第5【経理の状況】

1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。

 

(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づいて作成しております。

  また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2025年1月1日から2025年12月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2025年1月1日から2025年12月31日まで)の財務諸表について、監査法人アリアによる監査を受けております。

 

3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組について

 当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組を行っております。具体的には、監査法人と緊密に連携し、情報収集を行うとともに、監査法人等各種団体の主催する会計関連セミナーへの積極的な参加や、経営財務等の専門書の購読等により、会計基準の変更等について適切かつ的確に対応しております。

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2024年12月31日)

当連結会計年度

(2025年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

90,703

82,957

受取手形

291

売掛金

88,595

212,063

電子記録債権

1,336

商品及び製品

33,534

57,461

仕掛品

597,773

293,774

原材料及び貯蔵品

316,844

193,935

前渡金

2,618

2,987

未収消費税等

26,620

25,054

その他

14,410

22,306

流動資産合計

1,171,393

891,876

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

8,182

16,777

減価償却累計額

8,182

16,777

建物(純額)

車両運搬具

8,885

8,885

減価償却累計額

8,885

8,885

車両運搬具(純額)

工具、器具及び備品

181,952

181,952

減価償却累計額

181,952

181,952

工具、器具及び備品(純額)

有形固定資産合計

投資その他の資産

 

 

その他

23,908

27,486

投資その他の資産合計

23,908

27,486

固定資産合計

23,908

27,486

資産合計

1,195,301

919,363

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2024年12月31日)

当連結会計年度

(2025年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

100,526

221,208

短期借入金

100,000

100,000

1年内返済予定の長期借入金

32,064

32,064

未払金

90,980

79,462

未払法人税等

2,476

2,476

契約負債

28,023

3,289

その他

22,560

42,982

流動負債合計

376,632

481,484

固定負債

 

 

長期借入金

104,902

72,838

リース債務

7,228

6,221

資産除去債務

6,609

15,318

固定負債合計

118,740

94,377

負債合計

495,372

575,862

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,674,419

2,029,658

資本剰余金

1,960,905

2,316,144

利益剰余金

3,129,016

4,371,444

株主資本合計

506,308

25,641

その他の包括利益累計額

 

 

為替換算調整勘定

174,782

369,141

その他の包括利益累計額合計

174,782

369,141

新株予約権

18,837

-

純資産合計

699,928

343,500

負債純資産合計

1,195,301

919,363

 

②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2024年1月1日

 至 2024年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2025年1月1日

 至 2025年12月31日)

売上高

※1 417,090

※1 429,053

売上原価

※2 755,927

※2 920,067

売上総利益

338,837

491,014

販売費及び一般管理費

※3,※4 744,992

※3,※4 727,647

営業損失(△)

1,083,829

1,218,662

営業外収益

 

 

受取利息

237

464

補助金収入

2,337

スクラップ売却益

2,427

その他

1,920

744

営業外収益合計

2,157

5,974

営業外費用

 

 

支払利息

11,450

4,205

支払手数料

680

654

その他

277

448

営業外費用合計

12,408

5,308

経常損失(△)

1,094,080

1,217,996

特別利益

 

 

新株予約権戻入益

8,702

特別利益合計

8,702

特別損失

 

 

減損損失

※5 9,328

※5 30,657

特別損失合計

9,328

30,657

税金等調整前当期純損失(△)

1,103,409

1,239,951

法人税、住民税及び事業税

2,478

2,476

法人税等合計

2,478

2,476

当期純損失(△)

1,105,888

1,242,428

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

1,105,888

1,242,428

 

【連結包括利益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2024年1月1日

 至 2024年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2025年1月1日

 至 2025年12月31日)

当期純損失(△)

1,105,888

1,242,428

その他の包括利益

 

 

為替換算調整勘定

36,579

194,359

その他の包括利益合計

36,579

194,359

包括利益

1,069,309

1,048,069

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

1,069,309

1,048,069

非支配株主に係る包括利益

 

③【連結株主資本等変動計算書】

前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

株主資本合計

当期首残高

1,627,193

1,913,679

2,023,127

1,517,745

当期変動額

 

 

 

 

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

 

 

1,105,888

1,105,888

新株の発行

47,225

47,225

 

94,451

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

当期変動額合計

47,225

47,225

1,105,888

1,011,436

当期末残高

1,674,419

1,960,905

3,129,016

506,308

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

新株予約権

純資産合計

 

為替換算調整勘定

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

138,203

138,203

9,234

1,665,183

当期変動額

 

 

 

 

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

 

 

 

1,105,888

新株の発行

 

 

 

94,451

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

36,579

36,579

9,603

46,182

当期変動額合計

36,579

36,579

9,603

965,254

当期末残高

174,782

174,782

18,837

699,928

 

当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

株主資本合計

当期首残高

1,674,419

1,960,905

3,129,016

506,308

当期変動額

 

 

 

 

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

 

 

1,242,428

1,242,428

新株の発行

355,238

355,238

 

710,477

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

当期変動額合計

355,238

355,238

1,242,428

531,950

当期末残高

2,029,658

2,316,144

4,371,444

25,641

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

新株予約権

純資産合計

 

為替換算調整勘定

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

174,782

174,782

18,837

699,928

当期変動額

 

 

 

 

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

 

 

 

1,242,428

新株の発行

 

 

 

710,477

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

194,359

194,359

18,837

175,521

当期変動額合計

194,359

194,359

18,837

356,428

当期末残高

369,141

369,141

343,500

 

④【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2024年1月1日

 至 2024年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2025年1月1日

 至 2025年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前当期純損失(△)

1,103,409

1,239,951

減価償却費

428

8,650

減損損失

9,328

30,657

新株予約権戻入益

8,702

製品保証引当金の増減額(△は減少)

552

受取利息及び受取配当金

237

464

支払利息

11,450

4,205

売上債権の増減額(△は増加)

20,463

120,633

棚卸資産の増減額(△は増加)

336,552

518,295

前渡金の増減額(△は増加)

1,483

361

前受金の増減額(△は減少)

42

仕入債務の増減額(△は減少)

81,418

94,217

未払又は未収消費税等の増減額

21,058

1,565

その他

15,524

32,390

小計

648,608

744,955

利息及び配当金の受取額

237

464

利息の支払額

11,450

4,205

法人税等の支払額

2,483

2,476

法人税等の還付額

4

営業活動によるキャッシュ・フロー

662,304

751,167

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

1,906

1,488

無形固定資産の取得による支出

29,223

投資活動によるキャッシュ・フロー

1,906

30,712

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

短期借入れによる収入

100,000

100,000

短期借入金の返済による支出

100,000

長期借入金の返済による支出

32,064

32,064

リース債務の返済による支出

769

1,134

新株予約権の発行による収入

9,603

新株予約権の行使による株式の発行による収入

94,451

700,342

財務活動によるキャッシュ・フロー

171,221

667,144

現金及び現金同等物に係る換算差額

222,027

106,989

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

270,962

7,745

現金及び現金同等物の期首残高

361,665

90,703

現金及び現金同等物の期末残高

※1 90,703

※1 82,957

 

