【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1 連結の範囲に関する事項

 連結子会社は、台湾日鍛工業股份有限公司、U.S.エンジンバルブコーポレーション、U.S.エンジンバルブ(パートナーシップ)、PT.フェデラルニッタンインダストリーズ、ニッタンタイランドCo., Ltd.、NITTAN(BVI)Co., Ltd.、広州日鍛汽車部件有限公司、日照日鍛汽車部件有限公司、ニッタン・ユーロ・テックsp.z o.o.、ニッタンベトナムCo., Ltd.、ニッタン・グローバル・テック株式会社、ニッタンインディアテックPvt. Ltd.、株式会社秦和の13社であります。

当連結会計年度より、非連結子会社であった株式会社秦和(旧社名 有限会社秦和商事)を連結範囲に含めております。また、株式会社秦和と株式会社Shune365は、2023年12月1日付をもって合併いたしました。なお、存続会社は株式会社秦和となります。

 非連結子会社は、韓国日鍛株式会社であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないので、連結の範囲から除外しました。

2 持分法の適用に関する事項

 持分法適用会社は新和精密株式会社、北京柳成新和汽車部件有限公司、日照柳成新和汽車部件有限公司、日照艾斯琵汽車部件有限公司、KN-Tech Co.,Ltd.の5社であります。

持分法非適用会社は非連結子会社韓国日鍛株式会社の他1社及び関連会社のSTP株式会社(旧会社名 新和TAKAHASHI PRESS株式会社)であり、連結純損益(持分に見合う額)及び連結利益剰余金(持分に見合う額)等に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しました。

 持分法適用会社のうち、決算日が連結決算日と異なる会社については、各社の事業年度に係る財務諸表を使用しております。

 

3 連結子会社の事業年度等に関する事項

 ニッタンインディアテックPvt. Ltd.

 連結決算日と同一であります。

 

 台湾日鍛工業股份有限公司、U.S.エンジンバルブコーポレーション、U.S.エンジンバルブ(パートナーシップ)、PT.フェデラルニッタンインダストリーズ、ニッタンタイランドCo., Ltd.、NITTAN(BVI)Co., Ltd.、広州日鍛汽門有限公司、日照日鍛汽門有限公司、ニッタン・ユーロ・テックsp.z o.o.、ニッタンベトナムCo., Ltd.、ニッタン・グローバル・テック株式会社、株式会社秦和
 決算日は12月31日であり、連結財務諸表の作成に当たっては、同決算日現在の事業年度に係る財務諸表を使用しております。
 なお、12月決算の12社において決算日の翌日から連結決算日までに生じた重要な取引については、連結上、必要な調整を行っております。

 

4 会計方針に関する事項

 (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

有価証券

 

その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

 時価法

 (評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しております。)

市場価格のない株式等

 移動平均法による原価法

 

棚卸資産

 

 主として総平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)によっております。

 

 

 (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

   有形固定資産(リース資産を除く)

         …

定額法を採用しております。
なお、当社及び連結子会社における主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物及び構築物   3~60年
機械装置及び運搬具 3~10年

 

   無形固定資産(リース資産を除く)

  ソフトウェア……

社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。

 

   リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

 

 (3) 重要な引当金の計上基準

①貸倒引当金

売掛債権その他これに準ずる債権の貸倒れに備えるため、主として、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

②賞与引当金

従業員に対する賞与の支出に充てるため、将来の支給見込額のうち、当連結会計年度に見合う分を計上しております。

③役員賞与引当金

役員に対して支給する賞与の支出に充てるため、当連結会計年度の業績等に基づき算定しております。

④災害損失引当金

災害により被災した資産の復旧等に要する支出に備えるため、当連結会計年度末における見積額を計上しております。

 

 

(4) 退職給付に係る会計処理の方法

①退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により発生年度より費用処理することとしております。

数理計算上の差異は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年及び15年)による定額法により翌連結会計年度から費用処理することとしております。

③小規模企業等における簡便法の採用

一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

 

(5) 重要な収益及び費用の計上基準

当社グループは、以下の5ステップアプローチに基づき、収益を認識しております。

ステップ1:顧客との契約を識別する。

ステップ2:契約における履行義務を識別する。

ステップ3:取引価格を算定する。

ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する。

ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。

 

