第4 【提出会社の状況】

 

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

798,256,000

798,256,000

 

 

② 【発行済株式】

 

種類

事業年度末現在
発行数(株)
(2024年3月31日)

提出日現在
発行数(株)
(2024年6月26日)

上場金融商品取引所名
又は登録認可金融
商品取引業協会名

内容

普通株式

252,500,000

252,500,000

東京証券取引所
プライム市場

単元株式数は、100株であります。

252,500,000

252,500,000

――――

――――

 

 

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

③ 【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。

 

(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。

 

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

 

年月日

発行済株式
総数増減数
(千株)

発行済株式
総数残高
(千株)

資本金
増減額 
(百万円)

資本金
残高
(百万円)

資本準備金
増減額
(百万円)

資本準備金
残高
(百万円)

2013年7月10日(注)

△3,000

252,500

23,519

13,653

 

(注) 発行済株式総数の減少は、自己株式の消却によるものであります。

 

 

(5) 【所有者別状況】

2024年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

25

42

34

658

133

10

17,822

18,724

――――

所有株式数
(単元)

29,636

842,922

78,986

512,958

206,225

62

852,419

2,523,208

179,200

所有株式数
の割合(%)

1.17

33.41

3.13

20.33

8.18

0.00

33.78

100.00

――――

 

(注) 1 自己株式237,115株は、「個人その他」欄に2,371単元、「単元未満株式の状況」に15株含まれております。なお、自己株式237,115株は、株主名簿上の株式数であり、期末日現在の実質的な所有株式数は236,115株であります。

 

(6) 【大株主の状況】

2024年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式
(自己株式を除く。)の
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区赤坂1丁目8番1号 赤坂インターシティAIR

18,861

7.47

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1丁目8番12号

11,149

4.41

明治安田生命保険相互会社

東京都千代田区丸の内2丁目1番1号

9,924

3.93

東邦銀行従業員持株会

福島県福島市大町3番25号

9,794

3.88

福島商事株式会社

福島県福島市大町4番4号

8,436

3.34

日本生命保険相互会社

東京都千代田区丸の内1丁目6番6号
日本生命証券管理部内

7,938

3.14

日東紡績株式会社

福島県福島市郷野目字東1番地

4,746

1.88

松井証券株式会社

東京都千代田区麹町1丁目4番地

4,543

1.80

住友生命保険相互会社

東京都中央区八重洲2丁目2番1号

3,939

1.56

双葉不動産建設株式会社

福島県双葉郡浪江町大字権現堂字上続町18番2号

3,180

1.26

――――

82,512

32.70

 

(注)  上記の信託銀行所有株式数のうち、当該銀行の信託業務に係る株式数は、次のとおりであります。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)                 18,861千株

株式会社日本カストディ銀行(信託口)                           11,149千株

 

 

(7) 【議決権の状況】

① 【発行済株式】

2024年3月31日現在

区分

株式数(株)

議決権の数(個)

内容

無議決権株式

――――

議決権制限株式(自己株式等)

――――

議決権制限株式(その他)

完全議決権株式(自己株式等)

(自己保有株式)

普通株式

236,100

 

――――

完全議決権株式(その他)

普通株式

252,084,700

 

2,520,847

単元未満株式

普通株式

179,200

 

――――

発行済株式総数

252,500,000

――――

――――

総株主の議決権

――――

2,520,847

――――

 

(注) 「単元未満株式」欄の普通株式には、当行所有の自己株式15株が含まれております。

 

② 【自己株式等】

2024年3月31日現在

所有者の氏名
又は名称

所有者の住所

自己名義
所有株式数
(株)

他人名義
所有株式数
(株)

所有株式数
の合計
(株)

発行済株式
総数に対する
所有株式数
の割合(%)

(自己保有株式)

株式会社東邦銀行

福島県福島市大町3番25号

236,100

236,100

0.09

――――

236,100

236,100

0.09

 

(注) 株主名簿上は当行名義となっておりますが、実質的に所有していない株式が1千株(議決権の数10個)あります。

 

2 【自己株式の取得等の状況】

 

【株式の種類等】

会社法第155条第3号及び会社法第155条第7号による普通株式の取得

 

 

(1) 【株主総会決議による取得の状況】

該当事項はありません。

 

(2) 【取締役会決議による取得の状況】

会社法第155条第3号による普通株式の取得

区分

株式数(株)

価額の総額(円)

取締役会(2024年5月14日)での決議状況(取得期間2024年5月15日~2024年5月28日)

4,000,000

1,000,000,000

当事業年度前における取得自己株式

当事業年度における取得自己株式

残存決議株式の総数及び価額の総額

当事業年度の末日現在の未行使割合(%)

 

 

 

当期間における取得自己株式

2,738,600

999,986,331

提出日現在の未行使割合(%)

31.54

0.01

 

(注) 「当期間における取得自己株式」の欄には、2024年6月1日から有価証券報告書提出日までの取得によるものは含めておりません。

 

(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

会社法第155条第7号による普通株式の取得

区分

株式数(株)

価額の総額(円)

当事業年度における取得自己株式

330

89,096

 

 

 

当期間における取得自己株式

1

351

 

(注)    当期間における取得自己株式には、2024年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含めておりません。

 

 

(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

 

区分

当事業年度

当期間

株式数(株)

処分価額の総額
(円)

株式数(株)

処分価額の総額
(円)

引き受ける者の募集を行った取得自己株式

消却の処分を行った取得自己株式

合併、株式交換、株式交付、会社分割に
係る移転を行った取得自己株式

その他(譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分)

207,855

46,559,520

その他(単元未満株式の買増請求による売却)

保有自己株式数

236,115

2,974,716

 

(注) 1 当期間における「その他(単元未満株式の買増請求による売却)」には、2024年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買増請求による売却株式数は含めておりません。

2 当期間における「保有自己株式数」には、2024年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り及び買増しによる株式数は含めておりません。

 

3 【配当政策】

(1) 利益配分に関する基本方針

当行は、銀行業務の公共性に鑑み、内部留保の充実による健全性確保を基本に経営に取り組んでまいります。それを前提としたうえで、安定配当6円を基本とし、親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当性向30%を目安に、業績の成果に応じて弾力的に株主の皆さま方への利益還元に努めてまいります。

当行の剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針としております。配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。

 

(2) 当期の配当

当期末の配当金につきましては、上記基本方針と当期の業績等を総合的に勘案し、当初予想の通り1株当たり3円50銭とし、すでにお支払いさせていただいております中間配当金1株当たり3円50銭と合わせ、年間7円00銭とさせていただきました。

なお、当行は中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。

基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。

 

決議年月日

配当金の総額

1株当たり配当額

2023年11月10日

取締役会決議

882

百万円

3円50銭

2024年6月26日

定時株主総会決議

882

百万円

3円50銭

 

 

(3) 次期の配当

次期配当金につきましては、上記基本方針を踏まえ、1株当たり年間7円(うち中間配当金3円50銭)とさせていただく予定であります。

 

 

4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】

 

(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】

①  コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

当行グループは、経営理念体系(経営理念、サステナビリティ宣言、長期ビジョン、行動指針・価値観)のもと、法令等遵守の徹底、健全な業務運営の確保および揺るぎない信頼性の確立を図っております。

また、グループの持続的な成長及び中長期的な企業価値の向上を図る観点から、次の基本方針に沿って、実効的なコーポレート・ガバナンスの実現に取り組んでおります。

(a)株主の権利を尊重し、株主が権利を適切に行使することができる環境の整備と株主の実質的な平等の確保に取り組む。

(b)株主、お客さま、従業員及び地域社会をはじめとしたさまざまなステークホルダーとの適切な協働に努め、健全な業務運営をする企業文化・風土を醸成する。

(c)ステークホルダーとの建設的な対話を行う基盤を構築するため、非財務情報を含む会社情報の適切な開示と銀行経営の透明性の確保に努める。

(d)取締役会は経営戦略等の大きな方向性を示し、経営陣による適切なリスクテイクを支える環境整備を行う。また、独立した客観的な立場から経営陣に対する実効性の高い監督を行う。

