対象者が当社の取締役その他当社取締役会で定める地位を喪失する日まで。

譲渡制限付株式の交付日から当該対象者が当社の取締役その他当社取締役会で定める地位を喪失する日まで。

譲渡制限付株式の交付日から当該対象者が当社の取締役その他当社取締役会で定める地位を喪失する日まで。

解除条件

対象者が、当社の取締役会で別途定める期間(以下「本役務提供期間」という。)、継続して当社及び当社子会社の取締役、監査役、執行役員又は従業員のいずれかの地位(以下「本地位」という。)にあることを条件として、本譲渡制限期間の満了時において、本割当株式の全部につき、譲渡制限を解除する。ただし、対象者が本役務提供期間において、死亡その他当社の取締役会が正当と認める理由により本地位を喪失した場合、譲渡制限期間の満了時において、本割当株式の全部につき、譲渡制限を解除する。

付与日における公正な評価単価

514円

853円

1,480円

 

3.譲渡制限付株式報酬の数

 

2022年6月付与

譲渡制限付株式報酬

2023年6月付与

譲渡制限付株式報酬

2024年6月付与

譲渡制限付株式報酬

前連結会計年度末(株)

24,404

12,677

付与(株)

24,034

無償取得(株)

譲渡制限解除(株)

譲渡制限残(株)

24,404

12,677

24,034

 

4.付与日における公正な評価単価の見積方法

 恣意性を排除した価額とするため、譲渡制限付株式の付与に係る取締役会決議の前営業日の株式会社東京証券取引所における当社株式の終値としております。

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度

(2024年2月29日)

当連結会計年度

(2025年2月28日)

繰延税金資産

 

 

未払事業税

43,457千円

132,468千円

未払費用

8,367

8,738

賞与引当金

96,325

96,242

棚卸資産評価減

404,280

60,889

貸倒引当金

43,224

53,366

減価償却超過額

93,027

85,710

土地除却否認

139,434

147,553

資産除去債務

50,399

52,291

退職給付に係る負債

171,173

176,712

投資有価証券評価損

48,388

40,316

固定資産時価評価差額

91,426

85,743

未実現利益

65,283

43,733

繰越欠損金(注)

830,690

661,079

その他

15,991

25,618

小計

2,101,472

1,670,466

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)

△541,481

△656,795

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△540,945

△501,206

評価性引当額小計

△1,082,426

△1,158,001

繰延税金資産合計

1,019,045

512,464

繰延税金負債

 

 

未収事業税

15,602

5,433

資産除去債務に対応する除去費用

9,408

8,596

その他有価証券評価差額金

8,622

11,128

固定資産時価評価差額

443,181

446,828

生命保険評価益

102,822

34,237

企業結合により識別された無形資産

1,335,423

1,209,659

圧縮積立金

17,213

24,185

特別償却準備金

75,934

63,307

その他

23,999

36,824

繰延税金負債合計

2,032,207

1,840,199

繰延税金資産(負債)の純額

△1,013,162

△1,327,735

(注) 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

前連結会計年度(2024年2月29日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

合計

(千円)

税務上の繰越欠損金 ※

9,166

63,480

39,278

10,367

708,396

830,690

評価性引当額

△9,166

△63,480

△39,278

△9,024

△420,531

△541,481

繰延税金資産

1,343

287,865

289,208

※ 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

合計

(千円)

税務上の繰越欠損金 ※

63,480

39,278

9,024

64,225

485,069

661,079

評価性引当額

△63,480

△39,278

△9,024

△64,225

△480,785

△656,795

繰延税金資産

4,283

4,283

※ 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度

(2024年2月29日)

当連結会計年度

(2025年2月28日)

法定実効税率

30.6%

30.6%

(調整)

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

0.6

0.9

住民税均等割

0.5

0.2

評価性引当額の増減

0.5

1.4

子会社実効税率差異

△2.4

△0.4

のれん

16.1

11.3

その他

0.6

税効果会計適用後の法人税等の負担率

45.9

44.6

 

3.決算日後の法人税等の税率の変更

「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に公布され、2026年4月1日以後に開始する連結会計年度から防衛特別法人税が課されることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、従来の30.6%から、2027年3月1日以後に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等については31.5%となります。

なお、当該変更の連結財務諸表に与える影響は軽微であります。

 

 

(企業結合等関係)