当社グループは、乗用車・二輪車・トラック・バス・汎用製品等の小型エンジンバルブ、船舶用エンジンバルブ、自動車用電磁式連続カム位相可変機構、自動車・トラック・農業機械・建設機械・産業機械等の精密鍛造歯車、オートマチックトランスミッション用部品の製造・販売を主な事業として行っております。このような製品の販売については、顧客が製品の支配を獲得した時点(主に当該製品の引渡時点や船積日等)で履行義務が充足されると判断し、収益を認識しております。なお、国内の販売においては、出荷時から顧客による検収時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時に収益を認識しております。

変動対価が含まれる取引については、過去の経験、最新の情報に基づく最頻値法を用いて見積り、認識した収益の著しい減額が発生しない可能性が高い部分に限り取引価格に含めております。

買戻し契約に該当する一部の有償支給取引については、金融取引として棚卸資産を引き続き認識するとともに、支給先に残存する支給品の期末棚卸高については金融負債を認識しております。

上記の他、工作機械の製造・販売におけるメンテナンス契約に伴う収益については、履行義務を充足するにつれて一定期間にわたり収益を認識しております。

これらの履行義務に対する対価は、履行義務充足後、別途定める支払条件により概ね3ヶ月以内に回収しており、重大な金融要素は含んでおりません。

 

(6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。

なお、在外子会社の資産及び負債並びに収益及び費用は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における非支配株主持分及び為替換算調整勘定に含めて計上しております。

 

(7) 重要なヘッジ会計の方法

   ヘッジ会計の方法

原則として繰延ヘッジ処理を採用しております。

なお金利スワップについては、特例処理の要件を満たしている場合には、特例処理を採用しております。

   ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段……金利スワップ、及び為替予約
ヘッジ対象……借入金利息、及び外貨建金銭債権又は外貨建予定取引

   ヘッジ方針

借入金の金利の変動によるリスクを回避する目的で、金利スワップ取引を行っております。
また、外貨建金銭債権又は外貨建予定取引の為替変動リスクを回避する目的で、為替予約取引を行っております。

   ヘッジの有効性評価の方法

金利スワップは特例処理の要件を満たしており、その判定をもって有効性の判定に代えております。
為替予約については、ヘッジ対象とヘッジ手段について、相場変動額又はキャッシュ・フロー変動額をヘッジ期間全体に渡り比較し、有効性を評価しております。

 

 (8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び3ヶ月以内の定期預金からなっております。

 

(重要な会計上の見積り)

1.稼働中の固定資産に係る減損

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

 

 

(千円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

有形固定資産及び無形固定資産に係る減損損失計上額

2,512

(うち、親会社)

(―)

(―)

減損損失計上後の有形固定資産及び無形固定資産の期末簿価

24,658,010

24,580,002

(うち、親会社)

(11,267,129)

(11,090,683)

 

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

当連結会計年度においては、国際情勢の不安定化等に起因する資源価格の高止まりの一方で、半導体等の部品不足による生産調整の解消による受注回復や価格改定の進展はみられるものの、依然として黒字化には至っておらず、(1)に含まれる親会社全体及びそこに含まれるいくつかの資産グループについて減損の兆候が認められ、減損損失の認識の判定を行っております。その結果、これらの資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額がそれぞれの資産グループの固定資産の帳簿価額を上回ったことから、これによる減損損失は認識しておりません。

将来キャッシュ・フローは、顧客からの受注情報を基本とした上で、市場における当社の実績に基づく予測を加味して策定し、取締役会で承認された中期経営計画と、中期経営計画が策定されている期間を超えている期間についての市場の長期平均成長率の範囲内に見積った成長率に基づき算定しております。

将来キャッシュ・フローの算出に用いる主要な仮定は、中期経営計画に含まれる売上高の構成要素である受注数量及び販売単価、主要原材料費、電力費等の営業費用の見積り、中期経営計画後の成長率です。

これらの仮定が変更された場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 

 

(未適用の会計基準等)

・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)

・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日)

・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)

 

(1) 概要

その他の包括利益に対して課税される場合の法人税等の計上区分及びグループ法人税制が適用される場合の子会社株式等の売却に係る税効果の取扱いを定めるもの。

 

(2) 適用予定日

2025年3月期の期首より適用予定であります。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額についてはありません。

 

 

(連結貸借対照表関係)

※1  受取手形及び売掛金のうち、顧客との契約から生じた債権の金額は、それぞれ以下のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

受取手形

948,389

千円

922,718

千円

売掛金

7,120,089

千円

7,395,912

千円

 

 

※2 有形固定資産の減価償却累計額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

有形固定資産の減価償却累計額

71,943,096

千円

77,988,550

千円

 

 

※3 非連結子会社及び関連会社に対するものは次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

投資有価証券(株式)

