第4【経理の状況】

 1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

   当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下、「IAS第34号」という。)に準拠して作成しております。

 

 2.監査証明について

   当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年12月31日まで)および第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。

1【要約四半期連結財務諸表】

(1)【要約四半期連結財政状態計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

前連結会計年度

(2023年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2023年12月31日)

資産

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

10

16,770

15,537

営業債権及びその他の債権

10

21,942

23,719

棚卸資産

 

18,720

18,757

未収法人所得税

 

649

101

その他の金融資産

10

1,188

1,791

その他の流動資産

 

1,198

1,084

流動資産合計

 

60,470

60,992

非流動資産

 

 

 

有形固定資産

 

32,521

33,402

のれん

 

4,582

4,588

無形資産

 

3,602

3,254

持分法で会計処理されている投資

 

10,180

10,606

その他の金融資産

10

6,394

7,688

繰延税金資産

 

814

840

その他の非流動資産

 

404

347

非流動資産合計

 

58,501

60,727

資産合計

 

118,971

121,720

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

前連結会計年度

(2023年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2023年12月31日)

負債および資本

 

 

 

負債

 

 

 

流動負債

 

 

 

営業債務及びその他の債務

10

16,990

17,778

社債及び借入金

10

7,982

6,250

未払法人所得税

 

753

817

その他の金融負債

10

963

964

引当金

 

2

0

その他の流動負債

 

5,476

5,559

流動負債合計

 

32,169

31,371

非流動負債

 

 

 

社債及び借入金

10

3,587

2,350

退職給付に係る負債

 

705

724

その他の金融負債

10

1,500

1,749

繰延税金負債

 

1,628

1,924

その他の非流動負債

 

1,367

1,122

非流動負債合計

 

8,789

7,869

負債合計

 

40,958

39,240

資本

 

 

 

資本金

 

10,951

10,951

資本剰余金

 

3,112

2,925

利益剰余金

 

60,380

59,927

自己株式

 

3,577

1,129

その他の資本の構成要素

 

6,789

9,490

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

77,656

82,166

非支配持分

 

356

312

資本合計

 

78,013

82,479

負債および資本合計

 

118,971

121,720

 

(2)【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】

【要約四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年12月31日)

売上収益

5,8

78,301

80,700

売上原価

 

55,767

57,503

売上総利益

 

22,534

23,197

販売費及び一般管理費

 

16,774

17,303

その他の収益

 

216

288

その他の費用

 

140

108

持分法による投資利益(△は損失)

 

887

841

営業利益

 

6,724

6,915

金融収益

 

553

728

金融費用

 

243

222

税引前四半期利益

 

7,034

7,422

法人所得税費用

 

2,393

2,405

四半期利益

 

4,641

5,016

 

 

 

 

四半期利益の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

 

4,605

4,992

非支配持分

 

35

23

四半期利益

 

4,641

5,016

 

 

 

 

親会社の所有者に帰属する1株当たり四半期利益

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益(円)

104.25

114.88

 

【第3四半期連結会計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第3四半期連結会計期間

(自 2022年10月1日

 至 2022年12月31日)

 当第3四半期連結会計期間

(自 2023年10月1日

 至 2023年12月31日)

売上収益

26,100

26,773

売上原価

 

18,476

18,903

売上総利益

 

7,623

7,869

販売費及び一般管理費

 

5,512

5,734

その他の収益

 

56

103

その他の費用

 

42

46

持分法による投資利益(△は損失)

 

227

207

営業利益

 

2,352

2,399

金融収益

 

675

305

金融費用

 

45

81

税引前四半期利益

 

1,631

2,013

法人所得税費用

 

581

682

四半期利益

 

1,049

1,330

 

 

 

 

四半期利益の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

 

1,037

1,321

非支配持分

 

12

9

四半期利益

 

1,049

1,330

 

 

 

 

親会社の所有者に帰属する1株当たり四半期利益

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益(円)

23.63

30.45

 

【要約四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年12月31日)

四半期利益

 

4,641

5,016

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動

 

317

872

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

 

283

12

純損益に振り替えられることのない項目合計

 

600

884

 

 

 

 

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

1,526

1,539

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

 

12

286

純損益に振り替えられる可能性のある項目合計

 

1,539

1,825

その他の包括利益合計

 

2,139

2,710

四半期包括利益

 

6,780

7,726

 

 

 

 

四半期包括利益の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

 

6,720

7,678

非支配持分

 