Ⅰ.取得による企業結合(株式会社富強食品)

1.企業結合の概要

(1)相手企業の名称及び取得した事業の内容

 相手企業の名称 株式会社富強食品

 取得した事業の内容 中華料理用材料の製造販売

(2)企業結合を行った主な理由

 株式会社富強食品(以下、「富強食品」といいます。)は、千葉県野田市に本社及び工場を構え、春巻きの皮を主力商品とした中華料理材料等の製造販売をおこなう企業です。1958年に創業して以来、原材料やレシピ、製法にこだわり、日本で初めて春巻きの皮を製品化した企業としてブランドを確立してまいりました。本格的な中華料理で使用されるニッチな商品の取り扱いが強みであり、中でも春巻きの皮は、最高級の小麦粉を独自にブレンドし、創業当初から受け継いできたレシピをもとに手間をかけて丁寧に製造することで、その品質と美味しさが高く評価されております。著名な高級中華料理店やホテル、高級スーパーを主な販売先として、業務用春巻きの皮というニッチな市場において高いシェアを獲得しております。

 当社は、富強食品が創業以来作り上げてきた商品力とノウハウ、それにより確立されたブランド力、ニッチな市場における高いシェア、それらがもたらす確固たる事業基盤と高い利益率に魅力を感じ、株式を取得することにいたしました。富強食品が持つ高級中華料理店やホテル向けの販路に対し当社グループ製品を販売することや、当社の国内及び海外における販売ネットワークを活用し富強食品の製品を拡販することで、両社の更なる業績拡大が期待できると考えております。富強食品が持つ強みを活かしながら、当社が持つ経営ノウハウの共有や中小企業支援プラットフォームによる支援体制を構築し、より一層の成長を目指してまいります。

(3)企業結合日

 2024年12月19日(みなし取得日2025年2月28日)

(4)企業結合の法的形式

 現金を対価とした株式取得

(5)結合後企業の名称

 変更はありません。

(6)取得した議決権比率

 100%

(7)取得企業を決定するに至った主な根拠

 当社が現金を対価として株式を取得したことによるものです。

 

2.連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間

 2025年2月28日に企業結合を行ったため、貸借対照表のみを連結しております。

 

3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

 

取得の対価      現金及び預金

112,000千円

 

           未払金

48,000

 

取得原価

160,000

 

4.主要な取得関連費用の内訳及び金額

 

アドバイザー等に対する報酬・手数料

9,913千円

 

5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

 のれん及び負ののれんは発生しておりません。

 

6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

 

流動資産

185,864千円

 

固定資産

153,825千円

 

資産合計

339,689千円

 

流動負債

141,885千円

 

固定負債

37,803千円

 

負債合計

179,689千円

 

7.企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法

 概算額の合理的な算定が困難であるため記載しておりません。

 

Ⅱ.取得による企業結合(株式会社マルキチ及び株式会社ワイエスフーズ)

 企業結合に係る暫定的な処理の確定及び比較情報における取得原価の当初配分額の重要な見直し

 2023年3月1日に行われた株式会社マルキチ及び2023年10月16日(みなし取得日:2023年11月30日)に行われた株式会社ワイエスフーズとの企業結合について前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定しております。この暫定的な会計処理の確定に伴い、当連結会計年度の連結財務諸表において取得原価の当初配分額に重要な見直しが反映されております。その結果、2023年3月1日時点の連結財務諸表において、暫定的に算定されたのれんの金額1,088,943千円は、会計処理の確定により391,044千円減少し、697,899千円となっております。のれんの減少は、無形固定資産の顧客関連資産が847,572千円、固定負債の繰延税金負債が265,055千円、純資産の部の非支配株主持分が167,590千円増加し、投資その他の資産の繰延税金資産が23,881千円減少したことによるものであります。

 また、2023年11月30日時点の連結財務諸表において、暫定的に算定されたのれんの金額4,229,999千円は、会計処理の確定により1,192,141千円減少し、3,037,858千円となっております。のれんの減少は、無形固定資産の顧客関連資産が2,636,472千円、流動負債の未払法人税等が37,724千円、固定負債の繰延税金負債が490,736千円、純資産の部の非支配株主持分が510,917千円増加し、投資その他の資産の繰延税金資産が404,951千円減少したことによるものであります。

