1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
2.監査証明について
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、適正な情報を入手しております。
当社グループは、連結財務諸表の企業間の比較可能性を考慮し、日本基準を採用しておりますが、将来のIFRS適用に備えての体制の整備、会計処理方針やその適用時期について検討を進めております。
|
|
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(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
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資産の部 |
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流動資産 |
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現金及び預金 |
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受取手形 |
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電子記録債権 |
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売掛金 |
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契約資産 |
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有価証券 |
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商品及び製品 |
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仕掛品 |
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原材料及び貯蔵品 |
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|
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その他 |
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貸倒引当金 |
△ |
△ |
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流動資産合計 |
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固定資産 |
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有形固定資産 |
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建物及び構築物 |
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減価償却累計額 |
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建物及び構築物(純額) |
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機械装置及び運搬具 |
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減価償却累計額 |
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|
機械装置及び運搬具(純額) |
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工具、器具及び備品 |
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減価償却累計額 |
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工具、器具及び備品(純額) |
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金型 |
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減価償却累計額 |
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金型(純額) |
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土地 |
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リース資産 |
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減価償却累計額 |
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リース資産(純額) |
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建設仮勘定 |
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その他 |
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有形固定資産合計 |
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無形固定資産 |
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のれん |
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|
その他 |
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|
|
無形固定資産合計 |
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|
投資その他の資産 |
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投資有価証券 |
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繰延税金資産 |
|
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|
退職給付に係る資産 |
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|
|
その他 |
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貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
投資その他の資産合計 |
|
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|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
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負債の部 |
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流動負債 |
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支払手形及び買掛金 |
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短期借入金 |
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1年内返済予定の長期借入金 |
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未払金 |
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未払法人税等 |
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契約負債 |
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|
賞与引当金 |
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事業譲渡損失引当金 |
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|
その他 |
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流動負債合計 |
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固定負債 |
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社債 |
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長期借入金 |
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繰延税金負債 |
|
|
|
退職給付に係る負債 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
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純資産の部 |
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株主資本 |
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|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
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利益剰余金 |
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|
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
繰延ヘッジ損益 |
△ |
△ |
|
土地再評価差額金 |
|
|
|
為替換算調整勘定 |
|
|
|
退職給付に係る調整累計額 |
△ |
△ |
|
その他の包括利益累計額合計 |
|
|
|
非支配株主持分 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
売上高 |
|
|
|
売上原価 |
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|
売上総利益 |
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
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|
荷造運搬費 |
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広告宣伝費 |
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|
報酬及び給料手当 |
|
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|
従業員賞与 |
|
|
|
賞与引当金繰入額 |
|
|
|
退職給付費用 |
|
|
|
その他の人件費 |
|
|
|
賃借料 |
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旅費及び交通費 |
|
|
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減価償却費 |
|
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|
研究開発費 |
|
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|
のれん償却額 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
販売費及び一般管理費合計 |
|
|
|
営業利益 |
|
|
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
|
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|
投資有価証券評価益 |
|
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為替差益 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外収益合計 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
その他 |
|
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|
営業外費用合計 |
|
|
|
経常利益 |
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
|
|
|
受取保険金 |
|
|
|
特別利益合計 |
|
|
|
特別損失 |
|
|
|
減損損失 |
|
|
|
固定資産除売却損 |
|
|
|
事業構造改善費用 |
|
|
|
新型コロナウイルス感染症による操業休止損失 |
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|
事業譲渡損失引当金繰入額 |
|
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|
特別損失合計 |
|
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|
税金等調整前当期純利益 |
|
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|
法人税、住民税及び事業税 |
|
|
|
法人税等調整額 |
|
△ |
|
法人税等合計 |
|
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|
当期純利益 |
|
|
|
(内訳) |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
非支配株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
その他の包括利益 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
△ |
|
|
繰延ヘッジ損益 |
△ |
|
|
為替換算調整勘定 |
|
|
|
退職給付に係る調整額 |
|
△ |
|
その他の包括利益合計 |
|
|
|
包括利益 |
|
|
|
(内訳) |
|
|
|
親会社株主に係る包括利益 |
|
|
|
非支配株主に係る包括利益 |
|
|
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
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|
|
(単位:百万円) |
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|
|
株主資本 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
|
当期首残高 |
|
|
|
△ |
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△ |
|
△ |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△ |
△ |
|
自己株式の処分 |
|
|
|
|
|
|
自己株式の消却 |
|
|
|
|
|
|
利益剰余金から資本剰余金への振替 |
|
|
|
|
|
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
|
|
△ |
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|
当期末残高 |
|
|
|
△ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
|||||
|
|
その他有価証券評価差額金 |
繰延ヘッジ 損益 |
土地再評価差額金 |
為替換算調整勘定 |
退職給付に係る調整累計額 |
その他の包括利益累計額合計 |
||
|
当期首残高 |
|
△ |
|
|
△ |
|
|
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
|
|
|
△ |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
|
△ |
|
自己株式の処分 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
自己株式の消却 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
利益剰余金から資本剰余金への振替 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
△ |
△ |
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|
|
|
△ |
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|
当期変動額合計 |
△ |
△ |
|
|
|
|
△ |
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|
当期末残高 |
|
△ |
|
|
△ |
|
|
|
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
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|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
株主資本 |
||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本合計 |
|
当期首残高 |
|
|
|
△ |
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
△ |
|
△ |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△ |
△ |
|
自己株式の処分 |
|
|
|
|
|
|
自己株式の消却 |
|
△ |
|
|
|
|
利益剰余金から資本剰余金への振替 |
|
|
△ |
|
|
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
△ |
|
|
|
|
当期末残高 |
|
|
|
△ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益累計額 |
非支配株主持分 |
純資産合計 |
|||||
|
|
その他有価証券評価差額金 |
繰延ヘッジ 損益 |
土地再評価差額金 |
為替換算調整勘定 |
退職給付に係る調整累計額 |
その他の包括利益累計額合計 |
||
|
当期首残高 |
|
△ |
|
|
△ |
|
|
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
剰余金の配当 |
|
|
|
|
|
|
|
△ |
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
|
△ |
|
自己株式の処分 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
自己株式の消却 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
利益剰余金から資本剰余金への振替 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
△ |
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
|
|
|
△ |
|
|
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|
当期末残高 |
|
△ |
|
|
△ |
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
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前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
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|
税金等調整前当期純利益 |
|
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|
減損損失 |
|
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|
減価償却費 |
|
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|
のれん償却額 |
|
|
|
受取保険金 |
△ |
|
|
貸倒引当金の増減額(△は減少) |
△ |
|
|
賞与引当金の増減額(△は減少) |
|
|
|
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) |
|
△ |
|
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) |
△ |
△ |
|
事業譲渡損失引当金の増減額(△は減少) |
|
|
|
受取利息及び受取配当金 |
△ |
△ |
|
支払利息 |
|
|
|
為替差損益(△は益) |
△ |
△ |
|
固定資産除売却損益(△は益) |
|
|
|
投資有価証券評価損益(△は益) |
△ |
△ |
|
売上債権の増減額(△は増加) |
△ |
△ |
|
棚卸資産の増減額(△は増加) |
|
|
|
その他の資産の増減額(△は増加) |
△ |
△ |
|
仕入債務の増減額(△は減少) |
|
|
|
未払又は未収消費税等の増減額 |
△ |
|
|
その他の負債の増減額(△は減少) |
△ |
|
|
その他 |
|
△ |
|
小計 |
|
|
|
利息及び配当金の受取額 |
|
|
|
利息の支払額 |
△ |
△ |
|
保険金の受取額 |
|
|
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法人税等の支払額又は還付額(△は支払) |
△ |
△ |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
定期預金の預入による支出 |
△ |
△ |
|
定期預金の払戻による収入 |
|
|
|
有価証券の取得による支出 |
△ |
|
|
有価証券の売却及び償還による収入 |
|
|
|
固定資産の取得による支出 |
△ |
△ |
|
固定資産の売却による収入 |
|
|
|
投資有価証券の取得による支出 |
△ |
△ |
|
投資有価証券の売却による収入 |
|
|
|
その他 |
|
△ |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
△ |
△ |
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
短期借入れによる収入 |
|
|
|
短期借入金の返済による支出 |
△ |
△ |
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リース債務の返済による支出 |
△ |
△ |
|
長期借入金の返済による支出 |
△ |
△ |
|
自己株式の売却による収入 |
|
|
|
自己株式の取得による支出 |
△ |
△ |
|
配当金の支払額 |
△ |
△ |
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非支配株主への配当金の支払額 |
△ |
△ |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
△ |
△ |
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現金及び現金同等物に係る換算差額 |
|
|
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現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
|
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|
現金及び現金同等物の期首残高 |
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|
現金及び現金同等物の期末残高 |
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1.連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社の数
主要な連結子会社名は「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載しているため、記載を省略しております。
・当連結会計年度において、会社清算により、連結の範囲から除外された会社
株式会社ニフコトレーディング
利富高(重慶)精密樹脂制品有限公司
(2) 非連結子会社の名称及び連結の範囲から除いた理由
Breezeway Capital Inc.
非連結子会社は小規模であり、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、連結の範囲から除外しております。
2.持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の関連会社数
持分法適用の関連会社名は「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載しているため、記載を省略しております。
(3) 持分法適用会社のうち、決算日が連結決算日と異なる会社については、各社の事業年度に係る財務諸表
を使用しております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
決算日が連結決算日(3月31日)と異なる子会社は次のとおりであります。
12月31日が決算日の会社
Nifco America Corporation
Nifco Korea USA Inc.
Nifco U.K. Ltd.
Nifco Poland Sp.z o.o.
Nifco Germany GmbH
上海利富高塑料制品有限公司
東莞利富高塑料制品有限公司
台扣利富高塑膠制品(東莞)有限公司
北京利富高塑料制品有限公司
Nifco (HK) Ltd.
台湾扣具工業股份有限公司
Nifco Korea Inc.
Nifco (Thailand) Co.,Ltd.
Union Nifco Co., Ltd.
Nifco Manufacturing (Malaysia) Sdn. Bhd.
Nifco Vietnam Ltd.
Simmons Bedding & Furniture (HK) Ltd.