(e)持続的成長と中長期的な企業価値の向上に資するよう株主との間で建設的な対話を行う。

 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由

 (a)会社の機関の内容

当行では、監査等委員会設置会社制度を採用しており、コーポレート・ガバナンス体制の充実及び企業価値の向上に向け、以下の機関を設置しております。

(取締役会)

取締役会は、有価証券報告書提出日現在において、監査等委員である取締役以外の取締役6名(社外取締役2名、うち女性1名)、監査等委員である取締役4名(社外取締役3名)の計10名で構成され、原則毎月1回開催しております。取締役会は、経営方針、コンプライアンス・リスク管理等に関する基本方針の決定など、法令及び定款に定める事項や経営上の重要事項を決定するとともに、各取締役の職務執行状況を監督しております。

(監査等委員会)

当行は2018年6月22日に監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しております。監査等委員会は、監査等委員である取締役4名(社外取締役3名)で構成され、原則毎月1回開催し、業務執行に対する監督機能を担うとともに、各取締役の職務執行を監査しております。

(常務会)

意思決定の迅速化を図る観点から、頭取、専務取締役、常務取締役、常務執行役員からなる常務会を設置し、取締役会から委任された業務執行等の決定、業務執行にあたっての重要な審議等を随時行い、より質の高い経営執行体制・経営管理体制を構築しております。

(経営戦略実行委員会)

経営戦略実行委員会は、頭取、取締役、執行役員、本部部長で構成され、中期経営計画や年度経営計画等の策定に関する審議や進捗管理に関する報告を行っており、2023年度は3回開催しております。

(独立社外取締役会議)

独立社外取締役間の認識共有や意見の形成を図り、取締役会の議論の活性化等を図る観点から、独立社外取締役を構成員とする独立社外取締役会議を設置しており、2023年度は9回開催しております。

(指名・報酬協議会)

指名委員会及び報酬委員会に相当する任意の委員会として代表取締役と過半数の独立社外取締役で構成する指名・報酬協議会を設置し、筆頭独立社外取締役が議長となり、取締役候補者の指名、監査等委員である取締役以外の各取締役の報酬について審議を行い、公正性・客観性・透明性を確保のうえ、取締役会で決議しております。

 

 

 

取締役会、監査等委員会、常務会、経営戦略実行委員会、独立社外取締役会、指名・報酬協議会の構成員は次のとおりであります。

氏名

役職名

取締役会

監査等

委員会

常務会

経営戦略

実行委員会

独立社外取締役会議

指名・報酬協議会

佐藤  稔

取締役頭取

(議長)

 

(議長)


(委員長)

 

遠藤 勝利

専務取締役

 

 

七海 重貴

常務取締役

 

 

 

添田 俊樹

常務取締役

 

 

 

小西 雅子

取締役(社外取締役)

 

 

髙島 英也

取締役(社外取締役)

 

 

佐藤 卓夫

取締役常勤監査等委員

(委員長)

 

 

河野 一郎

取締役監査等委員

(社外取締役)

 

(議長)

(議長)

久田 高正

取締役監査等委員

(社外取締役)

 

小田  徹

取締役監査等委員

(社外取締役)

 

田辺 直之

常務執行役員

 

 

 

目黒 寛己

常務執行役員

 

 

 

澤田  誓

常務執行役員

 

 

 

関根  貴

常務執行役員

 

 

 

高野 真司

常務執行役員

 

 

 

 

(注)〇は構成員。△は構成員ではありませんが、出席して意見を述べることができます。

 

 (b)当該体制を採用する理由

当行は、監査等委員である取締役(複数の社外取締役を含む)に取締役会での議決権を付与することにより監査・監督機能の強化を図るとともに、業務執行取締役への権限の委譲により経営の効率化・機能強化につなげることで、コーポレート・ガバナンスを一層充実させ、更なる企業価値の向上を図ることが期待できることから、監査等委員会設置会社の機関設計を採用しております。

 

 

 ③ 企業統治に関するその他の事項

(a)内部統制システムの整備の状況

取締役会において以下のとおり「内部統制に関する基本方針」を定め、内部統制システムの整備に努めております。

(イ)当行の法令等遵守態勢

・取締役会は「法令等遵守の基本方針」とこれに基づく具体的な行動規範としての「コンプライアンス・マニュアル」を制定し、取締役及び全従業員等がこれを遵守しております。

・取締役会は、年度毎に「コンプライアンス・プログラム」を策定し、具体的な実践計画に基づく態勢整備を図っております。加えて、「法令遵守委員会」を設置し、定期的に法令等遵守態勢・状況のチェック及び管理等の審議結果について報告を受けております。また、全行的な法令等遵守の統括に関する事項を所管するコンプライアンス統括部門を設置しております。

・コンプライアンス統括部門は、法令等遵守状況のチェック及び管理等を行うとともに、各部店で任命される法令遵守担当者を通じて法令等遵守態勢の徹底を行っております。加えて、公益通報者保護の窓口として、子会社を含めた全従業員等に対してコンプライアンス上問題のある事項を直接報告させる態勢を構築し、その報告内容に応じ速やかに是正措置を講じております。

・内部監査部門は、法令等遵守態勢の有効性及び適切性について監査を行い、その結果を取締役会に報告するとともに、必要に応じて被監査部門及び統括・管理部門に要改善事項の改善を指示し、その実施状況を検証しております。

・当行は、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力とは断固として対決し、関係を遮断しております。

(ロ)当行の取締役の職務の執行に係る情報管理態勢

取締役の職務の執行状況に関する情報については、文書規程等に基づき、各種会議の議事録及び各種業務の執行にかかる稟議書等を作成しております。これらの文書については、取締役が常時閲覧できるよう保存・管理しております。

(b)リスク管理体制の整備の状況

(イ)当行のリスク管理態勢

・ 取締役会は「リスク管理の基本方針」及び各リスクの管理規程等を制定し、リスク統括部門及び各リスク管理部門、管理方法等を定めております。加えて「業務継続計画」及び「危機管理対応マニュアル」を定め、各種リスクの顕在化を契機とする危機発生時における速やかな復旧と円滑な対応に努めております。

・ 取締役会は、「リスク管理委員会」等を設置し、定期的に各種リスクの保有状況や対応方針等にかかる審議結果について報告を受けております。リスク統括部門は、各リスク管理部門を通じて常時モニタリングを行うとともに、その結果について取締役会に報告しております。

・ 内部監査部門は、リスク管理態勢の有効性及び適切性について監査を行い、その結果を取締役会に報告するとともに、必要に応じて被監査部門及び統括・管理部門に要改善事項の改善を指示し、その実施状況を検証しております。

(ロ)当行の職務の効率性確保

定款に定めた事業目的を取締役が効率的に遂行するため、以下の態勢を構築しております。

・ 取締役会は、機関・職制・業務分掌・権限委譲等に関する諸規程を策定し、効率的な職務遂行を実践しております。

・ 取締役会は、中期経営計画や年度経営計画等を策定するとともに、「常務会」や「経営戦略実行委員会」等で進捗管理を行い、必要な経営施策を機動的に策定しております。

・ 取締役は、その業務執行状況について取締役会に報告しております。

(c)子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況

(イ)当行の取締役会が子会社の業務の適正を監視するとともに、「グループ会社管理規程」を制定して子会社の統括・管理部門を明らかにし、各社における法令等遵守態勢やリスク管理態勢の整備等当行及びその子会社から成る企業集団での内部統制システムを構築しております。

(ロ)当行は、各子会社に対し、「コンプライアンス・マニュアル」、「リスク管理の基本方針」の制定、経営計画の策定、その業務執行状況を定期的に当行経営陣に対して報告することなどを求めることにより、当行及びその子会社から成る企業集団での業務の適正及び効率性を確保しております。

(ハ)内部監査部門は、子会社における法令等遵守態勢やリスク管理態勢の有効性及び適切性について監査を行い、その結果を取締役会に報告するとともに、必要に応じて子会社及びその統括・管理部門に要改善事項の改善を指示し、その実施状況を検証しております。