1,731,693

千円

1,625,133

千円

出資金

171,578

千円

170,261

千円

 

 

※4 担保資産及び担保付債務

担保に供している資産は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

建物及び構築物

93,427

千円

94,079

千円

土地

3,841

千円

4,098

千円

97,268

千円

98,176

千円

 

 

上記資産には、根抵当権を次のとおり設定しております。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

根抵当権(極度額)

433,000

千円

462,000

千円

 

 

※5 当座貸越契約・コミットメントライン契約

当社においては運転資金並びに設備投資資金の調達における機動性及び安定性の確保を目的として、当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を締結しております。

なお、本契約には財務制限条項が付されております。

当座貸越契約及びコミットメントライン契約に係る借入金未実行残高等は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

当座貸越極度額及び
コミットメントラインの総額

2,200,000千円

2,200,000千円

借入実行残高

324,000千円

― 千円

差引額

1,876,000千円

2,200,000千円

 

 

※6  期末日満期手形の会計処理については、満期日に決済が行われたものとして処理しております。

なお、当連結会計年度末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形を満期日に決済が行われたものとして処理しております。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

支払手形

― 千円

68,046千円

設備関係支払手形

― 千円

14,050千円

 

 

 

7 偶発債務

当連結会計年度(2024年3月31日

2023年12月31日に発生いたしました当社堀山下工場(舶用部品工場)における火災に関しまして、納期遅延に伴う補償等は現時点で合理的に見積ることが困難であるため、連結財務諸表には反映しておりません。

 

(連結損益計算書関係)

※1 期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額(洗替法)であり、次の棚卸資産評価損が売上原価に含まれております。

 

前連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

 

71,672

千円

4,157

千円

 

 

※2 販売費及び一般管理費の主なものは次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

運賃

366,436

千円

370,573

千円

給与

1,187,119

千円

1,273,473

千円

賞与引当金繰入額

52,718

千円

52,403

千円

役員賞与引当金繰入額

7,880

千円

24,098

千円

退職給付費用

91,830

千円

82,174

千円

 

 

※3 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費

 

前連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

 

649,360

千円

662,749

千円

 

 

※4 固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

建物及び構築物

18千円

― 千円

機械装置及び運搬具

1,606千円

1,746千円

その他

286千円

29千円

1,911千円

1,775千円

 

 

※5 固定資産売却損の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

機械装置及び運搬具

9,010千円

6千円

その他

46千円

― 千円

9,057千円

6千円

 

 

※6 固定資産除却損の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

建物及び構築物

6,025千円

634千円

機械装置及び運搬具

2,703千円

6,728千円

その他

205千円

3,413千円

8,933千円

10,777千円

 

 

※7 減損損失

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上しております。

場所

用途

種類

金額(千円)

神奈川県秦野市

その他の事業用資産

建物・機械及び装置

2,512

神奈川県秦野市

舶用部品の事業用資産(注)

建物・構築物・機械及び装置・その他

18,268

 

(注)舶用部品の事業用資産の減損損失18,268千円は、災害による損失として表示しております。(※8参照)

当社グループは、原則として、事業用資産については管理会計上の区分を基準としてグルーピングを行っており、遊休資産については個別資産ごとにグルーピングを行っております。

上記資産グループのうち、その他の事業用資産につきましては、営業損益の継続的な悪化等により帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を特別損失として計上いたしました。また、舶用部品の事業用資産につきましては、火災事故により焼損した生産設備及び工場建屋について、帳簿価格を回収可能価額まで減額し、当該減少額を特別損失として計上いたしました。

なお、その他の事業用資産の回収可能価額については、使用価値によって測定しており、将来キャッシュ・フローが見込まれないため、備忘価額によって評価しております。また、舶用部品の事業用資産については、回収可能価額を正味売却価額によって測定しており、売却や他への転用が困難であるため、正味売却価額は零として算定しております。

 

※8 災害による損失及び災害損失引当金繰入額

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

2023年12月31日に発生いたしました当社堀山下工場(舶用部品工場)における火災による生産設備及び工場建屋の原状回復費用等の支出額及び支出見積額、並びに焼損による舶用部品の事業用資産の減損損失を計上しております。

なお、火災事故による損害につきましては損害保険を付保しておりますが、現時点で当該損害に係る保険金の受取金額等は確定していないため、当連結会計年度においては受取保険金を計上しておりません。

 

 

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

前連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

その他有価証券評価差額金

 

 

