第4【経理の状況】

1.要約中間連結財務諸表の作成方法について

 当社の要約中間連結財務諸表は、第1種中間連結財務諸表であり、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号)第312条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下「IAS第34号」という。)に準拠して作成しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2024年4月1日から2024年6月30日まで)及び中間連結会計期間(2024年1月1日から2024年6月30日まで)に係る要約中間連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による期中レビューを受けております。

 

1【要約中間連結財務諸表】

(1)【要約中間連結財政状態計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2023年12月31日)

当中間連結会計期間

(2024年6月30日)

資産

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

11

201,149

233,158

営業債権及びその他の債権

11

232,017

305,625

棚卸資産

 

69,856

82,464

未収法人所得税

 

10,640

1,475

貸付金

11

42,350

53,855

その他の金融資産

11

227,068

382,005

その他の流動資産

 

37,992

43,974

小計

 

821,075

1,102,559

売却目的で保有する資産

 

17,341

17,341

流動資産合計

 

838,417

1,119,900

 

 

 

 

非流動資産

 

 

 

石油・ガス資産

 

3,601,558

3,988,630

その他の有形固定資産

 

25,481

25,880

のれん

 

20,471

22,221

無形資産

 

9,033

8,705

持分法で会計処理されている投資

 

751,903

947,262

貸付金

11

1,306,529

1,448,265

その他の金融資産

11

95,890

118,086

退職給付に係る資産

 

896

1,330

繰延税金資産

 

72,977

67,070

その他の非流動資産

 

16,316

18,266

非流動資産合計

 

5,901,058

6,645,719

資産合計

 

6,739,476

7,765,620

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前連結会計年度

(2023年12月31日)

当中間連結会計期間

(2024年6月30日)

負債及び資本

 

 

 

負債

 

 

 

流動負債

 

 

 

営業債務及びその他の債務

11

207,913

246,432

社債及び借入金

11

161,059

275,898

その他の金融負債

11

40,808

56,597

未払法人所得税

 

131,721

169,255

資産除去債務

 

19,018

18,510

その他の流動負債

 

11,690

11,346

流動負債合計

 

572,212

778,042

 

 

 

 

非流動負債

 

 

 

社債及び借入金

11

895,923

937,870

その他の金融負債

11

66,025

64,473

退職給付に係る負債

 

803

839

資産除去債務

 

369,483

395,690

繰延税金負債

 

332,940

341,297

その他の非流動負債

 

3,054

3,737

非流動負債合計

 

1,668,230

1,743,909

負債合計

 

2,240,442

2,521,951

 

 

 

 

資本

 

 

 

資本金

 

290,809

290,809

資本剰余金

 

679,131

459,574

利益剰余金

 

2,746,530

2,912,528

自己株式

 

221,330

26,235

その他の資本の構成要素

 

713,959

1,290,427

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

4,209,101

4,927,105

非支配持分

 

289,932

316,563

資本合計

 

4,499,033

5,243,668

負債及び資本合計

 

6,739,476

7,765,620

 

(2)【要約中間連結損益計算書及び要約中間連結包括利益計算書】

【要約中間連結損益計算書】
【中間連結会計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前中間連結会計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年6月30日)

当中間連結会計期間

(自 2024年1月1日

至 2024年6月30日)

売上収益

5,8

1,078,994

1,190,861

売上原価

 

425,373

473,178

売上総利益

 

653,621

717,682

探鉱費

 

3,994

49,464

販売費及び一般管理費

 

50,257

59,806

その他の営業収益

 

14,188

19,790

その他の営業費用

 

12,156

5,908

持分法による投資損益

 

5,848

77,776

営業利益

 

607,248

700,071

金融収益

141,496

82,803

金融費用

 

39,239

69,657

税引前中間利益

 

709,505

713,216

法人所得税費用

 

454,478

502,263

中間利益

 

255,027

210,953

 

 

 

 

中間利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

248,493

212,586

非支配持分

 

6,533

1,632

中間利益

 

255,027

210,953

 

 

 

 

1株当たり中間利益

 

 

 

基本的1株当たり中間利益(円)

10

190.27

169.26

希薄化後1株当たり中間利益(円)

10

190.14

169.14

 

【第2四半期連結会計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前第2四半期連結会計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年6月30日)

当第2四半期連結会計期間

(自 2024年4月1日

至 2024年6月30日)

売上収益

 

500,987

594,061

売上原価

 

197,421

234,660

売上総利益

 

303,566

359,400

探鉱費

 

2,048

44,736

販売費及び一般管理費

 

24,174

27,468

その他の営業収益

 

2,913

7,598

その他の営業費用

 

