第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大及び流行の長期化により、個人消費の減退並びに経済活動の停滞が進み、企業収益に著しい影響を与えました。段階的な経済活動の再開により一部持ち直しの傾向はみられるものの、依然としてその水準は低く、先行き不透明な状況が続いております。

このような情勢の中、当社グループは、既存事業の収益モデル再構築とWebコミュニケーションシステムの開発を中心とする新規事業(XR事業及びその他の事業)の推進に努めてまいりました。新規事業に係るシステムは概ね計画どおりに開発が進み、各既存事業については緩やかながらも売上が増加した一方、前連結会計年度末にゲームコンテンツ事業を実質撤退したこと及び既存事業の収益モデル再構築に一部遅れが生じたことが影響し、売上高は前年同期比で横ばいとなりました。また、営業利益においては、全社的に前年同期と比較して広告宣伝費が増加したこと及び新規事業のシステム開発に係るソフトウェアの償却費負担が先行し、前年同期比で減少しておりますが、いずれも当連結会計年度下半期以降の収益に貢献するものと見込んでおります。

以上の結果、当社グループの当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高448百万円(前年同期比0.6%減)、営業利益4百万円(前年同期比38.3%増)、経常利益5百万円(前年同期比426.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益5百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失4百万円)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しております。そのため、当第1四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。

 

① 占いコンテンツ事業

占いコンテンツ事業においては、 ISP、各移動体通信事業者及びApple や Google 等のプラットフォーム向けに主にインターネット回線上で占いコンテンツを企画・制作・配信する、1対N向けの占いコンテンツサービスを行っております。占いコンテンツサービスでは、他社に依存しない収益モデルの構築を目指し、自社占い総合サイト「大占館」、ポイントシステム「COIPO」、レコメンド機能の連携強化に注力してまいりました。当該連携強化を含む施策により、売上高については微増したものの、前年同期と比較して広告宣伝費が増加したこと及び前第4四半期連結会計期間より開始したシステムの減価償却が、営業利益に影響しております。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間における占いコンテンツ事業の売上高は253百万円(前年同期比3.3%増)、営業利益93百万円(前年同期比10.6%減)となりました。

 

② One to One 事業

One to One 事業においては、ユーザーと占い師等を電話等で直接結び付ける、双方向のやり取りを特徴とした1対1向けのサービスを行っており、サービスの内容は「占い」と「非占い」の二つに分類されております。当第1四半期連結累計期間においては、個別的な対応を求めるユーザー傾向の高まりに伴い、売上高は増加しましたが、非占い分野のサービスである「きゃらデン」の改修及び広告宣伝費の増加により、営業利益においては、前年同期比で減少いたしました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間におけるOne to One 事業の売上高は162百万円(前年同期比7.8%増)、営業利益14百万円(前年同期比14.1%減)となりました。

 

 

③ メディア事業

メディア事業においては、AIを生かしたWebサイトの運営を行っております。当第1四半期連結累計期間においては、引き続き、検索エンジンのみに依拠しない収益構造の構築を目指し、既存メディアの運用強化による広告収入増加の他、自社Webサイト内における課金コンテンツの充実を図ってまいりました。これにより、一部既存メディアの運営に安定傾向がみられるようになり、前年同期比で売上収益ともに増加しております

以上の結果、当第1四半期連結累計期間におけるメディア事業の売上高は30百万円(前年同期比40.9%増)営業利益4百万円(前年同期比296.1%増)となりました。

 

④ XR事業

XR事業においては、リアルタイム実写立体動画撮影技術を活用したサービスの企画・制作並びに多機能コミュニケーションプラットフォームの開発・運営及びサービス支援を行っております。当第1四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の流行により、実写立体動画の撮影が困難な状態が継続していることを鑑み、多機能コミュニケーションプラットフォームの開発にリソースを集中いたしました。開発は概ねスケジュール通りに進捗いたしましたが、開発への先行投資により営業損失を計上しております。当該コミュニケーションプラットフォームは、当第1四半期連結累計期間以降、BtoB向けに利用を開放しており、第2四半期連結累計期間において、システム利用料として、一部収益を見込んでおります。

なお、コミュニケーションプラットフォームの開発は当社が行っておりますが、当該プラットフォームを活用したサービスの企画制作及び提携先の開拓は、株式会社ミックスベース(当社100%子会社)が行っております。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間におけるXR事業の売上高は-百万円(前年同期は売上高0百万円)、営業損失18百万円(前年同期は営業損失12百万円)となりました。

 

⑤ その他の事業

当第1四半期連結累計期間における新規事業は、ヘルスケア分野に特化し、高品質サプリメントの販売(提携によるeコマース販売を含む)等を推進してまいりました。前連結会計年度における新規事業の内容精査による事業の見直しにより営業損失は前年同期比で縮小いたしましたが、現時点においてはいずれの新規事業も収益貢献には至っておりません。

なお、自社運営の越境eコマースについては、新型コロナウイルス感染症の流行により、一時的に停止しておりますが、状況の変化に応じて再開を検討してまいります。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間におけるその他の事業の売上高は1百万円(前年同期比94.7%減)、営業損失16百万円(前年同期は営業損失17百万円)となりました。

 

当第1四半期連結会計期間末の当社グループの財政状況は以下のとおりです。

なお、資本の財源及び資金の流動性にかかる情報については、当第1四半期連結会計期間末において、重要な変更等はございません。

 

① 資産の状況

当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末と比較して254百万円減少し、2,974百万円となりました。

これは主に、現金及び預金の減少247百万円によるものであります。

資産の内訳は、流動資産2,615百万円、有形固定資産26百万円、無形固定資産164百万円、及び投資その他の資産167百万円となっております。

 

② 負債の状況

当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較して259百万円減少し、1,778百万円となりました。

これは主に、長期借入金の返済251百万円によるものであります。

負債の内訳は、流動負債1,104百万円、固定負債674百万円となっております。

 

 

③ 純資産の状況

当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末と比較して5百万円増加し、1,195百万円となりました。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。