(ニ)当行及びその子会社は、会計基準その他関連する諸法令を遵守し、財務報告の適正性を確保するための内部管理態勢を整備しております

(d)責任限定契約の内容の概要

当行は、社外役員として有用な人材を迎えることができるよう、現行定款において、社外役員との間で、当行への損害賠償責任を一定の範囲に限定する契約を締結できる旨を定めております。これに基づき、下記5名の社外役員は当行との間で、当該責任限定契約を締結しております。

氏  名

責任限定契約の内容

小西 雅子

在任中、その任務を怠ったことにより銀行に損害を与えた場合において、社外役員がその職務を行うにつき善意かつ重大な過失がないときは、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額を限度として、銀行に対し損害賠償責任を負うものとし、その損害賠償責任を超える部分については、銀行は社外役員を免責する。

髙島 英也

河野 一郎

久田 高正

小田  徹

 

 

(e)役員等賠償責任保険契約の内容の概要

(イ)被保険者の範囲

当行のすべての取締役、執行役員。

(ロ)保険契約の内容の概要

被保険者が役員としての業務につき行った行為(不作為を含む。)に起因して損害賠償請求がなされたことにより、被保険者が被る損害賠償金や、争訟費用等を補償するものです。ただし、贈収賄などの犯罪行為や意図的に違法行為を行った役員自身の損害等は補償対象外とすることにより、役員等の職務の執行の適正性が損なわれないように措置を講じております。保険料は全額当行が負担しております。

(f)取締役の定数

当行の監査等委員である取締役以外の取締役は14名以内、監査等委員である取締役は6名以内とする旨を定款に定めております。

(g)取締役の選任の決議要件

取締役の選任決議は、監査等委員である取締役とそれ以外の取締役とを区別して、株主総会において議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、及び累積投票によらない旨を定款に定めております。

(h)取締役会で決議できる株主総会決議事項

会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款に定めております。これは、機動的に自己株式の取得を行うことを目的とするものであります。

取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として中間配当をすることができる旨を定款に定めております。これは、株主への安定的な利益還元を目的とするものであります。

(i)株主総会の特別決議要件

会社法第309条第2項に定める決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。

 

④  取締役会の活動状況

取締役会は原則月1回以上開催しており、個々の取締役の出席状況については以下のとおりです。

氏名

役職名

開催回数

出席回数

佐藤  稔

取締役頭取

15回

15回

遠藤 勝利

専務取締役

12回

12回

七海 重貴

常務取締役

15回

15回

添田 俊樹

常務取締役

12回

12回

小西 雅子

取締役(社外取締役)

15回

14回

髙島 英也

取締役(社外取締役)

15回

14回

石井 隆幸

取締役常勤監査等委員

15回

14回

渡部 速夫

取締役監査等委員

(社外取締役)

15回

15回

長野  聡

取締役監査等委員

(社外取締役)

15回

15回

河野 一郎

取締役監査等委員

(社外取締役)

15回

15回

 

取締役会は、経営方針、コンプライアンス・リスク管理等に関する基本方針の決定など、法令及び定款に定める事項や経営上の重要事項を決定しており、主な決議事項は以下のとおりです。

・株主総会の招集・開催及び株主総会に付議する議案

役員の人事・報酬に関する事項

株主還元に関する事項

新たな経営理念体系の制定

長期経営計画「TX PLAN 2030」の策定

年度基本方針および年度計数計画の策定

野村證券株式会社との金融商品仲介業務の包括的業務提携にかかる基本合意書の締結

内部監査方針(監査計画)の策定

リスク管理に関する重要規程等の改訂

コーポレートガバナンス報告書の作成

内部監査方針(監査計画)の策定

本部組織の改正 等

 

⑤  指名・報酬協議会の活動状況

指名・報酬協議会の開催状況及び個々の構成員の出席状況については以下のとおりです。

氏名

役職名

開催回数

出席回数

佐藤  稔

取締役頭取

2回

2回

遠藤 勝利

専務取締役

1回

1回

小西 雅子

取締役(社外取締役)

2回

2回

髙島 英也

取締役(社外取締役)

2回

2回

渡部 速夫

取締役監査等委員

(社外取締役)

2回

2回

長野  聡

取締役監査等委員

(社外取締役)

2回

2回

河野 一郎

取締役監査等委員

(社外取締役)

2回

2回

 

指名・報酬協議会における主な協議事項は以下のとおりです。

・取締役候補者の選任に関する事項

・役付取締役の選解任に関する事項

・監査等委員以外の各取締役等の報酬に関する事項 等

 

(2) 【役員の状況】

① 役員一覧

男性9名 女性1名 (役員のうち女性の比率10%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有
株式数
(千株)

(代表取締役)
取締役頭取

佐 藤  稔

1960年11月27日

1983年4月

東邦銀行入行

2010年6月

市場金融部長

2012年6月

取締役総合企画部長兼経営戦略調整室長

2014年5月

取締役本店営業部長

2014年6月

常務取締役本店営業部長

2016年6月

専務取締役事務本部長

2020年6月

取締役頭取(現職)

2024年6月から1年

175

 (代表取締役)
専務取締役

遠 藤 勝 利

1965年12月20日

1988年4月

東邦銀行入行

2013年9月

仙台東支店長

2014年5月

名取支店長

2016年5月

仙台支店長

2019年6月

執行役員仙台支店長

2020年6月

執行役員営業本部副本部長

2021年6月

常務執行役員本店営業部長

2023年3月

常務執行役員

2023年6月

専務取締役(現職)

2024年6月から1年

52

常務取締役

七 海 重 貴

1961年5月30日

1984年4月

東邦銀行入行

2014年9月

白河支店長

2015年6月

執行役員白河支店長

2016年5月

執行役員東京支店長

2019年6月

上席執行役員東京支店長

2021年5月

上席執行役員郡山営業部長

2021年6月

常務取締役郡山営業部長

2023年3月

常務取締役人事部長

2023年

常務取締役(現職)

2024年6月から1年

63

常務取締役
営業本部長

添 田 俊 樹

1964年4月1日

1986年4月

東邦銀行入行

2020年3月

執行役員営業本部副本部長兼地域商社事業部長

2020年6月

執行役員営業本部副本部長

2021年5月

執行役員会津支店長

2021年6月

常務執行役員会津支店長

2022年9月

常務執行役員会津営業部長

2023年3月

常務執行役員営業本部長

2023年6月

常務取締役営業本部長(現職)

2024年6月から1年

45

取 締 役

小 西 雅 子

1958年10月18日

1981年4月

株式会社中部日本放送アナウンス部入社

1985年5月

同 退社

1989年4月

NHK、TBS、CNNなど複数局にて

キャスター、リポーター

1998年4月

気象予報士取得後、東京MXテレビ等にて

天気キャスター

2001年1月

株式会社ウェザーニューズ入社

コンテンツクリエイト部 気象予報士

キャスター兼プロデューサー

2004年7月

同 退社

2005年9月

公益財団法人世界自然保護基金ジャパン入局

(現職)

2017年2月

環境省中央環境審議会委員(現職)

2017年4月

昭和女子大学 グローバルビジネス学部

ビジネスデザイン学科 特命教授

2022年4月

京都大学大学院総合生存学館(思修館)
特任教授(現職)

2022年6月

東邦銀行取締役(非常勤・独立役員)(現職)

2023年4月

昭和女子大学専門職大学院
福祉社会・経営研究科 特命教授(現職)

2024年6月から1年

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有
株式数
(千株)

取 締 役

髙 島 英 也

1959年11月20日

1982年4月

サッポロビール株式会社入社

1997年11月

同 大阪工場製造部長

2001年9月

同 ビール製造本部製造部担当部長

2007年3月

同 仙台工場長

2009年3月

同 取締役兼執行役員経営戦略本部長

2012年9月

同 常務執行役員北海道本部長

2013年3月

同 常務執行役員北海道本部長兼

北海道本社代表

2015年3月

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社

取締役専務執行役員

2017年1月

サッポロビール株式会社 代表取締役社長兼

サッポロホールディングス株式会社

グループ執行役員

2017年3月

サッポロビール株式会社 代表取締役社長兼

サッポロホールディングス株式会社

常務グループ執行役員

2021年3月

サッポロホールディングス株式会社 顧問

2022年3月

株式会社フジオフードグループ本社

社外監査役(現職)