4,228

2,110

持分法による投資損益

 

43,566

27,285

営業利益

 

232,460

319,968

金融収益

 

119,789

48,677

金融費用

 

19,984

28,353

税引前四半期利益

 

332,265

340,293

法人所得税費用

 

231,008

252,922

四半期利益

 

101,256

87,370

 

 

 

 

四半期利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

101,694

90,756

非支配持分

 

437

3,386

四半期利益

 

101,256

87,370

 

 

 

 

1株当たり四半期利益

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益(円)

10

77.87

72.36

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

10

77.81

72.31

 

【要約中間連結包括利益計算書】
【中間連結会計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前中間連結会計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年6月30日)

当中間連結会計期間

(自 2024年1月1日

至 2024年6月30日)

中間利益

 

255,027

210,953

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

2,032

2,350

純損益に振り替えられることのない項目合計

 

2,032

2,350

 

 

 

 

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

1,115

1,083

在外営業活動体の換算差額

 

377,552

615,174

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

504

179

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

 

4,201

555

純損益に振り替えられる可能性のある項目合計

 

380,134

613,356

その他の包括利益(税効果控除後)

 

382,167

611,006

中間包括利益

 

637,194

821,959

 

 

 

 

中間包括利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

612,818

789,054

非支配持分

 

24,375

32,904

中間包括利益

 

637,194

821,959

 

【第2四半期連結会計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前第2四半期連結会計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年6月30日)

当第2四半期連結会計期間

(自 2024年4月1日

至 2024年6月30日)

四半期利益

 

101,256

87,370

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

1,283

1,957

純損益に振り替えられることのない項目合計

 

1,283

1,957

 

 

 

 

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

1,270

606

在外営業活動体の換算差額

 

349,808

317,042

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

384

19

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

 

6,664

1,807

純損益に振り替えられる可能性のある項目合計

 

354,818

315,861

その他の包括利益(税効果控除後)

 

356,101

313,903

四半期包括利益

 

457,358

401,273

 

 

 

 

四半期包括利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

439,657

385,744

非支配持分

 

17,701

15,529

四半期包括利益

 

457,358

401,273

 

(3)【要約中間連結持分変動計算書】

前中間連結会計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

その他の資本の構成要素

 

在外営業

活動体の

換算差額

キャッシュ

・フロー・

ヘッジ

2023年1月1日残高

 

290,809

679,113

2,521,998

121,358

423,504

32,421

中間利益

 

248,493

その他の包括利益

 

359,710

3,086

中間包括利益合計

 

248,493

359,710

3,086

自己株式の処分

 

27

27

配当金

41,820

支配継続子会社に対する持分変動

 

120

株式報酬取引

 

94

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

3,262

所有者との取引額合計

 

53

45,083

27

2023年6月30日残高

 

290,809

679,059

2,725,409

121,330

783,215

35,507

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分

合計

 

その他の資本の構成要素

合計

 

その他の包括

利益を通じて

公正価値で

測定する

金融資産

合計

2023年1月1日残高

 

19,107

436,818

3,807,381

261,178

4,068,560

中間利益

 

248,493

6,533

255,027

その他の包括利益

 

1,528

364,324

364,324

17,842

382,167

中間包括利益合計

 

1,528

364,324

612,818

24,375

637,194

自己株式の処分

 

配当金

41,820

4,667

46,488

支配継続子会社に対する持分変動

 

120

7,829

7,709

株式報酬取引

 

94

94

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

3,262

3,262

所有者との取引額合計

 

3,262

3,262

41,847

3,162

38,684

2023年6月30日残高

 

14,316

804,405

4,378,353

288,716

4,667,069

 

当中間連結会計期間(自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

その他の資本の構成要素

 

在外営業

活動体の

換算差額

キャッシュ

・フロー・

ヘッジ

2024年1月1日残高

 

290,809

679,131

2,746,530

221,330

694,996

30,224

中間利益

 

212,586

その他の包括利益

 

580,636

1,638

中間包括利益合計

 

212,586

580,636

1,638

自己株式の取得

24,999

自己株式の処分

 

95

95

自己株式の消却

219,999

219,999

配当金

46,588

支配継続子会社に対する持分変動

 

437

株式報酬取引

 

99

所有者との取引額合計

 

219,557

46,588

195,094

2024年6月30日残高

 

290,809

459,574

2,912,528

26,235

1,275,632

28,586

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分

合計

 

その他の資本の構成要素

合計

 

その他の包括

利益を通じて

公正価値で

測定する

金融資産

合計

2024年1月1日残高

 

11,261

713,959

4,209,101

289,932

4,499,033

中間利益

 

