2【財務諸表等】

(1)【財務諸表】

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

49,541,166

42,723,676

受取手形

214,633

207,803

売掛金

※2 7,376,780

※2 8,311,338

有価証券

1,500,000

商品及び製品

2,582,426

2,893,991

仕掛品

899,713

1,025,651

原材料及び貯蔵品

3,346,495

4,570,551

前渡金

※2 598,884

※2 591,097

前払費用

76,561

99,475

関係会社短期貸付金

893,197

612,024

未収入金

※2 2,341

※2 4,872

その他

※2 28,691

※2 191,775

貸倒引当金

1,082

1,082

流動資産合計

67,059,811

61,231,175

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

4,449,546

4,418,947

構築物

169,198

148,884

機械及び装置

2,182,124

2,134,455

船舶

174

130

車両運搬具

31,297

51,420

工具、器具及び備品

123,835

129,362

土地

4,046,825

4,046,825

リース資産

33,949

27,408

建設仮勘定

61,492

82,389

有形固定資産合計

11,098,443

11,039,824

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

48,606

39,886

電話加入権

7,139

7,139

無形固定資産合計

55,745

47,025

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

11,950,066

20,939,288

関係会社株式

12,051,326

12,051,326

関係会社出資金

1,089,147

1,147,464

従業員長期貸付金

5,874

7,126

関係会社長期貸付金

3,623,803

3,082,667

長期前払費用

49,790

18,190

投資不動産

※1 148,088

※1 148,030

保険積立金

237,582

236,731

その他

38,094

38,114

貸倒引当金

63,129

36,129

投資その他の資産合計

29,130,646

37,632,811

固定資産合計

40,284,835

48,719,661

資産合計

107,344,646

109,950,836

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形

672,960

641,748

買掛金

※2 2,810,194

※2 3,356,439

電子記録債務

633,831

858,986

リース債務

7,190

6,910

未払金

1,134,902

1,275,072

未払費用

242,728

223,247

未払法人税等

1,173,985

788,632

未払消費税等

142,177

預り金

58,755

61,717

賞与引当金

270,066

281,832

役員賞与引当金

60,100

81,700

その他

※2 102,276

※2 87,360

流動負債合計

7,309,170

7,663,648

固定負債

 

 

リース債務

30,148

23,238

繰延税金負債

1,396,540

1,572,401

退職給付引当金

1,373,511

1,398,166

役員退職慰労引当金

90,482

100,372

固定負債合計

2,890,682

3,094,179

負債合計

10,199,853

10,757,828

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

7,095,096

7,095,096

資本剰余金

 

 

資本準備金

7,833,869

7,833,869

その他資本剰余金

124,070

124,070

資本剰余金合計

7,957,939

7,957,939

利益剰余金

 

 

利益準備金

441,000

441,000

その他利益剰余金

 

 

特別償却準備金

60,289

37,724

別途積立金

7,820,000

7,820,000

繰越利益剰余金

71,098,484

72,776,016

利益剰余金合計

79,419,773

81,074,741

自己株式

2,040,815

2,041,864

株主資本合計

92,431,993

94,085,911

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

4,712,799

5,107,096

評価・換算差額等合計

4,712,799

5,107,096

純資産合計

97,144,793

99,193,008

負債純資産合計

107,344,646

109,950,836

 

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

 

 

製品売上高

39,397,258

41,883,418

商品売上高

678,433

804,494

売上高合計

※1 40,075,692

※1 42,687,912

売上原価

※1 26,726,279

※1 30,963,796

売上総利益

13,349,413

11,724,116

販売費及び一般管理費

※1,※2 5,798,325

※1,※2 6,010,097

営業利益

7,551,087

5,714,018

営業外収益

 

 

受取利息

※1 12,761

※1 8,652

受取配当金

※1 404,014

※1 503,547

有価証券利息

8,397

26,658

受取家賃

※1 29,277

※1 31,330

為替差益

314,288

138,767

貸倒引当金戻入額

27,000

その他

108,303

50,499

営業外収益合計

877,042

786,456

営業外費用

 