その他27社
連結財務諸表の作成に当たっては、同決算日現在の財務諸表を使用しております。ただし、2024年1月1日から連結決算日2024年3月31日までの期間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。
4.会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
イ.満期保有目的の債券
償却原価法(定額法)によっております。
ロ.その他有価証券
市場価格のない株式等以外のもの
時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は主として移動平均法により算出)によっております。
市場価格のない株式等
主として移動平均法による原価法によっております。
② デリバティブ
時価法によっております。
③ 棚卸資産
イ.商品・製品・仕掛品・原材料及び貯蔵品(金型に係る棚卸資産を除く)
主として総平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっております。
ロ.金型に係る棚卸資産
個別法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっております。
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
主として定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物及び構築物 1~50年
機械装置及び運搬具 2~20年
工具、器具及び備品 1~20年
金型 1~11年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
経済的耐用年数に基づいて償却しております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法により償却を行っております。
③ リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
当社及び一部の連結子会社については、従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき計上しております。
③ 事業譲渡損失引当金
事業の譲渡に伴い発生すると予想される損失に備えるため、将来発生見込額を計上しており
ます。
(4) 退職給付に係る会計処理の方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、主に給付算定式基準によっております。
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により、発生連結会計年度から費用処理しておりますが、一部の連結子会社については、発生年度に即時費用処理しております。
数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により、発生連結会計年度から費用処理しておりますが、一部の連結子会社については、発生年度に即時償却、又は、翌連結会計年度から5年から10年の定額法で費用処理しております。
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。
なお、一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額等を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を採用しております。
(5) 重要な収益及び費用の計上基準
当社および連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。
①合成樹脂成形品事業
合成樹脂成形品事業においては、主に工業用プラスチック・ファスナー及びプラスチック精密成形部品等の製造及び販売を行っており、自動車や家電業界で用いられる部品を顧客に提供しております。
これらの製品の販売については顧客との販売契約に基づき、顧客に製品を納入することを履行義務として識別しており、原則として製品の引渡時点において顧客が当該製品に対する支配を獲得し、履行義務が一時点で充足されると判断していることから、製品の引き渡し時点で収益を認識しております。取引価格が配分された履行義務は、独立して販売しております。
取引価格の算定については、顧客との契約において約束された対価から値引き額等を控除した金額で収益を認識しております。
これらの約束した対価の額に重要な金融要素は含まれていないため調整しておりません。履行義務に対する対価は、顧客に履行義務を充足する時点と顧客の支払条件により概ね1年以内に受領しております。
なお、買戻し契約に該当する有償支給取引については、金融取引として有償支給先に残存する支給品について棚卸資産を認識するとともに、有償支給先に残存する支給品の期末棚卸高相当額について「その他流動負債」を認識しております。有償支給取引については、加工代相当額のみを純額で収益を認識しております。
②ベッド及び家具事業
ベッド及び家具事業においては、ベッドの製造・販売及び寝装品・家具の仕入・販売を行っており、量販店・専門店・百貨店やホテル等に供給しています。
これらの製品・商品の販売については顧客との販売契約に基づき、顧客に製品・商品を納入することを履行義務として識別しており、原則として製品・商品の引渡時点において顧客が当該製品・商品に対する支配を獲得し、履行義務が一時点で充足されると判断していることから、製品・商品の引き渡し時点で収益を認識しております。取引価格の履行義務は、通常、それぞれを独立して販売しております。
取引価格の算定については、一部の顧客との契約において約束された対価から販売促進費等を控除した金額で収益を認識しております。
これらの約束した対価の額に重要な金融要素は含まれていないため調整しておりません。履行義務に対する対価は、顧客に履行義務を充足する時点と顧客の支払条件により概ね1年以内に受領しております。
なお、一部の有償支給取引については、金融取引として、有償支給先に残存する支給品について棚卸資産を引き続き認識するとともに有償支給先に残存する支給品の期末棚卸高相当額について「その他流動負債」を認識しております。
(6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社等の資産及び負債は決算日の直物為替相場、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は非支配株主持分及び純資産の部における為替換算調整勘定に含めて計上しております。
(7) 重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理を採用しております。また、為替変動リスクのヘッジについて振当処理の要件を充たしている場合には振当処理を、金利スワップについて特例処理の条件を充たしている場合には、特例処理を採用しております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
当連結会計年度にヘッジ会計を適用したヘッジ手段とヘッジ対象は以下のとおりであります。
ヘッジ手段・・・通貨スワップ、金利スワップ
ヘッジ対象・・・貸付金
③ ヘッジ方針
当社は、主に内規である「デリバティブ取引取扱規程」に基づき、為替変動リスク、金利変動リスクをヘッジしております。なお、連結子会社は国内子会社・関連会社運営権限規程及び海外子会社・関連会社運営権限規程に従い、当社の承認を得て行っております。
④ ヘッジ有効性評価の方法
「金融商品会計に関する実務指針」(日本公認会計士協会)の規定に基づき、有効性の評価を行っております。
ただし、ヘッジ会計処理として金融商品会計基準等に定める特例処理又は振当処理を行う取引については、ヘッジ有効性の評価は省略しております。
(8) のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却は、投資効果の発現する期間を見積り、当該期間において均等償却を行っております。
(9) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
(固定資産の減損損失に係る見積り)
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(1)前連結会計年度に係る連結財務諸表に計上した額
利富高(塩城)精密樹脂制品有限公司 固定資産帳簿価額 2,076百万円 減損損失 537百万円
Nifco KTW America Corporation 固定資産帳簿価額 3,445百万円 減損損失 1,065百万円
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社グループは、固定資産について、減損の兆候がある場合には減損損失を認識する必要があるかを判断しております。
利富高(塩城)精密樹脂制品有限公司は国際会計基準を適用しております。減損の兆候となる主な要素としては、営業活動から生ずる損益またはキャッシュ・フローが継続してマイナスとなる場合、使用範囲または方法について回収可能価額を著しく低下させる変化がある場合、経営環境の著しい悪化、市場価格の著しい下落の場合等があります。また減損会計の適用にあたって概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位によって資産のグルーピングを行っております。減損テストの結果、固定資産の回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額が回収可能価額まで減額され、当該減少額を減損損失として計上しております。利富高(塩城)精密樹脂制品有限公司は、得意先である韓国系自動車メーカーの中国での生産体制の見直しの影響によって経営環境が著しく悪化し、固定資産に減損の兆候が認められます。このため、前連結会計年度において固定資産の回収可能性テストを実施しています。その結果、固定資産の帳簿価額に回収可能性がないと判断されたため、帳簿価額と公正価値の差額(537百万円)を減損損失として認識しています。
減損損失の測定のための公正価値の見積りにおいて、鑑定評価額を基礎として算定しており、当該鑑定評価額の算定に用いる評価手法及びその条件の選択にあたっては高度な専門知識が必要となるため、外部の専門家を起用しています。また、今後不動産市況等の変化等により、翌連結会計年度以降の連結損益及び包括利益計算書において追加の減損損失が発生する可能性があります。
Nifco KTW America Corporation(以下、「KWA」)は米国会計基準を適用しております。減損の兆候が識別され、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合、帳簿価額と公正価値の差額が減損損失として認識されます。KWAは、人件費高騰などの製品価格への反映の遅れや歩留まりの改善の遅延によって収益性が著しく悪化し、固定資産に減損の兆候が認められます。このため、前連結会計年度において固定資産の回収可能性テストを実施しています。その結果、当該資産グループから得られる割引前キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回ることが見込まれ、かつ公正価値も帳簿価額を下回ったため、帳簿価額と公正価値の差額(1,065百万円)を減損損失として認識しています。
減損損失の測定のための公正価値の見積りにおいて、鑑定評価額を基礎として算定しており、当該鑑定評価額の算定に用いる評価手法及びその条件の選択にあたっては高度な専門知識が必要となるため、外部の専門家を起用しています。また、今後不動産市況等の変化等により、翌連結会計年度以降の連結損益及び包括利益計算書において追加の減損損失が発生する可能性があります。
(固定資産の減損損失に係る見積り)
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(1)当連結会計年度に係る連結財務諸表に計上した額
Nifco Germany GmbH 固定資産帳簿価額 32百万円 減損損失 5,368百万円
Nifco KTW America Corporation 固定資産帳簿価額 10百万円 減損損失 3,162百万円
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
合成樹脂成形品事業セグメントのドイツ系自動車ビジネスを営む連結子会社であるNifco Germany GmbH 及び Nifco KTW America Corporation等において、「注記事項(連結損益及び包括利益計算書関係)」※4減損損失に記載の通り、事業譲渡契約を締結したことにより当該売却対象事業に係る資産について、売却にあたって当該売却対象事業をひとつの資金生成単位としてグルーピングしております。また、当該譲渡においては、事業譲渡契約に基づき株式会社ニフコから直接または間接的にドイツ系自動車ビジネスに対して追加的に複数の増資・融資を実施しております。
当該売却対象事業に係る資産について、IFRS第5号「売却目的で保有する非流動資産および非継続事業」に準拠して売却目的として分類、測定しております。売却コスト控除後の公正価値が帳簿価額を下回る場合、帳簿価額と売却コスト控除後の公正価値の差額が減損損失として認識されます。測定の結果、売却費用控除後の公正価値が帳簿価額を下回ったため、帳簿価額を売却費用控除後の公正価値まで減額し、当該減少額を減損損失(8,531百万円)として認識しております。減損損失の測定のための売却費用控除後の公正価値の見積りにおいて、事業譲渡契約等を基礎として算定しており、今後の事業譲渡の状況等により翌連結会計年度以降の連結財務諸表において追加の特別損失が発生する可能性があります。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
(連結損益及び包括利益計算書関係)
前連結会計年度において、独立掲記していた「営業外収益」の「デリバティブ評価益」と「補助金収入」、また、「営業外費用」の「支払補償費」は、金額的重要性が乏しくなったため、それぞれ当連結会計年度より「営業外収益」の「その他」、また、「営業外費用」の「その他」に含めております。
この結果、前連結会計年度の連結損益及び包括利益計算書において、「営業外収益」に表示していた「デリバティブ評価益」88百万円と「補助金収入」545百万円は、「その他」1,282百万円として組み替えております。また、「営業外費用」に表示していた「支払補償費」117百万円は、「その他」581百万円として組み替えております。
(役員向け株式報酬制度)
当社は、取締役等を対象に、当社の中長期的な業績向上と企業価値増大への貢献意欲を高めることを目的として、2016年8月22日に株式報酬制度(以下「本制度」という。)を導入いたしました。本制度の対象期間が2019年8月31日までであることから、2019年5月20日開催の取締役会において、本制度の継続及び一部改定について2019年6月21日開催の第67回定時株主総会に付議することを決議し、同株主総会において承認可決されました。
当社は、監査等委員会設置会社へ移行することに伴い、2021年5月20日開催の取締役会において、当時の取締役および執行役員に対する本制度に係る報酬枠を廃止し、監査等委員でない取締役および執行役員(社外取締役および海外居住者を除く。)に対して、本制度に基づく報酬枠を改めて設定に加え、本制度を一部改定の上、継続することについて2021年6月24日開催の第69回定時株主総会に付議することを決議し、同株主総会において承認可決されました。
(1)取引の概要
本制度では、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託(以下「BIP信託」という。)と称される仕組みを採用します。BIP信託とは、米国の業績連動型株式報酬(Performance Share)制度及び譲渡制限付株式報酬 (Restricted Stock)制度を参考にした役員に対するインセンティブ・プランであり、BIP信託が取得した当社株式及び当社株式の換価処分金相当額の金銭を役位や業績目標の達成度等に応じて、原則として取締役等の退任時に交付及び給付するものであります。
なお、信託内にある当社株式については、経営への中立性を確保するため、信託期間中、議決権を行使しないものとしております。
(2)信託に残存する自社の株式
信託に残存する自社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前連結会計年度1,250百万円、413,221株であり、当連結会計年度1,143百万円、377,810株であります。
(従業員向け株式報酬制度)
当社は、従業員を対象に、当社の中長期的な業績向上と企業価値増大への貢献意欲を高めることを目的として、2018年8月27日に株式報酬制度(以下「本制度」という。)を導入いたしました。
(1)取引の概要
本制度では、株式付与ESOP(Employee Stock Ownership Plan)信託(以下、「ESOP信託」という。)と称される仕組みを採用しております。ESOP信託とは、米国のESOP制度を参考にした従業員インセンティブ・プランであり、ESOP信託が取得した当社株式を、予め定める株式交付規程に基づき、一定の要件を充足する幹部従業員及び業績貢献度の高い従業員に交付するものです。
なお、当該信託が取得する当社株式の取得資金は全額当社が拠出するため、従業員の負担はありません。
ESOP信託の導入により、従業員は当社株式の株価上昇による経済的な利益を収受することができるため、株価を意識した従業員の業務遂行を促すとともに、従業員の勤労意欲を高める効果が期待できます。また、ESOP信託の信託財産に属する当社株式に係る議決権行使は、受益者候補である従業員の意思が反映される仕組みであり、従業員の経営参画を促す企業価値向上プランとして有効です。
(2)信託に残存する自社の株式
信託に残存する自社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前連結会計年度161百万円、49,739株株であり、当連結会計年度161百万円、49,739株であります。
※1 担保に供している資産は、次のとおりであります。
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|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
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|
現金及び預金 |
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48百万円 |
|
56百万円 |
|