【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)

当社グループは、前連結会計年度において、前々年度から続いている半導体のダブつきと民生半導体の需要減による工場稼働率の低迷が長引いたことの影響を受け、売上・受注時期がずれ込み、売上高は417,090千円となりました。また、資産の健全性を確保するために棚卸資産の評価損を計上したことに伴い、売上原価が増加し、営業損失1,083,829千円、経常損失は1,094,080千円、親会社株主に帰属する当期純損失1,105,888千円を計上いたしました。また、営業キャッシュ・フローは、662,304千円のマイナスとなりました。

 当連結会計年度(2025年1月~12月)における世界半導体市場は、WSTS(World Semiconductor Trade Statistics/世界半導体市場統計:2025年12月2日)の発表によると、前年比+22.5%増の7,722億4,300万米ドル(約120兆円)になるとの見通しでした。主に、予想をはるかに超える生成AI需要急騰によるものであり、これに伴ってHBM(AIで使われるメモリー製品)やAIで使用されるGPUなどの複合ロジック製品半導体が市場の牽引役となりました。一方、 AI関連を除くと、2024年に続き2025年は、各半導体関連企業がAIに注力したことにより、AI関連以外の領域の自動車向け、民生用及び産業向け半導体の製造リソースが低下し、民生・産業向け半導体チップ不足が発生、自動車納期の長期化、パソコンやスマートフォンなど民生向け製品の価格上昇に繋がるなど、「用途による二極化」が更に顕著となり、AI向け半導体関連投資伸長の裏で、民生・産業用向け半導体製造設備投資は、前年比マイナス成長となりました。

 また、日本における半導体市場は、AI向け半導体を製造している企業が少なく、他国が2桁成長する中で日本だけマイナス成長(8.9%の落込み)を見せ、世界全体に占めるシェアは、2024年までの7%前後から5%台にまで下落しています(参考:米国半導体工業会2025年10月9日)。

 当社グループが属する民生・産業分野向け半導体市場の2025年度は、WSTSやSEMIなどの市場予測では、昨年より低迷が続いている民生・産業分野も回復、再生可能エネルギーの電源や電気自動車(EV)のほか、自動運転に使う半導体の需要も大きく増加する、と予測されていましたが、振り返ると予測を大きく裏切る結果となりました。

 また、富士キメラ総研の「2025ディスプレイ関連市場まとめ」によると、2025年は、中国におけるエコ家電買い替え補助金の縮小・終了や米国の輸入関税によるマイナス影響などで、世界的に市場は縮小したとのことです。前述したAI偏重は、世界的な傾向で有り、当社がメイン市場とする中国・台湾半導体企業も大きな影響を受けており、当社が得意とする民生機器向け半導体の一つであるDDIC(ディスプレイ・ドライバーIC)製造工場の設備投資凍結の影響が続いており、当社グループの2025年度の受注、売上は低調に推移いたしました。

 2026年以降は、ノートPCやタブレット、車載CIDなどでの採用増加を背景にAMOLEDの伸長が予想されるほか、フォルダブルスマートフォンの普及が進むRGB蒸着フォルダブルOLED(有機EL)、スマートグラスや車載HUDで使用が期待されるLCOS(反射型液晶パネル)、スマートグラスやスマートウォッチ、TV向けで採用の増加が予想されるマイクロLEDなども伸びるとみられ、2026年の市場は2025年比6.7%増の19兆4,622億円を予測しています。今後も、多くの用途で中国パネルメーカーが台頭し、平均単価は下落するとみられています。

 今後もウインテストグループとして、横浜本社/大阪事業所における開発環境整備、人材育成に努め、組織の若返りを含めた強化を行い、総務経理部を含む各部署における業務推進体制を革新するため、ERPやITを駆使した、より機動的かつ最新の環境で、設計、開発及び経営能力を強化するとともに、トータルコストの削減、納期の短縮と品質の向上を目指し、顧客満足度を上げることで受注増、業績の向上、企業価値の増大を図り、株主様の利益につなげてまいります。

 以上のように依然として2025年は、AI関連投資偏重傾向が顕著となり、当社業績に大きな影響が及び、その結果各社顧客工場における新規設備投資の抑制が引続き、当社業績は低調に推移いたしました。

 また、当社グループは、2026年度に向け黒字化を推進することを前提に、当社グループが保有する棚卸資産について厳格な評価を実施し、特に子会社を中心として連結で599,920千円の棚卸資産評価損(売上原価)を計上いたしました。前述のとおりでありますが、業界全体において市場環境が変化しており、特に受注の伸び悩みが見られる状況が続いています。当社におきましても、一部製品の市場動向を慎重に精査した結果、保有する棚卸資産の一部について、将来的な回収可能性について精度を高めて評価する必要があると判断しました。これに伴い、監査法人とも協議のうえ、適正な会計処理を行うために積極的な棚卸資産の評価損を計上することといたしました。

 これは、「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号)に従い資産評価の健全性を確保するために実施するものであります。今回の評価損計上により、短期的な財務指標には影響が出るものの、これは将来的な財務の健全性を確保し、持続的な成長基盤を強化するための戦略的な判断であります。当社は今後も、事業構造の見直しや市場ニーズに適した製品戦略を推進し、収益性の向上を図る施策を進めてまいります。また、当該棚卸資産に関しましては、2026年以降受注し出荷される製品にすべて組み込む予定でありますので、売上金額に占める原価率の低減に大きく寄与してまいります。

 以上より、当社の当連結会計年度の売上高は429,053千円となり、営業損失は1,218,662千円、経常損失は1,217,996千円、親会社株主に帰属する当期純損失は1,242,428千円となりました。また、営業キャッシュ・フローは、751,167千円のマイナスとなりました。

 上記のとおり、継続的な営業損失及び営業キャッシュ・フローのマイナスが発生している状況にあり、当社グループには継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。

 当社グループはこうした状況を早期に解消又は改善すべく、以下の対応策を継続して実施しております。

 