2022年6月

東邦銀行取締役(非常勤・独立役員)(現職)

2022年6月

北海道空港株式会社 社外監査役(現職)

2023年3月

サッポロホールディングス株式会社 顧問 退任

2023年7月

学校法人酪農学園理事長(現職)

2024年6月から1年

21

取 締 役
(監査等委員)

佐 藤 卓 夫

1961年6月29日

1985年4月

東邦銀行入行

2011年9月

人事部副部長兼人事課長兼総合企画部審議役

2014年3月

二本松支店長

2016年9

総務部長

2018年6月

執行役員業務支援部長

2021年5月

執行役員東京支店長

2022年6月

監査等委員会付役員

2024年6月

取締役(監査等委員)(現職)

2024年6月から2年

29

取 締 役
(監査等委員)

河 野 一 郎

1963年1月28日

1985年4月

大蔵省(現財務省)入省

2006年7月

金融庁 証券取引等監視委員会事務局

課徴金・開示検査課長

2009年7月

同 監督局総務課郵便貯金・保険監督総括

参事官

2011年8月

同 検査局総務課長

2012年8月

同 証券取引等監視委員会事務局総務課長

2013年7月

財務省 中国財務局長

2014年7月

金融庁 証券取引等監視委員会事務局次長

2015年7月

財務省 東北財務局長

2016年6月

株式会社地域経済活性化支援機構 常務取締役

2018年6月

同 常務取締役退任

2018年6月

株式会社商工組合中央金庫

取締役常務執行役員

2021年6月

同 取締役常務執行役員退任

2021年6月

財務省退官

2021年11月

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 顧問

2022年5月

同 顧問退任

2022年6月

東邦銀行取締役(監査等委員)
(非常勤・独立役員) (現職)

2024年6月から2年

取 締 役
(監査等委員)

久 田 高 正

1957年7月23日

1980年4月

日本銀行入行

2002年3月

同 松江支店長

2004年3月

同 考査局参事役

2005年7月

同 金融機構局参事役

2007年7月

同 国際局審議役

2009年7月

同 欧州統括役 ロンドン事務所長事務取扱

2011年5月

同 検査役検査室長

2012年6月

同 退職

2012年6月

一般社団法人全国信用金庫協会 常務理事

2015年2月

同 退任

2015年3月

預金保険機構 理事

2021年2月

同 退任

2021年5月

アフラック生命保険株式会社

シニアアドバイザー

2023年4月

同 退任

2024年4月

東京都杉並区 基金管理監 (非常勤) (現職)

2024年6月

東邦銀行取締役(監査等委員)
(非常勤・独立役員) (現職)

2024年6月から2年

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有
株式数
(千株)

取 締 役
(監査等委員)

小 田  徹

1962年8月4日

1985年4月

株式会社協和銀行(現 りそな銀行) 入行

1992年4月

同 総合企画部付 出向派遣

社団法人日本経済研究センター

経済分析部研究員

1992年4月

株式会社協和埼玉銀行 総合企画部主任

1992年8月

同 退職

1992年8月

社団法人金融財政事情研究会

週刊金融財政事情編集部 入社

2006年4月

同 週刊金融財政事情編集部 部長・編集長

2008年4月

株式会社きんざい 営業本部 東京営業第二部長

2011年4月

同 取締役 教育事業センター所長

2013年5月

一般社団法人金融財政事情研究会 理事

事務局長兼教育研修局長

2013年6月

同 代表理事 常務理事

事務局長兼教育研修局長

2014年7月

同 代表理事 専務理事

事務局長兼編集局長

2019年4月

株式会社きんざい 専務取締役 出版局長

2023年3月

同 退任

2023年4月

一般社団法人金融財政事情研究会

参与 シニアフェロー

2023年5月

ストームハーバー証券株式会社

外部顧問(現職)

2023年10月

PwC Japan 有限責任監査法人

スペシャルアドバイザー

2023年11月

一般社団法人Fintech協会 事務局長(現職)

2024年1月

一般社団法人金融財政事情研究会 退職

2024年5月

PwC Japan 有限責任監査法人 退職

2024年6月

東邦銀行取締役(監査等委員)
(非常勤・独立役員) (現職)

2024年6月から2年

387

 

1 取締役のうち、小西雅子、髙島英也、河野一郎、久田高正及び小田徹は、会社法第2条第15号に定める社外取締役であります。

2 社外取締役のうち、小西雅子、髙島英也、河野一郎、久田高正及び小田徹を東京証券取引所に対し、独立役員として届け出ております。

 

3  当行は、執行機能の充実・強化を図る観点から、2015年6月24日より執行役員制度を導入しており、取締役会で選任された執行役員が責任をもって担当部門の業務執行に当たる体制としております。

 

 2024年6月26日現在の執行役員は次のとおりであります。

 

 

役 名

職 名

氏 名

常務執行役員

本店営業部長

田 辺 直 之

常務執行役員

郡山駐在

目 黒 寛 己

常務執行役員

会津営業部長

澤 田   誓

常務執行役員

いわき営業部長

関 根   貴

常務執行役員

事務本部長

高 野 真 司

執行役員

東京支店長

藤 島 正 智

執行役員

郡山営業部長

金 成   倫

執行役員

白河支店長 兼 白河西支店長 兼 白河市役所支店長

菊 地 広 幸

執行役員

営業本部副本部長 兼 営業統括部長

上 榁   大

執行役員

監査部長

鈴 木 克 幸

執行役員

事務本部副本部長 兼 システム部長

志 村   正

執行役員

仙台支店長 兼 仙台南支店長

白 井   薫

執行役員

営業本部副本部長 兼 個人コンサルティング部長

渡 辺 英 治

 

 

 

 また、2024年6月26日現在の監査等委員会付役員は次のとおりであります。

 

役 名

職 名

氏 名

監査等委員会付役員

高 橋 由美子

 

 

 

② 社外取締役の状況

当行は、監査等委員である取締役以外の社外取締役2名、監査等委員である社外取締役3名の計5名の社外取締役を選任しております。また、当行は東京証券取引所において定められている独立性基準等を参考とし、次の独立性に関する基準を定め、社外取締役5名を独立役員として指定しております。

<社外取締役の独立性判断基準>

社外取締役の候補者が、東京証券取引所の定める独立性の要件を充足するとともに、現在または最近(注1)において、次のいずれの要件にも該当しない場合、独立性を有すると判断しております。

(a)当行を主要な取引先(注2)とする者、またはその者が法人等(注3)である場合にはその業務執行者。

(b)当行の主要な取引先、またはその者が法人等である場合にはその業務執行者。

(c)当行から役員報酬以外に、多額(注4)の金銭その他財産を得ているコンサルタント、会計専門家または法律専門家(当該財産を得ている者が法人等である場合は、当該法人等に所属する者をいう。)。

(d)当行から多額の寄付等を受ける者、またはその者が法人等である場合にその業務執行者。

(e)当行の主要株主(注5)、またはその者が法人等である場合には、その業務執行者。

(f)次に掲げる者(重要(注6)でない者は除く)の近親者(注7)。

〇上記(a)~(e)に該当する者

〇当行及びその子会社の取締役、監査役、執行役員または業務執行者

(注1)「最近」とは、実質的に現在と同視できるような場合をいい、例えば社外取締役として選任する株主総会の議案の内容が決定された時点において該当していた場合等を含む。

(注2)「主要な取引先」とは、事業年度の連結売上高(当行の場合は連結経常収益)の2%以上を基準に判定。また、融資取引については、当行の融資額が最上位の取引額であり、かつ当該融資を直ちに回収した場合は、事業継続に深刻な影響を及ぼすなど当行の与信方針の変更が取引先に対して著しい影響を与える場合は、主要な取引先とする。

(注3)「法人等」とは、法人以外の団体を含む。

(注4)「多額」とは、過去3年平均で年間1,000万円以上の金額をいう。

(注5)「主要株主」とは、総議決権の10%以上の議決権を直接または間接的に保有する者、または法人等をいう。

(注6)「重要」とは、会社の役員・部長クラスの者、会計専門家・法律専門家については公認会計士、弁護士等の専門的な資格を有する者をいう。

(注7)近親者とは、二親等以内の親族をいう。

社外取締役は、社外の視点を経営の意思決定に反映させるとともに、経営の監督機能を強化する役割を担っており、取締役会に加え各種経営会議に出席すること等を通じ、その機能を発揮する体制を確保しております。