60

47

四半期包括利益

 

6,780

7,726

 

【第3四半期連結会計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第3四半期連結会計期間

(自 2022年10月1日

 至 2022年12月31日)

 当第3四半期連結会計期間

(自 2023年10月1日

 至 2023年12月31日)

四半期利益

 

1,049

1,330

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動

 

596

115

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

 

286

3

純損益に振り替えられることのない項目合計

 

883

112

 

 

 

 

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

1,328

578

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

 

669

317

純損益に振り替えられる可能性のある項目合計

 

1,997

895

その他の包括利益合計

 

1,114

1,008

四半期包括利益

 

64

322

 

 

 

 

四半期包括利益の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

 

48

329

非支配持分

 

16

7

四半期包括利益

 

64

322

 

(3)【要約四半期連結持分変動計算書】

前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分

資本合計

 

注記

番号

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

その他の資本の構成要素

親会社の所有者に帰属する持分合計

2022年4月1日 残高

 

10,951

3,075

56,480

2,577

4,203

72,133

295

72,429

超インフレの調整

 

 

 

170

 

 

170

 

170

2022年4月1日 残高(調整後)

 

10,951

3,075

56,310

2,577

4,203

71,963

295

72,258

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四半期利益

 

 

 

4,605

 

 

4,605

35

4,641

その他の包括利益

 

 

 

 

 

2,114

2,114

24

2,139

四半期包括利益合計

 

4,605

2,114

6,720

60

6,780

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

2,037

 

 

2,037

3

2,040

自己株式の取得

 

 

 

 

769

 

769

 

769

株式に基づく報酬取引

 

 

33

 

 

 

33

 

33

その他の資本の構成要素から

利益剰余金への振替

 

 

 

329

 

329

 

所有者との取引額等合計

 

33

1,708

769

329

2,773

3

2,776

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年12月31日 残高

 

10,951

3,108

59,207

3,346

5,989

75,910

352

76,262

 

当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分

資本合計

 

注記

番号

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

その他の資本の構成要素

親会社の所有者に帰属する持分合計

2023年4月1日 残高

 

10,951

3,112

60,380

3,577

6,789

77,656

356

78,013

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四半期利益

 

 

 

4,992

 

 

4,992

23

5,016

その他の包括利益

 

 

 

 

 

2,685

2,685

24

2,710

四半期包括利益合計

 

4,992

2,685

7,678

47

7,726

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

2,784

 

 

2,784

91

2,875

自己株式の取得

 

 

 

 

438

 

438

 

438

自己株式の処分

 

 

0

 

5

 

6

 

6

自己株式の消却

 

235

2,646

2,881

 

 

株式に基づく報酬取引

 

 

48

 

 

 

48

 

48

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

 

 

16

 

16

 

連結範囲の変動

 

 

 

 

0

 

0

 

0

所有者との取引額等合計

 

186

5,446

2,448

16

3,168

91

3,260

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年12月31日 残高

 

10,951

2,925

59,927

1,129

9,490

82,166

312

82,479

 

(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税引前四半期利益

 

7,034

7,422

減価償却費及び償却費

 

4,398

4,382

受取利息及び受取配当金

 

255

343

支払利息

 

59

66

為替差損益(△は益)

 

280

325

持分法による投資損益(△は益)

 

887

841

固定資産除売却損益(△は益)

 

64

16

棚卸資産の増減額(△は増加)

 

1,606

420

営業債権及びその他の債権の増減額

(△は増加)

 

836

1,380

営業債務及びその他の債務の増減額

(△は減少)

 

2,649

732

退職給付に係る負債の増減額

(△は減少)

 

78

25

引当金の増減額(△は減少)

 

2

1

その他の流動負債の増減額(△は減少)

 

1,070

50

その他の非流動負債の増減額

(△は減少)

 

312

268

その他

 

229

331

小計

 

8,800

10,154

利息及び配当金の受取額

 

593

982

利息の支払額

 

54

62

法人所得税の支払額

 

4,012

2,480

法人所得税の還付額

 

7

599

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

5,334

9,192

 

 

 

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

定期預金の預入による支出

 

886

1,862

定期預金の払戻による収入

 

707

1,354

有形固定資産の取得による支出

 

2,643

3,255

有形固定資産の売却による収入

 

1

75

無形資産の取得による支出

 

148

185

資本性金融商品の売却による収入

 

133

連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入

 

41

その他

 