  当期発生額

127,041千円

2,742,475千円

  組替調整額

△3,822千円

― 千円

    税効果調整前

123,218千円

2,742,475千円

    税効果額

△28,523千円

△816,018千円

    その他有価証券評価差額金

94,695千円

1,926,456千円

繰延ヘッジ損益

 

 

 当期発生額

△491千円

△18,388千円

 組替調整額

△195千円

18,388千円

    税効果調整前

△687千円

― 千円

    税効果額

137千円

― 千円

  繰延ヘッジ損益

△549千円

― 千円

為替換算調整勘定

 

 

  当期発生額

1,463,648千円

1,444,191千円

  組替調整額

― 千円

― 千円

    税効果調整前

1,463,648千円

1,444,191千円

    税効果額

― 千円

― 千円

    為替換算調整勘定

1,463,648千円

1,444,191千円

退職給付に係る調整額

 

 

  当期発生額

△48,490千円

25,809千円

  組替調整額

99,380千円

184,053千円

    税効果調整前

50,890千円

209,863千円

    税効果額

△27,532千円

△4,366千円

    退職給付に係る調整額

23,357千円

205,496千円

持分法適用会社に対する
持分相当額

 

 

  当期発生額

119,811千円

90,688千円

その他の包括利益合計

1,700,963千円

3,666,832千円

 

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

28,978,860

28,978,860

 

 

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

 165,332

171,239

52,879

283,692

 

 

(変動事由の概要)

自己株式の増加171,239株は、取締役会決議に基づく自己株式の市場買付けによる増加171,100株及び単元未満株式の買取りによる増加139株であります。

自己株式の減少52,879株は、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分による減少であります。

 

3 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2022年6月24日
定時株主総会

普通株式

172,881

6

2022年3月31日

2022年6月27日

2022年11月8日
取締役会

普通株式

173,197

6

2022年9月30日

2022年12月6日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年6月23日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

86,085

3

2023年3月31日

2023年6月26日

 

 

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

28,978,860

28,978,860

 

 

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

283,692

69

44,485

239,276

 

 

(変動事由の概要)

自己株式の増加69株は、単元未満株式の買取りによる増加であります。

自己株式の減少44,485株は、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分による減少であります。

 

3 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2023年6月23日
定時株主総会

普通株式

86,085

3

2023年3月31日

2023年6月26日

2023年10月31日
取締役会

普通株式

143,698

5

2023年9月30日

2023年12月5日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年6月21日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

201,177

7

2024年3月31日

2024年6月24日

 

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲載されている科目との関係

 

 

前連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

現金及び預金勘定

6,825,523千円

9,069,805千円

預入期間が3ヶ月を超える定期預金

― 千円

― 千円

現金及び現金同等物

6,825,523千円

9,069,805千円

 

 

(リース取引関係)

重要性が乏しいため注記を省略しております。

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、資金調達については銀行借入による方針です。デリバティブは、主として一部の長期借入金の金利変動リスク及び一部の外貨建取引の為替変動リスクを回避するために利用し、投機的な取引は行っておりません。

 

(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社グループの与信管理規程に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うと共に、主な取引先の信用状況を半年ごとに把握する体制としております。

投資有価証券は、市場価格の変動リスクに晒されております。当該リスクに関しては、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、定期的に時価を把握しております。

営業債務である支払手形及び買掛金は、ほとんど1年以内の支払期日であります。

借入金のうち、短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であり、社債(7年均等償還)、長期借入金(原則として7年以内)は主に設備投資に係る資金調達であります。変動金利の借入金は、金利の変動リスクに晒されております。当該リスクに関しては、一部の長期借入金については、支払金利の変動リスクを回避し支払利息の固定化を図るために、個別契約ごとにデリバティブ取引(金利スワップ)をヘッジ手段として利用しております。ヘッジの有効性の評価方法については、金利スワップの特例処理の要件を満たしているため、その判定をもって有効性の評価を省略しております。一部の外貨建取引については、為替変動リスクを回避するために、個別契約ごとに為替予約をヘッジ手段として利用しております。ヘッジの有効性の評価方法については、先渡取引がヘッジ対象取引と同一金額、同期間、同一場所であるため有効性の評価を省略しております。

金利スワップ取引については、市場金利の変動によるリスクはほとんどないと認識しております。

デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内ルールに従い資金担当部門が決裁担当者の承認を得て行っております。なお、借入金の一部には財務制限条項が付されております。

 

(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。また、「デリバティブ取引関係」注記におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次の通りであります。

 

前連結会計年度(2023年3月31日

 

連結貸借対照表計上額
(千円)

時価
(千円)