事業施策

1.受注販売活動の促進

 前述のとおり、AI市場以外の民生市場及び産業向け半導体市場は2024年度の新規設備投資を凍結しており、本格的な新規の設備導入は2026年度からとの様子です。しかし、今後の半導体市場は、各国政府の進めるDX(デジタルトランスフォーメーション)のさらなる進展や脱炭素化推進に向けた取り組み、自動運転や5G、6Gなどの高速通信環境がもたらす新しいイノベーションが期待されており、今後はAI関連だけではなくAIを基盤としたサービスのアウトプットに対応する半導体を含め、新しい技術が急速に開発・開拓され、広範な需要に支えられ伸長するものと想定されております。

 当社グループが「主力装置」と位置付けるLCDドライバIC検査装置は、液晶パネルに使われるLCDドライバICの検査に使用されており、また、それら情報端末ではLCDドライバICだけではなく、当社が得意とするCMOSイメージセンサーIC、ロジックICなど周辺半導体デバイスの需要も大きな伸びが期待される分野です。セミコンジャパン2025展示会では、国内外から多くのお客様にご来場いただき、実機展示を行っているメーカーが少ないこともあいまって国外、国内の御来場者から大きな反響を頂きました。その結果、新開発となるWTS-3000向けの高電圧が発生可能なロジックオプション複数種に大きな注目を頂き、国内大手顧客から早速お引き合いを頂くことができました。これら検査装置の受注は、国内では新年度予算の施行時期となる2026年4月以降となる見込みであり、また中国、台湾方面は設備投資が再開されると期待される2026年春節明けを予定しております。

 上述のように市場は当面の間、AI関連半導体偏重となっておりますので、当社としては、「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し、イ.営業力強化・顧客サポートの充実、②新規事業による事業の多角化への取り組み」に記載のとおり、新規事業に注力する方針を取り、売上と業績のV字回復を行ってまいります。

 また、子会社との連携については、ウインテスト武漢(100%子会社)とのアプリケーション能力強化を目的に協力体制を堅固にし、中国PMI社並びに台湾代理店との協力関係を推し進め、開発、営業活動を見直してまいります。さらに、ウインテスト武漢においては、関連会社の製品の製造も請け負える体制としてラインナップの拡充や顧客対応力の強化を行います。ひいては更なるサポート体制の強化と製造においては品質の向上に取り組み、今後AI市場の活性化が著しい中国国内市場への深耕を図ってまいります。

 

2.技術開発の強化

 当社は、これまでのICチップの検査装置に加え、新たに2025年1月28日に「ウエハ・アクセプタンス・テスト(WAT)検査装置「WTS-511」リリース、販売開始のお知らせ」で開示いたしましたように、新領域である前工程半導体製造工場で完成したウエハの物理的検査(膜厚など)、電気的な特性検査で、設計基準や顧客要求を満たしているか出荷される前の最終的な品質保証プロセスを検証できる「前工程検査装置」を市場に投入してまいります。これは関連会社制の前工程検査装置を当社大阪事業所にクラス1000程度のクリーンルームを建設、ノックダウンを行い、製造販売をしてまいります。市場は台湾、シンガポール、韓国そして今後の発展が期待されるインドとしております。

 また、汎用ロジックIC検査装置(256チャンネル、512チャンネル、1024チャンネル、周波数400Mhz)に関しては、国内、台湾、中国顧客向けを想定したWTS-3000、WTS-677そしてWTS577Lとして販売を開始しております。またロジック検査装置、ディスプレイ・ドライバー検査装置に関しましては、先端機能を更に引き上げるべく引続き開発を継続しております。これによって、ローエンド市場からハイエンド市場までを網羅的にカバーできる装置ラインナップを揃えました。

 これまでに当社グループが培ってきた検査技術を応用しつつ、外部専門家を招聘し、今後の市場拡大が見込まれる5Gと、その後の6G通信規格の台頭とともに注目を集めるパワーデバイス検査分野への進出を目指し、設計開発を進めており、当該分野への新規参入、対応可能検査範囲の拡充と展開を計画、収益基盤の拡充に取り組んでまいります。

 

3.隣接領域の展開と製品化

 当社は、今期特に周辺事業として進めてきた新規事業方面に関し、受注売上範囲の拡充を目的に、産学連携及びご協力企業との連携強化を行い、今期よりメイン事業の一つとして以下に進捗のご説明申し上げます。

 

 まず、MGC機器事業(「自重補償機構技術」)に関しまして記載いたします。重量物搬送(特に上下)については、一般には電動モーターとカウンターウエイトによる機構、又はカウンターウエイトの仕様が難しい場面で高い圧縮オイルを利用した油圧シリンダーによる機構が一般的でありました。当社は、慶應義塾先端科学技術研究センターと共同開発を進めてきた、MGC技術による反重力バネと複数の滑車を使い、重力による自重をキャンセルする技術を開発し、ゼロとなった搬送物の荷重を人に手によって、軽い力で上下することができる製品を開発いたしました。本技術は、特許申請を慶応義塾大学、森田研究室と行い一部については取得、一部については受理されました。取得した特許に加え新規の特許申請済み技術を使い、製品化を行いましたが、現在安全面の見直しをしております。安全面の見直しに関しましては、遅くとも2026年4月末までに完了し、2026年5月に開催される、ジャパントラックショー2026(期間:2026年5月14日(木)、5月15日(金)、5月16日(土) 場所:パシフィコ横浜)に展示し、大手物流企業に売り込みを開始いたします。現在、同製品は、「物流搬送市場」におけるトラック向け昇降補助装置(テールゲート・ハンドリフター)としていますが、将来的には介護施設における介護者の補助、物流倉庫における重量物の倉庫整理、大型機材組立工場における無重力組立部品補助装置など広範囲に展開してまいります。なお、販売に当たっては、大手物流企業及び物流関連の協会などを通し、連携、拡販を図ってまいります。物流市場は、サーチラボ社によると、物流業界に激震が走った2024年問題を皮切りに、人手不足・荷役作業による怪我を防止する意味でも高価で重量の重い動力油圧式のパワーゲートではなく、特に中小型トラックでは、安価、軽量なテールゲートリフターが求められているとのことです。

 

 液体レンズ(RYUGU)に関して、2025年度は性能評価も含め有名国立大学を始め複数の大学からお引き合い、受注を頂き、納品させて頂き非常に高評価を頂いております。また2026年度は老舗梱包組立工場様よりお引き合いを頂き、現在量産工程へのライン監視カメラとして複数の受注を頂きました。RYUGUは特殊な透明膜に電気反応性オイル(透明)を封入し液体レンズとしており、電圧をかけることで瞬時にレンズ厚が伸縮し、倍率やフォーカスを合わせることができる21世紀型のレンズであり、世界的にみても米国C社、スイスO社並びに中国X社など数社しか実用化しておりません。当社の製品は、他社がメンブレン幕(液体を包む膜)をアクチェータで制御する方式が多い中、可動部を完全に廃し電圧駆動とすることで、発熱もなくコスト、寿命、安定性、F値において秀でた製品としていくつかの日本の大学より評価を頂き販売を行っております。