 

賃貸収入原価

3,692

固定資産除却損

7,265

貸倒引当金繰入額

63,000

その他

4,434

999

営業外費用合計

71,127

8,265

経常利益

8,357,002

6,492,209

特別利益

 

 

固定資産売却益

17,559

投資有価証券売却益

38,164

関係会社出資金売却益

88,376

特別利益合計

17,559

126,540

特別損失

 

 

役員退職慰労金

186,396

固定資産除却損

17,512

特別損失合計

203,908

税引前当期純利益

8,170,654

6,618,750

法人税、住民税及び事業税

2,290,000

1,898,709

法人税等調整額

38,889

7,520

法人税等合計

2,328,889

1,906,229

当期純利益

5,841,764

4,712,520

 

【製造原価明細書】

 

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

区分

注記

番号

金額(千円)

構成比

(%)

金額(千円)

構成比

(%)

Ⅰ.材料費

 

16,414,887

61.4

19,733,940

63.9

Ⅱ.労務費

 

3,727,093

14.0

3,991,903

12.9

Ⅲ.経費

※1

6,583,292

24.6

7,169,358

23.2

当期総製造費用

 

26,725,273

100.0

30,895,201

100.0

期首仕掛品棚卸高

 

774,240

 

899,713

 

合計

 

27,499,514

 

31,794,915

 

差引:期末仕掛品棚卸高

 

899,713

 

1,025,651

 

差引:他勘定振替高

※2

62,457

 

76,163

 

当期製品製造原価

 

26,537,343

 

30,693,100

 

 

 

 

 

 

 

原価計算の方法

 実際原価に基づくロット別個別原価計算によっております。

 

 (注)※1.主な内訳は次のとおりであります。

項目

前事業年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

減価償却費(千円)

884,162

902,392

外注加工費(千円)

159,776

165,050

 

※2.他勘定振替高の内訳は次のとおりであります。

項目

前事業年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

広告宣伝費(千円)

49,717

52,423

研究開発費(千円)

12,739

23,740

合計(千円)

62,457

76,163

 

 

③【株主資本等変動計算書】

前事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

特別償却準備金

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

7,095,096

7,833,869

7,833,869

441,000

67,968

7,820,000

67,700,581

76,029,550

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

 

 

 

 

777

777

会計方針の変更を反映した当期首残高

7,095,096

7,833,869

7,833,869

441,000

67,968

7,820,000

67,699,804

76,028,772

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特別償却準備金の繰入

 

 

 

 

 

14,030

 

14,030

特別償却準備金の取崩

 

 

 

 

 

21,709

 

21,709

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

 

2,450,763

2,450,763

当期純利益

 

 

 

 

 

 

 

5,841,764

5,841,764

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己株式の処分

 

 

124,070

124,070

 

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

124,070

124,070

7,679

3,398,680

3,391,000

当期末残高

7,095,096

7,833,869

124,070

7,957,939

441,000

60,289

7,820,000

71,098,484

79,419,773

 

 

 

 

 

 

 

 

株主資本

評価・換算差額等

純資産合計

 

自己株式

株主資本合計

その他有価証券評価差額金

評価・換算差額等合計

当期首残高

2,100,667

88,857,847

4,298,161

4,298,161

93,156,009

会計方針の変更による累積的影響額

 

777

 

 

777

会計方針の変更を反映した当期首残高

2,100,667

88,857,070

4,298,161

4,298,161

93,155,231

当期変動額

 

 

 

 

 

特別償却準備金の繰入

 

 

 

特別償却準備金の取崩

 

 

 

剰余金の配当

 

2,450,763

 

 

2,450,763

当期純利益

 

5,841,764

 

 

5,841,764

自己株式の取得

2,738

2,738

 

 

2,738

自己株式の処分

62,589

186,660

 

 

186,660

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

414,638

414,638

414,638

当期変動額合計

59,851

3,574,922

414,638

414,638

3,989,561

当期末残高

2,040,815

92,431,993

4,712,799

4,712,799

97,144,793

 