差額
(千円)

(1)受取手形及び売掛金

8,068,478

8,068,478

(2)投資有価証券

 

 

 

その他有価証券

4,840,389

4,840,389

資産計

12,908,868

12,908,868

(1)支払手形及び買掛金

3,439,398

3,439,398

(2)短期借入金

2,540,564

2,540,564

(3)社債

222,000

220,668

△1,331

(4)長期借入金

7,545,130

7,508,712

△36,418

負債計

13,747,093

13,709,343

△37,749

 

※「現金及び預金」については、現金であること、及び預金が短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

※社債には1年内償還予定の社債(84,000千円)を含んでおります。

※長期借入金には1年以内返済予定の長期借入金(1,867,727千円)を含んでおります。

※デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。

※市場価格のない株式等は、「(2)投資有価証券 その他有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

区分

前連結会計年度(千円)

非上場株式

1,746,494

出資金

172,508

 

 

 

当連結会計年度(2024年3月31日

 

連結貸借対照表計上額
(千円)

時価
(千円)

差額
(千円)

(1)受取手形及び売掛金

8,318,631

8,318,631

(2)投資有価証券

 

 

 

その他有価証券

7,586,037

7,586,037

資産計

15,904,668

15,904,668

(1)支払手形及び買掛金

4,029,354

4,029,354

(2)短期借入金

2,152,791

2,152,791

(3)社債

138,000

137,329

△670

(4)長期借入金

7,431,789

7,367,308

△64,480

負債計

13,751,935

13,686,785

△65,150

 

※「現金及び預金」については、現金であること、及び預金が短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

※社債には1年内償還予定の社債(84,000千円)を含んでおります。

※長期借入金には1年以内返済予定の長期借入金(1,792,620千円)を含んでおります。

※デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。

※市場価格のない株式等は、「(2)投資有価証券 その他有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

区分

当連結会計年度(千円)

非上場株式

1,639,934

出資金

171,191

 

 

 

(注1) 金銭債権の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2023年3月31日

 

1年以内
(千円)

1年超5年以内
(千円)

5年超10年以内
(千円)

10年超
(千円)

現金及び預金

6,813,152

受取手形及び売掛金

8,068,478

合計

14,881,630

 

 

当連結会計年度(2024年3月31日

 

1年以内
(千円)

1年超5年以内
(千円)

5年超10年以内
(千円)

10年超
(千円)

現金及び預金

9,061,209

受取手形及び売掛金

8,318,631

合計

17,379,840

 

 

(注2) 長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2023年3月31日

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

短期借入金

2,540,564

社債

84,000

84,000

54,000

長期借入金

1,867,727

1,486,449

1,505,001

1,582,181

384,520

719,250

合計

4,492,291

1,570,449

1,559,001

1,582,181

384,520

719,250

 

 

当連結会計年度(2024年3月31日

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

短期借入金

2,152,791

社債

84,000

54,000

長期借入金

1,792,620

1,826,374

1,885,154

677,208

624,580

625,850

合計

4,029,412

1,880,374

1,885,154

677,208

624,580

625,850

 

 

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価

レベル2の時価:レベル1のインプット以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

前連結会計年度(2023年3月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

4,840,389

4,840,389

デリバティブ取引

 

 

 

 

通貨関連

資産計

4,840,389

4,840,389

 

 

当連結会計年度(2024年3月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 7,586,037

7,586,037

デリバティブ取引

 

 

 

 

通貨関連

資産計

7,586,037

7,586,037

 

 

 

(2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前連結会計年度(2023年3月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

受取手形及び売掛金

8,068,478

8,068,478

資産計

8,068,478

8,068,478

支払手形及び買掛金

3,439,398

3,439,398

短期借入金

2,540,564

2,540,564

社債

220,668

220,668

長期借入金

7,508,712

7,508,712

負債計

13,709,343

13,709,343

 

 

 

当連結会計年度(2024年3月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

受取手形及び売掛金

 8,318,631

8,318,631

資産計

8,318,631

8,318,631

支払手形及び買掛金

 4,029,354

4,029,354

短期借入金

2,152,791

2,152,791

社債

137,329

137,329

長期借入金

 7,367,308

7,367,308

負債計

13,686,785

13,686,785

 

 

(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

投資有価証券

上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

 

デリバティブ取引

金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております(下記「長期借入金」参照)。

為替予約の時価は、取引先金融機関からの提示された価格等に基づき算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

受取手形及び売掛金

これらの時価は、一定の期間ごとに区分した債権ごとに、債権額と満期までの期間及び信用リスクを加味した利率を基に割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

