当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に移行されたことで、経済活動の正常化が進み景気は持ち直しつつあるものの、ロシア・ウクライナ情勢の長期化による資源・エネルギー価格の高騰や、それに伴う物価上昇などの要因により、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
かかる情勢の下での当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態及び経営成績は、以下のとおりです。
a.財政状態
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ645百万円増加し、27,657百万円となりました。主な要因は、投資有価証券及び関係会社株式の増加などによります。
また、負債は、前連結会計年度末に比べ、6百万円増加し、12,116百万円となりました。主な要因は、短期借入金の増加などによります。
この結果、純資産は前連結会計年度末に比べ639百万円増加し、15,541百万円となりました。
b.経営成績
当第1四半期連結累計期間において、売上高は1,557百万円と前年同四半期に比べ45百万円(2.8%)減少しました。営業利益は164百万円と前年同四半期に比べ15百万円(8.8%)減少し、経常利益は326百万円と前年同四半期に比べ82百万円(20.2%)減少、親会社株主に帰属する四半期純利益は184百万円と前年同四半期に比べ3百万円(1.7%)の減少となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
イ.製造供給事業
本事業においては、プリント基板等の受注が減少したことなどにより、売上高は437百万円と前年同四半期に比べ18百万円減少し、セグメント損失は25百万円(前年同四半期セグメント損失0百万円)となりました。
ロ.住宅関連事業
本事業においては、前期のマンション売却が今期はなかったことなどにより、売上高は1,107百万円と前年同四半期に比べ23百万円の減少となりました。セグメント利益は、158百万円と前年同四半期に比べ8百万円の増加となりました。
ハ.投資・流通サービス事業
本事業においては、売上高は81百万円、セグメント利益は30百万円と共に前年同四半期並みの水準となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。