受取手形 |
|
222 |
|
175 |
|
合計 |
|
270 |
|
232 |
担保付債務は、次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
||
|
支払手形 |
|
268百万円 |
|
185百万円 |
※3 関連会社に対するものは、次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
投資有価証券(株式) |
54百万円 |
54百万円 |
4 偶発債務
公正取引委員会の立入調査
当社の韓国の連結子会社は、2023年7月5日(現地時間)に合成樹脂成形品の取引に関して独占規制及び公正取引に関する法律違反の疑いがあるとの理由で、韓国公正取引委員会の立入調査を受けました。
現時点では調査継続中ですが、この結果により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
※1 当期製造費用及び一般管理費に含まれる研究開発費は次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
当期製造費用 |
1,742百万円 |
2,116百万円 |
|
一般管理費 |
|
|
|
合計 |
|
|
※2 固定資産売却益
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
主なものは、土地・建物及び構築物の売却によるものであります。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
主なものは、建物及び構築物の売却によるものであります。
※3 受取保険金
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
2020年2月に海外連結子会社であるNifco Germany GmbHにおいて発生した火災事故に係る保険金の受取額です。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
該当事項はありません。
※4 減損損失
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
当社グループは以下の資産及び資産グループについて減損損失を計上しました。
|
場所 |
用途 |
種類 |
減損損失額 |
|
利富高(重慶)精密樹脂製品有限公司 |
合成樹脂成形 品事業 |
建物及び構築物、投資その他の資産その他 |
300百万円 |
|
利富高(塩城)精密樹脂製品有限公司 |
合成樹脂成形 品事業 |
機械装置及び運搬具、金型など |
537百万円 |
|
Nifco KTW America Corporation |
合成樹脂成形 品事業 |
機械装置及び運搬具、建設仮勘定など |
1,065百万円 |
当社グループは、自社利用の事業用資産については、事業所単位もしくは連結子会社単位で、賃貸不動産、遊休資産及び売却予定資産については、個別物件ごとにグルーピングしております。
利富高(重慶)精密樹脂製品有限公司の事業用資産について、中国地域における韓国系 自動車向け合成樹脂事業の生産体制の見直しにより売却となったことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(300百万円)として特別損失に計上しております。その内訳は、建物及び構築物257百万円、投資その他の資産その他42百万円であります。
なお、回収可能価額は、公正価値により測定しており、契約に基づく売却予定額により算定しております。
利富高(塩城)精密樹脂製品有限公司の事業用資産について、経営環境の悪化によって業績が低迷していることから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(537百万円)として特別損失に計上しております。その主な内訳は、機械装置及び運搬具296百万円、金型164百万円であります。
なお、回収可能価額は、公正価値により測定しております。
Nifco KTW America Corporationの事業用資産について、資産グループからの収益性を見込めなくなったことから、帳簿価額を回収可能額まで減額し、当該減少額を減損損失(1,065百万円)として特別損失に計上しております。その主な内訳は、機械装置及び運搬具625百万円、建設仮勘定271百万円であります。
なお、回収可能価額は、公正価値により測定しております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
当社グループは以下の資産及び資産グループについて減損損失を計上しました。
|
場所 |
用途 |
種類 |
減損損失額 |
|
Nifco Germany GmbH |
合成樹脂成形品事業 |
機械装置及び運搬具、工具、器具及び備品、その他の有形固定資産など |
5,368百万円 |
|
Nifco KTW America Corporation |
合成樹脂成形品事業 |
建物及び構築物、機械装置及び運搬具など |
3,162百万円 |
当社グループは、自社利用の事業用資産については、事業所単位もしくは連結子会社単位で、賃貸不動産、遊休資産及び売却予定資産については、個別物件ごとにグルーピングしております。
当社は、2024年3月12日に連結子会社である Nifco Germany GmbH、およびその子会社 Nifco KTW America Corporation等 の譲渡契約をドイツ・ミュンヘンに本社を置く AEQUITA SE & Co. KGaA と締結しました。
売却にあたって当該売却契約対象事業をひとつの資金生成単位としてグルーピングしております。
当該売却対象事業に係る資産について、IFRS第5号「売却目的で保有する非流動資産および非継続事業」に準拠して売却目的として分類、測定しました。その結果、売却費用控除後の公正価値が帳簿価額を下回ったため、帳簿価額を売却費用控除後の公正価値まで減額し、当該減少額を減損損失(8,531百万円)として計上しております。
主な内訳は、Nifco Germany GmbH(機械装置及び運搬具1,522百万円、工具、器具及び備品517百万円、その他の有形固定資産2,048百万円)、Nifco KTW America Corporation(建物及び構築物1,896百万円、機械装置及び運搬具1,173百万円)であります。
※5 固定資産除売却損
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
主なものは、金型、機械装置等の処分によるものであります。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
主なものは、建物及び構築物、金型等の処分によるものであります。
※6 事業構造改造費用
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
海外連結子会社の中国地域における合成樹脂事業の一部拠点において、事業構造改善施策の実施に伴う費用を特別損失に計上しております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
該当事項はありません。
※7 新型コロナウイルス感染症による操業休止損失
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
当社グループの海外連結子会社において、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を背景とした現地政府等の要請に基づき、中国の一部の生産拠点が操業休止した期間の人件費や減価償却費を特別損失に計上しております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
該当事項はありません。
※8 事業譲渡損失引当金繰入額
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
当社は、連結子会社である Nifco Germany GmbH、およびその子会社 Nifco KTW America Corporation等 の譲渡契約には、当該譲渡契約完了時に両社に対する貸付金の全額を債権放棄することが契約上定められております。
それにより、当該譲渡契約完了時に Nifco KTW America Corporation への貸付金に対し債権放棄により見込まれる損失額を計上しております。
※9 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
|
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前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
その他有価証券評価差額金: |
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当期発生額 |
△232百万円 |
1,861百万円 |
|
組替調整額 |
- |
- |
|
税効果調整前 |
△232 |
1,861 |
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税効果額 |
70 |
△570 |
|
その他有価証券評価差額金 |
△161 |
1,291 |
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繰延ヘッジ損益: |
|
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当期発生額 |
△89百万円 |
14百万円 |
|
組替調整額 |
55 |
40 |
|
税効果調整前 |
△34 |
55 |
|
税効果額 |
7 |
△13 |
|
繰延ヘッジ損益 |
△27 |
42 |
|
為替換算調整勘定: |
|
|
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当期発生額 組替調整額 |
10,967百万円 - |
9,937百万円 151 |
|
税効果調整前 |
10,967 |
10,089 |
|
税効果額 |
8 |
7 |
|
為替換算調整勘定 |
10,976 |
10,096 |
|
退職給付に係る調整額: |
|
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|
当期発生額 |
706百万円 |
△410百万円 |
|
組替調整額 |
182 |
202 |
|
税効果調整前 |
889 |
△207 |
|
税効果額 |
△280 |
△17 |
|
退職給付に係る調整額 |
608 |
△224 |
|
その他の包括利益合計 |
11,396 |
11,205 |
前連結会計年度(自2022年4月1日 至2023年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
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当連結会計年度期首株式数(株) |
当連結会計年度増加株式数(株) |
当連結会計年度減少株式数(株) |
当連結会計年度末株式数(株) |
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発行済株式 |
|
|
|
|
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普通株式(注)1 |
107,508,954 |
- |
- |
107,508,954 |
|
合計 |
107,508,954 |
- |
- |
107,508,954 |
|
自己株式 |
|
|
|
|
|
普通株式(注)1,2,3,4 |
7,337,418 |
383,843 |
143,348 |
7,577,913 |
|
合計 |
7,337,418 |
383,843 |
143,348 |
7,577,913 |
(注)1.当連結会計年度期首の株式数には、役員報酬BIP信託口が保有する当社株式413,221株、株式付与ESOP信託口41,200株を含めて記載しております。
2.普通株式の自己株式数の増加383,843株は、取締役会決議に基づく自己株式の市場買付取引による増加355,800株、株式付与ESOP信託口による当社株式の取得による増加27,800株、単元未満株式の買取による増加243株であります。
3.普通株式の自己株式数の減少143,348株は、株式付与ESOP信託口への当社株式の譲渡による減少27,800株、従業員持株会へ当社株式の処分による減少94,490株、株式付与ESOP信託口からの株式給付による減少19,261株、持分法適用会社である日英精機株式会社が保有する自己株式(当社株式)の当社帰属分の譲渡による減少1,797株であります。
4.当連結会計年度末の株式数には、役員報酬BIP信託口が保有する当社株式413,221株及び株式付与ESOP信託口が保有する当社株式49,739株を含めて記載しております。
2.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
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(決議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額(円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2022年6月23日 定時株主総会 |
普通株式 |
3,119 |
31 |
2022年3月31日 |
2022年6月24日 |
|
2022年10月28日 取締役会 |
普通株式 |
3,122 |
31 |
2022年9月30日 |
2022年11月28日 |
(注)1.2022年6月23日定時株主総会決議の配当金の総額には、役員報酬BIP信託口に対する配当金の金額12百万円、株式付与ESOP信託口に対する配当金1百万円を含めております。
2.2022年10月28日取締役会決議の配当金の総額には、役員報酬BIP信託口に対する配当金の金額12百万円、株式付与ESOP信託口に対する配当金の金額0百万円を含めております。
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
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(決議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
配当の原資 |
1株当たり配当額(円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2023年6月22日 定時株主総会 |
普通株式 |
3,313 |
利益剰余金 |
33 |
2023年3月31日 |
2023年6月23日 |
(注)配当金の総額には、役員報酬BIP信託口に対する配当金の金額13百万円、株式付与ESOP信託口に対する配当金の金額1百万円を含めております。
当連結会計年度(自2023年4月1日 至2024年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
|
|
当連結会計年度期首株式数(株) |
当連結会計年度増加株式数(株) |
当連結会計年度減少株式数(株) |
当連結会計年度末株式数(株) |
|
発行済株式 |
|
|
|
|
|
普通株式(注)1 |
107,508,954 |
- |
7,251,901 |
100,257,053 |
|
合計 |
107,508,954 |
- |
7,251,901 |
100,257,053 |
|
自己株式 |
|
|
|
|
|
普通株式(注)1,2,3,4 |
7,577,913 |
797,638 |
7,344,534 |
1,031,017 |
|
合計 |
7,577,913 |
797,638 |
7,344,534 |
1,031,017 |
(注)1.当連結会計年度期首の株式数には、役員報酬BIP信託口が保有する当社株式413,221株、株式付与ESOP信託口49,739株を含めて記載しております。
2.普通株式の自己株式数の増加797,638株は、取締役会決議に基づく自己株式の市場買付取引による増加797,300株、単元未満株式の買取による増加338株であります。
3.普通株式の自己株式数の減少7,344,534株は、取締役会決議に基づく自己株式の消却による減少7,251,901株、従業員持株会へ当社株式の処分による減少57,222株、役員報酬BIP信託口からの株式給付による減少35,411株であります。
4.当連結会計年度末の株式数には、役員報酬BIP信託口が保有する当社株式377,810株及び株式付与ESOP信託口が保有する当社株式49,739株を含めて記載しております。
2.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
|
(決議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額(円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2023年6月22日 定時株主総会 |
普通株式 |
3,313 |
33 |
2023年3月31日 |
2023年6月23日 |
|
2023年10月31日 取締役会 |
普通株式 |
3,207 |
32 |
2023年9月30日 |
2023年11月27日 |
(注)1.2023年6月22日定時株主総会決議の配当金の総額には、役員報酬BIP信託口に対する配当金の金額13百万円、株式付与ESOP信託口に対する配当金1百万円を含めております。
2.2023年10月31日取締役会決議の配当金の総額には、役員報酬BIP信託口に対する配当金の金額12百万円、株式付与ESOP信託口に対する配当金の金額1百万円を含めております。
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
|
(決議) |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
配当の原資 |
1株当たり配当額(円) |
基準日 |
効力発生日 |
|
2024年6月20日 定時株主総会 |
普通株式 |
3,188 |
利益剰余金 |
32 |
2024年3月31日 |
2024年6月21日 |
(注)配当金の総額には、役員報酬BIP信託口に対する配当金の金額12百万円、株式付与ESOP信託口に対する配当金の金額1百万円を含めております。
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