支払手形及び買掛金、並びに短期借入金

これらの時価は、一定の期間ごとに区分した債務ごとに、その将来キャッシュ・フローと、返済期日までの期間及び信用リスクを加味した利率を基に割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

社債

これらの時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

長期借入金

これらの時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。なお、変動金利による長期借入金は金利スワップの特例処理の対象とされており(上記「デリバティブ取引」参照)、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を用いて算定しております。

 

 (有価証券関係)

1 その他有価証券で時価のあるもの

前連結会計年度(2023年3月31日)

区分

連結貸借対照表計上額
(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの

 

 

 

 ① 株式

 4,813,096

1,237,745

3,575,350

 ② 債券

 ③ その他

小計

4,813,096

1,237,745

3,575,350

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの

 

 

 

 ① 株式

27,293

30,016

△2,722

 ② 債券

 ③ その他

小計

27,293

30,016

△2,722

合計

4,840,389

1,267,761

3,572,627

 

 

当連結会計年度(2024年3月31日)

区分

連結貸借対照表計上額
(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの

 

 

 

 ① 株式

7,586,037

1,270,873

6,315,164

 ② 債券

 ③ その他

小計

7,586,037

1,270,873

6,315,164

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの

 

 

 

 ① 株式

 ② 債券

 ③ その他

小計

合計

7,586,037

1,270,873

6,315,164

 

 

2.連結会計年度中に売却したその他有価証券

前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

区分

売却額
(千円)

売却益の合計額
 (千円)

売却損の合計額
 (千円)

株式

 8,133

 3,822

債券

その他

合計

8,133

3,822

 

 

当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

(デリバティブ取引関係)

1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

該当事項はありません。

 

2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

(1)通貨関連

前連結会計年度(2023年3月31日

当連結会計年度末時点において、存在するデリバティブ取引がないため、該当ありません。

 

当連結会計年度(2024年3月31日

当連結会計年度末時点において、存在するデリバティブ取引がないため、該当ありません。

 

(2)金利関連

前連結会計年度(2023年3月31日

ヘッジ会計の
方法

デリバティブ
取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額等
(千円)

契約額のうち
1年超
(千円)

時価
(千円)

金利スワップ
の特例処理

金利スワップ取引
支払固定・
受取変動

長期借入金

237,500

52,500

(注)

 

(注)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。

 

当連結会計年度(2024年3月31日

ヘッジ会計の
方法

デリバティブ
取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額等
(千円)

契約額のうち
1年超
(千円)

時価
(千円)

金利スワップ
の特例処理

金利スワップ取引
支払固定・
受取変動

長期借入金

52,500

(注)

 

(注)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。

 

(退職給付関係)

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日

1 採用している退職給付制度の概要

 当社及び一部の連結子会社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を、確定拠出型の制度として、確定拠出年金制度を設けており、その他の連結子会社は、確定給付型の制度として、退職一時金制度を設けております。また、従業員の退職等に際して割増退職金を支払う場合があります。
 なお、一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

 

2.確定給付制度

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

退職給付債務の期首残高

5,245,171

千円

勤務費用

257,673

利息費用

25,506

数理計算上の差異の発生額

△36,762

退職給付の支払額

△381,641

過去勤務費用の発生額

17,087

その他

20,395

退職給付債務の期末残高

5,147,430

 

 

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

年金資産の期首残高

1,752,753

千円

期待運用収益

32,463

数理計算上の差異の発生額

△68,165

事業主からの拠出額

152,858

退職給付の支払額

△ 256,015

その他

4,355

年金資産の期末残高

1,618,249

 

 

(3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

退職給付に係る負債の期首残高

149,091

千円

退職給付費用

19,860

退職給付の支払額

△16,414

制度への拠出額

その他

△9,515

退職給付に係る負債の期末残高

143,022

 

 

(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

積立型制度の退職給付債務

2,125,886

千円

年金資産

△1,618,249

 

507,637

非積立型制度の退職給付債務

3,164,565

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

3,672,203

退職給付に係る負債

3,672,203

退職給付に係る資産

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

3,672,203

 

(注)簡便法を適用した制度を含みます。

 

 

(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

勤務費用

257,673

千円

利息費用

25,506

期待運用収益

△ 32,463

数理計算上の差異の費用処理額

81,716

過去勤務費用の費用処理額

17,664

簡便法で計算した退職給付費用

19,860

その他

確定給付制度に係る退職給付費用

369,957

 

 