212,586

1,632

210,953

その他の包括利益

 

2,529

576,468

576,468

34,537

611,006

中間包括利益合計

 

2,529

576,468

789,054

32,904

821,959

自己株式の取得

24,999

24,999

自己株式の処分

 

自己株式の消却

配当金

46,588

10,017

56,605

支配継続子会社に対する持分変動

 

437

3,743

4,181

株式報酬取引

 

99

99

所有者との取引額合計

 

71,050

6,273

77,323

2024年6月30日残高

 

13,791

1,290,427

4,927,105

316,563

5,243,668

 

(4)【要約中間連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前中間連結会計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年6月30日)

当中間連結会計期間

(自 2024年1月1日

至 2024年6月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税引前中間利益

 

709,505

713,216

減価償却費及び償却費

 

158,924

188,590

資産除去債務の増減額(△は減少)

 

1,283

2,828

金融収益及び金融費用(△は益)

102,256

13,145

為替差損益(△は益)

 

4,924

1,609

持分法による投資損益(△は益)

 

5,848

77,776

棚卸資産の増減額(△は増加)

 

584

7,049

営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)

 

66,177

43,220

営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)

 

14,617

18,800

その他

 

1,557

32,479

小計

 

817,118

807,456

利息の受取額

 

50,084

60,772

配当金の受取額

 

6,248

18,837

利息の支払額

 

30,206

30,796

法人所得税の支払額

 

400,125

487,276

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

443,119

368,994

 

 

 

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

定期預金の預入による支出

 

2,792

174,705

定期預金の払戻による収入

 

5,501

34,351

探鉱・評価資産の取得による支出

 

8,233

34,154

開発・生産資産の取得による支出

 

97,832

117,956

その他の有形固定資産の取得による支出

 

1,099

2,188

投資の取得による支出

 

326,239

79,997

投資の売却及び償還による収入

 

34,458

79,541

持分法で会計処理される投資の取得による支出

 

46,553

19,016

事業の取得による支出

40,907

短期貸付金の純増減額(△は増加)

 

6,582

1,718

長期貸付けによる支出

 

1,214

34,299

長期貸付金の回収による収入

 

86,205

60,413

その他

 

6,210

9,045

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

370,593

318,156

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

前中間連結会計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年6月30日)

当中間連結会計期間

(自 2024年1月1日

至 2024年6月30日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少)

11

88,000

170,000

短期借入金の純増減額(△は減少)

 

20,121

23,230

長期借入れによる収入

 

102,872

75

長期借入金の返済による支出

 

285,736

100,845

リース負債の返済による支出

 

9,601

11,731

自己株式の取得による支出

24,999

配当金の支払額

41,804

46,565

非支配持分からの払込みによる収入

 

7,709

4,223

非支配持分への配当金の支払額

 

4,667

10,017

その他

 

8,455

0

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

131,562

43,091

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

 

59,036

7,747

現金及び現金同等物の期首残高

 

208,238

201,149

現金及び現金同等物に係る換算差額

 

6,066

24,261

現金及び現金同等物の中間期末残高

 

155,267

233,158

 

【要約中間連結財務諸表注記】

1.報告企業

 株式会社INPEX(以下「当社」という。)は日本に所在する株式会社であります。当社の登記している本社及び主要な事業所の所在地は、当社ウェブサイト(https://www.inpex.co.jp/)で開示しております。当社の要約中間連結財務諸表は2024年6月30日を期末日とし、当社及び子会社(以下「当社グループ」という。)並びに関連会社、共同支配事業及び共同支配企業に対する持分により構成されております。当社グループの主要な事業は、石油・天然ガス、その他の鉱物資源の調査、探鉱、開発、生産、販売及び同事業に付帯関連する事業、それらを行う企業に対する投融資であります。

 

2.作成の基礎

(1)IFRSに準拠している旨

 当社グループの要約中間連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第312条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。

 要約中間連結財務諸表は、年次連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

 本要約中間連結財務諸表は、2024年8月9日に代表取締役社長 上田隆之によって承認されております。

 

(2)機能通貨及び表示通貨

 当社グループの要約中間連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満を切り捨てて表示しております。

 

3.重要性のある会計方針

 本要約中間連結財務諸表において適用する重要性のある会計方針は、以下(「税金費用の計算」)を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。

(税金費用の計算)

 税金費用については、当中間連結会計期間を含む連結会計年度の税引前利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前中間利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。

 

4.重要な会計上の見積り及び判断

 IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の金額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を行うことが要求されております。実際の業績は、これらの見積りとは異なる場合があります。

