第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の分析

 当第1四半期累計期間(2023年10月1日~2023年12月31日)は、エネルギー関連事業において、核融合関連製品及び原子力発電所の再稼働に向けた関連製品が増加しました。産業システム関連事業においては、FPD製造装置関連製品が減少しましたが、アルミ用電磁ポンプが大型生産設備に採用されたことにより増加し、半導体製造装置関連製品においても予定どおり推移いたしました。

 この結果、売上高は12億6百万円(前年同四半期比10.1%増)、営業利益は2億1千9百万円(前年同四半期比128.8%増)、経常利益は2億1千8百万円(前年同四半期比108.3%増)、四半期純利益は1億5千5百万円(前年同四半期比119.0%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

 総資産は、前事業年度末に比べ1千5百万円増加し、63億6千6百万円となりました。これは主に仕掛品等のたな卸資産が減少した半面、受取手形、売掛金及び契約資産が増加したことによるものであります。

 

(負債)

 負債は、前事業年度末に比べ7千9百万円減少し、27億5千万円となりました。これは主に、短期借入金が増加した半面、支払手形及び買掛金等の仕入債務、賞与引当金が減少したことによるものであります。

 

(純資産)

 純資産は、前事業年度末に比べ9千4百万円増加し、36億1千5百万円となりました。これは主に、配当金の支払いがあった半面、四半期純利益を計上したことによるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上対処すべき課題

 当第1四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第1四半期累計期間における研究開発費の総額は3千6百万円であります。

 なお、当第1四半期累計期間において当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。