(6) 退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

過去勤務費用

576

千円

数理計算上の差異

50,313

合計

50,890

 

 

(7) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

未認識過去勤務費用

7,858

千円

未認識数理計算上の差異

291,217

合計

299,076

 

 

(8) 年金資産に関する事項

①年金資産の主な内訳

年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

債券

56.10%

株式

28.70%

現金及び預金

2.40%

オルタナティブ投資

12.10%

その他

0.70%

合計

100.0%

 

(注)オルタナティブ投資は、主にヘッジファンドへの投資であります。

 

②長期期待運用収益率の設定方法

年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

 

(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項

当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表している。)

割引率

0.10~7.50%

長期期待運用収益率

0.75~1.95%

予想昇給率

2.75~7.00%

 

 

3.確定拠出制度

当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、108,474千円でありました。

 

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

1 採用している退職給付制度の概要

 当社及び一部の連結子会社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度を、確定拠出型の制度として、確定拠出年金制度を設けており、その他の連結子会社は、確定給付型の制度として、退職一時金制度を設けております。また、従業員の退職等に際して割増退職金を支払う場合があります。
 なお、一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

 

2.確定給付制度

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

退職給付債務の期首残高

5,147,430

千円

勤務費用

264,232

利息費用

25,729

数理計算上の差異の発生額

△354

退職給付の支払額

△381,714

過去勤務費用の発生額

その他

25,127

退職給付債務の期末残高

5,080,451

 

 

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)

年金資産の期首残高

1,618,249

千円

期待運用収益

31,526

数理計算上の差異の発生額

124,436

事業主からの拠出額

137,004

退職給付の支払額

△148,843

その他

1,307

年金資産の期末残高

1,763,680

 

 

(3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

退職給付に係る負債の期首残高

143,022

千円

退職給付費用

23,353

退職給付の支払額

△5,688

制度への拠出額

その他

11,596

退職給付に係る負債の期末残高

172,283

 

 

(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

積立型制度の退職給付債務

2,057,857

千円

年金資産

△1,763,680

 

294,176

非積立型制度の退職給付債務

3,194,877

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

3,489,054

退職給付に係る負債

3,489,054

退職給付に係る資産

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

3,489,054

 

(注)簡便法を適用した制度を含みます。

 

 

(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

勤務費用

264,232

千円

利息費用

25,729

期待運用収益

△31,526

数理計算上の差異の費用処理額

84,447

過去勤務費用の費用処理額

625

簡便法で計算した退職給付費用

23,353

その他

確定給付制度に係る退職給付費用

366,862

 

 

(6) 退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

過去勤務費用

625

千円

数理計算上の差異

209,238

合計

209,863

 

 

(7) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

未認識過去勤務費用

7,233

千円

未認識数理計算上の差異

81,979

合計

89,213

 

 

(8) 年金資産に関する事項

①年金資産の主な内訳

年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

債券

56.10%

株式

29.90%

現金及び預金

2.20%

オルタナティブ投資

11.20%

その他

0.60%

合計

100.0%

 

(注)オルタナティブ投資は、主にヘッジファンドへの投資であります。

 

②長期期待運用収益率の設定方法

年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

 

(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項

当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表している。)

割引率

0.10~7.00%

長期期待運用収益率

1.63~1.95%

予想昇給率

2.75~6.50%

 

 

3.確定拠出制度

当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、113,966千円でありました。

 

 

(税効果会計関係)

1 繰延税金資産及び繰延税金負債の主な原因別の内訳

 

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

 

当連結会計年度
(2024年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 税務上の繰越欠損金(注)2

1,578,094千円

 

1,647,185千円

 退職給付に係る負債

973,538千円

 

1,011,167千円

 賞与引当金

104,140千円

 

101,907千円

 投資有価証券評価損

50,233千円

 

50,517千円

 棚卸資産評価損

258,199千円

 

276,915千円

 役員賞与引当金

2,763千円

 

8,013千円

 減価償却費超過額

296,902千円

 

263,959千円

 減損損失

320,280千円

 

288,040千円

 固定資産の未実現利益

105,237千円

 

89,736千円

 その他

177,420千円

 

117,611千円

繰延税金資産小計

3,866,809千円

 

3,855,054千円

 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2 

△1,308,233千円

 

△1,354,600千円

 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△1,381,574千円

 

△1,306,467千円

評価性引当額小計(注)1

△2,689,807千円

 

△2,661,067千円

繰延税金負債との相殺

△669,449千円

 

△669,731千円

繰延税金資産合計

507,552千円

 

524,255千円

 

 