 見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間及びそれ以降の将来の会計期間において認識されます。

 本要約中間連結財務諸表において連結財務諸表の金額に重要な修正をもたらすリスクがあると経営者が行った判断及び見積りは、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。

 

5.事業セグメント

(1)報告セグメントの概要

 当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象となっているものであります。なお、報告セグメントの決定にあたっては事業セグメントの集約を行っておりません。

 当社グループはグローバルに石油・天然ガスの探鉱、開発、生産、販売及びそれらを行う企業に対する投融資、すなわち「石油・天然ガス事業(以下「O&G」という。)」を主たる事業としており、報告セグメントを「国内O&G」及び「海外O&G」に区分し、「海外O&G」については、当社グループの主要オペレーター・プロジェクトである「イクシスプロジェクト」とそれ以外の海外プロジェクトから構成される「その他のプロジェクト」に区分しております。また、ネットゼロ5分野等、報告セグメントに含まれない事業については「その他」の区分としております。

 報告セグメント及びその他の内容は以下のとおりであります。

 

報告セグメント等

主な事業及びプロジェクト名

国内O&G

南長岡ガス田、直江津LNG基地

海外O&G

イクシスプロジェクト

豪州イクシス及び周辺探鉱

その他のプロジェクト

豪州(イクシス除く)・東南アジア・欧州・アブダビ等におけるプロジェクト

その他

ネットゼロ5分野、輸送・販売事業、土木事業等

 

(2)セグメント収益及び業績

 報告セグメントの会計処理の方法は、注記「3.重要性のある会計方針」における記載と概ね同一であります。なお、当社グループの為替差損益については当社グループ全体で管理しているため、一部を除き報告セグメントに配分しておりません。

 報告セグメントの利益は要約中間連結損益計算書の親会社の所有者に帰属する中間利益で表示しております。セグメント間の取引は独立企業間価格で行っております。

 当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は以下のとおりであります。

 

前中間連結会計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)

調整額

連結

 

国内O&G

海外O&G

 

イクシス

プロジェクト

その他の

プロジェクト

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

外部収益

138,553

183,930

742,509

14,001

1,078,994

1,078,994

セグメント間収益

3,234

9,280

4,146

16,661

16,661

 合計

141,787

193,210

742,509

18,148

1,095,655

16,661

1,078,994

セグメント利益又は損失(△)

28,313

153,578

60,539

10,491

252,922

4,428

248,493

(注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ネットゼロ5分野等を含んでおります。

 

当中間連結会計期間(自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)

調整額

連結

 

国内O&G

海外O&G

 

イクシス

プロジェクト

その他の

プロジェクト

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

外部収益

107,161

213,068

853,436

17,195

1,190,861

1,190,861

セグメント間収益

3,536

14,495

4,280

22,313

22,313

 合計

110,698

227,564

853,436

21,476

1,213,174

22,313

1,190,861

セグメント利益又は損失(△)

9,362

150,012

52,015

1,224

212,614

28

212,586

(注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ネットゼロ5分野等を含んでおります。

 

6.企業結合

前中間連結会計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)

 該当事項はありません。

 

当中間連結会計期間(自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)

 当社グループは、100%出資子会社のINPEX Ichthys Pty LtdにおいてイクシスLNGプロジェクトに取り組んでおり、同社を通じ、オーストラリア連邦西オーストラリア州において、イクシスガス・コンデンセート田(WA-50-L/WA-51-L鉱区)の66.245%の上流事業の権益をオペレーターとして保有する共同支配事業を運営しております。また、共同支配企業のIchthys LNG Pty Ltdにおいて同プロジェクトの下流事業に取り組んでおり、同社を通じ、ガスパイプライン及び下流液化施設等を保有し、液化・販売等の事業を運営しております。

 今般、当社グループは、東京ガス株式会社が豪州プロジェクト子会社を通じて保有するイクシスLNGプロジェクトの参加権益等(1.575%)を2024年3月28日に取得しました。支払対価のうち、企業結合に該当する上流事業の権益に係る金額は40,907百万円であります。また、下流事業に関してはIchthys LNG Pty Ltdの株式の取得及び同社に対する貸付金の引受を実施しております。同社に対する貸付金については注記「11.金融商品」に記載しております。

 東京ガス株式会社は、2022年10月に、イクシスLNGプロジェクトの参加権益等を保有する豪州プロジェクト子会社をMidOcean Energy Holdings Pty Ltdへ譲渡することを決定いたしました。同月、東京ガス株式会社が、イクシスLNGプロジェクトの共同操業契約(Joint Operating Agreement)および株主間協定(Shareholders Agreement)の規定に従い、すべての参加権益等保有者に対し当該譲渡を通知したことを受け、当社グループが同契約及び協定上の先買権を行使したことにより、当該権益等を追加で取得することとなりました。