||
|
現金及び預金勘定 |
129,793 |
百万円 |
149,784 |
百万円 |
|
預入期間が3か月を超える定期預金 |
△8,204 |
|
△8,883 |
|
|
3か月以内の短期投資である有価証券 |
645 |
|
1,122 |
|
|
現金及び現金同等物 |
122,233 |
|
142,024 |
|
オペレーティング・リース取引
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
1年内 |
5 |
4 |
|
1年超 |
5 |
7 |
|
合計 |
10 |
11 |
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、主に設備投資で必要な資金の一部を銀行借入、社債の発行により調達しております。資金運用については、流動性が要求される資金は、決済性預金を中心に運用し、また、中長期での運用が可能な資金は、債券や定期性預金にて運用しております。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形、電子記録債権、並びに売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。また、海外で事業を行うにあたり生じる外貨建ての営業債権は、為替の変動リスクに晒されております。
有価証券及び投資有価証券は、主に満期保有目的の債券、国債、業務上の関係を有する企業の株式、及び投資事業組合等出資金であり、債券や上場株式は、市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である支払手形及び買掛金、並びに未払金は、そのほとんどが1年以内の支払期日であります。また、一部外貨建てのものについては、為替の変動リスクに晒されております。
借入金及び社債は、主に設備投資に係る資金調達を目的としたものであり、償還日は最長で決算日後5年であります。このうち一部は、金利の変動リスクに晒されておりますが、デリバティブ取引(通貨スワップ取引、金利スワップ取引)を利用してヘッジしております。
デリバティブ取引は、主に外貨建ての債権債務に係る為替の変動リスクに対するヘッジを目的とした通貨オプション取引、通貨スワップ取引、為替予約取引、借入金に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジを目的とした金利スワップ取引であります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、前述の連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (7)重要なヘッジ会計の方法」をご参照ください。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、営業債権等について、各事業部門における営業管理担当が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。連結子会社についても、当社と同様の管理を行っております。
デリバティブ取引については、信用リスクを軽減するために、取引相手先を高格付を有する金融機関に限定しております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
当社は、主に外貨建て債権債務に係る将来の為替レートの変動リスクに対して、外貨建て債権債務の残高の範囲内で通貨スワップ取引、為替予約取引を利用しております。また、借入金に係る支払金利の変動リスクを抑制するために、金利スワップ取引を利用しております。
有価証券及び投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、また、満期保有目的の債券以外のものについては、市況や取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
デリバティブ取引の執行・管理については、「デリバティブ取引取扱規程」に基づき、資金担当部門が決裁担当者の承認を得て行っております。
なお、連結子会社についても、当社と同様の管理を行っております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。連結子会社についても、当社と同様の管理を行っております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。また、「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。現金及び短期間で決済される金融商品については、時価が帳簿価額に一致又は近似するものであることから、記載を省略しております。
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
|
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
時価(百万円) |
差額(百万円) |
|
|
(1)売掛金 |
52,262 |
52,256 |
△5 |
|
|
(2)有価証券及び投資有価証券(*1) |
|
|
|
|
|
①満期保有目的の債券 |
657 |
657 |
△0 |
|
|
②その他有価証券 |
3,236 |
3,236 |
- |
|
|
資産計 |
56,157 |
56,150 |
△6 |
|
|
(1) 社債 |
35,000 |
34,012 |
△987 |
|
|
(2) 長期借入金(1年内返済を含む) |
20,554 |
20,502 |
△51 |
|
|
負債計 |
55,554 |
54,515 |
△1,038 |
|
|
デリバティブ取引(*2) |
219 |
219 |
- |
|
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
|
連結貸借対照表計上額 (百万円) |
時価(百万円) |
差額(百万円) |
|
|
(1)売掛金 |
57,410 |
57,399 |
△10 |
|
|
(2)有価証券及び投資有価証券(*1) |
|
|
|
|
|
①満期保有目的の債券 |
1,124 |
1,124 |
△0 |
|
|
②その他有価証券 |
4,658 |
4,658 |
- |
|
|
資産計 |
63,193 |
63,182 |
△11 |
|
|
(1) 社債 |
35,000 |
34,091 |
△908 |
|
|
(2) 長期借入金(1年内返済を含む) |
10,360 |
10,353 |
△6 |
|
|
負債計 |
45,360 |
44,444 |
△915 |
|
|
デリバティブ取引(*2) |
99 |
99 |
- |
|
(*1) 市場価格のない株式等は、「(2) 有価証券及び投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
|
区分 |
前連結会計年度(百万円) |
当連結会計年度(百万円) |
|
非上場株式 |
115 |
124 |
|
投資事業組合等出資金 |
0 |
0 |
|
合計 |
115 |
124 |
(*2) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。
(注)1.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
|
1年以内 |
1年超 |
5年超 |
10年超 |
|
現金及び預金 |
129,793 |
- |
- |
- |
|
受取手形 |
1,668 |
- |
- |
- |
|
電子記録債権 |
7,771 |
- |
- |
- |
|
売掛金 |
51,043 |
1,218 |
- |
- |
|
有価証券及び投資有価証券 |
|
|
|
|
|
満期保有目的の債券 |
|
|
|
|
|
(1) 国債・地方債等 |
656 |
1 |
- |
- |
|
(2) その他 |
- |
- |
- |
- |
|
その他有価証券のうち満期があるもの |
|
|
|
|
|
(1) 国債・地方債等 |
- |
- |
- |
- |
|
(2) 債券(社債) |
- |
- |
- |
- |
|
(3) その他 |
- |
- |
- |
- |
|
合計 |
190,933 |
1,220 |
- |
- |
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
|
1年以内 |
1年超 |
5年超 |
10年超 |
|
現金及び預金 |
149,784 |
- |
- |
- |
|
受取手形 |
1,750 |
- |
- |
- |
|
電子記録債権 |
8,114 |
- |
- |
- |
|
売掛金 |
56,030 |
1,379 |
- |
- |
|
有価証券及び投資有価証券 |
|
|
|
|
|
満期保有目的の債券 |
|
|
|
|
|
(1) 国債・地方債等 |
1,122 |
2 |
- |
- |
|
(2) その他 |
- |
- |
- |
- |
|
その他有価証券のうち満期があるもの |
|
|
|
|
|
(1) 国債・地方債等 |
- |
- |
- |
- |
|
(2) 債券(社債) |
- |
- |
- |
- |
|
(3) その他 |
- |
- |
- |
- |
|
合計 |
216,804 |
1,381 |
- |
- |
(注)2.短期借入金、社債、長期借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度 (2023年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円)
|
4年超 5年以内 (百万円)
|
5年超 (百万円)
|
|
短期借入金 |
8,903 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
社債 |
- |
- |
10,000 |
- |
- |
25,000 |
|
長期借入金 |
10,209 |
10,060 |
60 |
60 |
60 |
105 |
|
合計 |
19,112 |
10,060 |
10,060 |
60 |
60 |
25,105 |
当連結会計年度 (2024年3月31日)
|
|
1年以内 (百万円) |
1年超 2年以内 (百万円) |
2年超 3年以内 (百万円) |
3年超 4年以内 (百万円)
|
4年超 5年以内 (百万円)
|
5年超 (百万円)
|
|
短期借入金 |
5,529 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
社債 |
- |
10,000 |
- |
- |
10,000 |
15,000 |
|
長期借入金 |
10,075 |
60 |
60 |
60 |
60 |
45 |
|
合計 |
15,604 |
10,060 |
60 |
60 |
10,060 |
15,045 |
3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下3つのレベルに
分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価
の算定の対象となる資産または負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定
に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ
属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類している。
(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
区分 |
時価(百万円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
有価証券及び投資有価証券 |
|
|
|
|
|
その他有価証券 |
|
|
|
|
|
株式 |
2,251 |
- |
- |
2,251 |
|
その他 |
- |
951 |
34 |
985 |
|
デリバティブ取引 |
|
|
|
|
|
通貨関連 |
- |
219 |
- |
219 |
|
金利関連 |
- |
- |
- |
- |
|
資産計 |
2,251 |
1,171 |
34 |
3,456 |
|
デリバティブ取引 |
|
|
|
|
|
通貨関連 |
- |
- |
- |
- |
|
金利関連 |
- |
- |
- |
- |
|
負債計 |
- |
- |
- |
- |
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
区分 |
時価(百万円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
有価証券及び投資有価証券 |
|
|
|
|
|
その他有価証券 |
|
|
|
|
|
株式 |
4,135 |
- |
- |
4,135 |
|
その他 |
- |
499 |
24 |
523 |
|
デリバティブ取引 |
|
|
|
|
|
通貨関連 |
- |
99 |
- |
99 |
|
金利関連 |
- |
- |
- |
- |
|
資産計 |
4,135 |
598 |
24 |
4,757 |
|
デリバティブ取引 |
|
|
|
|
|
通貨関連 |
- |
- |
- |
- |
|
金利関連 |
- |
- |
- |
- |
|
負債計 |
- |
- |
- |
- |
(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
区分 |
時価(百万円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
売掛金 |
- |
52,256 |
- |
52,256 |
|
有価証券及び投資有価証券 |
|
|
|
|
|
満期保有目的の債券 |
|
|
|
|
|
国債・地方債等 |
- |
657 |
- |
657 |
|
資産計 |
- |
52,913 |
- |
52,913 |
|
社債 |
- |
34,012 |
- |
34,012 |
|
長期借入金 |
- |
20,502 |
- |
20,502 |
|
負債計 |
- |
54,515 |
- |
54,515 |
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
区分 |
時価(百万円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
売掛金 |
- |
57,399 |
- |
57,399 |
|
有価証券及び投資有価証券 |
|
|
|
|
|
満期保有目的の債券 |
|
|
|
|
|
国債・地方債等 |
- |
1,124 |
- |
1,124 |
|
資産計 |
- |
58,524 |
- |
58,524 |
|
社債 |
- |
34,091 |
- |
34,091 |
|
長期借入金 |
- |
10,353 |
- |
10,353 |
|
負債計 |
- |
44,444 |
- |
44,444 |
(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
売掛金
売掛金の時価は、一定の期間ごとに区分した債権ごとに、債権額と満期までの期間及び信用リスクを加味した利率
で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
上場株式は相場価格を用いて評価しており、活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。一方で、その他のうち、時価レベル2に分類されるものは市場での取引頻度が低く、活発な市場における相場価格とは認められないため、その時価をレベル2の時価に分類しております。
満期保有目的の債券
当社が保有している国債・地方債等は市場での取引頻度が低く、活発な市場における相場価格とは認められないため、その時価をレベル2の時価に分類しております。
デリバティブ取引
通貨スワップの時価は、金利や為替レート等観察可能なインプットを用いて割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
社債
当社の発行する社債の時価は、元利金の合計額を当該社債の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
長期借入金
長期借入金の時価は、元利金の合計額を当該借入の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
1.満期保有目的の債券
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
|
種類 |
連結貸借対照表計上額(百万円) |
時価(百万円) |
差額(百万円) |
|
時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの |
(1) 国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
(2) 社債 |
- |
- |
- |
|
|
(3) その他 |
- |
- |
- |
|
|
小計 |
- |
- |
- |
|
|
時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの |
(1) 国債・地方債等 |
657 |
657 |
△0 |
|
(2) 社債 |
- |
- |
- |
|
|
(3) その他 |
- |
- |
- |
|
|
小計 |
657 |
657 |
△0 |
|
|
合計 |
657 |
657 |
△0 |
|
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
|
種類 |
連結貸借対照表計上額(百万円) |
時価(百万円) |
差額(百万円) |
|
時価が連結貸借対照表計上額を超えるもの |
(1) 国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
(2) 社債 |
- |
- |
- |
|
|
(3) その他 |
- |
- |
- |
|
|
小計 |
- |
- |
- |
|
|
時価が連結貸借対照表計上額を超えないもの |
(1) 国債・地方債等 |
1,124 |
1,124 |
△0 |
|
(2) 社債 |
- |
- |
- |
|
|
(3) その他 |
- |
- |