 

 

繰延税金負債

 

 

 

 子会社留保利益に対する繰延税金負債

△783,915千円

 

△858,124千円

 固定資産圧縮積立金

△116,130千円

 

△106,168千円

 その他有価証券評価差額金

△1,081,732千円

 

△1,897,763千円

 投資利益将来否認

△315,523千円

 

△263,275千円

 その他

△15,690千円

 

― 千円

繰延税金資産との相殺

669,449千円

 

669,731千円

繰延税金負債合計

△1,643,542千円

 

△2,455,599千円

繰延税金資産(負債)純額

△1,135,990千円

 

△1,931,344千円

 

(注) 1.評価性引当額が28,740千円減少しております。この減少の主な内容は、連結子会社であった株式会社Shune365を消滅会社とする吸収合併に伴い、当社において関係会社事業損失引当金に係る評価性引当額が減少したことによるものであります。

 

2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

前連結会計年度(2023年3月31日

(単位:千円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

162,273

81,108

127,305

348,749

132,108

726,549

1,578,094

評価性引当額

△111,909

△81,108

△108,016

△335,882

△130,223

△541,093

△1,308,233

繰延税金資産

50,364

19,289

12,866

1,885

185,455

(b) 269,861

 

(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

(b) 税務上の繰越欠損金1,578,094千円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産269,861千円を計上しております。当該繰延税金資産269,861千円は、当社における税務上の繰越欠損金の残高584,269千円(法定実効税率を乗じた額)の一部、連結子会社U.S.エンジンバルブコーポレーション及び連結子会社ニッタン・ユーロ・テック sp.z o.o.における税務上の繰越欠損金の残高203,125千円(法定実効税率を乗じた額)の全てについて認識したものであります。当該繰延税金資産を計上した税務上の繰越欠損金は、将来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断し評価性引当額を認識しておりません。

 

当連結会計年度(2024年3月31日

(単位:千円)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

39,909

73,212

299,385

80,897

22,463

1,131,316

1,647,185

評価性引当額

△39,909

△46,364

△221,707

△78,644

△22,463

△945,509

△1,354,600

繰延税金資産

26,848

77,677

2,252

185,806

(b) 292,585

 

(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

(b) 税務上の繰越欠損金1,647,185千円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産292,585千円を計上しております。当該繰延税金資産292,585千円は、当社における税務上の繰越欠損金の残高660,660千円(法定実効税率を乗じた額)及び連結子会社U.S.エンジンバルブコーポレーションにおける税務上の繰越欠損金の残高209,361 千円(法定実効税率を乗じた額)の一部、並びに連結子会社ニッタン・ユーロ・テック sp.z o.o.における税務上の繰越欠損金の残高10,537千円(法定実効税率を乗じた額)の全てについて認識したものであります。当該繰延税金資産を計上した税務上の繰越欠損金は、将来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断し評価性引当額を認識しておりません。

 

2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

連結財務諸表提出会社の法定実効税率

30.58%

30.58%

(調整)

 

 

受取配当金益金不算入

△30.53%

△29.90%

海外連結子会社の税率差異

△13.80%

△14.09%

交際費等永久に損金に算入されない項目

1.65%

1.82%

住民税均等割

0.65%

0.50%

子会社配当等消去

39.24%

41.41%

外国源泉所得税等

4.48%

3.84%

海外子会社留保利益

4.73%

3.50%

役員賞与引当金

0.25%

0.10%

繰越欠損金の期限切れ

5.99%

2.06%

評価性引当額の増減

△1.29%

1.63%

その他

0.70%

0.57%

税効果会計適用後の法人税等の負担率

42.65%

42.02%

 

 

(資産除去債務関係)

前連結会計年度(2023年3月31日)

 重要性が乏しいため注記を省略しております。

 

当連結会計年度(2024年3月31日)

 重要性が乏しいため注記を省略しております。

 

(賃貸等不動産関係)

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日

 重要性が乏しいため注記を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

 重要性が乏しいため注記を省略しております。

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「セグメント情報」に記載のとおりであります。

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、「4.会計方針に関する事項 (5)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

(1)契約資産及び契約負債の残高等

当社及び連結子会社の契約資産及び契約負債については、残高に重要性が乏しく、重大な変動も発生していないため、記載を省略しております。また、過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から、当連結会計年度に認識した収益に重要性はありません。

 

(2)残存履行義務に配分した取引価格

当社及び連結子会社では、残存履行義務に配分した取引価格については、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な契約がないため、実務上の便法を適用し、記載を省略しております。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。