28

33

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

2,807

3,798

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年12月31日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金(3ヶ月以内)の純増減額

(△は減少)

 

187

265

長期借入金の返済による支出

 

1,237

3,237

リース負債の返済による支出

 

818

826

自己株式の取得による支出

 

769

438

親会社の所有者への配当金の支払額

2,037

2,784

非支配持分への配当金の支払額

 

3

91

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

5,054

7,112

 

 

 

 

現金及び現金同等物に係る換算差額

 

477

485

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

 

2,049

1,233

現金及び現金同等物の期首残高

 

18,837

16,770

現金及び現金同等物の四半期末残高

 

16,787

15,537

 

【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

 バンドー化学株式会社(以下、「当社」という。)は日本に所在する株式会社であります。

 当社の登記している本社の住所は神戸市中央区港島南町4丁目6番6号であります。

 当社の要約四半期連結財務諸表は2023年12月31日を期末日とし、当社および子会社(以下、「当社グループ」という。)、ならびに当社の関連会社および共同支配企業に対する持分により構成されております。当社グループの主な事業内容は、「5.セグメント情報」に記載のとおりであります。

 

2.作成の基礎

   (1)要約四半期連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載

 当社グループの要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に定める「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。

 本要約四半期連結財務諸表は、IAS第34号「期中財務報告」に準拠して作成しており、年度の連結財務諸表で要求されているすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

 本要約四半期連結財務諸表は、2024年2月9日に代表取締役社長 植野 富夫によって承認されております。

 

   (2)測定の基礎

 当社グループの要約四半期連結財務諸表は、金融商品、退職給付制度に係る負債(資産)の純額、トルコの子会社における超インフレ会計の適用等を除き、取得原価を基礎として作成しております。

 

   (3)機能通貨および表示通貨

 当社グループの要約四半期連結財務諸表は当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満の端数を切り捨てて表示しております。

 

3.重要性がある会計方針

 当社グループが本要約四半期連結財務諸表において適用する重要性がある会計方針は、次を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しております。

 

 当社グループは、第1四半期連結累計期間より、次の基準を適用しております。

IFRS

新設・改訂の概要

IAS第12号

法人所得税(2021年5月改訂)

リースおよび廃棄義務に係る繰延税金の会計処理を明確化

 

 本改訂により、リースおよび廃棄義務のように、取引時に同額の将来加算一時差異と将来減算一時差異が生じる場合、企業はそれにより生じる繰延税金負債および繰延税金資産を認識することが明確になりました。これによる当第3四半期連結財務諸表に与える影響はありません。

 

4.重要な会計上の見積りおよび見積りを伴う判断

 当社グループの要約四半期連結財務諸表は、収益および費用、資産および負債の測定に関する経営者の見積りおよび仮定を含んでおります。これらの見積りおよび仮定は過去の実績および決算日において合理的であると考えられる様々な要因等を勘案した経営者の最善の判断に基づいております。しかし、その性質上、将来において、これらの見積りおよび仮定とは異なる結果となる可能性があります。

 見積りおよび仮定は経営者により継続して見直されております。これらの見積りおよび仮定の見直しによる影響は、その見積りおよび仮定を見直した期間およびそれ以降の期間において認識しております。

 本要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積りおよび仮定は、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同一であります。

 

5.セグメント情報

   (1)報告セグメントの概要

 当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社グループは、製品・サービスを軸とした事業部制を採用しており、各事業部は取り扱う製品・サービスについて国内および海外における包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

 従いまして、当社グループの事業は親会社の事業部を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「自動車部品事業」、「産業資材事業」および「高機能エラストマー製品事業」の3つを報告セグメントとしております。

 

 なお、各報告セグメントは、次の製造・販売を行っております。

セグメントの名称

主要な製品

自動車部品事業

自動車用伝動ベルト製品(補機駆動用伝動ベルトおよび補機駆動用伝動システム製品)、二輪車用伝動ベルト製品(スクーター用変速ベルト)など

産業資材事業

一般産業用伝動ベルト製品(産業機械用Vベルト、歯付ベルト、プーリなど)、その他伝動用製品、運搬ベルト(コンベヤベルト、樹脂コンベヤベルト、同期搬送用ベルト)、運搬システム製品、もみすりロールなど

高機能エラストマー製品事業

クリーニングブレード、高機能ローラ、精密ベルト、ポリウレタン機能部品、精密研磨材、建築資材用フイルム、医療用フイルム、装飾表示用フイルム、工業用フイルムなど

 