 

 3D-X線診断装置WTS-CT130は、高性能X線ユニットを搭載しつつ、小型装置の筐体は鉛の防壁で完全に包み込んでおり、実験室や評価室の机などに設置でき、防護服や、ましてX線用ルームも必要としない構造としております。特殊な電気配線を必要とせず、事務所コンセントのAC100Vが有れば問題ありません。設置に関わる届出は労働基準監督署に届け出るだけと非常に簡易に導入できます。専用の画像解析ソフトも付属しており、導入は運び込んでから1時間程度で、当日からでもX線画像を撮影できます。現在、販売店を通しての販売と自社ダイレクト販売の方法で、拡販を図っております。

 

 株式会社TAOS研究所と共同開発、販売を進めております、脈波(BCG,ECG)を利用したヘルスケア管理システムは、毎日利用する便座にシート式センサーを取付けることで、大腿(もも)の部分の動脈並びに周辺の筋肉から体が自然に発する微弱信号を計測し、それらのデータをAIサーバーに送り解析、解析結果を「着座状況」、「脈拍」、「呼吸数」、「心臓の総合判定」、及び、グラフ表示にて、「心拍数」、「呼吸数」、「応変力:病気耐性」、「ストレス」、「慢性疲労」、「血管年齢」、「血圧」、「ゆらぎ健康度」など9項目にわたりお手持ちのスマホやPCなどにリアルタイムで蓄積データとしてお知らせするものです。なお、お知らせする項目は今後「血糖値」や「血中酸素濃度」など増やしてまいります。また、2026年度中には、「見守り機能」として離れて暮らすご家族の健康に異常が発生した場合のお知らせ(ご家族などへのアラート機能)の実装を行います。主なソフトウエアで対応可能なアップデートは無償で行います。2026年1月から、量産に移行しており、一般販売を開始しております。なお、販売にあたっては初めにWELLグループ(大阪市生野区)並びに大手衛生機器関連会社等と連携し、進めて行く計画です。その後大手量販店とも協議を行なってまいります。

 

 強アルカリ水素イオン洗浄水は、レドックステクノロジー社(北海道札幌市)と協業を開始しており、半導体工場は勿論、機械加工や製造業などあらゆる場面において、今後ESGやSDGSの観点からも最も注目されている安全な洗浄水です。通常は純水を電気分解するにあたり、純水は電気抵抗が高く電気分解できません。そのため、多くの電解装置は電気分解補助剤として炭酸カリウムや塩化ナトリウムを添加し、電解槽は2層構造となっており、電気分解後の洗浄水にも電解補助剤が混入しており、洗浄後に「錆」の発生を嫌うなら再度、純水や真水でのリンス(洗浄)が必要となります。当社の電解装置は電解補助剤の入るタンクを別とし、3層構造(特許)を取ることで、完全に電解水と電解補助剤を分離することに成功、更にZトルネードテクノロジー(特許)によって、水、一粒のクラスターを分解、約1/10程度まで粉砕し、表面張力(界面活性力)を大きく下げました。これによって髪の毛のキューティクル程度の隙間にも難なく侵襲し、高い洗浄力を発揮します。また通常電気分解層ではpH(アルカリ度の指標、14.0が最大値とされる)は高くても12.5程度ですが、当社の電解槽では特許特殊技術によって13.2を達成できました。他社製品では、pHの低さを補うため、過酸化水素などを添加してpHを調整していますが、過酸化水素は、猛毒で且つ人の皮膚にも刺激があり安全面では危惧されます。当社製品は純粋に「水」ということから、安全面な洗浄水といえます。また当該洗浄水生成装置に付属する純水装置を分割、別筐体にセットし、飲食店などを中心に純水生成装置として販売する方針とし、当面の間、TAMネットワーク株式会社(東京都千代田区)を販売代理店として販売してまいります。なお、洗浄水生成装置は必要に応じダイレクト販売も行います。

 

(注)インダストリー4.0 検査装置向け工場FA化機器技術に使われる「自重補償機構技術」とは、

 一般的な「重量物搬送装置」は、電気モーターやエンジン等の動力源を持ち、かつ、重いカウンターウエイトや油圧・圧縮空気の出力を借りることで、数十キロから数百キロの重量物の移動をアシストしますが、装置が大掛りで重量が重くなることや、重量物に見合う外部動力が必要となるといった課題を有しています。これらの課題克服のため、当社と慶應義塾先端科学技術研究センターは、いかなる動力や重いカウンターウエイト、そして油圧・空圧機器をも使用しない「自重補償機構」の開発を進め、バネの弾性力を応用した軽量かつシンプルな構造を内蔵したロボットアームの継続開発を行っております。今般開発した試作機は、被搬送物の重量が変化した場合でもその重さに見合った自重補償ができる構造となっており、回転軸を除く各軸にて搬送する重量物の自重補償を達成し、自身の台座部分の自重をも含め、より安全な自重補償を成立させています。

 

 なお、2025年12月26日付け「第三者割当による第13回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行に関するお知らせ」にてお知らせしました、前工程向け検査装置市場への参入に関しましては、クリーンルームの設営に関し、協議を開始しました。当社は2026年第3四半期末までにノックダウン製造の体制を整えるべく準備を行いたします。進捗につきましては、逐次お知らせをいたします。

 

財務施策

 財務面については、財務基盤の安定化を図るために、2025年12月26日開催の取締役会において、abc株式会社を割当先とする700万株の第三者割当による新株予約権の発行を決議いたしました。これにより、今後の前工程検査装置事業に必要なクリーンルーム建屋建設や新規事業の展開資金を確保するとともに、併せて運転資金など財務基盤の強化を図りました。上述でご説明いたしましたお客様工場における新規設備投資が2025年中には回復せず、2026年にずれ込むなど、想定より長期にわたることから、業績の低迷が続き、加えて2021年から2023年にかけて発生した検査装置に不可欠な産業用半導体部品の大幅な不足と納期遅延、価格高騰を受け、タイムリーな製造ができるように早期の部材仕入れを行った結果、運転資金となる現預金が計画より減少することとなりました。今後の財務基盤の強化については、筆頭株主である武漢精測と諮りながら、同社グループ及び金融機関からの資金調達の施策を継続して実施してまいります。

