(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1  報告セグメントの概要

企業会計基準第17号「セグメント情報等の開示に関する会計基準」の適用に従い、当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっております。

当社は事業部制による独立採算体制を敷き、取扱い製品にかかわらず事業部の製造、販売の実績に対して業績スライド方式で業績評価しております。従って、当社は取扱う主要製品のウエイトにより判断して「医療関連」、「医薬関連」、「ファーマパッケージング」の3つを報告セグメントとしております。

「医療関連」について

国内事業部は国内における注射・輸液関連、人工臓器関連、高機能関連、透析関連に伴う医療機器ならびに糖尿病関連、ジェネリック関連、キット製剤関連に伴う医薬品を販売しております。

国際事業部は本社が中心となり、海外での地域展開を行うため医療機器の製造拠点と販売拠点を置き、注射・輸液関連、人工臓器関連、糖尿病関連に伴う医療機器を販売しております。

「医薬関連」について

医薬事業部はキット製剤用容器に伴う製薬会社からの医薬品の受託販売をしており、国内子会社は注射剤、各種経口剤およびキット製剤を製造販売しております。

「ファーマパッケージング」について

ファーマパッケージング事業部は国内における医療用硝子としての管瓶用硝子およびアンプル用硝子、硝子器材としての魔法瓶硝子、キット製剤用容器を販売しており、海外子会社は医療用硝子としての硝子生地管および硝子容器を製造販売しております。

 

2  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。事業セグメントの利益は、営業利益をベースとした数値であります。セグメント間の内部売上高および振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

3  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

合計

調整額

(注)2

連結
財務諸表
計上額

(注)3

医療関連

医薬関連

ファーマ
パッケー
ジング

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

  外部顧客への売上高

419,957

72,734

51,754

544,446

752

545,199

545,199

  セグメント間の内部
 売上高又は振替高

6,111

22,492

5,962

34,566

3,692

38,259

38,259

426,069

95,227

57,716

579,013

4,444

583,458

38,259

545,199

 セグメント利益

38,599

5,615

2,739

46,954

257

47,211

29,482

17,729

 セグメント資産

618,581

221,633

97,150

937,366

201,699

1,139,065

111,666

1,027,399

 その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

  減価償却費

22,466

13,366

5,476

41,310

339

41,649

4,626

46,275

  のれんの償却額

2,292

21

154

2,468

2,468

2,468

  有形固定資産及び
  無形固定資産の
  増加額

49,099

23,461

15,686

88,247

365

88,613

14,020

102,633

 

(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸等による売上高と本社の売上高を含んでおります。

2 調整額は、以下のとおりであります。

(1) セグメント利益の調整額△29,482百万円には、未実現利益の調整額△681百万円、本社費用△28,801百万円が含まれております。本社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び試験研究費であります。

(2) セグメント資産の調整額△111,666百万円には、セグメント間取引消去△206,729百万円、全社資産95,063百万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金、投資有価証券、試験研究に係る資産および本社管理部門に係る資産等であります。

(3) 減価償却費の調整額4,626百万円は全社資産に係る減価償却費であります。なお、減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用が含まれております。

 (4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、全社資産の増加額であります。

3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

 

当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

合計

調整額

(注)2

連結
財務諸表
計上額

(注)3

医療関連

医薬関連

ファーマ
パッケー
ジング

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

  外部顧客への
 売上高

453,613

74,320

58,035

585,969

816

586,785

586,785

  セグメント間の内部

 売上高又は振替高

5,711

55,287

6,250

67,249

4,147

71,397

71,397

459,325

129,607

64,286

653,219

4,963

658,182

71,397

586,785

 セグメント利益

42,321

4,432

2,452

49,206

80

49,287

26,952

22,335

 セグメント資産

663,626

243,189

110,747

1,017,563

234,306

1,251,870

142,048

1,109,821

 その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

  減価償却費

29,117

15,032

6,376

50,526

407

50,933

5,097

56,030

  のれんの償却額

2,662

10

169

2,842

2,842

2,842

  有形固定資産及び
  無形固定資産の
  増加額

48,676

31,872

14,545

95,094

739

95,834

7,793

103,628

 