 前連結会計年度末は、のれんが1,514,278千円、投資その他の資産の繰延税金資産が523,455千円減少し、無形固定資産の顧客関連資産が3,352,066千円、流動負債の未払法人税等が37,724千円、固定負債の繰延税金負債が616,175千円、純資産の部の非支配株主持分が652,413千円増加しております。

 その結果、前連結会計年度の連結損益計算書は、販売費及び一般管理費が63,070千円増加し、営業利益及び経常利益が63,070千円減少し、親会社株主に帰属する当期純利益が8,019千円増加しております。

 

(資産除去債務関係)

資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

(1)当該資産除去債務の概要

 事業所の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務及び、当社グループが所有する建物の解体・撤去時における法令・規則に基づく処分費用等であります。

 なお、不動産賃貸借契約に基づく資産除去債務に関しては、資産除去債務の負債計上に代えて、敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積もり、そのうち当連結会計年度の負担に属する金額を費用計上する方法によっており、資産除去債務の負債計上は行っておりません。

 

(2)当該資産除去債務の金額の算定方法

 使用見込期間を、原状回復義務は契約見込み期間、法令・規則による処分費用等は当該資産の耐用年数と見積もり、割引率は当該使用見込期間に見合う国債の流通利回りを使用して資産除去債務の金額を計算しております。

 

(3)当該資産除去債務の総額の増減

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

期首残高

73,081千円

141,217千円

時の経過による調整額

675

894

新規連結子会社の取得による増加額

67,461

4,214

期末残高

141,217

146,326

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

 顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、連結財務諸表「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4 会計方針に関する事項(6)重要な収益及び費用の計上基準」に同一の内容を記載しておりますので注記を省略しております。

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

(1)契約資産及び契約負債の残高等

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度

契約資産

105,420

受取手形及び売掛金

7,025,995

期首残高 合計

7,131,415

契約資産

518,016

受取手形及び売掛金

7,668,157

期末残高 合計

8,186,173

前受金(期首残高)

293,654

前受金(期末残高)

648,036

 契約資産は主に、海外製造事業において、期末日時点で履行義務を充足しているものの未請求の対価に対する当社グループの権利に関するものであります。契約資産は、対価に対する当社グループの権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。

 契約負債は顧客との契約に基づく支払条件により、顧客から受け取った前受金であります。前受金は収益の認識に伴い取り崩されます。当連結会計年度に認識された収益の額のうち、期首現在の前受金残高に含まれていた額は293,654千円であります。なお、当連結会計年度において、前受金の重要な変動はありません。

 

(2)残存履行義務に配分した取引価格

 当社グループにおいて、当初の予想される契約期間が1年を超える重要な取引を認識していないため、実務上の便法を適用し、残存履行義務に関する情報は開示しておりません。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報の入手が可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討をおこなう対象となっているものであります。

 当社グループは、「製造事業」、「販売事業」を中核事業と位置付けており、それぞれを報告セグメントとしております。「製造事業」は、楽陽食品株式会社、株式会社オーブン、白石興産株式会社、株式会社桜顔酒造、株式会社ダイショウ、株式会社雄北水産、純和食品株式会社、株式会社エスケーフーズ、株式会社ヤマニ野口水産、JSTT SINGAPORE PTE. LTD.、株式会社おむすびころりん本舗、株式会社まるかわ食品、PACIFIC SORBY PTE. LTD.、株式会社森養魚場、NKR CONTINENTAL PTE. LTD.、CONTINENTAL EQUIPMENT PTE. LTD.、NKR CONTINENTAL (M) SDN. BHD.、NKR CONTINENTAL MANUFACTURING SDN. BHD.、株式会社香り芽本舗、十二堂株式会社、株式会社小田喜商店、株式会社細川食品、株式会社丸太太兵衛小林製麺、株式会社林久右衛門商店、株式会社マルキチ、株式会社ワイエスフーズ、株式会社マタツ水産、有限会社オガネサン清藤水産、株式会社富強食品が、「販売事業」は、株式会社ヨシムラ・フード、株式会社ジョイ・ダイニング・プロダクツ、SIN HIN FROZEN FOOD PRIVATE LIMITED、株式会社ワイエス海商が担っており、各社において事業戦略の立案及び事業活動の展開を行っております。また、「その他事業」は「製造事業」及び「販売事業」に含まれない報告セグメントであり、SHARIKAT NATIONAL FOOD PTE. LTD.、株式会社ONESTORYが該当し、SHARIKAT NATIONAL FOOD PTE. LTD.が不動産賃貸及び管理事業等、株式会社ONESTORYがイベント・メディア・マーケティング事業等を行っております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