- |
|
|
小計 |
1,124 |
1,124 |
△0 |
|
|
合計 |
1,124 |
1,124 |
△0 |
|
2.その他有価証券
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
|
種類 |
連結貸借対照表計上額(百万円) |
取得原価(百万円) |
差額(百万円) |
|
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの |
(1) 株式 |
2,215 |
1,139 |
1,075 |
|
(2) 債券 |
|
|
|
|
|
① 国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
|
② 社債 |
- |
- |
- |
|
|
③ その他 |
- |
- |
- |
|
|
(3) その他 |
951 |
- |
951 |
|
|
小計 |
3,166 |
1,139 |
2,027 |
|
|
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの |
(1) 株式 |
35 |
36 |
△0 |
|
(2) 債券 |
|
|
|
|
|
① 国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
|
② 社債 |
- |
- |
- |
|
|
③ その他 |
- |
- |
- |
|
|
(3) その他 |
34 |
34 |
- |
|
|
小計 |
69 |
70 |
△0 |
|
|
合計 |
3,236 |
1,209 |
2,027 |
|
(注)市場価格のない株式等の非上場株式(連結貸借対照表計上額 115百万円)及び投資事業組合等出資金(連結貸借対照表計上額 0百万円)については、上表の「2.その他有価証券」には含めておりません。
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
|
種類 |
連結貸借対照表計上額(百万円) |
取得原価(百万円) |
差額(百万円) |
|
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの |
(1) 株式 |
4,113 |
1,163 |
2,950 |
|
(2) 債券 |
|
|
|
|
|
① 国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
|
② 社債 |
- |
- |
- |
|
|
③ その他 |
- |
- |
- |
|
|
(3) その他 |
499 |
- |
499 |
|
|
小計 |
4,613 |
1,163 |
3,499 |
|
|
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの |
(1) 株式 |
21 |
21 |
- |
|
(2) 債券 |
|
|
|
|
|
① 国債・地方債等 |
- |
- |
- |
|
|
② 社債 |
- |
- |
- |
|
|
③ その他 |
- |
- |
- |
|
|
(3) その他 |
24 |
24 |
- |
|
|
小計 |
45 |
45 |
- |
|
|
合計 |
4,658 |
1,209 |
3,449 |
|
(注)市場価格のない株式等の非上場株式(連結貸借対照表計上額 124百万円)及び投資事業組合等出資金(連結貸借対照表計上額 0百万円)については、上表の「2.その他有価証券」には含めておりません。
3.売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
種類 |
売却額(百万円) |
売却益の合計額(百万円) |
売却損の合計額(百万円) |
|
株式 |
- |
- |
- |
|
合計 |
- |
- |
- |
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
種類 |
売却額(百万円) |
売却益の合計額(百万円) |
売却損の合計額(百万円) |
|
株式 |
- |
- |
- |
|
合計 |
- |
- |
- |
4.減損処理を行った有価証券
前連結会計年度(2023年3月31日)
当連結会計年度において、有価証券について減損処理は行っておりません。
当連結会計年度(2024年3月31日)
当連結会計年度において、有価証券について減損処理は行っておりません。
1. ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
(1)通貨関連
前連結会計年度(2023年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(2024年3月31日)
該当事項はありません。
(2)金利関連
前連結会計年度(2023年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(2024年3月31日)
該当事項はありません。
2. ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
(1)通貨関連
前連結会計年度(2023年3月31日)
|
ヘッジ会計の方法 |
取引の種類 |
主なヘッジ対象 |
契約額等 (百万円) |
契約額等のうち1年超 (百万円) |
時価 (百万円) |
|
|
原則的処理方法 |
通貨スワップ取引 |
|
|
|
|
|
|
韓国ウォン受取・中国元支払
|
貸付金
|
1,521
|
1,033
|
219
|
|
|
|
合計 |
1,521 |
1,033 |
219 |
|
||
(注) 時価の算定方法
金利や為替レート等観察可能なインプットを用いて割引現在価値法により算定しております。
当連結会計年度(2024年3月31日)
|
ヘッジ会計の方法 |
取引の種類 |
主なヘッジ対象 |
契約額等 (百万円) |
契約額等のうち1年超 (百万円) |
時価 (百万円) |
|
|
原則的処理方法 |
通貨スワップ取引 |
|
|
|
|
|
|
韓国ウォン受取・中国元支払
|
貸付金
|
779
|
389
|
99
|
|
|
|
合計 |
779 |
389 |
99 |
|
||
(注) 時価の算定方法
金利や為替レート等観察可能なインプットを用いて割引現在価値法により算定しております。
(2)金利関連
前連結会計年度(2023年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(2024年3月31日)
該当事項はありません。
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。
なお、一部の連結子会社は、退職給付に係る期末自己都合要支給額等を退職給付債務とする方法を用いた簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
退職給付債務の期首残高 |
19,303百万円 |
16,557百万円 |
|
勤務費用 |
1,082 |
954 |
|
利息費用 |
253 |
359 |
|
数理計算上の差異の発生額 |
△3,351 |
494 |
|
退職給付の支払額 |
△1,230 |
△980 |
|
過去勤務費用の発生額 |
△26 |
△4 |
|
為替換算調整額 |
555 |
567 |
|
その他 |
△27 |
- |
|
退職給付債務の期末残高 |
16,557 |
17,948 |
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
年金資産の期首残高 |
17,637百万円 |
16,833百万円 |
|
期待運用収益 |
496 |
610 |
|
数理計算上の差異の発生額 |
△2,626 |
228 |
|
事業主からの拠出額 |
1,972 |
2,123 |
|
退職給付の支払額 |
△1,125 |
△935 |
|
為替換算調整額 |
478 |
469 |
|
その他 |
- |
- |
|
年金資産の期末残高 |
16,833 |
19,330 |
(3)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
退職給付に係る負債の期首残高 |
452百万円 |
430百万円 |
|
退職給付費用 |
91 |
94 |
|
退職給付の支払額 |
△115 |
△92 |
|
その他 |
1 |
6 |
|
退職給付に係る負債の期末残高 |
430 |
438 |
(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
積立型制度の退職給付債務 |
16,134百万円 |
17,466百万円 |
|
年金資産 |
△16,833 |
△19,330 |
|
|
△699 |
△1,863 |
|
非積立型制度の退職給付債務 |
853 |
920 |
|
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 |
154 |
△943 |
|
|
|
|
|
退職給付に係る負債 |
1,818 |
1,886 |
|
退職給付に係る資産 |
△1,664 |
△2,829 |
|
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 |
154 |
△943 |
(注)簡便法を適用した制度を含みます。
(5)退職給付費用及びその内訳項目の金額
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
勤務費用 |
1,082百万円 |
954百万円 |
|
利息費用 |
253 |
359 |
|
期待運用収益 |
△496 |
△610 |
|
数理計算上の差異の費用処理額 |
146 |
207 |
|
過去勤務費用の費用処理額 |
△26 |
△4 |
|
簡便法で計算した退職給付費用 |
91 |
94 |
|
その他 |
△19 |
26 |
|
確定給付制度に係る退職給付費用 |
1,030 |
1,026 |
(6)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
数理計算上の差異 |
△889百万円 |
207百万円 |
|
合 計 |
△889 |
207 |
(7)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
未認識数理計算上の差異 |
68百万円 |
275百万円 |
|
合 計 |
68 |
275 |
(8)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
債券 |
36% |
41% |
|
株式 |
19 |
19 |
|
一般勘定 |
29 |
25 |
|
オルタナティブ |
8 |
8 |
|
その他 |
8 |
7 |
|
合 計 |
100 |
100 |
(注)オルタナティブは、主にヘッジファンドへの投資であります。
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
割引率 |
2.5% |
2.8% |
|
長期期待運用収益率 |
2.8% |
3.6% |
3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度792百万円、当連結会計年度922百万円であります。
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
(繰延税金資産) |
|
|
|
|
未払事業税 |
182百万円 |
|
234百万円 |
|
賞与引当金 |
599 |
|
708 |
|
棚卸資産評価損 |
181 |
|
138 |
|
貸倒引当金 |
32 |
|
20 |
|
事業譲渡損失引当金 |
- |
|
3,079 |
|
退職給付に係る負債 |
602 |
|
761 |
|
減損損失 |
1,906 |
|
4,184 |
|
税務上の繰越欠損金 |
3,471 |
|
3,153 |
|
減価償却費 |
376 |
|
415 |
|
棚卸資産に係る未実現利益 |
535 |
|
617 |
|
その他 |
2,731 |
|
3,992 |
|
小計 |
10,620 |
|
17,305 |
|
同一納税主体における繰延税金負債との相殺額 |
△3,928 |
|
△6,980 |
|
繰延税金資産小計 |
6,692 |
|
10,325 |
|
評価性引当額小計 |
△5,728 |
|
△8,477 |
|
繰延税金資産合計 |
963 |
|
1,847 |
|
(繰延税金負債) |
|
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
△359 |
|
△926 |
|
固定資産圧縮積立金 |
△1,311 |
|
△1,279 |
|
特別償却準備金 |
△192 |
|
△135 |
|
退職給付信託有価証券 |
△232 |
|
△232 |
|
海外子会社の未分配利益に係る税効果 |
△7,560 |
|
△9,012 |
|
減価償却費 |
△1,211 |
|
△1,015 |
|
その他 |
△235 |
|
△722 |
|
小計 |
△11,103 |
|
△13,325 |
|
同一納税主体における繰延税金資産との相殺額 |
3,928 |
|
6,980 |
|
繰延税金負債合計 |
△7,175 |
|
△6,344 |
|
繰延税金資産(負債)の純額 |
△6,212 |
|
△4,497 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
|
|
前連結会計年度 (2023年3月31日) |
|
当連結会計年度 (2024年3月31日) |
|
法定実効税率 |
30.6% |
|
30.6% |
|
(調整) |
|
|
|
|
交際費等永久に損金に算入されない項目 |
0.5 |
|
1.3 |
|
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 |
△2.2 |
|
△3.1 |
|
海外子会社の税率差によるもの |
△7.9 |
|
△12.0 |
|
海外子会社の未分配利益に係る税効果 |
8.5 |
|
13.9 |
|
試験研究費等の税額控除 |
△1.8 |
|
△1.2 |
|
評価性引当額の増減による影響 |
8.3 |
|
10.4 |
|
その他 |
1.9 |
|
△2.2 |
|
税効果会計適用後の法人税等の負担率 |
37.9 |
|
37.7 |
(表示方法の変更)
前連結会計年度において、独立掲記していた「税率変更による影響」は、重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めております。この表示の変更を反映させるため、前連結会計年度の注記の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の「税率変更による影響」に表示しておりました0.2%は、「その他」1.9%として組替えております。
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4.会計方針に関する事項の「(5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。
3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
1.契約資産及び契約負債の残高等
|
(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
顧客との契約から生じた債権(期首残高) |
57,608 |
61,702 |
|
顧客との契約から生じた債権(期末残高) |
61,702 |
67,275 |
|
契約資産(期首残高) |
626 |
786 |
|
契約資産(期末残高) |
786 |
1,171 |
|
契約負債(期首残高) |
4,530 |
4,240 |
|
契約負債(期末残高) |
4,240 |
4,899 |
契約資産は、販売契約について期末日時点で完了しておりますが未請求の顧客に対する製品・商品の納入に係る対価に対する当社及び連結子会社の権利に関するものであります。契約資産は、当社及び連結子会社の権利が無条件になった時点で顧客との契約で生じた債権に振り替えられます。契約負債は、主に、販売契約における顧客から受け取った前受金に関するものであります。契約負債は、主に収益の認識に伴い取り崩されます。
当連結会計年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は、2,866百万円であります。
また、当連結会計年度において、契約資産が384百万円増加した主な理由は、新規契約による増加が、顧客との契約から生じた債権への振替による減少を上回ったことによるものであります。また、当連結会計年度において、契約負債が658百万円増加した主な理由は、前受金の受け取りによる増加が、収益認識による減少を上回ったことによるものであります。
2.残存履行義務に配分した取引価格
未充足の履行義務は、2024年3月31日時点で11,991百万円であります。当該履行義務は、合成樹脂成形品事業の製品の製造及び販売に関するものであり、期末日後1年以内に約81%収益として認識され、ほとんど全てが3年以内に認識されるものと見込まれています。
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、製品の種類・性質により、「合成樹脂成形品事業」、「ベッド及び家具事業」の2つの報告セグメントとしております。
各報告セグメントに属する主要製品・サービスは以下のとおりであります。
(1) 合成樹脂成形品事業…工業用プラスチック・ファスナー、プラスチック精密成形部品等
(2) ベッド及び家具事業…各種ベッド、リクライニングチェアー等
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益又は損失は、営業利益又は営業損失であります。
セグメント間の内部収益は市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自2022年4月1日 至2023年3月31日)
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
調整額 (注1) (注3) (注4) |
連結財務諸表 計上額 (注2) |
||
|
|
合成樹脂 成形品事業 |
ベッド及び 家具事業 |
合計 |
||
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