(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸等による売上高と本社の売上高を含んでおります。

2 調整額は、以下のとおりであります。

(1) セグメント利益の調整額△26,952百万円には、未実現利益の調整額472百万円、本社費用△27,424百万円が含まれております。本社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び試験研究費であります。

(2) セグメント資産の調整額△142,048百万円には、セグメント間取引消去△243,153百万円、全社資産101,104百万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金、投資有価証券、試験研究に係る資産および本社管理部門に係る資産等であります。

(3) 減価償却費の調整額5,097百万円は全社資産に係る減価償却費であります。なお、減価償却費、有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用が含まれております。

 (4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、全社資産の増加額であります。

3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1 顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に同一の内容を記載しているため、記載を省略しております。

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

アメリカ

ヨーロッパ

アジア

合計

290,177

98,089

68,294

88,636

545,199

 

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

アメリカ

ヨーロッパ

アジア

合計

275,739

29,744

39,421

87,644

432,550

 

 

3  主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しておりません。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1 顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に同一の内容を記載しているため、記載を省略しております。

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

アメリカ

ヨーロッパ

アジア

合計

304,602

108,018

77,203

96,961

586,785

 

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

アメリカ

ヨーロッパ

アジア

合計

304,453

34,123

50,009

92,921

481,508

 

 

3  主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しておりません。

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

調整額

合計

医療関連

医薬関連

ファーマ
パッケージング

減損損失

768

768

768

 

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

調整額

合計

医療関連

医薬関連

ファーマ
パッケージング

減損損失

243

493

736

736

 

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

調整額

合計

医療関連

医薬関連

ファーマ
パッケージング

当期末残高

12,708

10

1,795

14,514

14,514

 

(注) のれんの償却額については、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

調整額

合計

医療関連

医薬関連

ファーマ
パッケージング

当期末残高

13,814

1,793

15,607

15,607

 

(注) のれんの償却額については、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

該当事項はありません。

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

 

【関連当事者情報】

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

1 関連当事者との取引

(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引

記載すべき重要なものはありません。

(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

記載すべき重要なものはありません。

2 親会社又は重要な関連会社に関する注記

(1) 親会社情報

該当事項はありません。

(2) 重要な関連会社の要約財務情報

記載すべき重要なものはありません。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1 関連当事者との取引

(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引

記載すべき重要なものはありません。

(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

記載すべき重要なものはありません。

2 親会社又は重要な関連会社に関する注記

(1) 親会社情報

該当事項はありません。

(2) 重要な関連会社の要約財務情報

記載すべき重要なものはありません。

 

 

(1株当たり情報)

1株当たり純資産額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

1株当たり純資産額

1,265円00銭

1,426円56銭

(算定上の基礎)

 

 

純資産の部の合計額(百万円)

242,173

269,788

純資産の部の合計額から控除する金額(百万円)

 

 

非支配株主持分

35,856

37,123

普通株式に係る純資産額(百万円)

206,317

232,665

普通株式の発行済株式数(千株)

171,459

171,459

普通株式の自己株式数(千株)

8,363

8,363

1株当たり純資産額の算定に用いられた

普通株式の数(千株)

163,096

163,095

 

 

1株当たり当期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

1株当たり当期純利益

28円05銭

68円12銭

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)

4,574

11,109

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

4,574

11,109

普通株式の期中平均株式数(千株)

163,096

163,096

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

24円85銭

60円35銭

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円)

普通株式増加数(千株)

転換社債型新株予約権付社債

20,979

20,979

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後

1株当たり当期純利益の算定に含まれなかった

潜在株式の概要

 

(注) 株主資本において自己株式として計上されている信託に残存する自社の株式は、1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。1株当たり当期純利益の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は、前連結会計年度600千株、当連結会計年度599千株であります。