当事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

特別償却準備金

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

7,095,096

7,833,869

124,070

7,957,939

441,000

60,289

7,820,000

71,098,484

79,419,773

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会計方針の変更を反映した当期首残高

7,095,096

7,833,869

124,070

7,957,939

441,000

60,289

7,820,000

71,098,484

79,419,773

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特別償却準備金の繰入

 

 

 

 

 

 

特別償却準備金の取崩

 

 

 

 

 

22,565

 

22,565

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

 

3,057,552

3,057,552

当期純利益

 

 

 

 

 

 

 

4,712,520

4,712,520

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

22,565

1,677,532

1,654,967

当期末残高

7,095,096

7,833,869

124,070

7,957,939

441,000

37,724

7,820,000

72,776,016

81,074,741

 

 

 

 

 

 

 

 

株主資本

評価・換算差額等

純資産合計

 

自己株式

株主資本合計

その他有価証券評価差額金

評価・換算差額等合計

当期首残高

2,040,815

92,431,993

4,712,799

4,712,799

97,144,793

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

 

 

会計方針の変更を反映した当期首残高

2,040,815

92,431,993

4,712,799

4,712,799

97,144,793

当期変動額

 

 

 

 

 

特別償却準備金の繰入

 

 

 

特別償却準備金の取崩

 

 

 

剰余金の配当

 

3,057,552

 

 

3,057,552

当期純利益

 

4,712,520

 

 

4,712,520

自己株式の取得

1,049

1,049

 

 

1,049

自己株式の処分

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

394,297

394,297

394,297

当期変動額合計

1,049

1,653,918

394,297

394,297

2,048,215

当期末残高

2,041,864

94,085,911

5,107,096

5,107,096

99,193,008

 

【注記事項】
(重要な会計方針)

1.有価証券の評価基準及び評価方法

(1)満期保有目的の債券

償却原価法(定額法)

(2)子会社株式及び関連会社株式

移動平均法による原価法

(3)その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

 時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

市場価格のない株式等

 移動平均法による原価法

 

2.デリバティブ等の評価基準及び評価方法

(1)デリバティブ

  時価法

 

3.棚卸資産の評価基準及び評価方法

(1)商品  個別法による原価法

(2)製品  個別法による原価法

(3)原材料 移動平均法による原価法

(4)仕掛品 個別法による原価法

(5)貯蔵品 最終仕入原価法による原価法

(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

 

4.固定資産の減価償却の方法

(1)有形固定資産(リース資産を除く)

定率法

 ただし、1998年4月1日以降取得し、又は事業の用に供した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

 なお、取得価額が10万円以上20万円未満の少額減価償却資産については、3年均等償却によっております。

 主な耐用年数は次のとおりであります。

建物         7年~50年

機械及び装置     2年~10年

(2)無形固定資産(リース資産を除く)

定額法

 ソフトウエア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法

(3)リース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

(4)長期前払費用

定額法

(5)投資不動産

定率法

 

5.外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準

 外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。

 

6.引当金の計上基準

(1)貸倒引当金

 債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

(2)賞与引当金

 従業員の賞与支給に備えるため、支給見込額に基づき計上しております。

(3)役員賞与引当金

 役員の賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当事業年度に負担すべき額を計上しております。

(4)退職給付引当金

 従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。

①退職給付見込額の期間帰属方法

  退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

  過去勤務費用については、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により費用処理しております。

  数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により按分した額を、それぞれの発生の翌事業年度から費用処理しております。

③小規模企業等における簡便法の採用

  当社の準社員について、退職給付引当金及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を採用しております。

(5)役員退職慰労引当金

 役員の退職慰労金の支出に備えて、役員の退職慰労金等に関する内規に基づく期末要支給額を計上しております。

 

