第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当中間連結会計期間において、新たに発生した事業等のリスクは次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 子会社管理について

 当中間連結会計期間において連結子会社化したXINOBIX株式会社は、当社グループの連結子会社となってからの期間が短く、また、事業規模も小さいことから、今後の急速な事業成長に管理体制の整備が追い付かない可能性があります。当社の管理部門において内部統制を含め管理体制の強化に努めておりますが、管理体制が不十分であることにより、法令違反や許認可に関わる手続き不備等によって、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2) M&Aについて

 当社は、企業買収により株式を取得しており、のれんを計上しておりますが、今後事業環境の変化や競合状況等により対象会社の業績が買収時の想定を下回り、当初想定していた超過収益力が低下した場合、当該のれんについて減損損失が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当中間連結会計期間におけるわが国経済は、米国の通商政策等による影響が一部にみられるものの、雇用・所得環境の改善や、各種政策の効果もあり、国内経済は緩やかに回復しております。一方で、中東情勢や金融資本市場の変動影響などもあり、国内外における経済的な見通しは不透明な状況が続いております。

 当社グループが事業展開を行うデジタルマーケティング関連市場は、企業の旺盛な投資意欲を背景に、引き続き堅調な推移となりました。特に生成AIの利活用には注目が集まっており、人間とAIの共存共栄を図るためにも、人材の確保や育成、再教育(リスキリング)がますます重要になると考えております。

 このような経営環境のもと、当社グループは営業力の強化による顧客基盤の拡大等を通じ、堅調な業績にて推移しました。

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前中間

連結会計期間

当中間

連結会計期間

増減額

増減率

(%)

売上高

1,259,085

1,365,602

106,516

8.5

売上総利益

862,895

938,269

75,373

8.7

販売費及び一般管理費

659,669

780,402

120,732

18.3

営業利益

203,226

157,867

△45,359

△22.3

経常利益

203,237

161,401

△41,836

△20.6

親会社株主に帰属する

中間純利益

138,424

108,706

△29,717

△21.5

 

 セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。

 当社グループは、当中間連結会計期間より、従来の「ミエルカ事業」の単一セグメントから、「ミエルカ事業」、「ディストリビューション事業」の2区分に変更しております。なお、前中間連結会計期間のセグメント情報については、変更後の区分により作成することは実務上困難なため、記載しておりません。

 

(ミエルカ事業)

 ミエルカ事業は、豊富なサービスラインナップにより企業のデジタルマーケティング活動のワンストップソリューションを目指し、デジタルマーケティングの生産性を向上させる自動化ツールとして、企業のWebサイトへの流入最大化を支援する「ミエルカSEO」、AI検索時代のデジタルマーケティングを支援する「GEOミエルカ」、UI/UX改善によるコンバージョンの最大化を支援する「ミエルカヒートマップ」、Googleマップ等を用いた店舗集客を最大化する「ローカルミエルカ」、即戦力となるフリーランス又は副業のデジタルマーケティング人材を企業に提供する「ミエルカコネクト」、特に高い専門性が求められる課題に対する支援を行うソリューションサービス等を提供しております。当中間連結会計期間では、生成AIに関連する機能面・サービス面の改善に加え、大手・中堅企業への組織的な販売活動、既存顧客へのクロスセルに注力した結果、ミエルカ事業の売上高は1,360,170千円、営業利益は236,383千円となりました。

 

(ディストリビューション事業)

 ディストリビューション事業は、当社がミエルカ事業を通じて培ってきたマーケティング力を基盤としながら、外部パートナーが有するバックオフィス系サービスの販売支援・流通を行う「DXミエルカ」を提供しております。

 当中間連結会計期間では、採用費を中心とした先行投資を行い、今後の収益機会の創出に向けた体制構築を優先した結果、ディストリビューション事業の売上高は5,432千円となり、営業損失は78,515千円となりました。

 

(2)財政状態の状況

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

当中間

連結会計期間

増減額

増減率

(%)

流動資産

2,458,324

2,502,261

43,936

1.8

固定資産

421,536

434,945

13,408

3.2

資産合計

2,879,861

2,937,206

57,345

2.0

流動負債

495,322

539,343

44,021

8.9

固定負債

2,767

10,392

7,625

275.5

負債合計

498,089

549,735

51,646

10.4

純資産合計

2,381,771

2,387,470

5,698

0.2

 

・流動資産は、現金及び預金の減少46,342千円、売掛金の増加43,630千円等により合計43,936千円増加。

・固定資産は、のれんの増加51,097千円、繰延税金資産の増加23,765千円、上場有価証券の時価評価等に伴う投資有価証券の減少65,810千円等により合計13,408千円増加。

・流動負債は、未払金の増加48,654千円、前受金の増加18,904千円、未払法人税等の減少19,883千円等により合計44,021千円増加。

・固定負債は、長期借入金の増加7,625千円により合計7,625千円増加。

・純資産合計は、その他有価証券評価差額金の減少43,044千円、利益剰余金の増加26,506千円、非支配株主持分の増加12,221千円等により合計5,698千円増加。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 

 

 

(単位:千円)

 

前中間連結会計期間

当中間連結会計期間

増減額

営業活動によるキャッシュ・フロー

102,711

77,097

△25,614

投資活動によるキャッシュ・フロー

△85,748

△44,283

41,465

財務活動によるキャッシュ・フロー

△82,180

△82,180

 

当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ46,342千円減少し、2,078,154千円となりました。

 

・営業活動によるキャッシュ・フローは77,097千円の増加(前年同期は102,711千円の増加)となりました。この増加は主に、仕入債務の増加1,497千円(前年同期は6,895千円の増加)、および税金等調整前中間純利益161,401千円(前年同期は203,237千円)の計上等の増加に対し、売上債権の増加7,427千円(前年同期は21,560千円の増加)、法人税等の支払額76,207千円(前年同期は28,167千円)等の減少によるものであります。

・投資活動によるキャッシュ・フローは44,283千円の減少(前年同期は85,748千円の減少)となりました。この減少は主に、有形固定資産の取得による支出4,864千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出38,418千円等の減少によるものであります。

・財務活動によるキャッシュ・フローは82,180千円の減少となりました。この減少は、配当金の支払額82,180千円の減少によるものであります。

 

 

(4)研究開発活動

 当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は17,769千円であります。

 なお、当中間連結会計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【重要な契約等】

 該当事項はありません。