 以上の施策をもって抜本的な改善をしていく予定でおりますが、2023年から2025年度末まで引き続いた、半導体市場の生産調整などから、設備投資の大幅な抑制という事態になり、当社がメイン市場とする海外受注並びに受注済み検査装置の出荷・売上は、新規設備投資の再開される2026年度以降となります。また2026年度から方針の転換を図り各種新規事業に本腰を入れ推進してまいりますが、事業施策及び財務施策の実現可能性は市場の状況、需要動向等の今後の外部環境の影響を受けること、前記の新株予約権による調達についても確約されるものではないことから、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在するものと認識しております。

 

 なお、連結財務諸表は、継続企業を前提として作成されており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を連結財務諸表に反映しておりません。

 

(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

連結子会社の数  1

連結子会社の名称

 偉恩測試技術(武漢)有限公司

 

2.連結子会社の事業年度等に関する事項

 連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。

 

3.会計方針に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法

 棚卸資産

 個別法による原価法(連結貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法)によっております。

 海外子会社の原材料については、移動平均法による原価法(連結貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法)によっております。

 

(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

 ① 有形固定資産(リース資産を除く)

 定率法を採用しております。ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

② 無形固定資産(リース資産を除く)

 定額法によっております。

 なお、自社利用のソフトウェアについては、利用可能期間(5年)に基づいております。

③ リース資産

 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

 

(3)重要な引当金の計上基準

① 貸倒引当金

  債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定

 の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

② 製品保証引当金

 販売済製品に対して、将来発生が見込まれるサポート費用等に備えるため、個別案件ごとに発生見積額を計上しております。

 

(4)重要な収益及び費用の計上基準

 当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。

 

 ①製品の販売に関する収益

 製品の販売については、顧客との契約に基づく当該製品の引き渡しを行う義務を履行義務として識別しております。製品の引き渡しは、顧客が製品検収した時に資産の支配が顧客に移転する為、当該時点で収益を認識しております。

 

 ②サービス提供に関する収益

 サービスの提供には、製品に据え付ける機材の作成、ソフトウェアの開発、校正及び修理の作業等、製品が顧客の支配下で正常に(顧客の要望どおりに)動作するための、機材、ソフトウェアもしくは作業の提供を履行義務として識別しております。かかる履行義務は、顧客が検収をした時に支配が顧客に移転する為、当該時点で収益を認識しております。

 

 ③サービス契約に関する収益

 サービス契約に関しては、主に1年単位での保守契約を締結しております。当該保守契約については、契約期間にわたり履行義務が充足されると判断し、契約期間の経過に応じて収益を認識しております。

 

 なお、契約における約束した財又はサービスの独立販売価格の合計額が当該契約の取引価格を超える場合には、契約における財又はサービスの束について顧客に値引き等を行っているものとして、当該値引き等について、契約におけるすべての履行義務に対して比例的に配分しております。

 

(5)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準

 外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社の資産及び負債は、在外子会社の決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めて計上しております。

 

(6)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

 手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

(重要な会計上の見積り)

1.棚卸資産の評価

(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

当連結会計年度

商品及び製品

33,534

57,461

仕掛品

597,773

293,774

原材料及び貯蔵品

316,844

193,935

通常の販売目的で保有する棚卸資産の収益性の低下による簿価切下額(売上原価)

574,470

599,920

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 当社グループは、棚卸資産の評価について、収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法により算出しています。一定期間を超えて保有することになった棚卸資産については、受注状況等により見積りした正味売却価格まで帳簿価格を切り下げております。正味売却価格は現在入手可能な情報に基づくものであり、受注状況等の変化によっては、翌連結会計年度の連結財務諸表に影響を与える可能性があります。

 

2.減損損失

      (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

       前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)            (単位:千円)

場所

用途

種類

減損損失

大阪府大阪市北区

半導体検査装置事業

関連資産

リース資産

     7,686

神奈川県横浜市

工具、器具及び備品

     1,642

合計

     9,328

 

       当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)            (単位:千円)

場所

用途

種類

減損損失(千円)

神奈川県横浜市

半導体検査装置事業

関連資産

ソフトウェア

29,223

工具、器具及び備品

   818

車両運搬具

   614

合計

30,657

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 当社グループは半導体検査装置関連事業の単一セグメントであるため、事業用資産に区別はなく、1つのグルーピングとしております。

 半導体検査装置関連事業においては、営業活動から生じる損益が継続してマイナスで、今後も収益改善の可能性が低いと判断した資産は、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失として特別損失に計上しております。

 なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、使用価値は零と見積もっております。

 

(会計方針の変更)

  該当事項はありません。

 

(未適用の会計基準等)

・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)

・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日 企業会計基準委員会) 等

(1)概要

企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みの一環として、借手の全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。

借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費及びリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。

(2)適用予定日

2028年12月期の期首から適用します。

(3)当該会計基準等の適用による影響

「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

(会計上の見積りの変更)

該当事項はありません。

 

(連結損益計算書関係)

※1 顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2 期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損が売上原価に含まれております。

 

前連結会計年度

(自 2024年1月1日

  至 2024年12月31日)

当連結会計年度

(自 2025年1月1日

  至 2025年12月31日)

棚卸資産帳簿価額切下額

574,470千円

599,920千円

 

※3 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

 前連結会計年度

(自 2024年1月1日

  至 2024年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2025年1月1日

  至 2025年12月31日)

役員報酬

40,132千円

44,100千円

給料及び手当

179,340

166,395

研究開発費

227,262

216,381

 

※4 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額

 前連結会計年度

(自 2024年1月1日

  至 2024年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2025年1月1日

  至 2025年12月31日)

227,262千円

216,381千円

 

     ※5 減損損失

        当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上いたしました。

 

       前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

場所

用途

種類

減損損失(千円)

大阪府大阪市北区

半導体検査装置事業

関連資産

リース資産

     7,686

神奈川県横浜市

工具、器具及び備品

     1,642

合計

     9,328

 当社グループは半導体検査装置関連事業の単一セグメントであるため、事業用資産に区別はなく、1つのグルーピングとしております。

 半導体検査装置関連事業においては、営業活動から生じる損益が継続してマイナスで、今後も収益改善の可能性が低いと判断した資産は、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失として特別損失に計上しております。

 なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、使用価値は零と見積もっております。

 

       当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)

場所

用途

種類

減損損失(千円)

神奈川県横浜市

半導体検査装置事業

関連資産

ソフトウェア

29,223

工具、器具及び備品

   818

車両運搬具

   614

合計

30,657

 当社グループは半導体検査装置関連事業の単一セグメントであるため、事業用資産に区別はなく、1つのグルーピングとしております。

 半導体検査装置関連事業においては、営業活動から生じる損益が継続してマイナスで、今後も収益改善の可能性が低いと判断した資産は、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失として特別損失に計上しております。

 なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、使用価値は零と見積もっております。

 

(連結包括利益計算書関係)

※その他の包括利益に係る組替調整額並びに法人税等及び税効果額

 

前連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

当連結会計年度

(自 2025年1月1日

至 2025年12月31日)

為替換算調整勘定:

 

 

当期発生額

36,579千円

194,359千円

組替調整額

 

法人税等及び税効果調整前

36,579

194,359

法人税等及び税効果額

 

為替換算調整勘定

36,579

194,359

その他の包括利益合計

36,579

194,359

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

1.発行済株式の種類及び総数

 

当連結会計年度期首株式数(株)

当連結会計年度増加株式数(株)

当連結会計年度減少株式数(株)

当連結会計年度末株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

43,641,000

1,418,100

45,059,100

合計

43,641,000

1,418,100

45,059,100

(注)第12回新株予約権(行使価額修正条項付)の権利行使により、発行済株式総数が1,418,100株増加しております。

 

2.新株予約権に関する事項

区分

新株予約権の内訳

新株予約権の目的となる株式の種類

新株予約権の目的となる株式の数(株)

当連結会計年度末残高(千円)

当連結会計年度期首

当連結会計年度増加

当連結会計年度減少

当連結会計年度末

提出会社

(親会社)

第12回新株予約権

(注1.2.)

普通株式

10,000,000

1,418,100

8,581,900

9,869

ストック・オプションとしての新株予約権

 -

8,968

合計

 -

10,000,000

1,418,100

8,581,900

18,837

  (注)1.第12回新株予約権の当連結会計年度の増加分は、新株予約権の発行によるものであります。

    2.第12回新株予約権の当連結会計年度の減少分は、新株予約権の行使によるものであります。

 

3.配当に関する事項

(1)配当金支払額

  該当事項はありません。

 

(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの

  該当事項はありません。

 

 

当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)

1.発行済株式の種類及び総数

 

当連結会計年度期首株式数(株)

当連結会計年度増加株式数(株)

当連結会計年度減少株式数(株)

当連結会計年度末株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

45,059,100

8,581,900

53,641,000

合計

45,059,100

8,581,900

53,641,000

(注) 第12回新株予約権(行使価額修正条項付)の権利行使により、発行済株式総数が8,581,900株増加しております。

 

2.新株予約権に関する事項

区分

新株予約権の内訳

新株予約権の目的となる株式の種類

新株予約権の目的となる株式の数(株)

当連結会計年度末残高(千円)

当連結会計年度期首

当連結会計年度増加

当連結会計年度減少

当連結会計年度末

提出会社

(親会社)

第12回新株予約権

(注1.)

普通株式

8,581,900

8,581,900

ストック・オプションとしての新株予約権(注2.)

 -

合計

 -

8,581,900

8,581,900

  (注) 1.第12回新株予約権の当連結会計年度の減少分は、新株予約権の行使によるものであります。

2.ストック・オプションとしての第8回新株予約権は、潜在株式として存在しておりましたが、2025年7月31日をもって行使期間満了により消滅いたしました。

 

3.配当に関する事項

(1)配当金支払額

  該当事項はありません。

 

(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの

  該当事項はありません。

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

当連結会計年度

(自 2025年1月1日

至 2025年12月31日)

現金及び預金勘定

90,703千円

82,957千円

現金及び現金同等物

90,703

82,957

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組み方針

 当社グループは、一時的な余資の運用については安全性の高い短期的な銀行預金等に限定し、投機的な取引は行わない方針であります。また、長期的な運転資金は外部借入により調達しております。

 

(2)金融商品の内容及びそのリスク

 営業債権である売掛金及び電子記録債権は、顧客及び相手会社の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社グループの与信管理規程に従い、与信管理部署である総務経理部において取引先ごとに月次での期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握する体制としております。

 営業債務である買掛金は、そのほとんどが2か月以内の支払期日であります。

 借入金は、主に運転資金の調達を目的としたものであり、償還日は最長で決算後6年であります。このうち一部は、金利の変動リスクに晒されております。

 

(3)金融商品に係るリスク管理体制

イ.信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

 当社グループは、与信管理規程に従い営業債権について、営業部門において各取引先の経営内容、信用状態その他の必要な情報を入手し、取引相手別に与信限度を設定しています。また、販売管理規程に従い取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

ロ.市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

 現金及び預金について一部に外貨預金がありますが、月ごとに公表外国為替レートを基準とした社内レートを設定して管理しております。

 なお、短期間の保有を基本にしているため、為替予約等のヘッジは行っておりません。

 また、借入金のうち一部は銀行所定の短期プライムレートに連動しており、たえず、金利動向を把握し、残高を管理しております。

ハ.資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いできなくなるリスク)の管理

 各部署からの報告に基づき総務経理部が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。

 

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

 金融商品の時価の算定においては、変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

 

(5)信用リスクの集中

 当連結会計年度の決算日現在における営業債権のうち31.0%が特定の大口顧客に対するものであります。

 

2.金融商品の時価等に関する事項

 連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。また、現金及び預金、受取手形、売掛金、電子記録債権、未収消費税等、買掛金、短期借入金、未払金及び未払法人税等、契約負債は、短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。

 

前連結会計年度(2024年12月31日)

 

連結貸借対照表計上額

(千円)

時価(千円)

差額(千円)

長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)

136,966

136,966

負債計

136,966

136,966

 

 

当連結会計年度(2025年12月31日)

 

連結貸借対照表計上額

(千円)

時価(千円)

差額(千円)

長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)

104,902

104,902

負債計

104,902

104,902

 

(注1)金銭債権の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2024年12月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

90,703

受取手形

291

売掛金

88,595

未収消費税等

26,620

合計

206,210

 

当連結会計年度(2025年12月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

82,957

電子記録債権

1,336

売掛金

212,063

未収消費税等

25,054

合計

321,411

 

(注2)長期借入金の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2024年12月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

長期借入金

32,064

32,064

20,124

13,020

13,020

26,674

合計

32,064

32,064

20,124

13,020

13,020

26,674

 

当連結会計年度(2025年12月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

長期借入金

32,064

20,124

13,020

13,020

13,020

13,654

合計

32,064

20,124

13,020

13,020

13,020

13,654

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

 金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルで分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

 

(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

  前連結会計年度(2024年12月31日)

   該当事項はありません。

 

  当連結会計年度(2025年12月31日)

   該当事項はありません。

 

(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前連結会計年度(2024年12月31日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)

136,966

136,966

負債計

136,966

136,966

 

当連結会計年度(2025年12月31日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)

104,902

104,902

負債計

104,902

104,902

 