社外取締役の当行株式の保有状況は、「① 役員一覧」に記載のとおりであり、また、当行と社外取締役5名との関係は以下のとおりです。

監査等委員である取締役以外の取締役である小西雅子氏は当行と一般預金者としての通常の銀行取引がありますが、その他の利害関係はございません。

監査等委員である取締役以外の取締役である髙島英也氏は当行と一般預金者としての通常の銀行取引がありますが、その他の利害関係はございません。

監査等委員である取締役の河野一郎氏は当行と一般預金者としての通常の銀行取引がありますが、その他の利害関係はございません。

監査等委員である取締役の久田高正氏は当行と一般預金者としての通常の銀行取引がありますが、その他の利害関係はございません。

監査等委員である取締役の小田徹氏は当行と一般預金者としての通常の銀行取引がありますが、その他の利害関係はございません。

 

 

(3) 【監査の状況】

① 監査等委員会監査の状況

 (a)組織・人員

常勤監査等委員(社内取締役)1名及び、監査等委員(社外取締役・独立役員)3名の合計4名で構成しております。また、監査等委員会の職務を補助する監査等委員会付役員を1名選任しているほか、監査等委員会事務局に専属のスタッフを1名配置しております。

氏名

役職名

主な経歴及び兼職

石井 隆幸

常勤監査等委員

当行の営業店長並びに、営業統括部長、いわき営業部長等に従事したほか、常務取締役を歴任しております。

渡部 速夫

監査等委員(社外)

日本政策投資銀行に長年にわたり勤務した後、株式会社京王プラザホテルの常勤監査役等を歴任しております。

長野 聡

監査等委員(社外)

日本銀行に長年にわたり勤務した後、弁護士として弁護士法人に所属しております。また、スルガ銀行株式会社の社外取締役等を歴任した後、現在は内藤証券株式会社の社外監査役を兼職しております。

河野 一郎

監査等委員(社外)

大蔵省、金融庁に長年にわたり勤務した後、株式会社商工組合中央金庫の取締役常務執行役員等を歴任しております。

 

 

(b)活動状況

(イ)重点監査項目

監査等委員会は、監査方針及び監査実施計画を策定し、取締役会に報告しております。

2023年度監査方針における主な重点監査項目は以下のとおりです。

・内部統制の基本方針に係る取締役会決議の内容

・内部統制システムの構築・運用状況

・TSUBASA基幹系システム移行の進捗状況

・経営計画の執行・策定状況

・コーポレートガバナンス・コード等への対応状況

 

(ロ)重要会議への出席状況等

監査等委員会は原則月1回以上開催しており、監査等委員会、その他の重要会議への監査等委員としての出席状況は以下のとおりです。

氏名

監査等委員会

取締役会

経営戦略実行委員会

開催

出席

開催

出席

開催

出席

石井 隆幸

16回

15回

15回

14回

3回

2回

渡部 速夫

16回

16回

15回

15回

3回

3回

長野 聡

16回

16回

15回

15回

3回

3回

河野 一郎

16回

16回

15回

15回

3回

3回

 

 監査等委員会における主な決議事項は以下のとおりです。

・監査報告書の作成

・監査等委員である取締役以外の取締役の選任等についての意見決定

・監査等委員である取締役以外の取締役の報酬等についての意見決定

・監査方針および監査実施計画の決定

・会計監査人の再任の適否に関する決定 等

常勤監査等委員の主な活動状況は以下のとおりです。

・上記会議のほか、常務会(執行役員会議)、法令遵守委員会、リスク管理委員会、サステナビリティ推進委員会等への出席

・営業店業務監査25カ店、本部業務監査14部、子会社等の業務監査8社

 

・代表取締役等との意見交換

・重要な決裁書類の閲覧 等

社外監査等委員の主な活動状況は以下のとおりです。

・上記会議のほか、独立社外取締役会議、指名・報酬協議会への出席

・営業店業務監査3カ店 等

 

 (ハ)内部監査部門との連携

内部監査部門との監査報告会を10回行っております。また、内部監査部門による監査への帯同や、監査講評会への出席を行っております。

 

(ニ)会計監査人との連携

会計監査人との情報交換を9回行っております。また、会計監査人による監査講評会へ出席しております。

会計監査人の監査上の主要な検討事項(KAM)の選定にあたっては、継続的に意見交換を行うなど、認識を共有しております。

 

② 内部監査の状況

当行の内部監査部署である監査部は、2024年3月末現在で業務に精通した人員28名が在籍し、被監査部門との独立性を保ちながら、グループ全体の法令等遵守態勢及びリスク管理態勢の有効性及び適切性について監査を行い、その結果を取締役会に報告するとともに、必要に応じて被監査部門及び統括・管理部門に要改善事項の改善を指示し、その実施状況を検証しております。また、内部監査部門と監査等委員会は原則月1回の頻度で監査報告会等を開催しており、監査等委員会の機能発揮に向けた連携態勢を構築しています。

 

  ③ 会計監査の状況

 (a) 監査法人の名称

EY新日本有限責任監査法人

 

(b)  継続監査期間

48年間

 

(c) 業務を執行した公認会計士

髙 嶋 清 彦

日下部  惠  美

 

(d) 監査業務に係る補助者の構成

当行の監査業務に係る補助者は、公認会計士6名、その他17名であります。

 

(e) 会計監査人の選定方針と理由

監査等委員会は、会計監査人EY新日本有限責任監査法人の再任の適否について、監査等委員会の会計監査人評価基準に基づき検討した結果、再任することを決定しております。

また、会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合または会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、会計監査人の解任または不再任が必要であると判断した場合は、会計監査人の解任または不再任に関する株主総会の議案の内容を決定いたします。

なお、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査等委員全員の合意に基づき会計監査人を解任いたします。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に招集される株主総会において、解任の旨及びその理由を報告いたします。

 

 

(f) 監査等委員会が会計監査人の評価を行った場合、その旨及びその内容

監査等委員会は、日本監査役協会の実務指針を反映した当監査等委員会の会計監査人評価基準に基づき、会計監査人の評価を実施しました。

会計監査人の組織体制、情報セキュリティの管理態勢、監査チームの倫理・独立性、監査計画・監査プロセス、監査等委員会に対するコミュニケーション、監査実施状況、監査体制等について評価を行った結果、EY新日本有限責任監査法人による監査については適正であると評価しております。

 

④ 監査報酬の内容等

(a) 監査公認会計士等に対する報酬の内容

 

区分

前連結会計年度

当連結会計年度

監査証明業務に
基づく報酬(百万円)

非監査業務に
基づく報酬(百万円)

監査証明業務に
基づく報酬(百万円)

非監査業務に
基づく報酬(百万円)

提出会社

65

74

連結子会社

5

1

5

1

70

1

79

1

 

前連結会計年度及び当連結会計年度の連結子会社における非監査業務の内容は、顧客資産の分別管理の法令遵守の状況に関する保証報告書作成業務であります。

なお、当連結会計年度の非連結子会社における監査業務に基づく報酬は3百万円であります。

 

(b) 監査公認会計士等と同一のネットワークに属するアーンスト・アンド・ヤングに対する報酬((a)を除く)。

 

区分

前連結会計年度

当連結会計年度

監査証明業務に
基づく報酬(百万円)

非監査業務に
基づく報酬(百万円)

監査証明業務に
基づく報酬(百万円)

非監査業務に
基づく報酬(百万円)

提出会社

8

3

連結子会社

8

3

 

前連結会計年度及び当連結会計年度の当行における非監査業務の内容は、TSUBASA基幹系システム共同化プロジェクトに係るシステム移行リスク管理に関する業務であります。

 

  (c) その他の重要な監査証明に基づく報酬の内容

該当事項はありません。

 

(d) 監査報酬の決定方針

 当行の監査公認会計士等に対する監査報酬については、会計監査人から提出された監査計画の妥当性を検証のうえ、当該計画に示された監査時間等から監査報酬が合理的であると判断したうえで決定することとしております。