 イクシスLNGプロジェクトは長期に安定した収益を確保できる優良プロジェクトであり、今般の取得は2022年2月に公表した「長期戦略と中期経営計画(INPEX Vision @2022)」における目標・道筋に合致するとともに、日本及びアジアのエネルギー安全供給に資するものとなります。

 取得日時点の支払対価及び主な取得資産の公正価値は以下のとおりであります。

 当社グループは、支払対価の取得資産及び引受負債への配分を実施しております。当中間連結会計期間末において、情報の整理及び分析等に時間を要することから支払対価の調整及び配分が完了していないため、暫定的な金額であります。

 

(単位:百万円)

支払対価の公正価値(現金及び現金同等物)

40,907

合計

40,907

取得資産

 

 石油・ガス資産

40,907

取得資産合計

40,907

取得純資産

40,907

 

 

7.資本

(1)配当金

 配当金の支払額は以下のとおりであります。

 

前中間連結会計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)

決議日

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2023年3月28日

定時株主総会

普通株式

41,820

32

2022年12月31日

2023年3月29日

甲種類株式

0

12,800

2022年12月31日

2023年3月29日

(注) 2023年3月28日定時株主総会決議による配当金の総額(普通株式)には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式(普通株式)に対する配当金29百万円が含まれております。

 

当中間連結会計期間(自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)

決議日

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2024年3月26日

定時株主総会

普通株式

46,588

37

2023年12月31日

2024年3月27日

甲種類株式

0

14,800

2023年12月31日

2024年3月27日

(注) 2024年3月26日定時株主総会決議による配当金の総額(普通株式)には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式(普通株式)に対する配当金32百万円が含まれております。

 

 配当の効力発生日が当中間連結会計期間の末日後となるものは以下のとおりであります。

 

前中間連結会計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)

決議日

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2023年8月9日

取締役会

普通株式

48,355

37

2023年6月30日

2023年9月1日

甲種類株式

0

14,800

2023年6月30日

2023年9月1日

(注) 2023年8月9日取締役会決議による配当金の総額(普通株式)には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式(普通株式)に対する配当金33百万円が含まれております。

 

当中間連結会計期間(自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)

決議日

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2024年8月8日

取締役会

普通株式

53,690

43

2024年6月30日

2024年9月2日

甲種類株式

0

17,200

2024年6月30日

2024年9月2日

(注) 2024年8月8日取締役会決議による配当金の総額(普通株式)には、役員報酬BIP信託が保有する当社株式(普通株式)に対する配当金35百万円が含まれております。

 

(2)自己株式

(自己株式の取得)

 当社は、2024年5月14日開催の取締役会決議に基づき、自己株式の取得を行いました。この結果、当中間連結会計期間において、自己株式は10,517,900株増加しております。

(自己株式の消却)

 当社は、2023年8月9日開催の取締役会決議に基づき、2024年1月31日付で、自己株式127,531,100株の消却を実施しております。

8.売上収益

 当社グループでは、原油・天然ガス(LPG含む。以下同じ)の探鉱、開発、生産及び販売を行っております。これらの販売は、主として製品の支配が顧客に移転したとき、すなわち原油・天然ガスについては顧客に製品を引き渡した時点又はインコタームズ等で定められた貿易条件を参考として支配が顧客に移転した時点で、製品の法的所有権、物的占有権又は製品の所有に伴う重要なリスク及び経済価値が移転し、顧客から製品の対価を受ける権利を得ると判断しているため、その時点で収益を認識しております。また、収益は顧客との契約による取引価格に基づき認識しており、取引の対価は製品の引き渡し後1年以内に受け取るため、重大な金融要素を含んでおりません。

 当社グループが他社と権益を共有している原油・天然ガスの生産による収益において、配船等の都合上、実際に引き渡された数量と当社グループの権益持分に相当する数量が一致しないことがあります。この場合、当社グループは実際に引き渡された数量に基づいて収益を認識し、実際に引き渡された数量と当社グループの権益持分に相当する数量の差は、権益を共有する他社との間で、当中間連結会計期間の末日よりも後に引き渡される原油・天然ガスの現物によって精算されます。当社グループの権益持分を超える引き渡しを受けた場合、権益相当を超過する数量に対応する売上原価も収益を認識した報告期間に繰り入れられ、同時に権益を共有する他社に対する負債を計上しております。当社グループの権益持分を下回る引き渡しを受けた場合、権益相当を下回る数量に対応する売上原価は、実際に引き渡しが行われる報告期間まで繰り延べられ、同時に権益を共有する他社に対する資産を計上しております。