顧客との契約から生じる収益 |
288,734 |
33,037 |
321,771 |
- |
321,771 |
|
その他の収益 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
外部顧客への売上高 |
|
|
|
|
|
|
セグメント間の内部売上高 又は振替高 |
|
|
|
△ |
|
|
計 |
|
|
|
△ |
|
|
セグメント利益又は損失(△) |
|
|
|
△ |
|
|
セグメント資産 |
|
|
|
|
|
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
|
|
|
|
|
|
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
|
|
|
|
|
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△5,496百万円は、全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失は、連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.セグメント資産の調整額74,197百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産74,324百万円及びセグメント間取引消去△127百万円が含まれております。
4.有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額54百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産の設備投資額であります。
当連結会計年度(自2023年4月1日 至2024年3月31日)
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(単位:百万円) |
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報告セグメント |
調整額 (注1) (注3) (注4) |
連結財務諸表 計上額 (注2) |
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合成樹脂 成形品事業 |
ベッド及び 家具事業 |
合計 |
||
|
売上高 |
|
|
|
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|
顧客との契約から生じる収益 |
334,729 |
36,910 |
371,639 |
- |
371,639 |
|
その他の収益 |
- |
- |
- |
- |
- |
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外部顧客への売上高 |
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|
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セグメント間の内部売上高 又は振替高 |
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|
△ |
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計 |
|
|
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△ |
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セグメント利益又は損失(△) |
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|
△ |
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セグメント資産 |
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|
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その他の項目 |
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減価償却費 |
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有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
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(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△5,459百万円は、全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失は、連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.セグメント資産の調整額72,314百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産72,427百万円及びセグメント間取引消去△112百万円が含まれております。
4.有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額60百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産の設備投資額であります。
【関連情報】
前連結会計年度(自2022年4月1日 至2023年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
|
日本
|
中国
|
韓国
|
アジア (注2) |
アメリカ
|
北米 (注3) |
欧州
|
その他
|
合計
|
|
94,384 |
43,576 |
39,051 |
34,289 |
59,403 |
11,162 |
37,547 |
2,355 |
321,771 |
(注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
2.アジアの数値は中国及び韓国の売上高を含んでおりません。
3.北米の数値はアメリカの売上高を含んでおりません。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
|
日本
|
中国
|
韓国
|
アジア (注1) |
アメリカ
|
北米 (注2) |
欧州
|
合計
|
|
41,678 |
11,442 |
8,667 |
11,660 |
13,035 |
3,563 |
14,873 |
104,921 |
(注)1.アジアの数値は中国及び韓国の有形固定資産を含んでおりません。
2.北米の数値はアメリカの有形固定資産を含んでおりません。
3.主要な顧客ごとの情報
売上高の10%以上を占める単一の外部顧客が存在しないため、記載していません。
当連結会計年度(自2023年4月1日 至2024年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
|
日本
|
中国
|
韓国
|
アジア (注2) |
アメリカ
|
北米 (注3) |
欧州
|
その他
|
合計
|
|
104,672 |
42,550 |
46,777 |
38,169 |
72,957 |
16,669 |
46,562 |
3,280 |
371,639 |
(注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
2.アジアの数値は中国及び韓国の売上高を含んでおりません。
3.北米の数値はアメリカの売上高を含んでおりません。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
|
日本
|
中国
|
韓国
|
アジア (注1) |
アメリカ
|
北米 (注2) |
欧州
|
合計
|
|
39,698 |
10,471 |
9,628 |
12,552 |
9,612 |
3,799 |
11,190 |
96,953 |
(注)1.アジアの数値は中国及び韓国の有形固定資産を含んでおりません。
2.北米の数値はアメリカの有形固定資産を含んでおりません。
3.主要な顧客ごとの情報
売上高の10%以上を占める単一の外部顧客が存在しないため、記載していません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自2022年4月1日 至2023年3月31日)
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
合成樹脂 成形品事業 |
ベッド及び 家具事業 |
消去又は 全社 |
合計 |
|
減損損失 |
|
|
|
|
当連結会計年度(自2023年4月1日 至2024年3月31日)
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
合成樹脂 成形品事業 |
ベッド及び 家具事業 |
消去又は 全社 |
合計 |
|
減損損失 |
|
|
|
|
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自2022年4月1日 至2023年3月31日)
のれん
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
合成樹脂 成形品事業 |
ベッド及び 家具事業 |
消去又は 全社 |
合計 |
|
当期償却額 |
|
|
|
|
|
当期末残高 |
|
|
|
|
当連結会計年度(自2023年4月1日 至2024年3月31日)
のれん
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
合成樹脂 成形品事業 |
ベッド及び 家具事業 |
消去又は 全社 |
合計 |
|
当期償却額 |
|
|
|
|
|
当期末残高 |
|
|
|
|
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
前連結会計年度(自2022年4月1日 至2023年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自2023年4月1日 至2024年3月31日)
該当事項はありません。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
1株当たり純資産額 |
2,237.06円 |
2,455.97円 |
|
1株当たり当期純利益金額 |
211.28円 |
183.26円 |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
1株当たり当期純利益金額 |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益金額 (百万円) |
21,170 |
18,252 |
|
普通株主に帰属しない金額(百万円) |
- |
- |
|
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益金額(百万円) |
21,170 |
18,252 |
|
期中平均株式数(千株) |
100,198 |
99,599 |
(注)3.株主資本において自己株式として計上されている信託に残存する自社の株式は、1株当たり当期純利益金額の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めており、また、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めております。
1株当たり当期純利益金額の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数
前連結会計年度454,460株、当連結会計年度437,621株
1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数
前連結会計年度462,960株、当連結会計年度427,549株
(自己株式の取得‐1)
当社は、2024年3月12日開催の取締役会決議に基づき、自己株式を取得しております。決算日後に取得した自己株式は、以下のとおりです。
1.自己株式の取得を行う目的
資金効率の向上を図るとともに、経営環境に応じた機動的な財務政策を可能にするため。
2.自己株式の取得状況
(1) 取得対象株式の種類 当社普通株式
(2) 取得した株式の総数 399,400株
(3) 株式の取得価額の総数 1,520,961,200円
(4) 取得期間 2024年4月1日から2024年4月25日
(5) 取得方法 東京証券取引所における市場買付
(ご参考)
1.2024年3月12日開催の取締役会における決議内容
(1) 取得対象株式の種類 当社普通株式
(2) 取得し得る株式の総数 55万株(上限)
(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合: 0.55%)
(3) 株式の取得価額の総額 20億円(上限)
(4) 取得期間 2024年3月14日から2024年4月30日まで
(5) 取得方法 東京証券取引所における市場買付
2.上記取締役会決議に基づき取得した自己株式の累計(2024年4月26日現在)
(1) 取得した株式の総数 522,800株
(2) 株式の取得価額の総額 1,999,829,300円
(自己株式の取得‐2)
当社は、2024年5月17日付の取締役会において、会社法第459条第1項および当社約款36条の規定に基づき、自己株式を取得することおよびその具体的な取得方法について決議し、2024年5月20日に取得が完了しております。なお、自己株式の取得にはコミットメント型自己株式取得(FCSR)(以下「本手法」という。)を用いております。
1.自己株式の取得を行う目的
資本効率の向上を図るとともに、経営環境に応じた機動的な財務政策を可能にするため。
2.本手法を選択した背景
当社は、今回の自己株式取得を実施するにあたり、以下に記載の理由により、本手法が50 億円相当の自己株式取得を確実に行いたいという当社のニーズを充足し得る最良の選択肢であると判断いたしました。
市場買付による自己株式取得方法のうち、通常の立会取引で自己株式を取得するスキームとしては、当社が個別に発注するもの、証券会社による一任勘定取引、信託会社の利用など様々な手法が存在しますが、当社が今回企図している取得予定金額規模の自己株式取得を行う場合、当社株式の市場における売買高を勘案すると、いずれの手法も自己株式取得が終了するまでに一定の期間を要することになることが想定されます。
次に、ToSTNeT-3 において買付の委託を行う取引のみを行う手法では、上記の手法と異なり、取引自体は 1 日で終了するものの、株主の皆様による売付注文の数量次第では、取得予定金額の自己株式取得ができない可能性があります。
この点、本手法を採用すると、以下に詳述する通り、自己株式取得取引が 1 日で終了することに加えて、株主の皆様による売付注文が取得予定金額に達しない場合であっても、不足額については証券会社が当社株主から当社株式の借株をした上で売付注文を行う予定であることから、取得予定金額の自己株式取得を行うことが可能になります。
3.本手法の概要
当社は、2024年5月20日にToSTNeT-3により1株当たり3,846円(2024 年5月 17 日の終値で以下「基準価格」という。)で、1,300,000株、50億円に相当する自己株式を取得いたしました(以下「本買付」という。)。
本買付にあたっては、野村證券株式会社(以下「野村證券」という。)が当社株主から借株をした上で売付注文をしております。なお、ToSTNeT-3では一般の株主の皆様からの売付注文は、金融商品取引業者である野村證券の自己の計算に基づく売付注文に優先されますので、野村證券による売付注文の約定額は一般の株主の皆様からの売付注文分だけ減少しております。
野村證券は本買付後に、借株の返済を目的として自らの判断と計算において当社株式を株式市場の内外で取得する予定であると聞いておりますが、野村證券が行う当社株式の取得に関して、当社と野村證券との間で締結された契約はありません。
次に、野村證券から取得した株式に対しては、当社の実質的な取得単価が本買付以降の一定期間(2024年5月21日から新株予約権の行使日又は行使が行われない旨の通知を受けた日の前日まで)の各取引日の当社株式のVWAP(出来高加重平均価格)の算術平均値に99.8%を乗じた価格(以下「平均株価」という。)と同じになるように、別途、本手法において当社が発行する新株予約権(以下、「本新株予約権」という。)の取得者となる野村キャピタル・インベストメント株式会社(NCI)(以下「新株予約権者」という。)との間で当社株式を用いた調整取引を行います。具体的には、①平均株価が基準価格よりも高い場合は、本新株予約権の行使により、「本買付における野村證券からの取得株式数」(以下「取得済株式数」という。)から「本買付において野村證券から買付けた金額により当社株式を平均株価で取得したと仮定した場合の取得株式数」(以下「平均株価取得株式数」という。)を控除して算出される数の当社株式を新株予約権者に交付し、逆に、②平均株価が基準価格よりも低い場合は、平均株価取得株式数から取得済株式数を控除して算出される数の当社株式を新株予約権者から無償で取得することを合意しています。
<調整取引のメカニズム>
①平均株価が基準価格よりも高い場合
本買付後に当社株式の株価が上昇し平均株価が基準価格を上回る場合、下記の計算式で算定される当社株式が新株予約権者に交付されます(新株予約権者の行使時の出資金額は 1 円)。
※本新株予約権の行使に際して交付する株式において、本買付で取得した自己株式を活用するため、新規に株式を発行する予定はありません。
交付株式数=取得済株式数-平均株価取得株式数
最終取得株式数=取得済株式数-交付株式数
=取得済株式数-(取得済株式数-平均株価取得株式数)
=平均株価取得株式数
=取得予定金額÷平均株価
取得済株式数:本買付において野村證券から買付けた株式数
平均株価取得株式数:本買付において野村證券から買付けた金額により当社株式を平均株価で取得したと仮定した場合の取得株式数
②平均株価が基準価格よりも低い場合
本買付後に当社株式の株価が下落し平均株価が基準価格を下回る場合、下記の計算式で算定される当社株式が新株予約権者から無償で取得されます。
追加取得株式数=平均株価取得株式数-取得済株式数
最終取得株式数=取得済株式数+追加取得株式数
=取得済株式数+(平均株価取得株式数-取得済株式数)