7 収益及び費用の計上基準

 当社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。

 当社は、天然調味料の製造・販売及び関連商品の販売を主な事業としております。このような製品又は商品の販売については、引渡時点において顧客が当該製品又は商品に対する支配を獲得し、履行義務が充足されると判断していることから、顧客に製品又は商品をそれぞれ引き渡した時点で収益を認識しておりますが、製品又は商品の国内の販売において、出荷時から当該製品又は商品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には、重要性等に関する代替的な取扱いを適用し、出荷時に収益を認識しております。なお、商品の販売のうち、当社が代理人に該当すると判断したものについては、他の当事者が提供する商品と交換に受け取る額から当該他の当事者に支払う額を控除した純額を収益として認識しております。

 

 

8.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

(1) 退職給付に係る会計処理

 退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。

 

 

(重要な会計上の見積り)

1.関係会社株式、関係会社出資金の評価

(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

 

(単位:千円)

 

前事業年度

当事業年度

関係会社株式

12,051,326

12,051,326

関係会社出資金

1,089,147

1,147,464

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 貸借対照表に計上している関係会社株式・関係会社出資金には、連結子会社であるPT .Ariake Europe Indonesiaの株式232,598千円が含まれております

 当社は関係会社に対する投資の評価に当たり市場価格のない株式等である関係会社株式及び関係会社出資金については毎年各関係会社の財政状態を把握し当該株式及び出資金の発行会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下したときは相当の減額を行い評価差額は当期の損失として処理することとしておりますしかし事業計画に基づき実質価額の回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合には相当の減額はしないこととしております

 PT .Ariake Europe Indonesiaは開業後の2019年12月期まで営業活動から生ずる損益が継続してマイナスとなっていたことからその株式の実質価額は著しく低下しておりますが同社の事業計画に基づき実質価額の回復可能性を検討した結果減損処理は不要と判断しております

 回復可能性の検討に当たっては、慎重に検討しておりますが、将来の経済情勢や取引先の市場動向等といった経営環境の影響を受け、予測不能な事態により関係会社の経営環境が著しく変化した場合には、翌事業年度以降の財務諸表において関係会社株式及び関係会社出資金の金額に重要な影響を与える可能性があります。

 なお、新型コロナウイルス感染症の拡大は、経済や企業活動に広範な影響を与える事象であり、現時点で当社に及ぼす影響及び当感染症の収束時期を明確に予測することは困難ですが、翌事業年度(2024年3月期)の一定期間にわたり当感染症の影響が継続するという仮定に基づいて、当事業年度(2023年3月期)の関係会社への投資の評価等に関する会計上の見積りを行っております。

 

2.棚卸資産の評価

(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額

                           (単位:千円)

 

前事業年度

当事業年度

商品及び製品

2,582,426

2,893,991

仕掛品

899,713

1,025,651

原材料及び貯蔵品

3,346,495

4,570,551

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

  (1)の金額の算出方法は、連結財務諸表「注記事項(重要な会計上の見積り)アリアケジャパン株式会社の棚卸資産の評価」の内容と同一であります。

 

(表示方法の変更)

(貸借対照表関係)

 前事業年度において、「流動負債」の「支払手形」に含めていた「電子記録債務」は、金額的重要性が増したため、当事業年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。

 この結果、前事業年度の貸借対照表において、「流動負債」の「支払手形」に表示していた1,306,792千円は、「支払手形」672,960千円、「電子記録債務」633,831千円として組み替えております。

 

(貸借対照表関係)

※1 投資不動産の減価償却累計額

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

投資不動産の減価償却累計額

108,436千円

27,607千円

 

 ※2 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

短期金銭債権

416,058千円

322,574千円

短期金銭債務

89,937

118,785

 

 

3 偶発債務

 次の関係会社等について、金融機関からの借入に対し債務保証を行っております。

(1)債務保証

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

アリアケファーム㈱(借入債務)

150,000千円

アリアケファーム㈱(借入債務)

150,000千円

150,000千円

150,000千円

 

(損益計算書関係)

※1 関係会社との取引高

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

  至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

  至 2023年3月31日)

営業取引による取引高

 

 

  売上高

37,371千円

51,276千円

  営業費用

3,358,308

4,424,476

営業取引以外の取引による取引高

291,821

355,104

 