 主要な製品と各報告セグメントの売上収益との関連は以下のとおりであります。

 

前中間連結会計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

 

国内O&G

海外O&G

 

イクシス

プロジェクト

その他の

プロジェクト

原油

2,529

69,281

691,041

3,773

766,625

天然ガス(LPGを除く)

131,602

114,648

48,541

964

295,756

LPG

2,801

3,067

5,868

その他

3,675

124

6,191

9,991

顧客との契約から生じる収益

137,807

183,930

742,509

13,996

1,078,243

その他の収益(注)

746

5

751

外部収益

138,553

183,930

742,509

14,001

1,078,994

(注) その他の収益は、主に補助金、IFRS第16号「リース」に基づく賃貸収入及びIFRS第9号「金融商品」に基づくデリバティブ取引から生じるヘッジ損益が含まれております。

 

当中間連結会計期間(自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

 

国内O&G

海外O&G

 

イクシス

プロジェクト

その他の

プロジェクト

原油

2,238

90,586

793,553

8,867

895,246

天然ガス(LPGを除く)

101,103

122,481

56,561

911

281,058

LPG

3,213

3,736

6,949

その他

3,559

107

6,620

10,287

顧客との契約から生じる収益

106,902

213,068

853,436

20,135

1,193,542

その他の収益(注)

259

△2,939

△2,680

外部収益

107,161

213,068

853,436

17,195

1,190,861

(注) その他の収益は、主に補助金、IFRS第16号「リース」に基づく賃貸収入及びIFRS第9号「金融商品」に基づくデリバティブ取引から生じるヘッジ損益が含まれております。

 

9.金融収益

 前中間連結会計期間の金融収益141,496百万円には、「海外O&G-イクシスプロジェクト」セグメントにおいて、IFRS第9号「金融商品」に基づき計上した認識の中止を伴わない金融資産の条件変更及び金融資産の見積将来キャッシュ・フローの改訂等から生じた利益92,783百万円が含まれております。

 

10.1株当たり利益

 前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間における基本的及び希薄化後1株当たり中間利益の算定上の基礎は以下のとおりであります。

 

 前中間連結会計期間

(自 2023年1月1日

  至 2023年6月30日)

 当中間連結会計期間

(自 2024年1月1日

  至 2024年6月30日)

親会社の所有者に帰属する中間利益(百万円)

248,493

212,586

親会社の普通株主に帰属しない中間利益

 

 

甲種類株式への配当額(百万円)

△0

△0

基本的1株当たり中間利益の計算に使用する中間利益(百万円)

248,493

212,586

中間利益調整額(百万円)

希薄化後1株当たり中間利益の計算に使用する中間利益(百万円)

248,493

212,586

 

 

 

期中平均普通株式数(株)

1,306,002,898

1,255,990,910

希薄化性潜在的普通株式の影響

 

 

役員報酬BIP信託(株)

901,769

866,115

希薄化後の期中平均普通株式数(株)

1,306,904,667

1,256,857,025

 

 

 

基本的1株当たり中間利益(円)

190.27

169.26

希薄化後1株当たり中間利益(円)

190.14

169.14

(注) 基本的1株当たり中間利益及び希薄化後1株当たり中間利益の算定において、役員報酬BIP信託が保有する当社株式(普通株式)を自己株式として処理していることから、期中平均普通株式数から当該株式数を控除しております。

 

 前第2四半期連結会計期間及び当第2四半期連結会計期間における基本的及び希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎は以下のとおりであります。

 

 前第2四半期連結会計期間

(自 2023年4月1日

  至 2023年6月30日)

 当第2四半期連結会計期間

(自 2024年4月1日

  至 2024年6月30日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)

101,694

90,756

親会社の普通株主に帰属しない四半期利益

 

 

甲種類株式への配当額(百万円)

△0

△0

基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(百万円)

101,694

90,756

四半期利益調整額(百万円)

希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(百万円)

101,694

90,756

 

 

 

期中平均普通株式数(株)

1,306,009,344

1,254,299,312

希薄化性潜在的普通株式の影響

 

 

役員報酬BIP信託(株)

895,323

848,465

希薄化後の期中平均普通株式数(株)

1,306,904,667

1,255,147,777

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益(円)

77.87

72.36

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

77.81

72.31

(注) 基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の算定において、役員報酬BIP信託が保有する当社株式(普通株式)を自己株式として処理していることから、期中平均普通株式数から当該株式数を控除しております。

 

11.金融商品

(1)金融商品の公正価値

 公正価値で測定される金融商品について、測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じた公正価値測定額を、レベル1からレベル3まで分類しております。