 

   (2)報告セグメントごとの売上収益、利益または損失の金額に関する情報

 報告されている各事業セグメントの会計処理の方法は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した方法と概ね同一であります。セグメント間の売上収益または振替高は市場実勢価格に基づいております。

 当社グループの報告セグメントごとの売上収益および利益または損失は、次のとおりであります。

 

  前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

調整額

(注)2

連結

(注)3

 

自動車部品事業

産業資材事業

高機能エラストマー製品事業

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上収益

36,679

27,143

11,206

75,029

3,271

78,301

セグメント間の売上収益

または振替高

0

3

98

101

448

550

36,680

27,147

11,304

75,131

3,720

550

78,301

セグメント利益

(コア営業利益)(△は損失)

2,628

2,656

376

5,661

33

64

5,759

その他の収益

216

その他の費用

140

持分法による投資利益(△は損失)

887

営業利益

6,724

金融収益

553

金融費用

243

税引前四半期利益

7,034

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主として医療機器事業およびロボット関連デバイス事業他であります。

2.セグメント利益(△は損失)の調整額64百万円には、セグメント間取引消去21百万円、全社費用43百万円が含まれております。全社費用は、各報告セグメントに配賦した一般管理費および研究開発費の予定配賦額と実績発生額との差額であります。

3.当社グループは、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除したコア営業利益を、経営管理上の指標としており、セグメント利益(△は損失)はコア営業利益で表示しております。

 

 

 

  当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

調整額

(注)2

連結

(注)3

 

自動車部品事業

産業資材事業

高機能エラストマー製品事業

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上収益

39,641

27,265

10,392

77,300

3,400

80,700

セグメント間の売上収益

または振替高

3

2

1

6

589

595

39,645

27,267

10,394

77,307

3,989

595

80,700

セグメント利益

(コア営業利益)(△は損失)

2,974

2,706

80

5,600

53

240

5,894

その他の収益

288

その他の費用

108

持分法による投資利益(△は損失)

841

営業利益

6,915

金融収益

728

金融費用

222

税引前四半期利益

7,422

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主として医療機器事業およびロボット関連デバイス事業他であります。

2.セグメント利益(△は損失)の調整額240百万円には、セグメント間取引消去2百万円、全社費用238百万円が含まれております。全社費用は、各報告セグメントに配賦した一般管理費および研究開発費の予定配賦額と実績発生額との差額であります。

3.当社グループは、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除したコア営業利益を、経営管理上の指標としており、セグメント利益(△は損失)はコア営業利益で表示しております。

 

  前第3四半期連結会計期間(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

調整額

(注)2

連結

(注)3

 

自動車部品事業

産業資材事業

高機能エラストマー製品事業

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上収益

12,686

8,559

3,716

24,961

1,138

26,100

セグメント間の売上収益

または振替高

0

0

48

49

132

182

12,686

8,560

3,764

25,011

1,271

182

26,100

セグメント利益

(コア営業利益)(△は損失)

1,093

758

134

1,986

46

78

2,110

その他の収益

56

その他の費用

42

持分法による投資利益(△は損失)

227

営業利益

2,352

金融収益

675

金融費用

45

税引前四半期利益

1,631

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主として医療機器事業およびロボット関連デバイス事業他であります。

2.セグメント利益(△は損失)の調整額78百万円には、セグメント間取引消去7百万円、全社費用71百万円が含まれております。全社費用は、各報告セグメントに配賦した一般管理費および研究開発費の予定配賦額と実績発生額との差額であります。

3.当社グループは、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除したコア営業利益を、経営管理上の指標としており、セグメント利益(△は損失)はコア営業利益で表示しております。

 

 

 

  当第3四半期連結会計期間(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

調整額

(注)2

連結

(注)3

 

自動車部品事業

産業資材事業

高機能エラストマー製品事業

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上収益

13,374

8,749

3,461

25,585

1,187

26,773

セグメント間の売上収益

または振替高

0

0

0

167

168

13,374

8,749

3,461

25,586

1,355

168

26,773

セグメント利益

(コア営業利益)(△は損失)

1,153

810

4

1,959

100

75

2,135

その他の収益

103

その他の費用

46

持分法による投資利益(△は損失)

207

営業利益

2,399

金融収益

305

金融費用

81

税引前四半期利益

2,013

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主として医療機器事業およびロボット関連デバイス事業他であります。

