第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当中間連結会計期間においては、景気は企業収益や雇用・所得環境を中心として堅調さを継続しました。先行きとしては、企業・消費者心理が改善する中で緩やかな回復の継続が期待される一方で、急速な物価上昇の継続が、購買力の低下や消費者心理の悪化を通じて個人消費に影響を及ぼし、景気が下振れするリスクには留意が必要です。また、金融資本市場の変動等の影響に引き続き注意する必要があります。

当社グループがターゲットとする中古マンション市場は、新築マンション価格の高止まりを受けた中古マンション流通の拡大、及びリノベーションに対する顧客認知の高まりにより、中長期的な拡大基調にあります。足元においては、当社第2四半期期間である2025年11月から2026年1月の3ヶ月間において、首都圏中古マンションの成約件数は11,753件となっており、前年同期間比では22.3%増加しております。2026年1月において、成約㎡単価は86.99万円(前年同月比6.3%増)となっており、2020年5月から69ヶ月連続で前年同月を上回りました。成約価格は5,493万円(同6.7%増)となっており、15ヶ月連続で前年同月を上回りました。在庫件数は44,776件(同1.5%減)となっており、6ヶ月連続で前年同月を下回りました。

このような経済環境のもと、当社グループは、主力サービスである中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」のマーケティング、営業活動を強化することで、事業規模の拡大を推進してまいりました。

この結果、当中間連結会計期間の売上高は5,241,512千円(前年同期比55.3%増)、営業損失は2,070千円(前年同期は営業利益58,898千円)、経常損失は67,717千円(前年同期は経常利益22,573千円)、親会社株主に帰属する中間純損失は53,553千円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純損失15,723千円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産の部)

当中間連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して654,412千円増加し、6,795,859千円となりました。

流動資産は、前連結会計年度末と比較して685,385千円増加し、6,487,625千円となりました。これは主に、販売用不動産が476,036千円増加、仕掛販売用不動産が939,519千円増加したことによるものです。

固定資産は、前連結会計年度末と比較して30,972千円減少し、308,234千円となりました。これは主に、投資その他の資産が46,214千円減少したことによるものです。

(負債の部)

当中間連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して704,829千円増加し、4,914,576千円となりました。

流動負債は、前連結会計年度末と比較して817,659千円増加し、4,317,288千円となりました。これは主に、短期借入金が867,390千円増加し、1年内返済予定の長期借入金が107,900千円増加したことによるものです。

固定負債は、前連結会計年度末と比較して112,831千円減少し、597,287千円となりました。これは主に、長期借入金が93,519千円減少し、社債が26,000千円減少したことによるものです。
 
 

(純資産の部)

当中間連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して50,417千円減少し、1,881,283千円となりました。これは主に、株主資本が43,806千円減少し、新株予約権が9,884千円減少したことによるものです。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して753,555千円減少し、1,067,956千円となりました。

当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果使用した資金は1,572,521千円(前年同期は936,163千円の支出)となりました。これは主に、棚卸資産の増加1,427,057千円、未払金の減少113,875千円、税金等調整前中間純損失48,117千円などによります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果得られた資金は21,017千円(前年同期は58,867千円の支出)となりました。これは主に、敷金及び保証金の回収による収入30,000千円、投資有価証券売却による収入14,600千円によります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果得られた資金は797,949千円(前年同期は1,021,290千円の獲得)となりました。これは主に、短期借入金の増加867,390千円によります。

 

3 【重要な契約等】

当社の連結子会社である株式会社ツクルバボックスは、財務上の特約が付された当座貸越契約を締結いたしました。

契約に関する内容等は以下の通りであります。なお、当該契約に基づく当中間連結会計期間末の借入未実行残高は789,000千円であります。
1.契約内容

連結子会社の名称、住所及び代表者の氏名

名称 株式会社ツクルバボックス

住所 東京都渋谷区恵比寿南3-7-10 

代表者の氏名 野村駿太郎

本契約の締結日

2026年1月30日

契約締結先の属性

都市銀行

借入金の元本の上限

1,000,000千円

本契約の取引期限

2027年1月30日

個別貸越の取引期限

12ヶ月以内

資金使途

中古マンションの区分所有物件の購入資金

担保の内容

①対象物件に対し、貸付人を単独第一順位とする抵当権(仮登記)

②当社(株式会社ツクルバ)の連帯保証

 

 

2.財務上の特約の内容

 

①連帯保証人は、2026年7月決算期を初回とする各年度決算期の末日における連帯保証人の連結の貸借対照表において、純資産の部の合計額を、2025年7月決算期の年度決算期の末日における純資産の部の合計額又は前年度決算期の末日における純資産の部の合計額のいずれか大きい方の70%以上に維持すること。

②連帯保証人は、2026年7月決算期を初回とする各年度決算期の末日における連帯保証人の連結の損益計算書において、経常損益の金額をマイナスにしないこと。

③借入人は、2026年7月決算期を初回とする各年度決算期の末日における借入人の単体の損益計算書及び単体の貸借対照表において、以下の計算式の基準値が8を上回らない状態を維持すること。

  基準値=(貸借対照表上の販売用不動産と仕掛販売用不動産の合計)÷(損益計算書上の売上高合計÷12)