=平均株価取得株式数
=取得予定金額÷平均株価
上記の通り、最終取得株式数は ToSTNeT-3 において野村證券から買い付けた金額により当社株式を平均株価で取得した場合の取得株式数(平均株価取得株式数)となります。
平均株価に応じた交付株式数、追加取得株式数に関しては、以下の調整テーブルをご確認ください。
調整テーブル:
|
平均株価 |
取得金額 |
平均株価取得株式数 |
取得済株式数 |
交付株式数 |
追加取得株式数 |
|
7,000 |
4,999,800,000 |
714,257 |
1,300,000 |
585,743 |
0 |
|
6,000 |
4,999,800,000 |
833,300 |
1,300,000 |
466,700 |
0 |
|
5,100 |
4,999,800,000 |
980,353 |
1,300,000 |
319,647 |
0 |
|
4,900 |
4,999,800,000 |
1,020,367 |
1,300,000 |
279,633 |
0 |
|
4,700 |
4,999,800,000 |
1,063,787 |
1,300,000 |
236,213 |
0 |
|
4,500 |
4,999,800,000 |
1,111,067 |
1,300,000 |
188,933 |
0 |
|
4,300 |
4,999,800,000 |
1,162,744 |
1,300,000 |
137,256 |
0 |
|
4,100 |
4,999,800,000 |
1,219,463 |
1,300,000 |
80,537 |
0 |
|
3,846 |
4,999,800,000 |
1,300,000 |
1,300,000 |
0 |
0 |
|
3,600 |
4,999,800,000 |
1,388,833 |
1,300,000 |
0 |
88,833 |
|
3,400 |
4,999,800,000 |
1,470,529 |
1,300,000 |
0 |
170,529 |
|
3,200 |
4,999,800,000 |
1,562,438 |
1,300,000 |
0 |
262,438 |
|
3,000 |
4,999,800,000 |
1,666,600 |
1,300,000 |
0 |
366,600 |
|
2,800 |
4,999,800,000 |
1,785,643 |
1,300,000 |
0 |
485,643 |
※本買付において一般の株主の皆様からの売付注文が無く、取得予定株式数の全てを野村證券から取得した場合の数値例です。実際には交付株式数、追加取得株式数の単元未満株式は切り捨てます。
なお、当社は上記取得株式数の調整のために当社株式の交付を行うための手段として、新株予約権者に対して本新株予約権を無償で割り当てます。本新株予約権は、平均株価が基準価格よりも高い場合に行使され、その差額分に相当する数の当社株式が新株予約権者に交付されます。また、平均株価が基準価格よりも低い場合は、本新株予約権は行使されずに、当社は新株予約権者よりその差額分に相当する数の当社株式を無償で取得します。かかる取得株式数の調整は、本新株予約権の行使期間である2024年 6月20日から 2024年9月10日までの間に行われる予定で、最終的な取得株式数が確定した際には、別途、開示をする予定です。
4.本手法における当社株式の取得方法・内容
(1)取得対象株式の種類:当社普通株式
(2)取得した株式の総数:1,300,000株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合1.30%)
(3)株式の取得価額の総額:4,999,800,000円
(4)株式取得日:2024年5月20日
(5)株式の取得方法:東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買付け
※上記(2)の取得した株式の総数のうち、野村證券から買付けた1,300,000株に関しては、当社の実質的な取得価額が一定期間の当社株式の平均価格相当になるよう、後日、当社株式を用いた調整取引を行うため、調整取引を含めた全体での最終的な取得株式数は変動する可能性があります。
5.本手法における新株予約権について
本買付の結果により、2024年5月17日付の取締役会決議に基づく第三者割当による第8回新株予約権の発行条件が確定いたしました。詳細は、以下のとおりです。
(1)確定した発行条件の概要
|
① |
割当日 |
2024年6月3日 |
|
② |
新株予約権の総数 |
1個 |
|
③ |
払込金額 |
新株予約権と引換えに金銭の払込みを要しないこととする。 |
|
④ |
当該発行による潜在株式数 |
潜在株式数:1,219,100株(上限)※ ※上限の潜在株式数は、下記⑥の平均株価取得株式数がゼロとなった場合を前提とした株式数 |
|
⑤ |
行使時の出資金額 |
1円 |
|
⑥ |
行使時の交付株式数の算定方法 |
交付株式数=(ⅰ)取得済株式数-(ⅱ)平均株価取得株式数 ※単元未満株式は切り捨て、0を下回る場合には0株とする。
(ⅰ)「取得済株式数」は、1,219,100株(野村證券株式会社からの取得相 当数量) (ⅱ)「平均株価取得株式数」は、以下の計算式に従った計算の結果得られる株式数とする。 ①自己株式買付金額 平均株価取得株式数=―――――――――――― ②平均株価 ① 「自己株式買付金額」は、4,688,658,600 円 ② 「平均株価」とは、平均株価算定期間の各取引日の東証が公表する当 社普通株式の VWAP の算術平均値に 99.8%を乗じた価格とする。「平 均株価算定期間」とは、2024 年5月 21 日から本新株予約権の行使日 の前日までの期間をいう。 |
|
⑦ |
募集又は割当方法 (割当予定先) |
野村キャピタル・インベストメント株式会社に対する第三者割当方式 |
|
⑧ |
その他 |
当社は、割当予定先との間で、割当予定先が本新株予約権の行使を行わない場 合、株価の状況に応じて割当予定先から一定数の当社株式を無償で取得する予 定です。詳細については、別記「(2).本新株予約権の特徴」、および別記「(3).割当予定先等 ③その他」をご参照ください。 |
(2)本新株予約権の特徴
①本新株予約権の構成、行使により交付される株式数および行使の際に払い込まれる出資金額
・本新株予約権は全 1 回号で構成されており、発行される新株予約権の数は 1 個です。
・交付株式数は、平均株価の水準に応じて増減し、2024年5月17日の終値よりも平均株価が上昇するほど交付株式数が増加する仕組みとなっております。
・行使の際に払い込まれる出資金額は、1 円です。
②発行条件の確定
・交付株式数の算定に用いられる、取得済株式数、自己株式買付金額は 2024 年5月 20 日の ToSTNeT3 の結果によって確定します。ToSTNeT-3 において株主の皆様からの売付注文があった場合は、その額だけ事後調整を要する対象株式数が減ることとなり、交付株式数の数量が減額されることになります。
③本新株予約権の行使可能期間
・本新株予約権の行使可能期間は、2024 年 6 月 20 日から 2024 年 9 月 10 日までの期間です。
④本新株予約権の取得
・本新株予約権には、当社の決定により本新株予約権の取得を可能とする旨の条項は付されていません。
⑤行使が行われない場合の当社株式の追加取得
・割当予定先は、本新株予約権の行使を行わないことを決定した場合には、当社にその旨を通知し、2024 年5月 21 日から通知日の前日までの間の各取引日における当社普通株式の VWAP の算術平均値に 99.8%を乗じた価格が ToSTNeT-3 における自己株式取得価格よりも低い場合は、当社は割当予定先より、その差額に応じた株数の当社株式を無償で取得することになっております。
(3)割当予定先等
①割当予定先の概要(2024年3月31日現在)
|
① |
商号 |
野村キャピタル・インベストメント株式会社 |
|
② |
本店所在地 |
東京都千代田区大手町二丁目2番2号 |
|
③ |
代表者の役職・氏名 |
代表取締役 村上 朋久(2024 年 3 月 31 日現在) |
|
④ |
事業内容 |
貸金業 |
|
⑤ |
資本金の額 |
500百万円 |
|
⑥ |
設立年月日 |
1999年11月4日 |
|
⑦ |
発行済株式数 |
280,000株 |
|
⑧ |
事業年度の末日 |
3月31日 |
|
⑨ |
従業員数 |
16名(単体) |
|
⑩ |
主要取引先 |
投資家並びに事業会社 |
|
⑪ |
主要取引銀行 |
野村信託銀行株式会社 |
|
⑫ |
大株主および持株比率 |
野村ホールディングス株式会社 100% |
|
⑬ |
当社との関係等 |
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資本関係 |
割当予定先が保有している当社の株式の数:0株 当社が保有している割当予定先の株式の数:0株 |
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人的関係 |
当社と割当予定先との間には、記載すべき人的関係はありません。また、当社の関係者および関係会社と割当予定先の関係者および関係会社の間には、特筆すべき人的関係はありません。 |
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取引関係 |
当社と割当予定先との間には、取引関係はありません。 |
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関連当事者への該当状況 |
割当予定先は、当社の関連当事者には該当しません。また、割当予定先の関係者および関係会社は、当社の関連当事者には該当しません。 |
(注)割当予定先、当該割当予定先の役員又は株主が暴力団、暴力団員又はこれらに準ずる者とは一切関係がないことを確認しており、その旨の確認書を株式会社東京証券取引所に提出しています。
②株券貸借に関する契約
当社株主と割当予定先との間で、株券貸借に関する契約の締結はありません。
③その他
当社は、割当予定先との間で締結予定の割当契約において、下記の内容について合意しております。
<本新株予約権の行使が行われない際の当社株式の追加取得>
割当予定先は、本新株予約権の行使を行わないことを決定した場合には、当社にその旨を通知し、当社が割当予定先より、平均株価取得株式数から取得済株式数を控除して算出される数の当社株式を無償で取得する。
<割当予定先による新株予約権の譲渡制限>
割当予定先は、本新株予約権を第三者に譲渡する場合には、当社取締役会の承認を要するものとする。ただし、割当予定先が、本新株予約権の行使により交付された株式を第三者に譲渡することを妨げない。
6.当社業績に与える影響について
本手法の実施における財政状態および経営成績に与える影響については、精査中です。
(第三者割当による自己株式の処分)
当社は、2024年5月17日開催の取締役会において、次のとおり、第三者割当による自己株式の処分を行うことについて決議しました。
1.処分の概要
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(1)処分期日 |
2024年7月25日 |
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(2)処分株式の種類及び株式数 |
当社普通株式800,000株(注1) |
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(3)処分価額 |
一株につき 3,862 円(注2) |
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(4)処分総額 |
308,960,000 円(注3) |
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(5)処分方法 |
第三者割当の方法による |
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(6)処分予定先 |
ニフコ従業員持株会 |
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(7)その他 |
本自己株式の処分については、金融商品取引法による届出の効力発生を条件とします。 |
(注1)持株会は、2024年5月17日開催予定の持株会理事会の決議を経て、十分な周知期間を設けて当社グループ従業員(以下、「従業員」といいます。)に対する入会プロモーションを実施し、持株会への入会希望者を募ります。このため、処分株式数(募集株式数)は、プロモーション終了後に確定します。
(注2)2024年5月16日の東証プライム市場における当社の普通株式の終値を基準として算出した処分価額をもとに見込額を記載しております。
なお、当社は2024年5月17日「自己株式の取得および自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ(会社法第459条第1項の規定による定款の定めに基づく自己株式の取得およびコミットメント型自己株式取得(FCSR)による自己株式取得)」を適時開示しており、2024年5月20日に自己株式の取得をしたことから、当該公表に伴う株価への影響を織り込み、また、既存株主の利益に配慮するため、2024年6月20日(以下、「条件決定日」といいます。)に、株価変動等諸般の事情を考慮の上、(i)2024年5月16日の東証プライム市場における当社普通株式の終値である3,862円と(ii)条件決定日の前営業日の東証プライム市場における当社普通株式の終値を比較し、高い方の金額を処分価額として決定いたします。
(注3)実際の処分価額の総額は、注1記載のプロモーション終了後に確定した処分株式数(募集株式数)及び注2により決定する処分価額により確定いたします。
2.処分の目的及び理由
当社は、2024年5月17日、当社の中長期的な株主価値に対する従業員のモチベーション向上を企図して、当社の発行する普通株式(以下、「当社株式」といいます。)を、ニフコ従業員持株会(以下、「持株会」といいます。)の会員(以下、「会員」といいます。)に対し、特別奨励金として付与するインセンティブ・プラン(以下、「本スキーム」といいます。)の導入を決定いたしました。本スキームの概要につきましては、2024年5月17日付「特別奨励金スキーム(自己株式処分型)の導入について」をご覧ください。
本スキームは、会員に特別奨励金を付与し、当該特別奨励金の拠出をもって持株会に自己株式を処分する(以下、「本自己株式処分」といいます。)もので第三者割当の方法によるものです。処分株式数につきましては、1.処分の概要の(注)に記載のとおり、後日確定いたしますが、最大80,000株を持株会へ処分する予定です。会員への特別奨励金の付与は、金銭を付与するもので、金銭債権の付与ではありません。
また、会員による金銭の拠出はありません。
なお、希薄化の規模(いずれも小数点以下第 3 位を四捨五入しています。)は次のとおりとなります。
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発行済株式数(2024 年3月 31 日時点) |
100,257,053株 |
0.08% |
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総議決権数(2024 年3月 31 日時点) |
996,305個 |
0.08% |
3.処分価額の算定根拠及びその具体的内容
本自己株式処分は、会員に特別奨励金を付与し、当該特別奨励金の拠出をもって割当予定先である持株会に自己株式を割当てるものであり、その発行価額(払込金額)は、恣意性を排除した価格とするため、(i)2024年5月16日の東証プライム市場における当社普通株式の終値である3,862円と(ii)条件決定日の前営業日の東証プライム市場における当社普通株式の終値を比較し、高い方の金額としております。これは、当社の企業価値を適切に反映した合理的なものであって、本持株会にとって特に有利な価額には該当しないと考えております。
なお、2024 年5月16日の東証プライム市場における当社普通株式の終値である3,862円の、東証プライム市場における当社株式の終値平均からの乖離率(小数第三位を四捨五入しています。)は次のとおりとなります。
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期間 |
終値平均(円未満切捨て) |
乖離率 |
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1ヶ月(2024年4月17日~2024年5月16日) |
3,788円 |
1.95% |
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3ヶ月(2024年2月16日~2024年5月16日) |
3,783円 |
2.09% |
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6ヶ月(2023年11月17日~2024年5月16日) |
3,750円 |
2.99% |
(注)2024年2月17日は取引休業日のため、その直前取引日である2024年2月16日の終値で計算しました。
2024年5月17日開催の取締役会決議に当たって、当社の監査等委員会(3名、うち2名は社外取締役である監査等委員)は、上記払込金額について、本自己株式の処分が本スキームの導入を目的としていること、及び上記払込金額が(i)取締役会決議日の前営業日の東証プライム市場における当社普通株式の終値と(ii)条件決定日の前営業日の東証プライム市場における当社普通株式の終値を比較し、高い方の金額であることに鑑み、割当先に特に有利な払込金額に該当しないと当社が判断した過程は合理的であり、かかる判断については適正である旨の意見を表明しております。
4.企業行動規範上の手続き
本自己株式処分は、①希薄化率が 25%未満であること、②支配株主の異動を伴うものではないことから、東京証券取引所の定める有価証券上場規程第432条に定める独立第三者からの意見入手及び株主の意思確認手続きは要しません。
(役員に対する業績連動型株式報酬制度(RS信託)の導入)
当社は、2024年5月17日開催の取締役会において、2016年度より導入している取締役および執行役員(監査等委員である取締役、社外取締役ならびに海外居住者を除く。以下「取締役等」という。)を対象とした業績連動型株式報酬制度(以下、「本制度」という。)の継続および一部改定を決議し、本制度の一部改定に関する議案を、2024年6月20日開催予定の第72回定時株主総会(以下、「本株主総会」という。)に付議することといたしました。
1.本制度の継続について