2.セグメント利益(△は損失)の調整額75百万円には、セグメント間取引消去5百万円、全社費用69百万円が含まれております。全社費用は、各報告セグメントに配賦した一般管理費および研究開発費の予定配賦額と実績発生額との差額であります。

3.当社グループは、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除したコア営業利益を、経営管理上の指標としており、セグメント利益(△は損失)はコア営業利益で表示しております。

 

6.資本及びその他の資本項目

 (自己株式の消却)

  当社は、2023年5月15日開催の取締役会において、会社法第178条の規定に基づき、自己株式を消却することを決議し、実施いたしました。

1.消却する株式の種類     当社普通株式

2.消却する株式の数      3,000,000株(消却前の発行済株式総数に対する割合 6.35%)

3.消却日           2023年6月14日

4.消却後の発行済株式総数   44,213,536株

 

7.配当金

前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

配当金支払額

決議日

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2022年6月22日

定時株主総会

普通株式

1,074

24

2022年3月31日

2022年6月23日

2022年11月9日

取締役会

普通株式

974

22

2022年9月30日

2022年12月1日

 (注)1.2022年6月22日開催の定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金6百万円が含まれております。

    2.2022年11月9日開催の取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金5百万円が含まれております。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

配当金支払額

決議日

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2023年6月27日

定時株主総会

普通株式

1,312

30

2023年3月31日

2023年6月28日

2023年11月9日

取締役会

普通株式

1,490

34

2023年9月30日

2023年12月1日

 (注)1.2023年6月27日開催の定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金7百万円が含まれております。

    2.2023年11月9日開催の取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金11百万円が含まれております。

 

 

8.売上収益

 当社グループの売上収益は、主に顧客との契約から認識された売上収益であり、当社グループの報告セグメントを地域別に分解した場合の内訳は、次のとおりであります。

 

  前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

日本

アジア

中国

欧米他

報告セグメント

自動車部品事業

9,057

19,799

3,080

4,742

36,679

産業資材事業

17,272

2,907

2,472

4,491

27,143

高機能エラストマー製品事業

7,503

654

2,557

490

11,206

33,833

23,361

8,109

9,725

75,029

その他

3,271

合計

78,301

(注)売上収益は販売元の所在地を基礎とし、セグメント間の内部取引控除後の金額を表示しております。

 

  当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

日本

アジア

中国

欧米他

報告セグメント

自動車部品事業

8,893

21,695

3,749

5,303

39,641

産業資材事業

18,022

3,047

1,762

4,432

27,265

高機能エラストマー製品事業

7,074

648

2,182

486

10,392

33,989

25,392

7,695

10,222

77,300

その他

3,400

合計

80,700

(注)売上収益は販売元の所在地を基礎とし、セグメント間の内部取引控除後の金額を表示しております。

 

9.1株当たり利益

   (1)基本的1株当たり四半期利益

 基本的1株当たり四半期利益は、次のとおりであります。

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年12月31日)

基本的1株当たり四半期利益(円)

104.25

114.88

 

 

前第3四半期連結会計期間

(自 2022年10月1日

至 2022年12月31日)

当第3四半期連結会計期間

(自 2023年10月1日

至 2023年12月31日)

基本的1株当たり四半期利益(円)

23.63

30.45

 

   (2)基本的1株当たり四半期利益の算定上の基礎

 基本的1株当たり四半期利益の算定上の基礎は、次のとおりであります。

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年12月31日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)

4,605

4,992

発行済普通株式の加重平均株式数(千株)

44,176

43,461

  なお、希薄化後1株当たり四半期利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

 

 

前第3四半期連結会計期間

(自 2022年10月1日

至 2022年12月31日)

当第3四半期連結会計期間

(自 2023年10月1日

至 2023年12月31日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)

1,037

1,321

発行済普通株式の加重平均株式数(千株)

43,895

43,400

  なお、希薄化後1株当たり四半期利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

 

10.金融商品

   (1)公正価値の測定方法

 当社グループは、主な金融資産および金融負債の公正価値について、次のとおり決定しております。

 金融商品の公正価値の測定において、市場価格が入手できる場合は市場価格を利用しております。

 市場価格が入手できない金融商品の公正価値に関しては、マルチプル法またはその他適切な評価方法により測定を行っております。

 

     (現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務)

 これらは短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

 

     (その他の金融資産、その他の金融負債)

