当中間連結会計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、賃上げ等に伴う個人消費の持ち直し等により、緩やかな経済活動の回復が見られました。一方で、世界的な政情不安や想定以上の円安の進行に伴う物価上昇により、先行き不透明な状況が続いております。
外食業界におきましても、コメをはじめとする原材料価格高騰や特定の国際航路での供給制約に伴うエネルギー価格等の高騰に加え、慢性的な人手不足等により引き続き厳しい状況が続いております。
このような状況の中、当社グループでは、「変えよう、毎日の美味しさを。広めよう、世界に喜びを。」をVISIONとして、日々の食を美味しくすることで、お客様の生活や人生までゆたかにしたいという願いに向けて、商品開発、店内調理、安心・安全の取り組み及びサービスの向上に取り組んで参りました。
また、業態別店舗数は以下のとおりであります。
[当社グループ業態別店舗数]
( )内は内数でテイクアウト専門店・FCの店舗数
以上の結果、財政状態及び経営成績の状況は以下のとおりとなりました。
総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ31,109百万円増加し、429,704百万円となりました。
流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ14,181百万円増加し、102,577百万円となりました。これは主に、現金及び現金同等物が3,578百万円、営業債権及びその他の債権が2,948百万円、その他の金融資産が5,778百万円増加したこと等によるものであります。
非流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ16,927百万円増加し、327,127百万円となりました。これは主に、有形固定資産が15,596百万円増加したこと等によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ13,116百万円増加し、310,810百万円となりました。
流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ8,472百万円増加し、93,328百万円となりました。これは主に、営業債務及びその他の債務が2,704百万円、未払法人所得税が2,807百万円、リース負債が2,726百万円増加したこと等によるものであります。
非流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ4,644百万円増加し、217,482百万円となりました。これは主に、リース負債が6,107百万円増加したこと等によるものであります。
資本合計は、前連結会計年度末に比べ17,993百万円増加し、118,895百万円となりました。これは主に、配当金の支払により3,964百万円減少した一方で、親会社の所有者に帰属する中間利益の計上により17,788百万円増加したこと等によるものであります。
当中間連結会計期間の経営成績は、売上収益254,182百万円(前年同期比24.7%増)、営業利益28,080百万円(前年同期比43.7%増)、税引前中間利益27,119百万円(前年同期比49.0%増)、親会社の所有者に帰属する中間利益17,788百万円(前年同期比49.9%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(国内スシロー事業)
国内スシロー事業では、「すしに真っすぐ!」をテーマに、創業以来スシローがこだわり続けた美味しさにしっかりと向き合い、お客さまにご満足いただける商品の提供やキャンペーンの実施に取り組みました。
年始よりスシローでは「特ネタ中とろ」と「濃厚うに包み」を税込110円~で販売いたしました。「特ネタ中とろ」は、鮪ならではの香りと旨み、絶妙な脂のバランスをお楽しみいただきました。素材から加工までこだわり、自信をもって仕入れている「濃厚うに包み」は、とろっとした食感と濃厚な旨みをお楽しみいただきました。また、「北海道うまいもん祭り」として、食べごたえ抜群の「北海道産 まるごとほたて貝柱」(税込110円~)や北海道産のネタ3種を食べ比べできる「なまら北海道3貫盛り」などを販売いたしました。
更に、2回目のコラボとなる人気キャラクター「パペットスンスン」や、独特な世界観で国内外問わず多くのファンを魅了する大人気シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」とコラボを実施し、コラボ限定ピック付きのおすしやコラボ限定シール付きの商品を販売いたしました。国内4店舗(東京、宮城、大阪、兵庫)で 「ジョジョの奇妙な冒険」の世界観を楽しめるスペシャルコラボ店舗として展開するなど、スシローでおすしをお楽しみいただくことはもちろん、おすしと一緒に楽しめるコンテンツの提供も継続して実施いたしました。
以上の結果、国内スシロー事業の売上収益は144,539百万円(前年同期比12.0%増)、セグメント利益は12,299百万円(前年同期比10.0%増)となりました。
(海外スシロー事業)