 報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる事項」における記載と概ね同一であります。

 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であり、セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報並びに収益の分解情報

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

連結財務諸表計上額(注)2

 

製造事業

販売事業

その他事業

売上高

 

 

 

 

 

 

日本国内

30,895,605

7,333,184

414,986

38,643,776

38,643,776

シンガポール

6,693,564

1,926,692

8,620,256

8,620,256

その他海外

2,333,959

2,333,959

2,333,959

顧客との契約から生じる収益

39,923,129

9,259,876

414,986

49,597,992

49,597,992

その他の収益(注)3

183,844

183,844

183,844

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

39,923,129

9,259,876

598,831

49,781,836

49,781,836

セグメント間の内部売上高又は振替高

419,051

746,421

90,923

1,256,395

1,256,395

40,342,180

10,006,297

689,754

51,038,232

1,256,395

49,781,836

セグメント利益

2,598,241

518,497

23,089

3,139,827

773,056

2,366,771

セグメント資産

28,263,132

3,545,516

2,398,643

34,207,292

19,297,826

53,505,118

セグメント負債

21,052,519

1,723,679

2,494,345

25,270,544

15,063,437

40,333,981

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費

898,920

15,964

157,988

1,072,873

15,286

1,088,159

のれんの償却額

514,264

130,053

15,762

660,081

660,081

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

691,802

2,340

56,146

750,289

2,823

753,112

 (注)1.(1)セグメント利益の調整額△773,056千円は、各報告セグメントに帰属しない全社費用であります。

(2)セグメント資産の調整額19,297,826千円は、各報告セグメントに帰属しない現金及び預金が含まれる全社資産33,113,630千円及びセグメント間取引消去額△13,815,803千円であります。

(3)セグメント負債の調整額15,063,437千円は、各報告セグメントに帰属しない借入金が含まれる全社負債28,879,241千円及びセグメント間取引消去額△13,815,803千円であります。

(4)減価償却費の調整額15,286千円、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額2,823千円は、各報告セグメントに帰属しない全社資産に係るものであります。

2. セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

3. その他の収益は、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号)に基づく賃貸料収入等であります。なお、これには在外連結子会社が適用している国際財務報告基準(IFRS)第16号「リース」に基づく収益が含まれております。

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

連結財務諸表計上額(注)2

 

製造事業

販売事業

その他事業

売上高

 

 

 

 

 

 

日本国内

38,455,619

7,638,904

280,377

46,374,900

46,374,900

シンガポール

6,947,152

2,352,929

9,300,082

9,300,082

その他海外

2,246,906

2,246,906

2,246,906

顧客との契約から生じる収益

47,649,678

9,991,834

280,377

57,921,889

57,921,889

その他の収益(注)3

188,218

188,218

188,218

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

47,649,678

9,991,834

468,595

58,110,107

58,110,107

セグメント間の内部売上高又は振替高

679,794

782,361

104,413

1,566,569

1,566,569

48,329,472

10,774,195

573,008

59,676,677

1,566,569

58,110,107

セグメント利益又は損失(△)

4,335,113

586,775

70,513

4,851,376

690,095

4,161,280

セグメント資産

31,416,354

4,434,390

2,293,976

38,144,720

17,924,383

56,069,104

セグメント負債

20,939,670

2,105,337

2,525,846

25,570,854

13,963,864

39,534,719

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費

1,351,094

27,169

175,568

1,553,832

14,085

1,567,918

のれんの償却額

722,270

140,933

16,625

879,828

879,828

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

985,580

11,991

8,778

1,006,351

27,074

1,033,425

 (注)1.(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△690,095千円は、各報告セグメントに帰属しない全社費用であります。

(2)セグメント資産の調整額17,924,383千円は、各報告セグメントに帰属しない現金及び預金が含まれる全社資産34,036,534千円及びセグメント間取引消去額△16,112,150千円であります。

(3)セグメント負債の調整額13,963,864千円は、各報告セグメントに帰属しない借入金が含まれる全社負債30,076,015千円及びセグメント間取引消去額△16,112,150千円であります。

(4)減価償却費の調整額14,085千円、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額27,074千円は、各報告セグメントに帰属しない全社資産に係るものであります。

2. セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

3. その他の収益は、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号)に基づく賃貸料収入等であります。なお、これには在外連結子会社が適用している国際財務報告基準(IFRS)第16号「リース」に基づく収益が含まれております。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

1.製品及びサービスごとの情報

 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

(単位:千円)

 

日本

シンガポール

マレーシア

合計

38,643,776

8,804,101

2,333,959

49,781,836

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2)有形固定資産

(単位:千円)

 

日本

シンガポール

マレーシア

合計

7,832,111

2,450,127

560,641

10,842,881

 

3.主要な顧客ごとの情報

 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

1.製品及びサービスごとの情報

 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

(単位:千円)

 

日本

シンガポール

マレーシア

合計

46,374,900

9,488,300

2,246,906

58,110,107

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2)有形固定資産

(単位:千円)

 

日本

シンガポール

マレーシア

合計

8,116,146

2,449,747

651,856

11,217,750

 

3.主要な顧客ごとの情報

 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

合計

製造事業

販売事業

その他事業

減損損失

72,644

72,644

72,644

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

合計

製造事業

販売事業

その他事業

減損損失

726,961

39,538

766,500

766,500

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

合計

製造事業

販売事業

その他事業

当期償却額

514,264

130,053

15,762

660,081

660,081

当期末残高

6,531,486

1,301,446

182,547

8,015,480

8,015,480

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

合計

製造事業

販売事業

その他事業

当期償却額

722,270

140,933

16,625

879,828

879,828

当期末残高

5,176,453

1,266,092

137,641

6,580,186

6,580,186

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

 該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

関連当事者との取引

(1)連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引

 連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

種類

会社等の名称又は氏名

事業の内容又は職業

議決権等の所有(被所有)割合(%)

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

(千円)

科目

期末残高

(千円)

役員

吉村 元久

当社代表取締役

(被所有)
直接29.1%

間接 8.0%(注)3

当社代表取締役

新株予約権の行使(注)1

20,640

譲渡制限付株式の割当(注)2

26,563

取引条件及び取引条件の決定方針等

(注)1.2016年4月14日開催の取締役会の決議に基づき付与されたストック・オプションの当事業年度における権利行使を記載しております。また、「取引金額」欄は、当事業年度におけるストック・オプションの権利行使による付与株式数に払込金額を乗じた金額を記載しております。

2.譲渡制限付株式報酬制度に基づき、2024年5月30日開催の当社取締役会決議により割当てられた譲渡制限付株式であります。なお、取引金額については、2024年5月29日(取締役会決議日の前営業日)の東京証券取引所における当社の普通株式の終値である1,480円より算定しております。

3.「議決権等の所有(被所有)割合」欄は、当社の代表取締役CEOである吉村元久氏の資産管理会社である株式会社MYの所有株式数を含んでおります。

 

(2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

 連結財務諸表提出会社の重要な子会社の役員及びその近親者等

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

種類

会社等の名称又は氏名

事業の内容又は職業

議決権等の所有(被所有)割合(%)

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

(千円)

科目

期末残高

(千円)

連結子会社役員

根田 俊昭

㈱マルキチ
代表取締役

(被所有)
直接 0.4%

連結子会社役員

不動産の売却

76,684

資金の回収

155,743

利息の受取

61

資金の貸付

10,000

連結子会社役員の近親者

根田 和子

(被所有)
直接 0.1%

資金の回収

12,534

取引条件及び取引条件の決定方針等

(注)1.不動産の取引価額については、路線価等を基準とした公正な価額を参考に決定しております。

2.資金の貸付の利率については、市場金利を勘案し、両者の協議により合理的に決定しております。

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

種類

会社等の名称又は氏名

事業の内容又は職業

議決権等の所有(被所有)割合(%)

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

(千円)

科目

期末残高

(千円)

連結子会社元役員

根田 俊昭(注)1

㈱マルキチ
元代表取締役

(被所有)
直接 0.5%

間接 0.1%

(注)2

連結子会社元役員

資金の回収

37,400

資金の貸付

37,400

取引条件及び取引条件の決定方針等

(注)1.2025年1月31日付で根田俊昭氏は当社の連結子会社である㈱マルキチの代表取締役を退任いたしました。なお、取引金額については関連当事者であった期間の取引金額を記載しております。