 上場株式の公正価値については、期末日の取引所の価格によって算定し、公正価値の測定ではレベル1に分類しております。

 非上場株式の公正価値については、マルチプル法により算定し、公正価値の測定ではレベル3に分類しております。

 非上場株式の公正価値測定にあたっては、評価倍率等の観察可能でないインプットを用いております。

 デリバティブ取引等は、金利や為替レート等の観察可能なインプットを用いて割引現在価値法により算定しており、公正価値の測定ではレベル2に分類しております。

 上記以外の金融資産および金融負債の公正価値は、帳簿価額と近似しております。

 

     (社債及び借入金)

 社債の公正価値については、社債の市場価格によって算定し、公正価値の測定ではレベル2に分類しております。

 借入金の公正価値については、将来キャッシュ・フローを同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定し、公正価値の測定ではレベル2に分類しております。

 

   (2)償却原価で測定する金融商品の帳簿価額および公正価値

 償却原価と公正価値が異なる金融商品は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2023年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2023年12月31日)

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

社債及び借入金

11,570

11,571

8,600

8,600

(注)現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務等については、公正価値は帳簿価額と近似しているため、注記を省略しております。

   (3)公正価値で測定する金融商品とそのヒエラルキー

 次の表では、公正価値で測定する金融商品に関する分析を示しております。それぞれのレベルは次のとおり定義されております。

 レベル1:当社グループが測定日現在でアクセスできる同一の資産または負債に関する活発な市場における

(無調整の)相場価格

 レベル2:資産または負債について直接または間接に観察可能なインプットのうち、レベル1に含まれる相場価格以外のもの

 レベル3:資産または負債についての観察可能でないインプット

 公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各年度の期首時点で発生したものとして認識しております。

 なお、前連結会計年度および当第3四半期連結会計期間において、各レベル間における振替はありません。

 

  前連結会計年度(2023年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

(金融資産)

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

デリバティブ

19

19

その他の金融資産

95

19

114

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

資本性金融商品

4,616

1,129

5,746

金融資産合計

4,616

114

1,149

5,880

(金融負債)

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

デリバティブ

16

16

金融負債合計

16

16

 

  当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

(金融資産)

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

デリバティブ

29

29

その他の金融資産

100

19

119

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

資本性金融商品

5,994

1,011

7,005

金融資産合計

5,994

129

1,031

7,154

(金融負債)

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

デリバティブ

0

0

金融負債合計

0

0

 

レベル3に分類した金融商品の調整表

 レベル3に分類される公正価値測定について、期首残高から四半期末残高への調整表は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

  至 2022年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

  至 2023年12月31日)

純損益を通じて公正価値で測定する金融商品

(注)1

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融商品(注)2,4

純損益を通じて公正価値で測定する金融商品

(注)1

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融商品(注)2,4

期首残高

19

1,176

19

1,129

利得または損失

 

 

 

 

純損益

△0

 

0

 

その他の包括利益

 

△38

 

△118

購入

処分

△1

その他

0

0

0

0

四半期末残高

19

1,135

19

1,011

報告期間末に保有している資産について純損益に計上された未実現損益の変動

△0

0

 (注)1.純損益に認識した利得または損失は、要約四半期連結損益計算書の「金融収益」または「金融費用」に含めております。

2.その他の包括利益に認識した利得または損失のうち税効果考慮後の金額は、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動」に含めております。

3.レベル3に分類される金融商品については、当社グループで定められた評価方針および手続に従い、財務部門が評価方法を決定し、公正価値を測定しております。測定結果については、適切な責任者が承認を行っております。

4.公正価値の測定にあたって、重要な観察可能でないインプットは、類似企業のEBIT倍率およびPER倍率であります。前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間において、EBIT倍率はそれぞれ5.9倍~25.4倍および8.3倍~31.3倍、PER倍率はそれぞれ12.2倍~20.7倍および15.0倍~19.7倍であり、公正価値はその上昇(低下)により増加(減少)します。

  レベル3に分類される金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合の公正価値の増減は重要ではありません。

 

11.後発事象

     該当事項はありません。

 

2【その他】

2023年11月9日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。

(イ)中間配当による配当金の総額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1,490百万円

(ロ)1株当たりの金額・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34円

(ハ)支払請求の効力発生日および支払開始日・・・・・・・・・・・・・・・2023年12月1日

(注)2023年9月30日現在の株主名簿に記載または記録された株主に対し、支払いを行いました。