当中間連結会計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当中間連結会計期間(2025年10月1日~2026年3月31日)におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が続いた一方、物価上昇の継続や金融資本市場の変動等に加え、中東情勢の緊迫化や米国の通商政策の影響による景気下振れリスクなどから先行きの不透明な状況が続いております。
不動産関連事業のオフィスビル・レジデンス賃貸市場においては、一部では賃料上昇の兆しがみられましたが、市況の改善は総じて緩やかであり、今後もその動向を注視する必要があります。
このような事業環境下、当社グループはマーケットの動向を見極め、的確なリーシング戦略により、賃貸オフィスビル・レジデンスの稼働率維持向上と賃料アップを目指し、安定収益を確保しつつ保有物件のリビルド工事などにより、引き続き資産価値の向上・収益力の強化に取り組みました。
外食事業では、高品質・高付加価値商品・サービスの提供をモットーに、新規出店候補地の特性に合わせた市場開拓と店舗設計を行うとともに、開店準備を進めました。また、既存店ではメニュー及びサービスのさらなる改良を行うなど、積極的な事業展開に注力しました。
服飾事業におきましては、婦人服の企画・販売を行うフランドル社の販売網を拡充するとともに、製造子会社の生産体制の見直しや製造ライン刷新に取り組み、商品の企画・製造・販売の一貫体制の強化を図っております。
以上の結果、当中間連結会計期間における売上高は14,949百万円(前年同期比53.5%増)、営業利益は3,462百万円(前年同期比550.3%増)、経常利益は3,025百万円(前年同期比876.2%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は618百万円(前年同期比400.8%増)となりました。
セグメント別の業績の概況は、以下のとおりであります。
イ.不動産関連事業
売上高は10,887百万円(前年同期比112.1%増)、セグメント利益5,120百万円(前年同期比132.1%増)となりました。
ロ.外食事業
売上高は701百万円(前年同期比24.3%増)、セグメント損失543百万円(前年同期はセグメント損失455百万円)となりました。
ハ.服飾事業
売上高は3,238百万円(前年同期比17.8%減)、セグメント損失291百万円(前年同期はセグメント損失621百万円)となりました。
② 財政状態の状況
当中間連結会計期間末におきましては、総資産は前連結会計年度末より390百万円増加し、56,798百万円となりました。これは主に、販売用不動産が4,471百万円減少した一方で、現金及び預金が2,363百万円、受取手形及び売掛金112百万円、商品及び製品が480百万円、建物及び構築物(純額)が311百万円、土地が475百万円、有形固定資産「その他」(純額)が790百万円、のれんが185百万円、投資その他の資産が189百万円増加したことによります。
総負債は、前連結会計年度末より142百万円減少し、40,194百万円となりました。これは主に未払法人税等が2,374百万円、固定負債の引当金が53百万円増加した一方で、短期借入金が77百万円、長期借入金(1年内返済予定を含む)が2,515百万円減少したことによります。
純資産は、前連結会計年度末より533百万円増加し、16,604百万円となりました。これは主に配当金の支払119百万円があった一方で、繰延ヘッジ損益の増加33百万円、親会社株主に帰属する中間純利益618百万円の計上があったことによります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、営業活動によるキャッシュ・フローが7,121百万円の収入超過、投資活動によるキャッシュ・フローが1,744百万円の支出超過、財務活動によるキャッシュ・フローが3,016百万円の支出超過となったことにより、期首より2,362百万円増加し、9,886百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、7,121百万円の収入超過となりました。これは主に、法人税等の支払額261百万円により資金を使用した一方で、税金等調整前中間純利益3,281百万円、減価償却費521百万円、棚卸資産の減少額3,920百万円により資金を獲得したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、1,744百万円の支出超過となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入637百万円があった一方で、有形固定資産の取得による支出1,884百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出384百万円、敷金及び保証金の差入による支出118百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、3,016百万円の支出超過となりました。これは主に、長期借入れによる収入2,160百万円があった一方で、短期借入金の純減少額177百万円、長期借入金の返済による支出4,765百万円、配当金の支払額118百万円があったことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
特記すべき事項はありません。
(6)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当社は、2025年12月19日開催の取締役会において、有限会社エフイーエヌの全株式を取得することを決議し、2025年12月23日付で株式譲渡契約を締結しました。当社はまた、2026年2月13日開催の取締役会において、株式会社アップルアンドローゼスの全株式を取得することを決議し、2025年2月20日付で株式譲渡契約を締結しました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 中間連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。