第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は自動車部品の売上増加等により、84,684百万円となり、前年同四半期に比べ7,162百万円の増収(9.2%増)となりました。営業利益は1,973百万円となり、前年同四半期に比べ1,687百万円の増益(589.9%増)となりました。経常利益は2,543百万円となり、前年同四半期に比べ1,750百万円の増益(220.9%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は1,788百万円となり、前年同四半期に比べ1,437百万円の増益(409.7%増)となりました。

 

 セグメントの業績は、次のとおりであります。

①自動車部品関連事業

 自動車部品関連事業は、売上高が75,795百万円となり、前年同四半期に比べ8,378百万円の増収(12.4%増)となりました。

②自動車製造用設備関連事業

 自動車製造用設備関連事業は、売上高が8,763百万円となり、前年同四半期に比べ1,216百万円の減収(12.2%減)となりました。

 

(2)財政状態の状況

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、主に現金及び預金、電子記録債権、契約資産、投資有価証券の増加、受取手形及び売掛金、仕掛品、原材料及び貯蔵品の減少により前連結会計年度末に比べ4,189百万円増加し117,964百万円となりました。負債は、主に電子記録債務、長期借入金の増加、支払手形及び買掛金、1年内返済予定の長期借入金、未払費用の減少により前連結会計年度末に比べ246百万円減少し46,442百万円となりました。純資産は主に利益剰余金、その他有価証券評価差額金、為替換算調整勘定の増加により前連結会計年度末に比べ4,436百万円増加し、71,522百万円となりました。

 

(3)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2,732百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の締結は行われておりません。