(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

長期借入金

 長期借入金は、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映し、また、当社の信用状態は実行後と大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。固定金利によるものは、元金利の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

前連結会計年度(2024年12月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(2025年12月31日)

 該当事項はありません。

 

2.売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)

 該当事項はありません。

 

(ストック・オプション等関係)

1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

当連結会計年度

(自 2025年1月1日

至 2025年12月31日)

販売費及び一般管理費

 

2.権利不行使による失効により利益として計上した金額

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

当連結会計年度

(自 2025年1月1日

至 2025年12月31日)

雑収入

266

266

新株予約権戻入益

8,702

 

3.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

(1) ストック・オプションの内容

 

2020年ストック・オプション

付与対象者の区分及び人数

当社取締役 3名

当社使用人 40名

当社関係会社の使用人 2名

株式の種類別のストック・オプションの数

普通株式 264,000株(注)1

付与日

2020年2月28日

権利確定条件

(注)2

対象勤務期間

(注)3

権利行使期間

自 2020年8月1日  至 2025年7月31日

(注)1. 株式数に換算して記載しております。

2.① 新株予約権者は、権利行使時においても、当社取締役等(社外取締役及び監査等委員である取締役を含む。)及び従業員並びに当社関係会社の取締役等の地位にあることを要する。ただし、当社の取締役等及び当社関係会社の取締役等を任期満了により退任した場合、又は定年退職その他正当な理由のある場合はこの限りではない。

② 新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めない。

③ 本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における発行可能株式総数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできない。

④ 各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。

     3. 新株予約権者は、権利行使時においても、当社取締役等(社外取締役及び監査等委員である取締役を含む。)及び従業員並びに当社関係会社の取締役等の地位にあることを要する。ただし、当社の取締役等及び当社関係会社の取締役等を任期満了により退任した場合、又は定年退職その他正当な理由のある場合はこの限りではない。

 

(2) ストック・オプションの規模及びその変動状況

当連結会計年度(2025年12月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。

 

 

①ストック・オプションの数

 

2020年ストック・オプション

権利確定前            (株)

前連結会計年度末

付与

失効

権利確定

未確定残

権利確定後            (株)

前連結会計年度末

236,000

権利確定

権利行使

失効

236,000

未行使残

 

②単価情報

 

2020年ストック・オプション

権利行使価格            (円)

254

行使時平均株価          (円)

付与日における公正な評価単価(円)

38

 

3.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

 当連結会計年度において付与したストック・オプションはありません。

 

4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

 将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度

(2024年12月31日)

 

当連結会計年度

(2025年12月31日)

繰延税金資産

 

 

 

棚卸資産評価損

155,627千円

 

329,866千円

未払事業税

 

貸倒引当金

881

 

減価償却の償却限度超過額

9,754

 

18,324

繰越欠損金

1,391,187

 

1,466,046

その他

167,521

 

257,810

繰延税金資産小計

1,724,972

 

2,072,047

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額

△1,391,187

 

△1,434,287

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△333,523

 

△636,589

評価性引当額小計

△1,724,711

 

△2,070,876

繰延税金資産合計

260

 

1,170

繰延税金負債

 

 

 

 未収還付事業税

△260

 

△1,170

繰延税金負債合計

△260

 

△1,170

繰延税金資産の純額

 

 

(注) 1.評価性引当額の変動の主な内容は、税務上の繰越欠損金に係るものであります。

 

2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

前連結会計年度(2024年12月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

合計

(千円)

税務上の繰越欠損金(※1)

51,667

60,853

107,579

157,616

2,843

1,010,627

1,391,187

評価性引当額

△51,667

△60,853

△107,579

△157,616

△2,843

△1,010,627

△1,391,187

繰延税金資産

 

当連結会計年度(2025年12月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

合計

(千円)

税務上の繰越欠損金(※1)

60,853

107,579

157,616

2,934

285,999

819,304

1,434,287

評価性引当額

△60,853

△107,579

△157,616

△2,934

△285,999

△819,304

△1,434,287

繰延税金資産

(※1) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 前連結会計年度(2024年12月31日)

  税金等調整前当期純損失を計上しているため、注記を省略しております。

 

 当連結会計年度(2025年12月31日)

  税金等調整前当期純損失を計上しているため、注記を省略しております。

3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

 「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に国会で成立し、2026年4月1日以後開始する連結会計年度より「防衛特別法人税」の課税が行われることになりました。これに伴い、2026年4月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異に係る繰延税金資産及び繰延税金負債については、法定実効税率を25.0%~30.58%から25.0%~31.47%に変更し計算しております。この税率変更による影響は軽微です。

(資産除去債務関係)

     重要性が乏しいため、注記を省略しております。

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

 前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:千円)

 

報告セグメント

収益認識の時期

半導体検査装置事業

合計

 一時点で移転される財又はサービス

382,680

382,680

 一定期間にわたり移転される財又はサービス

34,410

34,410

顧客との契約から生じる収益

417,090

417,090

その他の収益

外部顧客への売上高

417,090

417,090

 

 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:千円)

 

報告セグメント

収益認識の時期

半導体検査装置事業

合計

 一時点で移転される財又はサービス

392,684

392,684

 一定期間にわたり移転される財又はサービス

36,368

36,368

顧客との契約から生じる収益

429,053

429,053

その他の収益

外部顧客への売上高

429,053

429,053

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、「注記事項(連結財務諸表作成の基本となる重要な事項)3.会計方針に関する事項 (4)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

 

 (1)契約資産及び契約負債の残高等

前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

(単位:千円)

 

 

当連結会計年度

期首残高

当連結会計年度

期末残高

顧客との契約から生じた債権

108,885

88,887

契約資産

契約負債

3,303

28,023

(注)契約負債は、履行義務の充足前に対価を受領しているものです。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。

また、当連結会計年度に認識された収益の額のうち、期首現在の契約負債残高に含まれていた額は3,303千円であります。

 

当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)

(単位:千円)

 

 

当連結会計年度

期首残高

当連結会計年度

期末残高

顧客との契約から生じた債権

88,887

213,399

契約資産

契約負債

28,023

3,289

(注)契約負債は、履行義務の充足前に対価を受領しているものです。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。

また、当連結会計年度に認識された収益の額のうち、期首現在の契約負債残高に含まれていた額は28,023千円であります。

 

(2)残存履行義務に配分した取引価額

当社グループにおいては、残存履行義務に配分した取引価額については、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な取引がないため、実務上の便法を適用し、記載を省略しております。

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

当社グループは、「半導体検査装置事業」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

  単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

(単位:千円)

 

日本

中国

インドネシア

合計

110,355

262,657

44,077

417,090

          (注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2)有形固定資産

  本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

 

