当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の回復等により景気の回復基調が続きました。一方で、中東情勢の悪化やウクライナ侵攻の長期化など地政学上のリスクの影響や各国の金融引き締め等に伴う景気後退懸念などにより、経済の減速も懸念される状況にあります。
当社グループが主に事業展開している小売業界等においても、物価上昇に伴う消費行動の変化や、原材料費・物流費・光熱費・人件費等のコスト上昇等の影響を受けて、先行き不透明な経営環境が継続しております。
このような環境の中で、当社グループは、2021年4月に公表した「第3次中期経営計画~ずっと大好きや!!コーナン~これからもあなたにぴったり」の計画達成に向け各種施策に取り組んでおります。
店舗拡充の分野では、当第1四半期連結累計期間においてグループ全体で8店舗の出店を実施しました。これにより、当第1四半期連結会計期間末の当社グループの店舗数は603店舗となりました。
なお、KOHNAN VIETNAM CO., LTD.の第1四半期累計期間は、2024年1月1日から2024年3月31日であるため、当第1四半期連結会計期間末現在の店舗数は、2024年3月31日現在の店舗数を表示しております。
店舗数の増減(単位:店)
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前期末 店舗数 |
出店 |
閉店 |
当第1四半期 連結会計期間末 店舗数 |
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コーナン商事株式会社 |
470 |
8 |
- |
478 |
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株式会社建デポ (うち、FC店) |
80 (3) |
- (-) |
- (-) |
80 (3) |
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株式会社ホームインプルーブメントひろせ |
32 |
- |
- |
32 |
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国内計 (うち、FC店) |
582 (3) |
8 (-) |
- (-) |
590 (3) |
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KOHNAN VIETNAM CO., LTD. |
13 |
- |
- |
13 |
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合計 (うち、FC店) |
595 (3) |
8 (-) |
- (-) |
603 (3) |
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の営業収益は125,505百万円(前年同四半期比9.1%増)、売上総利益は45,224百万円(前年同四半期比6.3%増)、販売費及び一般管理費は41,557百万円(前年同四半期比8.3%増)、営業利益は7,827百万円(前年同四半期比4.5%減)、経常利益は7,290百万円(前年同四半期比5.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,764百万円(前年同四半期比13.7%減)となりました。
②財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末より16,335百万円増加し、474,892百万円となりました。売掛金が4,681百万円、商品及び製品が8,042百万円、有形固定資産が2,919百万円増加したことなどによります。
負債総額は前連結会計年度末より14,303百万円増加し、315,603百万円となりました。買掛金が9,624百万円、長期借入金が15,883百万円増加し、短期借入金が11,070百万円減少したことなどによります。
当第1四半期連結会計期間末の純資産は159,289百万円で、自己資本比率は33.5%となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
該当事項はありません。