当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態の状況
(資産)
当中間連結会計期間末における資産合計は5,143,981千円となり、前連結会計年度末に比べ601,883千円の増加となりました。これは主に、原材料及び貯蔵品が増加した一方で、現金及び預金が減少したこと等によるものであります。
(負債)
当中間連結会計期間末における負債合計は3,801,161千円となり、前連結会計年度末に比べ528,696千円の増加となりました。これは主に、長期借入金及び契約負債が増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産合計は1,342,819千円となり、前連結会計年度末に比べ73,187千円の増加となりました。これは、利益剰余金が増加したこと等によるものであります。
(2)経営成績の状況
当中間連結会計期間における我が国経済は、賃上げによる雇用・所得環境の改善や、企業による堅調な投資を背景に全体では回復基調で推移したものの、中東情勢の悪化によるエネルギー・原材料価格の高騰や円安を背景とした物価上昇の影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
宝飾品業界におきましても、富裕層が高額品の販売をけん引した一方で、金・プラチナ価格の高騰による売上総利益の減少や、日常使いの宝飾品販売が単価上昇によって軟調に推移するなど、宝飾品業界全体としては厳しい事業環境が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、2025年12月に収益性と成長性を両立させながら当社グループを成長させるべく、「オーダーメイド戦略」「IP(知的財産)戦略」の2つの戦略とこれらを支える「基盤強化」を基本方針とした、中期経営計画(2026年9月期~2028年9月期)を策定し、「オーダーメイドでお客様に特別な感動と喜びを贈り続ける」というパーパスのもと、お客様お一人おひとりにとってのオンリーワンを提供するべく、体験価値に重点を置いた質の高いサービスやものづくりの強化に取り組んでまいりました。
株式会社ケイ・ウノにおきましては、2025年10月に札幌店の移転オープンを皮切りに、2026年1月末に実施した価格改定による単価上昇が寄与したことに加え、顧客のニーズに合わせた提案を的確に行うための教育や、ホリデーシーズンフェアの成功、また販路拡大の一環として、他企業とコラボレーションしたOEM(相手先ブランドによる製造)販売を積極的に展開したことにより売上が拡大いたしました。一方で、金・プラチナ価格は引き続き高止まりしており、価格改定や製造に係る人件費・経費の削減、タイ子会社による生産量増加などによりグループ全体で原価の低減に努めたものの、原材料費率の上昇を吸収しきれず売上総利益率が低下いたしました。
また2025年12月に発生した「第三者による不正アクセス及びこれに伴う個人情報漏えいの可能性」への対応費用等を、特別損失に計上するとともに、これに対応する保険金を特別利益に計上いたしました。
子会社である株式会社ユートレジャーにおきましては、「ユートレジャー コンセプトストア心斎橋」を2026年1月にオープンし、ブライダルジュエリーについては新規IP投入やSNSを使用したマーケティング戦略の実施により多くのお客様から支持を得ることができたほか、ファッションジュエリーでもファンの心をくすぐるIP商品の積極的展開が好調であったこと、また昨今の推し活ブームや貴金属商品への関心の高まりをふまえて販売を開始した、IPを用いた純金製のコインや18金製フィギュア等ジュエリー以外の商品も高い人気を獲得しました。
タイの子会社であるU-International Factory Co.,Ltd.におきましては、当社グループ内における好調な受注に対応するため、現地マネージャーによる生産体制の強化や職人の増員及び教育を実施したことで、生産量が増加するとともに製造効率が向上しました。
以上の結果、当中間連結会計期間の経営成績は、売上高3,839,245千円(前年同期比7.8%増)、営業利益104,861千円(前年同期比4.7%減)、経常利益116,082千円(前年同期比26.5%増)となりました。この結果、親会社株主に帰属する中間純利益は77,717千円(前年同期比60.0%増)となりました。
なお、当社グループの事業は、「製造小売事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は951,486千円となり、当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは416,149千円の支出(前年同期は8,592千円の支出)となりました。これは主に、棚卸資産の増加による支出551,770千円、契約負債の増加による収入131,856千円等が生じたことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは74,796千円の支出(前年同期は84,560千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出71,048千円等が生じたことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは423,530千円の収入(前年同期は238,054千円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の増加による収入500,000千円等が生じたことによります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
該当事項はありません。
該当事項はありません。