(1)当社は取締役等を対象に、取締役等の報酬と当社の株式価値との連動性をより明確にし、中長期的な業績向上と企業価値向上に対する取締役等の貢献意欲を高め、株主との一層の価値共有を進めることを目的として、2024年5月17日開催の取締役会において、取締役等を対象とした本制度を下記2.のとおり一部改定の上、継続することを決定いたしました。
(2)本制度の一部改定は、本株主総会において承認を得ることを条件とします。
(3)本制度では、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託(以下、「BIP信託」という。)と称される仕組みを採用しており、2024 年度以降の本制度の継続にあたっては、本制度を一部改定のうえBIP信託の信託期間を延長します。
(4)本制度は、役位や業績目標の達成度等に応じて、取締役等に当社株式および当社株式の換価処分金相当額の金銭(以下、「当社株式等」という。)を交付および給付(以下、「交付等」という。)するものです(ただし、下記3.のとおり改定後の本制度において交付する当社株式については、取締役等の退任時まで譲渡制限を付すものとします)。
※当社は、取締役等の報酬決定プロセスにおける透明性・客観性を担保するため、独立社外取締役を委員長とし、独立社外取締役が過半を構成する指名・報酬・ガバナンス委員会を設置しております。本制度の継続および一部改定については、指名・報酬・ガバナンス委員会の審議を経ております。
2.本制度の一部改定について
本制度の継続にあたり、既に設定しているBIP信託(以下、「本信託」という。)の信託期間を延長するとともに、本株主総会において承認を得ることを条件として、従前の本制度から以下の点を改定いたします。
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項目 |
改正前 |
改定後 |
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本制度を通じて交付等が行われる当社株式の数の算定方法 |
・毎年、役位に応じた「固定ポイント」と役位別に設定された業績に応じて変動する「業績基礎ポイント」を付与 |
・同左 |
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・業績基礎ポイントはポイント付与時点の中期経営計画に掲げる業績目標の達成度に応じて0%~200%の範囲で変動 |
・同左 |
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・業績指標は営業キャッシュ・フロー、ROICおよびTSR等を用いる |
・業績指標は営業利益、ROICおよびTSR等を用いる |
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取締役等に対する当社株式等の 交付等の方法および時期 |
・取締役等の退任時 ・退任時点における累積ポイントの70%に相当する数の当社株式(単元未満株式については切捨て)の交付を受け、残りの当社株式については換価処分金相当額の給付を受ける |
・固定ポイントはポイント付与後、速やかに当該ポイントに相当する数の当社株式を交付 ・業績基礎ポイントは中期経営計画期間終了後の業績結果に基づき業績連動ポイント (※)に転換された後、速やかに当該ポイントに相当する数の当社株式を交付 ・ただし、固定ポイント・業績連動ポイントともに、当社株式の交付後、退任時までの譲渡制限を付す |
(※)「業績基礎ポイント」については、当該ポイントが付与された時点の中期経営計画期間終了後に、当該中期経営計画に掲げる業績目標の達成度に応じた業績連動係数を乗じることにより「業績連動ポイント」が算出されます。(詳細は3.(5)ご参照)
改定前の本制度からの移行措置として、改定前の本制度に基づき既に付与されたポイント(すなわち取締役等の退任後に当該ポイントに相当する当社株式等の交付等を予定していたポイント)については、本株主総会において承認を得ることを条件として、固定ポイントおよび業績連動ポイントは本株主総会の終了後の一定の時期に、業績基礎ポイントは当該ポイントが業績連動ポイントに転換された後、速やかに当該ポイントに相当する当社株式を交付した上で、退任時までの譲渡制限を付すものとします。
3.本制度の内容(改正後)
(1)本制度の概要
本制度は、中期経営計画に掲げる業績指標の目標値に対する達成度および役位に応じて、取締役等に対して役員報酬として当社株式の交付を行う制度です。本制度改定後の当初の対象期間は、2025 年3月期から2027 年3月期の3事業年度とします。
なお、下記(4)②に定める本信託の継続が行われた場合には、その時点の中期経営計画に対応する年数と同一期間を本制度の新たな対象期間とし、同一年数だけ本信託の信託期間を延長します。
(2)本制度の一部改定に係る本株主総会決議
本株主総会において、本信託に拠出する信託金の上限額および取締役等に対して交付が行われる株式数の総数の上限その他必要な事項を決議します。
(3)本制度の対象者(受益者要件)
取締役等は、原則として、以下の受益者要件を満たしていることを条件に、所定の受益者確定手続を経て、受益者確定手続までに付与されたポイントに応じた数の当社株式について本信託から交付を受けます。
受益者要件は以下のとおりとなります。
① 対象期間中に当社の取締役等であること(対象期間中に新たに取締役等になった者を含む。)
② ポイント数が決定されていること
③ 在任中に職務・社内規程の重大な違反や、会社の意思に反した自己都合退任等の一定の非違行為等があった
者でないこと
④ 下記(7)③に定める譲渡制限契約を当社と締結すること
⑤ その他株式報酬制度としての趣旨を達成するために必要と認められる要件
(4)信託期間
① 本制度改定後の信託期間
2024 年8月(予定)から 2027 年8月(予定)までの約3年間とします。
② 本信託の継続
本制度改定後の信託期間の満了時において、信託契約の変更および追加信託を行うことにより、再度本信託を継続することがあります。その場合、その時点の中期経営計画に対応する年数と同一年数だけ本信託の信託期間を延長します。当社は、延長された信託期間ごとに、株主総会の承認決議を得た信託金の上限額の範囲内で追加拠出を行い、引き続き延長された信託期間中、取締役等に対するポイントの付与を継続します。
ただし、かかる追加拠出を行う場合において、延長する前の信託期間の末日に信託財産内に残存する当社株式(取締役等に付与されたポイントに相当する当社株式で交付が未了であるものを除く。)および金銭(以下「残存株式等」という。)があるときは、残存株式等の金額と追加拠出される信託金の合計額は、株主総会で承認決議を得た信託金の上限額の範囲内とします。
また、信託期間の満了時に信託契約の変更および追加信託を行わない場合には、それ以降、ポイントの付与は行われません。ただし、当該時点で当社株式の交付が未了である取締役等が在任している場合には、当社株式の交付が完了するまで、最長で約2年間、本信託の信託期間を延長させることがあります。
この信託期間の延長は、一度だけに限らず、その後も同様に信託期間を再延長することがあります。
(5)本制度を通じて交付が行われる当社株式の数の算定方法
本制度を通じて取締役等に交付される当社株式の数は、制度対象者に毎年付与されるポイント数に応じて決定されます。
原則として、信託期間中の毎年6月に、制度対象者には、役位に応じた「固定ポイント」および業績に応じて変動する「業績基礎ポイント」が付与されます。
「業績基礎ポイント」については、原則として当該ポイントが付与された時点の中期経営計画終了直後の6月に、当該中期経営計画に掲げる業績目標の達成度に応じた業績連動係数を乗じることにより「業績連動ポイント」が算出されます。なお、業績連動係数は、当該中期経営計画に掲げる業績指標(営業利益、ROICおよびTSR等)の目標値に対する達成度に応じて決定し、0%から 200%の範囲で変動します。
なお、1ポイントは当社株式1株とします。ただし、信託期間中に当社株式の株式分割・株式併合等のポイントの調整を行うことが公正であると認められる事象が生じた場合、分割比率・併合比率等に応じて、1ポイントあたりの当社株式数の調整がなされます。
(6)本信託に拠出する信託金の上限および取締役等に付与されるポイントの上限
当社が本信託に拠出する信託金の上限額は、1事業年度あたり 400 百万円※1とします。本制度改定後の当初の対象期間においては、3事業年度を対象とするため、本信託に拠出する信託金の上限額は、対象期間の年数である3を乗じた数に相当する金額(1,200 百万円)となります。なお、上記(4)②による本信託の継続を行う場合における信託金の上限額は、かかる1事業年度あたりの信託金の上限額に新たな対象期間の年数を乗じた数に相当する金額となります。
取締役等に付与される1事業年度あたりのポイントの総数の上限は、160,000 ポイント※2とします。本制度改定後の当初の対象期間においては、3事業年度を対象とするため、信託が取得する当社株式の数(以下、「取得株式数」という。)は、対象期間の年数である3を乗じた数に相当する株式数(480,000 株)を上限とします。なお、上記(4)②による本信託の継続を行う場合における取得株式数は、かかる1事業年度あたりのポイントの総数の上限に新たな対象期間の年数を乗じた数に相当する株式数※3が上限となります。
※1 信託金の上限金額は、現在の取締役等の報酬水準を考慮し、株式取得資金に信託報酬および信託費用を加算して算出しています。
※2 取締役等に付与される1事業年度あたりのポイントの総数の上限は、上記の信託金の上限額を踏まえて、過去の株価等を参考に設定されています。
※3 (5)第4段落の調整がなされた場合、その調整に応じて、取得株式数の上限も調整されます。
(7)取締役等に対する当社株式の交付の方法および時期
①固定ポイント部分
上記(3)の受益者要件を満たした取締役等は、所定の受益者確定手続を行うことにより、原則として固定ポイントを付与された後の一定の時期に、当該固定ポイントに対応する当社株式について交付を受けるものとします。
②業績基礎ポイント部分
上記(3)の受益者要件を満たした取締役等は、所定の受益者確定手続を行うことにより、原則として業績基礎ポイント付与時点の中期経営計画が終了し業績連動ポイントが算出された後の一定の時期に、当該業績連動ポイントに対応する当社株式について交付を受けるものとします。
③譲渡制限契約の締結
上記①②の当社株式の交付にあたって、原則として、当社と取締役等との間で、以下の内容を含む譲渡制限契約を締結するものとします。
(a) 取締役等は、当社株式の交付を受けた日から退任する日までの間、譲渡、担保権の設定その他の処分をしてはならないこと
(b) 取締役等の退任時に譲渡制限が解除すること
(c) 譲渡制限期間中に職務・社内規程の重大な違反や、会社の意思に反した自己都合退任等の一定の非違行為等があった場合には、当該取締役等に交付された当社株式について、譲渡制限を解除せず、当社が無償で取得すること。
なお、譲渡制限の対象とする当社株式は、譲渡制限期間中の譲渡、担保権の設定その他の処分をすることができないよう、譲渡制限期間中は、取締役等が証券会社に開設した専用口座で管理される予定です。
(8)本信託による当社株式の取得方法
本信託による当社株式の取得は、上記(6)の信託金の上限額および取得株式数の上限の範囲内で、株式市場または当社(自己株式処分)からの取得を予定しています。取得方法の詳細については、本株主総会決議後に改めて当社にて決定し、開示いたします。
なお、信託期間中、本信託内の株式数が各取締役等について定められるポイントに対応した株式数に不足する可能性が生じた場合には、上記(6)の本株主総会の承認を受けた信託金の上限額および取締役等に付与されるポイントの総数の上限の範囲内で、本信託に追加で金銭を信託し、当社株式を追加取得することがあります。
(9)本信託内の当社株式に関する議決権行使
本信託内にある当社株式については、経営への中立性を確保するため、信託期間中、議決権を行使しないものとします。
(10)本信託内の当社株式の剰余金配当の取扱い
本信託内の当社株式についての剰余金配当は、本信託が受領し、本信託の信託報酬・信託費用に充てられます。信託報酬・信託費用に充てられた後、最終的に信託が終了する段階で残余が生じた場合には、取締役等のうち、本信託の終了に際して、所定の受益者要件を満たして信託契約に基づき本信託の受益者となった者に対して給付されることになります。
(11)信託終了時の取扱い
業績目標の未達成等により、本信託の終了時に残余株式が生じる場合は、株主還元策として、本信託から当社に当該残余株式の無償譲渡を行い、当社はこれを取締役会決議により消却することを予定しています。
(ご参考)
[信託契約の内容]
①信託の種類 特定単独運用の金銭信託以外の金銭の信託(他益信託)
②信託の目的 取締役等に対するインセンティブの付与
③委託者 当社
④受託者 三菱UFJ信託銀行株式会社
(共同受託者 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)
⑤受益者 取締役等のうち受益者要件を満たす者
⑥信託管理人 当社と利害関係のない第三者(公認会計士)
⑦信託契約日2016年8月22日(2024年8月に変更予定)
⑧信託期間2016年8月22日~2024年8月31日
(2024年8月の信託契約の変更により、2027年8月31日まで延長予定)
⑨制度開始日2016年8月22日
⑩議決権行使 議決権は行使しないものとします。
(重要な事業の譲渡)
当社は2024年3月12日開催の取締役会において、連結子会社 Nifco Germany GmbH、およびその子会社 Nifco KTW
America Corporation等をドイツ・ミュンヘンに本社を置く AEQUITA SE & Co. KGaAに譲渡することを決議し、2024年4月15日に事業譲渡を完了いたしました。
(1)事業譲渡の理由
当社は欧州における自動車産業の市場環境や顧客ニーズの変化に対応するため、ドイツ系ビジネスの収益改善を進めてまいりましたが、想定した程度の効果が得られず、経営環境も厳しさを増しておりました。このような状況下で、対象子会社の事業および従業員の持続的成長も考慮しAEQUITA SE & Co. KGaA に本事業を譲渡することが、当社グループの株主価値向上に資すると判断し、譲渡に至りました。
(2)譲渡する相手先の名称
AEQUITA SE & Co. KGaA
(3)譲渡する会社の事業内容
合成樹脂成形品の製造・販売
(4)譲渡の時期
2024年4月15日
(5)損益に与える影響
当連結会計年度において、特別損失として減損損失8,531百万円、事業譲渡損失引当金繰入額10,068百万円を計上しております。
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会社名 |
銘柄 |
発行年月日 |
当期首残高 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
利率(%) |
担保 |
償還期限 |
|
株式会社ニフコ |
第4回無担保社債 |
2018年 5月18日 |
10,000 |
10,000 |
0.25 |
なし |
2025年 5月8日 |
|
株式会社ニフコ |
第5回無担保社債 |
2018年 5月18日 |
10,000 |
10,000 |
0.385 |
なし |
2028年 5月8日 |
|
株式会社ニフコ |
第6回無担保社債 |
2019年 9月11日 |
15,000 |
15,000 |
0.28 |
なし |
2029年 9月11日 |
|
合計 |
- |
- |
35,000 [-] |
35,000 [-] |
- |
- |
- |
(注)1. 「当期首残高」及び「当期末残高」欄の[ ]書きは、1年以内に償還が予定されている金額で内数となっております。
2. 連結決算日後5年間の償還予定額は以下のとおりであります。
|
1年以内 (百万円) |
1年超2年以内 (百万円) |
2年超3年以内 (百万円) |
3年超4年以内 (百万円) |
4年超5年以内 (百万円) |
|
- |
10,000 |
- |
- |
10,000 |
|
区分 |
当期首残高 (百万円) |
当期末残高 (百万円) |
平均利率 (%) |
返済期限 |
|
短期借入金 |
8,903 |
5,529 |
5.34 |
- |
|
1年内返済予定の長期借入金 |
10,209 |
10,075 |
0.20 |
- |
|
1年内返済予定のリース債務 |
2,067 |
2,065 |
2.41 |
- |
|
長期借入金(1年内返済予定のものを除く。) |
10,345 |
285 |
0.36 |
2025年~2030年 |
|
リース債務(1年内返済予定のものを除く。) |
4,815 |
3,774 |
1.84 |
2025年~2033年 |
|
合計 |
36,340 |
21,729 |
- |
- |
(注)1.「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を連結貸借対照表に計上しているものを除いて算定しております。
3.長期借入金及びリース債務(1年内返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。
|
区分 |
1年超2年以内 (百万円) |
2年超3年以内 (百万円) |
3年超4年以内 (百万円) |
4年超5年以内 (百万円) |
|
長期借入金 |
60 |
60 |
60 |
60 |
|
リース債務 |
1,257 |
787 |
611 |
379 |
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略しております。
当連結会計年度における四半期情報等
|
(累計期間) |
第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
当連結会計年度 |
|
売上高(百万円) |
87,977 |
178,835 |
273,779 |
371,639 |
|
税金等調整前四半期(当期)純利益金額(百万円) |
13,464 |
25,055 |
34,660 |
30,975 |
|
親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益金額(百万円) |
9,728 |
17,335 |
23,408 |
18,252 |
|
1株当たり四半期(当期)純利益金額(円) |
97.50 |
173.71 |
234.82 |
183.26 |
|
(会計期間) |
第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
第4四半期 |
|
1株当たり四半期純利益金額(円) |
97.50 |
76.22 |
61.02 |
△51.91 |