 

   (e) 監査等委員会による監査報酬の同意理由  

 監査等委員会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、監査計画における監査項目別監査時間及び監査報酬の推移並びに過年度の監査計画と実績の状況を確認し、監査時間・配員計画等の観点から報酬の見積りの相当性の検討を行った結果、報酬額は妥当であると認め、同意しております。

 

 

(4) 【役員の報酬等】

① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針

 (a) 取締役(監査等委員である取締役以外の取締役)の個人別の報酬等の内容に係る決定方針に関する事項

(イ)当該方針の決定方法

各取締役の報酬の内容に係る決定方針については、報酬の内容について公正性・客観性・透明性を確保するために代表取締役と過半数の独立社外取締役とで組織する指名・報酬協議会において審議を行い、審議結果を取締役会に答申し、取締役会は指名・報酬協議会の答申を踏まえ決議しております。

(ロ)当該方針の内容の概要

監査等委員である取締役以外の取締役(以下、「監査等委員以外の取締役」という。)のうち業務執行取締役の報酬については、役位毎の職務および責任に応じ、月次で支給する確定金額報酬、年次で支給する譲渡制限付株式報酬、および単年度の業績に応じて年次で支給する業績連動型報酬で構成しております。

業務執行取締役以外の取締役(社外取締役を含む)については確定金額報酬のみとしております。

確定金額報酬については、2018年6月22日開催の第115回定時株主総会で決議された年額345百万円(うち社外取締役年額30百万円以内)の範囲内で各取締役の役位に応じ月次で支給しております。

譲渡制限付株式報酬については、2023年6月26日開催第120回定時株主総会で決議された年額70百万円の範囲内で業務執行取締役の役位に応じ年次で支給しております。

業績連動型報酬については、経営陣の業績向上への貢献のインセンティブと位置付け、業績指標として一事業年度の成果を表す連結当期純利益を採用し、2023年6月26日開催第120回定時株主総会で決議された業績連動型報酬限度額の範囲内において業務執行取締役へ年次で以下のとおり支給いたします。

確定金額報酬、譲渡制限付株式報酬、業績連動型報酬ともその内容については、指名・報酬協議会において審議を行い、審議結果を取締役会に答申し、取締役会は指名・報酬協議会の答申を踏まえ決議しております

 

連結当期純利益水準(注)

業績連動型報酬限度額

業績連動型報酬支給月数

50億円未満

0円

0.0ヶ月

50億円以上~60億円未満

30百万円

1.0ヶ月

60億円以上~70億円未満

40百万円

1.5ヶ月

70億円以上~80億円未満

50百万円

2.0ヶ月

80億円以上~100億円未満

60百万円

2.5ヶ月

100億円以上

70百万円

3.0ヶ月

 

(注)連結当期純利益を基に、第121期(2023年4月1日~2024年3月31日)より適用しております。

(支給方式)

業績連動型報酬支給額=確定金額報酬×業績連動型報酬支給月数

 

 (ハ)監査等委員以外の各取締役の個人別の報酬等の内容が当該方針に沿うものであると取締役会が判断する理由

監査等委員以外の各取締役の報酬については、指名・報酬協議会が原案について決定方針との整合性を含めた多角的な検討を行い、取締役会も基本的にその答申を尊重し決定を行っていることから、決定方針に沿うものであると判断しております。

(b) (a) 以外の会社役員の報酬等の額又はその算定方法の決定方針に関する事項

(イ)当該方針の決定方法

監査等委員である取締役の報酬の決定方針については、取締役会にて決議しております。

(ロ)方針の概要

監査等委員である取締役の報酬については、月次で支給する確定金額報酬(基本報酬)のみとしております。

監査等委員である各取締役の報酬については2018年6月22日開催の第115回定時株主総会で決議された年額80百万円の限度額の範囲内において、監査等委員である取締役の協議によって決定しております。

 

② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

当事業年度(自2023年4月1日 至2024年3月31日)

 

役員区分

員数
(名)

報酬等の総額
(百万円)

 

確定金額報酬

業績連動型
報酬等

非金銭報酬等

 取締役(監査等委員を除く)
(社外取締役を除く) 

6

129

97

7

24

取締役(監査等委員)
(社外取締役を除く)

1

18

18

-

-

社外取締役

5

45

45

-

-

 

 

(注) 1.使用人兼務取締役はおりません。

 2.非金銭報酬等については、監査等委員である取締役以外の取締役(社外取締役を除く。)に当行の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、株主の皆様との一層の価値共有を進めることを目的として譲渡制限付株式を交付することとしております。

3.取締役(監査等委員である取締役を除く)の確定金額報酬限度額は、2018年6月22日開催の第115回定時株主総会において年額345百万円(うち社外取締役30百万円以内)と決議されております。当該株主総会終結時点の取締役(監査等委員を除く)の員数は13名(うち社外取締役は2名)です。

4.監査等委員である取締役以外の取締役(社外取締役を除く)の報酬について、2023年6月26日開催の第120回定時株主総会において、業績連動型報酬額は①(a)(ロ)に記載している表のとおり、譲渡制限付株式報酬は上記報酬枠(年額345百万円)の内枠で年額70百万円以内、かつ発行または処分される当行の普通株式の総数を年350,000株以内で、対象取締役の役位に応じ年次で支給することについて決議されております。当該株主総会終結時点の対象取締役の員数は4名であり、業績連動型報酬の支給基準となる当事業年度における連結当期純利益は5,252百万円となりました。

5.取締役(監査等委員)の金銭報酬の額については、2018年6月22日開催の第115回定時株主総会において、監査等委員である取締役の確定金額報酬限度額は年額80百万円と決議されております。また、当該定時株主総会終結時点の監査等委員である取締役の員数は6名(うち社外取締役は4名)です。

6.上表には、2023年6月26日開催の第120回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役(監査等委員である取締役を除く)2名を含んでおります。

 

③ 役員ごとの連結報酬等の総額

  連結報酬等の総額が1億円以上である役員が存在しないため、記載しておりません。

 

(5) 【株式の保有状況】

① 投資株式の区分の基準及び考え方

純投資目的の株式については、専ら株式の価値の変動または株式にかかる配当によって利益を受けることを目的として保有いたします。なお、純投資目的以外の目的である政策株式の保有目的を純投資目的に変更した場合は、上記保有目的を踏まえて、売却、追加購入、継続保有を状況に応じて判断しております。純投資目的以外の株式については、地域金融機関として取引先との安定的・長期的な取引関係の構築および事業戦略上の協力関係展開・強化などを踏まえ、当行の中長期的な企業価値向上に資すると判断される場合に保有いたします。保有に見合った価値が認められない場合には、投資先との十分な対話を行ったうえで縮減を進めます。

 

② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

  (a) 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証内容

  当行では政策保有する全ての上場株式について、毎年保有意義および経済合理性を検証し、検証結果を踏まえた投資先毎の保有の可否について取締役会で決議いたします。なお経済合理性の検証は、投資先のRORA(※)および株主資本利益率(ROE)について、当行の資本コストに応じた基準値を設定し実施しております。2024年5月14日開催の取締役会において2024年3月末基準で上場株式全銘柄を個別に検証し、全体の約91.2%が経済合理性の基準を充足しております。

 (※)RORA(Return On Risk-weighted Asset)(リスク調整後収益+受取配当金)÷リスクアセット

2022年度末においては、当行が政策保有する上場株式を65銘柄保有しておりましたが、保有している会社からの売却申し出対応等により、2023年度末の銘柄数は57銘柄に減少し、2024年3月末時点での政策保有株式(貸借対照表計上額)の対連結純資産比率は、約17.8%となっております。なお、長期経営計画「TX PLAN 2030」の計画期間中(2024年4月~2030年3月)に対連結純資産比率10%未満を目指してまいります。

 


 

  (b) 銘柄数及び貸借対照表計上額

 

銘柄数

(銘柄)

貸借対照表計上額の
合計額(百万円)

上場株式

57

34,947

非上場株式

109

1,742

 

 

(当事業年度において株式数が増加した銘柄)

 

銘柄数

(銘柄)

株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)