※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合は次のとおりであります。

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

  至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

  至 2023年3月31日)

荷造運搬費

2,804,709千円

2,931,430千円

給料

585,178

567,944

減価償却費

53,959

52,691

賞与引当金繰入額

56,362

55,834

役員賞与引当金繰入額

60,100

81,700

退職給付費用

49,742

48,091

役員退職慰労引当金繰入額

12,948

9,890

 

 

 

 

販売費に属する費用

60%

61%

一般管理費に属する費用

40%

39%

 

 

(有価証券関係)

関係会社株式及び関係会社出資金

 前事業年度(2022年3月31日)

  市場価格のない株式等の貸借対照表計上額

区分

前事業年度(千円)

関係会社株式

関係会社出資金

12,051,326

1,089,147

 

 

 当事業年度(2023年3月31日)

  市場価格のない株式等の貸借対照表計上額

区分

当事業年度(千円)

関係会社株式

関係会社出資金

12,051,326

1,147,464

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前事業年度

(2022年3月31日)

 

 

当事業年度

(2023年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

未払事業税

76,581千円

 

53,567千円

賞与引当金

80,803

 

84,324

退職給付引当金

410,954

 

418,331

役員退職慰労引当金

27,072

 

30,031

貸倒引当金

19,211

 

11,133

ゴルフ会員権評価損

8,270

 

8,270

その他

18,390

 

18,472

繰延税金資産合計

641,285

 

624,131

繰延税金負債

 

 

 

特別償却準備金

△25,739

 

△16,106

その他有価証券評価差額金

△2,012,085

 

△2,180,427

繰延税金負債合計

△2,037,825

 

△2,196,533

繰延税金負債の純額

△1,396,540

 

△1,572,401

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

当事業年度において、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。また前事業年度についても、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。

 

(企業結合等関係)

該当事項はありません。

 

 

(収益認識関係)

 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は連結財務諸表注記事項(収益認識関係)に同一の内容を記載しているため注記を省略しております

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。

 

 

 

 

④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】

(単位:千円)

 

区分

資産の種類

当期首残高

当期増加額

当期減少額

当期償却額

当期末残高

減価償却累計額

有形固定資産

建物

4,449,546

276,978

647

306,929

4,418,947

9,669,505

 

構築物

169,198

2,260

22,573

148,884

1,131,909

 

機械及び装置

2,182,124

507,650

3,743

551,575

2,134,455

18,151,339

 

船舶

174

0

43

130

16,197

 

車両運搬具

31,297

43,551

382

23,045

51,420

203,535

 

工具、器具及び備品

123,835

58,209

180

52,501

129,362

818,370

 

土地

4,046,825

4,046,825

 

リース資産

33,949

6,541

27,408

65,885

 

建設仮勘定

61,492

881,398

860,501

82,389

 

11,098,443

1,770,048

865,455

963,210

11,039,824

30,056,743

無形固定資産

ソフトウエア

48,606

8,530

17,250

39,886

213,439

 

電話加入権

7,139

7,139

 

55,745

8,530

17,250

47,025

213,439

投資その他の資産

投資不動産

148,088

58

148,030

27,607

 (注)1.当期増加額の主な内容は次のとおりであります。

有形固定資産・・機械及び装置    九州第2工場の生産設備の維持更新等   507,650千円

        建設仮勘定     九州第2工場の生産設備の維持更新等   881,398千円

2.当期減少額の主な内容は次のとおりであります。

有形固定資産・・建設仮勘定     稼動に伴う本勘定への振替        860,501千円

 

 

【引当金明細表】

(単位:千円)

 

科目

当期首残高

当期増加額

当期減少額

当期末残高

貸倒引当金

64,211

37,211

64,211

37,211

賞与引当金

270,066

281,832

270,066

281,832

役員賞与引当金

60,100

81,700

60,100

81,700

役員退職慰労引当金

90,482

9,890

100,372

 

 

(2)【主な資産及び負債の内容】

連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

 

(3)【その他】

 該当事項はありません。