 

レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格

レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値

レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値

 

① 公正価値の算定方法

 金融商品の公正価値の算定方法は以下のとおりであります。

 

(現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務)

 これらは短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

 

(貸付金)

 短期貸付金については短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

 長期貸付金については元利金の合計額を新規に同様の貸付を行った場合に想定される利率に基づく割引現在価値法により公正価値を算定しております。当該評価技法において割引率を重要な観察不能なインプットとして使用しており、レベル3に分類しております。

 

(その他の金融資産、その他の金融負債)

 上場株式、国債及び上場投資信託については期末日の市場価格により公正価値を算定しており、レベル1に分類しております。

 当社グループが保有する社債については金融機関等から提示された価格により公正価値を算定しており、活発な市場における相場価格とは認められないため、レベル2に分類しております。

 非上場株式については類似企業比較法により公正価値を算定しております。当該評価技法において非流動性ディスカウントを重要な観察不能なインプットとして使用しており、レベル3に分類しております。

 デリバティブのうち、通貨関連取引及び金利関連取引については取引先金融機関から提示された価格により公正価値を算定し、商品関連取引については先物相場により公正価値を算定しております。いずれも活発な市場における相場価格とは認められないため、レベル2に分類しております。

 

(社債及び借入金)

 短期借入金及びコマーシャル・ペーパーについては短期間で決済されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

 当社が発行する社債については日本証券業協会が発表している公社債店頭売買参考統計値により公正価値を算定しております。長期借入金については元利金の合計額を新規に同様の借入を行った場合に想定される利率に基づく割引現在価値法により公正価値を算定しております。いずれも観察可能な市場データを利用して公正価値を算出しているため、レベル2に分類しております。

 

 当社グループは、これらの資産及び負債のレベル間振替を各報告期間の末日に認識することとしております。

 

② 償却原価で測定する金融商品

 償却原価で測定する金融商品の帳簿価額と公正価値は以下のとおりであります。満期又は決済までの期間が短期であること等により、帳簿価額と公正価値が近似又は一致するものは含んでおりません。

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2023年12月31日)

当中間連結会計期間

(2024年6月30日)

 

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

償却原価で測定する金融資産

 

 

 

 

貸付金(注)

 

 

 

 

長期貸付金

1,306,529

1,306,529

1,448,265

1,448,265

償却原価で測定する金融負債

 

 

 

 

社債及び長期借入金

 

 

 

 

社債

30,000

29,239

30,000

28,821

長期借入金

999,623

986,830

1,007,102

994,127

合計

2,336,153

2,322,598

2,485,367

2,471,214

(注) 貸付金には、共同支配企業であるイクシス下流事業会社(Ichthys LNG Pty Ltd)に対する貸付金が含まれており、前連結会計年度末及び当中間連結会計期間末における帳簿価額は、それぞれ1,333,010百万円及び1,487,193百万円であります。このうち、長期貸付金の前連結会計年度末及び当中間連結会計期間末における帳簿価額は、それぞれ1,293,985百万円及び1,434,232百万円であります。なお、当社グループは注記「6.企業結合」に記載のとおり、当中間連結会計期間において東京ガス株式会社が豪州プロジェクト子会社を通じて保有するイクシスLNGプロジェクトの参加権益等(1.575%)を取得しており、上記金額には当該取引に伴うイクシス下流事業会社(Ichthys LNG Pty Ltd)に対する貸付金の引受分が含まれております。

 

③ 公正価値で測定する金融商品

 公正価値で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーは以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(2023年12月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

デリバティブ資産

8,162

8,162

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

その他の金融資産

 

 

 

 

株式

13,054

21,220

34,274

債券

120,871

20,251

141,122

その他

10,782

10,782

 合計

144,707

28,413

21,220

194,342

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

その他の金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

913

913

 合計

913

913

 

 

当中間連結会計期間(2024年6月30日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

デリバティブ資産

8,292

8,292

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

その他の金融資産

 

 

 

 

株式

14,892

21,709

36,601

債券

100,448

35,439

135,888

その他

10,517

10,517

 合計

125,858

43,731

21,709

191,299

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

その他の金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

16,755

16,755

 合計

16,755

16,755

 

 前連結会計年度及び当中間連結会計期間において、公正価値レベル1とレベル2の間の重要な振替は行われておりません。

 

④ 評価プロセス

 レベル3に分類された金融商品については、経営管理部門責任者により承認された評価方針及び手続きに従い、外部の評価専門家又は適切な評価担当者が評価及び評価結果の分析を実施しております。評価結果は経営管理部門責任者によりレビューされ、承認されております。

 