株式数の増加の理由

上場株式

-

-

-

非上場株式

1

0

会社新設分割による増加

 

 

(当事業年度において株式数が減少した銘柄)

 

銘柄数

(銘柄)

株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)

上場株式

10

919

非上場株式

3

36

 

(注)上記「銘柄数(銘柄)」には、当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更した銘柄を含んでおります。また、上記「株式数の減少に係る売却価額の合計額」には、売却により減少した銘柄の売却額のみ計上しております。

 

(c) 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報

(特定投資株式)

 

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由

当社の株
式の保有
の有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表計上額
(百万円)

貸借対照表計上額
(百万円)

日東紡績株式会社

905,243

905,243

福島市・郡山市に生産・開発拠点を有しており、地域の雇用創出に大きく貢献している。総合的な銀行取引を有しており、安定的・長期的な取引関係の維持・向上により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

5,404

1,824

株式会社千葉銀行

2,044,000

2,044,000

TSUBASAアライアンスを通じた収益力の強化・コスト削減を図る連携関係あり。同行グループとの事業戦略上の協力関係展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

2,578

1,747

イオン株式会社

696,000

696,000

同社グループは福島県内に複数店舗を展開し、地域の雇用創出に大きく貢献している。総合的な銀行取引を有しており、安定的・長期的な取引関係の維持・向上により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

2,502

1,785

東京海上ホールディングス株式会社

481,800

481,800

保険業務や確定拠出年金業務における連携、地方創生・SGDs分野における先進的な知見の活用等、事業戦略上の協力関係展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。


 (注3)

2,265

1,227

株式会社クレハ

638,022

212,674

いわき市に生産拠点を有しており、地域の雇用創出に大きく貢献している。総合的な銀行取引を有しており、安定的・長期的な取引関係の維持・向上により、当行の企業価値向上を図る為に保有。同社は、2024年1月1日付で株式分割を行ったことにより、株式数が増加。

1,733

1,797

信越化学工業株式会社

259,500

51,900

西郷村に生産拠点を有しており、地域の雇用創出に大きく貢献している。総合的な銀行取引を有しており、安定的・長期的な取引関係の維持・向上により、当行の企業価値向上を図る為に保有。同社は、2023年4月1日付で株式分割を行ったことにより、株式数が増加。

1,708

1,109

 

 

 

銘柄

当事業年度

前事業年度

 

保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由

当社の株
式の保有
の有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表計上額(百万円)

貸借対照表計上額(百万円)

株式会社アルプス技研

589,529

589,529

郡山市に主要な営業拠点を有しており、総合的な銀行取引の維持・強化によって、当行の安定的・長期的な企業価値向上を図る為に保有。

1,632

1,487

東北電力株式会社

1,289,300

2,148,700

仙台市に本社を置く東北地区の中核企業であり、地域経済の発展に大きく貢献している。各種情報交換や銀行取引拡大等による安定的・長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有。

1,542

1,415

住友不動産株式会社

250,000

250,000

福島県内に複数の営業拠点を有しており、総合的な銀行取引の維持・強化によって、当行の安定的・長期的な企業価値向上を図る為に保有。

1,449

745

東日本旅客鉄道株式会社

135,000

135,000

福島県全域に鉄道網を持ち、地域の雇用創出に大きく貢献している。総合的な銀行取引を有しており、安定的・長期的な取引関係の維持・向上により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

1,182

990

野村ホールディングス株式会社

1,143,440

1,143,440

2023年8月に金融商品仲介業務における包括的業務提携に関する基本合意書を締結。同社グループとの事業戦略上の協力関係展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

1,117

582

株式会社九州フィナンシャルグループ

919,080

919,080

営業基盤が異なる地域金融機関として、事業戦略上の協力関係の展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。


 (注3)

1,049

438

株式会社セブン&アイ・ホールディングス

468,822

156,274

同社グループの株式会社ヨークベニマルは郡山市に本社を置く福島県の中核企業であり、地域の経済発展に大きく貢献している。各種情報交換や銀行取引拡大等による安定的・長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有。同社は、2024年3月1日付で株式分割を行ったことにより、株式数が増加。


 (注3)

1,034

933

株式会社いよぎんホールディングス

731,000

731,000

TSUBASAアライアンスを通じた収益力の強化・コスト削減を図る連携関係あり。同行グループとの事業戦略上の協力関係展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。


 (注3)

857

549

株式会社第四北越フィナンシャルグループ

189,940

189,940

TSUBASAアライアンスを通じた収益力の強化・コスト削減を図る連携関係あり。同行グループとの事業戦略上の協力関係展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。


 (注3)

847

548

株式会社ふくおかフィナンシャルグループ

200,368

200,368

営業基盤が異なる地域金融機関として、事業戦略上の協力関係の展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。


 (注3)

810

510

 

 

 

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由

当社の株
式の保有
の有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表計上額(百万円)

貸借対照表計上額(百万円)

株式会社大和証券グループ本社

660,000

660,000

証券業務や投融資における情報提供・業務上の連携や先進的な知見の活用等、事業戦略上の協力関係展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

759

409

あすか製薬ホールディングス株式会社

290,000

290,000

いわき市に生産拠点を有しており、総合的な銀行取引の維持・強化によって、当行の安定的・長期的な企業価値向上を図る為に保有。


 (注3)

643

344

株式会社幸楽苑ホールディングス

401,360

401,360

郡山市に本社を置く福島県の中核企業であり、地域の経済発展に大きく貢献している。各種情報交換や銀行取引拡大等による安定的・長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有。

559

417

保土谷化学工業株式会社

148,399

148,399

郡山市に生産拠点を有しており、地域の雇用創出に大きく貢献している。総合的な銀行取引を有しており、安定的・長期的な取引関係の維持・向上により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

541

446

株式会社武蔵野銀行

172,400

172,400

TSUBASAアライアンスを通じた収益力の強化・コスト削減を図る連携関係あり。同行グループとの事業戦略上の協力関係展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

508

383

大王製紙株式会社

300,000

300,000

いわき市に生産拠点を有しており、地域の雇用創出に大きく貢献している。総合的な銀行取引を有しており、安定的・長期的な取引関係の維持・向上により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

348

310

株式会社岩手銀行

120,051

120,051

東北地方における地域金融システムの安定及び金融関連業務での連携関係にあり、事業戦略上の協力関係展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

309

254

サンケン電気株式会社

40,000

40,000

同社グループにて二本松市に生産拠点を有しており、地域の雇用創出に大きく貢献している。総合的な銀行取引を有しており、安定的・長期的な取引関係の維持・向上により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

268

422

株式会社プロクレアホールディングス

127,514

127,514

東北地方における地域金融システムの安定及び金融関連業務での連携関係にあり、事業戦略上の協力関係展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。


 (注3)

237

268

株式会社ケーズホールディングス

175,952

175,952

当行の営業基盤である水戸市に本社を置く茨城県の中核企業であり、各種情報交換や銀行取引拡大等による安定的・長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有。

235

204

 

 

 

 

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由

当社の株
式の保有
の有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表計上額(百万円)

貸借対照表計上額(百万円)

常磐興産株式会社

179,244

179,244

いわき市に本社を置く福島県の中核企業であり、地域の経済発展に大きく貢献している。各種情報交換や銀行取引拡大等による安定的・長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有。

221

226

株式会社山形銀行

186,345

186,345

東北地方における地域金融システムの安定及び金融関連業務での連携関係にあり、事業戦略上の協力関係展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

219

188

大同信号株式会社

419,356

419,356

浅川町に生産拠点を有しており、地域の雇用創出に大きく貢献している。総合的な銀行取引を有しており、安定的・長期的な取引関係の維持・向上により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

189

181

こころネット株式会社

175,000

175,000

福島市に本社を置く福島県の中核企業であり、地域の経済発展に大きく貢献している。各種情報交換や銀行取引拡大等による安定的・長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有。

186

173

株式会社アサカ理研

162,200

162,200

郡山市に本社を置く福島県の中核企業であり、地域の経済発展に大きく貢献している。各種情報交換や銀行取引拡大等による安定的・長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有。

