第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生はありません。また、2025年12月12日付提出の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の状況

当中間連結会計期間(2025年10月1日2026年3月31日の業績は以下のとおりです。

(単位:千円)

 

前中間連結会計期間

(自 2024年10月1日
至 2025年3月31日)

当中間連結会計期間

(自 2025年10月1日
至 2026年3月31日)

増減率(%)

売上収益

9,046,196

10,515,437

16.2

営業利益

1,382,864

1,559,824

12.8

税引前中間利益

1,379,388

1,550,260

12.4

親会社の所有者に帰属する

中間利益

1,034,854

1,049,934

1.5

 

 

a.売上収益

売上収益は10,515,437千円(前年同期比16.2%増)となりました。

当中間連結会計期間は、日常的に利用する業種・業態の加盟店において当社キャッシュレスプラットフォーム
の採用が継続的に進み、決済処理件数及びGMV(決済処理金額)が順調に拡大いたしました。例年同様、季節性の
影響により当第2四半期連結会計期間は第1四半期連結会計期間比で決済取扱高が伸びづらい傾向がみられま
したが、生活領域加盟店における決済アクティビティの着実な拡大により前中間連結会計期間比では決済処理
件数及びGMV(決済処理金額)が増加いたしました。

 

リカーリング型売上においては、新規の加盟店である大手商業施設が本格稼働したことに加えて、生活用品
店・ドラッグストア等の生活領域加盟店の決済アクティビティが継続的に伸長したことから、ストック・フィ
ーが着実に拡大いたしました。スプレッドについては、SME(中小規模加盟店)領域、レジャー・アミューズメン
ト領域、コインパーキング等、幅広い業種・業態の加盟店獲得が順調に進み大幅に拡大いたしました。

 

イニシャル売上の大部分を占める決済端末販売においては、第3四半期連結会計期間に納品が予定されていた
ドラッグストア向け大口案件が当第2四半期連結会計期間に前倒しになったことに加え、SME向けプロモーショ
ン施策が奏功し、加盟店獲得が順調に進んだことにより前中間連結会計期間比で増加いたしました。

 

当中間連結会計期間の品目別売上は、以下のとおりです。リカーリング型はストック、フィー及びスプレッドの合計であり、括弧書きの数字はリカーリング型の内訳となります。

 

 

 

(単位:千円)

 

前中間連結会計期間

(自 2024年10月1日
  至 2025年3月31日)

当中間連結会計期間

(自 2025年10月1日
  至 2026年3月31日)

増減率(%)

リカーリング型

4,025,838

5,228,728

29.9

ストック 

(986,580)

(1,195,982)

(21.2)

フィー  

(2,301,558)

(3,120,885)

(35.6)

スプレッド

(737,699)

(911,860)

(23.6)

イニシャル 

5,020,358

5,286,708

5.3

合計

9,046,196

10,515,437

16.2

 

 

b.営業利益

営業利益は1,559,824千円(前年同期比12.8%増)となりました。

前中間連結会計期間との比較では、プラス要因としては、決済処理件数及びGMV(決済処理金額)の拡大に伴い利益貢献度の高いリカーリング型売上が伸長したこと、マイナス要因としては、利益率の高い開発売上が前中間連結会計期間と比較すると減少したことが挙げられます。なお、通期の営業利益計画に対しては順調な進捗となっております。

 

c.税引前中間利益

税引前中間利益は1,550,260千円(前年同期比12.4%増)となりました。

 

なお、当社グループは対面決済サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。

 

② 財政状態の状況

(資産)

当中間連結会計期間末における流動資産は13,821,007千円となり、前連結会計年度末に比べ2,968,356千円増加いたしました。これは主に棚卸資産1,225,026千円現金及び現金同等物901,147千円営業債権及びその他の債権535,898千円増加したこと等によるものです。なお、棚卸資産の増加は、今後見込まれる大口案件の納品に備え戦略的に在庫を積み増したことによるものです。非流動資産は3,352,186千円となり、前連結会計年度末に比べ372,354千円増加いたしました。これは主に有形固定資産75,163千円減少した一方で、のれん及び無形資産483,280千円増加したこと等によるものです。

この結果、資産合計は17,173,194千円となり、前連結会計年度末に比べ3,340,710千円増加いたしました。

 

(負債)

当中間連結会計期間末における流動負債は8,377,710千円となり、前連結会計年度末に比べ3,091,233千円増加いたしました。これは主に借入金2,400,000千円営業債務及びその他の債務744,143千円増加したこと等によるものです。非流動負債は2,050,164千円となり、前連結会計年度末に比べ1,495千円減少いたしました。これは主にその他の金融負債1,695千円減少したこと等によるものです。

この結果、負債合計は10,427,874千円となり、前連結会計年度末に比べ3,089,738千円増加いたしました。

 

(資本)

当中間連結会計期間末における資本合計は6,745,319千円となり、前連結会計年度末に比べ250,972千円増加いたしました。これは主に剰余金の配当により817,224千円減少した一方で、中間利益1,062,902千円を計上し増加したこと等によるものです。

 

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」と言う。)は前連結会計年度末に比べ901,147千円増加5,158,423千円となりました。

当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間において営業活動の結果、獲得した資金は119,073千円(前年同期は510,200千円の獲得)となりました。これは主に棚卸資産の増加1,225,026千円、営業債権及びその他の債権の増加535,898千円、その他の資産の増加318,935千円等により資金が減少した一方で、税引前中間利益の計上1,550,260千円、営業債務及びその他の債務の増加687,970千円等により資金が増加したものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間において投資活動の結果、使用した資金は726,446千円(前年同期は391,620千円の使用)となりました。これは主に無形資産の取得による支出593,576千円等により資金が減少したものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間において財務活動の結果、獲得した資金は1,508,520千円(前年同期は1,056,647千円の使用)となりました。これは主に配当金の支払額819,303千円等により資金が減少した一方で、短期借入金の増加2,400,000千円等により資金が増加したものです。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【重要な契約等】

当中間連結会計期間において、重要な契約等の決定又は締結等はありません。