⑤ レベル3に分類された金融商品に関する定量的情報

 レベル3に分類された金融商品(その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産)の定量的情報は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(2023年12月31日)

区分

評価技法

観察不能なインプット

範囲

その他の包括利益を通じて

公正価値で測定する金融資産

類似企業比較法

非流動性ディスカウント

30%

 

当中間連結会計期間(2024年6月30日)

区分

評価技法

観察不能なインプット

範囲

その他の包括利益を通じて

公正価値で測定する金融資産

類似企業比較法

非流動性ディスカウント

30%

 

 非流動性ディスカウントの下落(上昇)により、公正価値は増加(減少)します。なお、観察不能なインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に見込まれる公正価値の増減は重要ではありません。

 

⑥ レベル3に分類された金融商品の増減表

 レベル3に分類された金融商品(その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産)の期首から当中間連結会計期間末までの変動は以下のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前中間連結会計期間

(自 2023年1月1日

  至 2023年6月30日)

 当中間連結会計期間

(自 2024年1月1日

  至 2024年6月30日)

期首残高

17,204

21,220

その他の包括利益に認識された利得

2,049

△10

購入

499

500

中間期末残高

19,754

21,709

 

 その他の包括利益に認識された利得及び損失は、要約中間連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に計上されております。

 

(2)コマーシャル・ペーパーの発行

 前中間連結会計期間において、コマーシャル・ペーパー70,000百万円(利率0.00%、満期日2023年7月12日)及びコマーシャル・ペーパー18,000百万円(利率0.00%、満期日2023年7月12日)を発行しております。

 当中間連結会計期間において、コマーシャル・ペーパー80,000百万円(利率0.18%、満期日2024年7月22日)、コマーシャル・ペーパー40,000百万円(利率0.14%、満期日2024年8月22日)、コマーシャル・ペーパー30,000百万円(利率0.22%、満期日2024年9月26日)及びコマーシャル・ペーパー20,000百万円(利率0.22%、満期日2024年12月23日)を発行しております。

 なお、上記には、各中間連結会計期間において発行されたコマーシャル・ペーパーのうち、各中間連結会計期間末において償還されていないものを記載しております。

 

12.偶発債務

 下記の記載事項を除き、当中間連結会計期間末において、前連結会計年度に係る連結財務諸表に記載した内容から重要な変更はありません。

 

 カザフスタン共和国北カスピ海沖合鉱区プロジェクトの権益を7.56%保有する当社グループの子会社である株式会社INPEX北カスピ海石油(当社出資比率51%)は、その他プロジェクトパートナーと共にカザフスタン共和国と生産分与契約におけるコスト回収等に関する仲裁の手続きを実施しております。本仲裁手続きに関連し、2024年4月初旬にカザフスタン共和国より仲裁の申し立て書(Statement of Claim)を受領し、仲裁の手続きが進行しております。

 上記仲裁の結果等によっては当社グループの業績に影響を与える可能性がありますが、具体的な影響額の見積りは困難であります。

 

13.後発事象

(自己株式の取得)

 当社は、2024年8月8日開催の取締役会において、以下のとおり会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式の取得に係る事項について決議しました。

 

1.自己株式の取得を行う理由

資本効率の向上及び株主還元の充実を図るため。

 

2.取得に係る事項の内容

(1)取得する株式の種類

普通株式

(2)取得する株式の総数

6,400万株(上限)

(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 5.17%)

(3)株式の取得価額の総額

800億円(上限)

(4)取得期間

2024年8月9日から2024年12月31日まで

(5)取得方法

東京証券取引所における市場買付

 

(ご参考)2024年6月30日時点の普通株式に係る発行済株式総数及び自己株式の保有状況

発行済株式総数(自己株式を除く)

1,248,618,084株

 

自己株式数

10,517,983株

 

(注)役員報酬BIP信託の保有する当社株式(827,850株)は自己株式に含まず。

 

2【その他】

(1)中間配当

 2024年8月8日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議しました。

(イ)配当金の総額……………………………………53,690百万円

(ロ)1株当たりの金額………………………………43円

(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日………2024年9月2日

(注)1 2024年6月30日現在の最終の株主名簿に記載又は記録された株主又は登録株式質権者に対し、支払いを行います。

2 甲種類株式(非上場)につきましては、株式分割を実施致しておりません。これに伴い、甲種類株式の配当については、当該分割前の普通株式と同等になるよう、定款で定めております。

 

(2)決算日後の状況

 特記事項はありません。

 

(3)訴訟等

 当社グループに関する重要な訴訟については、「要約中間連結財務諸表注記 12.偶発債務」に記載のとおりであります。