2.「議決権等の所有(被所有)割合」欄は、根田俊昭氏の近親者である根田和子氏の所有株式数を含んでおります。

3.資金の貸付の利率については、市場金利を勘案し、両者の協議により合理的に決定しております。

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

1株当たり純資産額

368.01円

463.27円

1株当たり当期純利益金額

43.77円

78.13円

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

43.50円

78.10円

(注) 1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

1株当たり当期純利益金額

 

 

 親会社株主に帰属する

 当期純利益金額(千円)

1,036,759

1,861,345

 普通株主に帰属しない金額(千円)

 普通株式に係る親会社株主に帰属する

 当期純利益金額(千円)

1,036,759

1,861,345

 普通株式の期中平均株式数(株)

23,687,683

23,822,404

 

 

 

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

 

 

 親会社株主に帰属する

 当期純利益調整額(千円)

 普通株式増加数(株)

146,467

11,370

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要

 

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。

 

⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】

会社名

銘柄

発行年月日

当期首残高

(千円)

当期末残高

(千円)

利率(%)

担保

償還期限

㈱ワイエスフーズ

株式会社ワイエスフーズ第6回無担保社債(株式会社みずほ銀行保証付及び適格機関投資家限定)

2019.9.30

300,000

(300,000)

(-)

0.110

無担保社債

2024.9.30

㈱ワイエスフーズ

株式会社ワイエスフーズ第7回無担保社債(株式会社みずほ銀行保証付及び適格機関投資家限定)

2019.9.30

40,000

(40,000)

(-)

0.100

無担保社債

2024.9.30

㈱ワイエスフーズ

株式会社ワイエスフーズ第8回無担保社債(株式会社みちのく銀行保証付および適格機関投資家限定)

2023.3.20

200,000

(-)

200,000

(-)

0.100

無担保社債

2026.3.19

合計

540,000

(340,000)

200,000

(-)

(注)1.(  )内書は、1年以内の償還予定額であります。

2.連結決算日後5年間の償還予定額は以下のとおりであります。

1年以内

(千円)

1年超2年以内

(千円)

2年超3年以内

(千円)

3年超4年以内

(千円)

4年超5年以内

(千円)

200,000

 

【借入金等明細表】

区分

当期首残高

(千円)

当期末残高

(千円)

平均利率

(%)

返済期限

短期借入金

8,795,852

7,983,046

0.616

1年以内に返済予定の長期借入金

9,350,638

4,451,427

1.234

1年以内に返済予定のリース債務

51,641

59,851

長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)

12,926,128

16,276,111

1.660

2026年~2038年

リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)

351,127

385,657

2026年~2048年

合計

31,475,388

29,156,093

(注)1.平均利率については、期末借入残高に対する加重平均利率を記載しております。

2.リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を定額法により各連結会計年度に配分しているため、記載しておりません。

3.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。

 

1年超2年以内

(千円)

2年超3年以内

(千円)

3年超4年以内

(千円)

4年超5年以内

(千円)

長期借入金

4,185,414

3,426,578

2,447,307

1,572,554

リース債務

44,495

38,151

25,500

19,606

 

【資産除去債務明細表】

 本明細表に記載すべき事項が連結財務諸表規則第15条の23に規定する注記事項として記載されているため、資産除去債務明細表の記載を省略しております。

 

(2)【その他】

当連結会計年度における四半期情報等

(累計期間)

第1四半期

中間連結会計期間

第3四半期

当連結会計年度

売上高(千円)

14,614,133

28,738,165

43,351,702

58,110,107

税金等調整前中間(当期)

(四半期)純利益金額(千円)

1,266,445

1,940,833

3,060,808

4,750,935

親会社株主に帰属する中間

(当期)(四半期)純利益金額(千円)

592,878

806,955

1,246,313

1,861,345

1株当たり中間(当期)(四半期)純利益金額(円)

24.92

33.89

52.33

78.13

 

(会計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

1株当たり四半期純利益金額(円)

24.92

8.98

18.43

25.80

(注)1.第1四半期については、旧金融商品取引法第24条の4の7第1項の規定による四半期報告書を提出しております。

2.第3四半期については、金融商品取引所の定める規則により四半期に係る財務情報を作成しておりますが、当該四半期に係る財務情報に対する期中レビューは受けておりません。

3.当連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第1四半期、中間連結会計期間及び第3四半期の関連する各項目については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の数値を記載しております。