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:千円)

 

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

合肥宏芯達微電子有限公司

142,160

半導体検査装置事業

上海精積微半導体技術有限公司

84,860

半導体検査装置事業

PT.EPSON BATAM

44,077

半導体検査装置事業

 

当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

  単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

(単位:千円)

 

日本

中国

台湾

インドネシア

合計

168,058

242,301

16,073

2,620

429,053

          (注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2)有形固定資産

  本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

 

 

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:千円)

 

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

上海精積微半導体技術有限公司

125,562

半導体検査装置事業

名古屋科学機器株式会社

60,087

半導体検査装置事業

江蘇匯成光電有限公司測試部

43,163

半導体検査装置事業

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

 当社グループは、「半導体検査装置事業」の単一セグメントであり、同セグメントにて固定資産の減損損失を9,328千円計上しております。

 

当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)

 当社グループは、「半導体検査装置事業」の単一セグメントであり、同セグメントにて固定資産の減損損失を30,657千円計上しております。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

      該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)

      該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)

 該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

1.関連当事者との取引

(1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

(ア)連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

種類

会社等の名称又は氏名

所在地

資本金又は出資金

(千円)

事業の内容又は職業

議決権等の所有(被所有)割合(%)

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

(千円)

科目

期末残高

(千円)

主要株主

(個人)

兼役員

姜輝

当社代表取締役

(被所有)

直接0.01

債務被保証

(注)

106,746

債務被保証及び担保の受入(注)

30,220

 

当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)

種類

会社等の名称又は氏名

所在地

資本金又は出資金

(千円)

事業の内容又は職業

議決権等の所有(被所有)割合(%)

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

(千円)

科目

期末残高

(千円)

主要株主

(個人)

兼役員

姜輝

当社代表取締役

(被所有)

直接0.01

債務被保証

(注)

88,722

債務被保証及び担保の受入(注)

16,180

(注)取引条件及び取引条件の決定方針

 当社は、銀行借入等に対して当社代表取締役 姜輝氏より債務保証及び担保の提供を受けております。なお、保証料の支払は行っておりません。

 

(2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

(ア)連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)

該当事項はありません。

 

(イ)連結財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等

前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

種類

会社等の名称又は氏名

所在地

資本金又は出資金

事業の内容又は職業

議決権等の所有(被所有)割合(%)

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

(千円)

科目

期末残高

(千円)

同一の親会社を持つ会社

武漢精立電子技術有限公司

中華人民共和国武漢市

266,450千人民元

電子製品の製作・販売

事務所の賃借等

事務所の賃貸借等

9,815

未払金

47,690

 

当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)

種類

会社等の名称又は氏名

所在地

資本金又は出資金

事業の内容又は職業

議決権等の所有(被所有)割合(%)

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

(千円)

科目

期末残高

(千円)

同一の親会社を持つ会社

武漢精立電子技術有限公司

中華人民共和国武漢市

266,450千人民元

電子製品の製作・販売

事務所の賃借等

事務所の賃貸借等

9,136

未払金

59,228

(注)取引条件及び取引条件の決定方針

取引条件及び取引条件の決定方針については、市場価格を勘案し、当社グループと関連を有しない会社との取引と同様に決定しております。

 

2.親会社に関する注記

     (1)親会社情報

      武漢精測電子集団股份有限公司(深セン証券取引所に上場)

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

当連結会計年度

(自 2025年1月1日

至 2025年12月31日)

1株当たり純資産額

15円12銭

6円40銭

1株当たり当期純損失(△)

△25円27銭

△23円45銭

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

   2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

当連結会計年度

(自 2025年1月1日

至 2025年12月31日)

純資産の部の合計額(千円)

699,928

343,500

純資産の部の合計額から控除する金額(千円)

18,837

(うち新株予約権(千円))

(18,837)

(-)

普通株式に係る期末の純資産額(千円)

681,091

343,500

1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株)

45,059,100

53,641,000

   3.1株当たり当期純損失(△)の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

当連結会計年度

(自 2025年1月1日

至 2025年12月31日)

1株当たり当期純損失(△)

 

 

 親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(千円)

△1,105,888

△1,242,428

 普通株主に帰属しない金額(千円)

 普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円)

△1,105,888

△1,242,428

 普通株式の期中平均株式数(株)

43,761,441

52,986,436

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

2020年2月20日取締役会決議による第8回新株予約権

236,000個

(普通株式 236,000株)

2020年2月20日取締役会決議による第8回新株予約権

236,000個

(普通株式 236,000株)

第8回新株予約権は、2025年7月31日をもって行使期間満了により消滅しております。

 

(重要な後発事象)

 新株予約権の行使

  当連結会計年度の末日後、当社が2026年1月13日に発行した第13回新株予約権(行使価額修正条項付)の権利行使が行われております。

  新株予約権が行使され、2026年1月14日から2026年3月31日までに発行した株式の概要は以下のとおりであります。

  (1)行使された新株予約権の個数 :16,276個

  (2)発行した株式の種類及び株式数:普通株式 1,627,600株

  (3)資本増加額         :86,437千円

  (4)資本準備金増加額      :86,437千円

   以上の結果、2026年3月31日現在の発行済株式総数は55,268,600株、資本金は2,116,095千円、資本準備金は2,116,095千円となっております。

 

⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】

 該当事項はありません。

 

【借入金等明細表】

区分

当期首残高

(千円)

当期末残高

(千円)

平均利率

(%)

返済期限

短期借入金

100,000

100,000

1年以内に返済予定の長期借入金

32,064

32,064

1.80

1年以内に返済予定のリース債務

1,134

1,006

長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)

104,902

72,838

1.60

 2027年~2032年

リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)

7,228

6,221

 2027年~2032年

その他有利子負債

合計

245,328

212,130

(注)1.平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。

2.リース債務については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額で連結貸借対照表に計上しているため、平均利率の記載を行っておりません。

3.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。

 

1年超2年以内

(千円)

2年超3年以内

(千円)

3年超4年以内

(千円)

4年超5年以内

(千円)

長期借入金

20,124

13,020

13,020

13,020

リース債務

1,053

1,102

1,154

1,208

 

【資産除去債務明細表】

当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略しております。

 

(2)【その他】

当連結会計年度における半期情報等

 

中間連結会計期間

当連結会計年度

売上高(千円)

148,316

429,053

税金等調整前中間(当期)純損失(△)(千円)

△407,004

△1,239,951

親会社株主に帰属する中間(当期)純損失(△)(千円)

△408,251

△1,242,428

1株当たり中間(当期)純損失(△)(円)

△7.80

△23.45