175

233

株式会社セキュア

120,000

120,000

郡山市に営業拠点を有しており、総合的な銀行取引の維持・強化によって、当行の安定的・長期的な企業価値向上を図る為に保有。

171

131

株式会社大東銀行

196,595

196,595

福島県内の地域金融機関としてメールカーの共同運行や相続届の共同化等のコスト削減、利便性向上に向けた連携あり。事業戦略上の協力関係展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

151

126

ヒューリック株式会社

86,350

86,350

福島市に宿泊施設を有しており、総合的な銀行取引の維持・強化によって、当行の安定的・長期的な企業価値向上を図る為に保有。

135

93

サトウ食品株式会社

21,000

21,000

当行の営業基盤である新潟市に本社を置く新潟県の中核企業であり、各種情報交換や銀行取引拡大等による安定的・長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有。

130

104

堺化学工業株式会社

67,600

67,600

いわき市に生産拠点を有しており、地域の雇用創出に大きく貢献している。総合的な銀行取引を有しており、安定的・長期的な取引関係の維持・向上により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

130

119

 

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由

当社の株
式の保有
の有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表計上額(百万円)

貸借対照表計上額(百万円)

株式会社朝日ラバー

207,400

207,400

白河市に生産拠点を有しており、総合的な銀行取引の維持・強化によって、当行の安定的・長期的な企業価値向上を図る為に保有。

115

111

株式会社清水銀行

71,000

71,000

営業基盤が異なる地域金融機関として、事業戦略上の協力関係の展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

114

103

株式会社南都銀行

31,000

31,000

営業基盤が異なる地域金融機関として、事業戦略上の協力関係の展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

95

72

株式会社ハニーズホールディングス

51,430

51,430

いわき市に本社を置く福島県の中核企業であり、地域の経済発展に大きく貢献している。各種情報交換や銀行取引拡大等による安定的・長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有。

91

85

カメイ株式会社

36,300

36,300

仙台市に本社を置く東北地区の中核企業であり、地域の経済発展に大きく貢献している。各種情報交換や銀行取引拡大等による安定的・長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有。

77

53

株式会社TBK

188,500

188,500

玉川村に生産拠点を有しており、総合的な銀行取引の維持・強化によって、当行の安定的・長期的な企業価値向上を図る為に保有。

71

52

株式会社エイチワン

100,000

100,000

郡山市に生産拠点を有しており、総合的な銀行取引の維持・強化によって、当行の安定的・長期的な企業価値向上を図る為に保有。

70

63

ゼビオホールディングス株式会社

63,882

63,882

郡山市に本社を置く福島県の中核企業であり、地域の経済発展に大きく貢献している。各種情報交換や銀行取引拡大等による安定的・長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有。

63

67

株式会社福島銀行

206,340

206,340

福島県内の地域金融機関としてメールカーの共同運行や相続届の共同化等のコスト削減、利便性向上に向けた連携あり。事業戦略上の協力関係展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

63

47

藤井産業株式会社

22,000

22,000

当行の営業基盤である宇都宮市に本社を置く栃木県の中核企業であり、各種情報交換や銀行取引拡大等による安定的・長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有。

59

31

日本化学工業株式会社

20,000

20,000

郡山市・三春町に生産拠点を有しており、総合的な銀行取引の維持・強化によって、当行の安定的・長期的な企業価値向上を図る為に保有。

49

39

 

 

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由

当社の株
式の保有
の有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表計上額(百万円)

貸借対照表計上額(百万円)

リケンNPR株式会社
(注4)

13,670

-

同社グループは川俣町に生産拠点を有しており、地域の雇用創出に大きく貢献している。総合的な銀行取引を有しており、安定的・長期的な取引関係の維持・向上により、当行の企業価値向上を図る為に保有。同社は、親会社設立による株式移転で割当交付があったため株式数が増加。

42

-

株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス

30,000

30,000

同社グループは福島内6カ所に営業拠点を有しており、総合的な銀行取引の維持・強化によって、当行の安定的・長期的な企業価値向上を図る為に保有。

37

26

日本製紙株式会社

25,000

25,000

いわき市に生産拠点を有しており、総合的な銀行取引の維持・強化によって、当行の安定的・長期的な企業価値向上を図る為に保有。

29

25

三菱製鋼株式会社

20,000

20,000

会津若松市に生産拠点を有しており、総合的な銀行取引の維持・強化によって、当行の安定的・長期的な企業価値向上を図る為に保有。

29

23

ケミプロ化成株式会社

59,000

59,000

田村市に生産拠点を有しており、総合的な銀行取引の維持・強化によって、当行の安定的・長期的な企業価値向上を図る為に保有。

27

17

三菱製紙株式会社

30,953

*

西郷村に事業所を有しており、総合的な銀行取引の維持・強化によって、当行の安定的・長期的な企業価値向上を図る為に保有。

18

*

JUKI株式会社

25,600

*

同社グループは喜多方市に生産拠点を有しており、地域の雇用創出に大きく貢献している。総合的な銀行取引を有しており、安定的・長期的な取引関係の維持・向上により、当行の企業価値向上を図る為に保有。

15

*

第一生命ホールディングス株式会社

3,900

7,700

保険業務における連携、先進的な知見の活用等、事業戦略上の協力関係展開・強化により、当行の企業価値向上を図る為に保有。


 (注3)

15

18

株式会社ニラク・ジー・シー・ホールディングス

2,664,000

*

郡山市に本社を置く福島県の中核企業であり、地域の経済発展に大きく貢献している。各種情報交換や銀行取引拡大等による安定的・長期的な取引関係の維持・向上を目的として保有。

12

*

 

 

 

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由

当社の株
式の保有
の有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表計上額(百万円)

貸借対照表計上額(百万円)

株式会社菊池製作所

22,100

*

飯舘村、福島市等に主要な生産拠点および研究所を有しており、総合的な銀行取引の維持・強化によって、当行の安定的・長期的な企業価値向上を図る為に保有。

8

*

株式会社滋賀銀行

86,400

231

株式会社秋田銀行

123,455

217

株式会社阿波銀行

76,800

149

株式会社山梨中央銀行

124,000

141

株式会社佐賀銀行

80,100

129

TOPPANホールディングス株式会社

16,000

42

三井住友トラスト・ホールディングス株式会社

7,822

35

日本ピストンリング株式会社

13,402

17

 

(注)1.定量的な保有効果は、お客さま情報など個別取引の秘密保持の観点から記載することが困難なため、記載を省略しております。保有の合理性は、投資先のRORA(※)及び株主資本利益率(ROE)について、当行の資本コストに応じた基準値を設定し実施しております。なお、2024年3月末基準で上場株式全銘柄を個別に検証した結果、全体の約91%が経済合理性の基準を充足しております。

   2.「-」は、当該銘柄を純投資目的以外の目的では保有していないことを示しております。「*」は、当該銘柄の貸借対照表計上額が当行の資本金額の100分の1以下であり、かつ貸借対照表計上額の大きい順の60銘柄に該当しないために記載を省略していることを示しております。

   3.保有先企業は当行の株式を保有しておりませんが、同社子会社が当行の株式を保有しています。

   4.日本ピストンリング株式会社は、株式移転により2023年10月2日付で親会社となるリケンNPR株式会社を設立しております。

 

 

(みなし保有株式)

 該当事項はありません。

 

③ 保有目的が純投資目的である投資株式

 

区分

当事業年度

前事業年度

銘柄数
(銘柄)

貸借対照表計
上額の合計額
(百万円)

銘柄数
(銘柄)

貸借対照表計
上額の合計額
(百万円)

上場株式

57

7,672

40

4,461

非上場株式

 

 

区分

当事業年度

受取配当金の
合計額(百万円)

売却損益の
合計額(百万円)

評価損益の
合計額(百万円)

上場株式

121

3

2,471

非上場株式

 

 

④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの

該当事項はありません。

 

⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの

銘柄

株式数(株)

貸借対照表計上額(百万円)

TOPPANホールディングス株式会社

16,000

62

三井住友トラスト・ホールディングス株式会社

15,644

51

株式会社秋田銀行

123,455

260

株式会社山梨中央銀行

124,000

233

株式会社滋賀銀行

86,400

362

株式会社佐賀銀行

80,100

171