海外スシロー事業では、物件や立地の特性を厳選して出店するアプローチにより事業の拡大を順調に進めています。1月に台湾初のデジロー店舗である「スシロー微風南山店」をオープンいたしました。また、中国大陸では2月に「スシロー済南万象城店」をオープンし、山東省エリアへ初進出いたしました。また、3月に「スシロー江門利和広場店」をオープンし、江門市へ初進出いたしました。
年始から春季にかけては更なる来客数拡大を目指した戦略的な販促・マーケティング施策を展開いたしました。タイでは「3-2-1Let's GO!」と称し、「たい3貫盛り」や「サーモン3貫盛り」など様々な3貫盛りを提供し、多くのお客様にお楽しみいただきました。香港では「ちいかわ」とのコラボを展開。パネル装飾等で世界観を楽しめるコラボ店舗も実施するなどご好評をいただきました。また、台湾ではハンティングアクションゲーム「モンスターハンター」とのコラボを実施するなど、スシローでのお食事を通したより高い体験価値の提供に努めました。
以上の結果、海外スシロー事業の売上収益は94,066百万円(前年同期比60.0%増)、セグメント利益は12,762百万円(前年同期比100.3%増)となりました。
(京樽事業)
京樽ブランドは、引き続きEC販売の強化・不採算店舗の整理を推進し、更なる収益性改善に取り組みました。季節を彩る商品をご堪能いただけるキャンペーンを継続的に実施し、お正月には「京樽の懐石おせち」、節分には「京樽の恵方巻」、3月には春の食材を散りばめた「春のわっぱ寿司」や「春の錦ちらし」をお客さまにお楽しみいただきました。
みさきブランドにおいても引き続き旗艦店を基軸とした商品力・接客力の強化により、更なるブランド力の進化・業績向上の取り組みを進めました。人気の「週替わりの得する祭り」に加え、2月には「超みさきデー」も開催し、脂のり抜群の中とろを1貫税込150円でご提供するなど、お客さまにご好評いただきました。
以上の結果、京樽事業の売上収益は11,292百万円(前年同期比6.4%減)、セグメント利益は392百万円(前年同期比763.8%増)となりました。
(国内杉玉事業)
大衆寿司居酒屋「鮨・酒・肴 杉玉」は、FOOD & LIFE COMPANIESの強みを最大限に活かし、鮮度・味・見た目にこだわったおすしや、居酒屋ならではの一品料理、そしてお食事に最適なお酒を提供しております。ブランド創設9年目に入り、国内総店舗数は100店舗を超え、直営・フランチャイズの両輪で更なる店舗ネットワークの拡大に取り組んでおります。お客さまに非日常を演出する和モダンな内装のこだわりの空間でのお食事を十分ご堪能いただけるような販促キャンペーンも継続的に実施しております。1月の「杉玉 290円均一祭」では、厚切り炙りぶりや漬けびんちょう鮪などお酒に合うおすしをお値打ち価格で販売したほか、2月にはこだわりの素材を使ったおすしをお手頃にお楽しみいただける「杉玉の真っ向勝負」を開催し、ふわっととろける煮穴子や脂のりの良い北海道産とろにしんなどを販売し、お客さまにご好評をいただきました。
以上の結果、国内杉玉事業の売上収益は4,372百万円(前年同期比10.9%増)、セグメント利益は124百万円(前年同期比448.9%増)となりました。
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3,578百万円増加し、62,400百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、40,553百万円(前年同期比54.7%増)となりました。
これは主に、税引前中間利益27,119百万円、減価償却費及び償却費20,828百万円の計上があった一方で、法人所得税の支払額が5,286百万円、営業債権及びその他の債権の増加が3,183百万円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、20,753百万円(前年同期比78.4%増)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出が13,923百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、17,709百万円(前年同期9.8%増)となりました。
これは主に、リース負債の返済による支出が11,964百万円、配当金の支払額が3,957百万円、長期借入金の返済による支出が2,005百万円があったこと等によるものであります。
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
当社は、今後の当社グループの事業展開における資金需要に対して安定的かつ機動的な資金調達体制を構築することを目的として、2026年3月26日付で国内金融機関2行とコミットメントライン契約を締結しております。
主な契約内容は以下のとおりであります。
株式会社みずほ銀行、株式会社三井住友銀行
総額20,000百万円
自 2026年3月31日 至 2031年3月28日
変動金利(基準金利に一定のマージンを加算)
・各連結会計年度末における連結財政状態計算書における資本合計の金額を、2025年9月期末日における金額の50%に相当する金額以上に維持すること。
・各連結会計年度における連結損益計算書における当期損益を2期連続して損失としないこと。