当社の連結子会社であるニシカワ・シーリング・システムズ・メキシコ S.A. DE C.V.(以下、「NSM」)の2023年12月期決算について、現地法定会計監査人であるBaker Tilly Mexico, S.C.の監査手続を受けている過程で、棚卸資産の計算等に疑義があることが生じたため、当社及びNSMで過年度に遡り調査を行った結果、NSMの2021年12月期から棚卸資産の計上額が誤っていることが判明しました。また、他の連結子会社についても同様の疑義の有無を調査したところ、一部の連結子会社においても、2021年12月期から棚卸資産の計上額が誤っていることが判明しました。このため、当社は、過去に提出済みの有価証券報告書等に記載されております連結財務諸表及び財務諸表並びに四半期連結財務諸表等で対象となる部分について、訂正することといたしました。さらに過年度において重要性の観点から訂正を行っていなかった事項の訂正も併せて行っております。
これらの決算訂正により、2023年11月9日に提出いたしました第75期第2四半期(自 2023年7月1日 至 2023年9月30日)四半期報告書の記載事項の一部に訂正すべき事項がありましたので、これを訂正するため金融商品取引法第24条の4の7第4項の規定に基づき、四半期報告書の訂正報告書を提出するものであります。
また、当社は調査結果を確認した結果、本件事案の期間損益に与える影響は軽微であると判断し、2022年3月期の有価証券報告書について訂正報告書を提出しておりません。
なお、訂正後の四半期連結財務諸表については、有限責任 あずさ監査法人により四半期レビューを受けており、その四半期レビュー報告書を添付しております。
訂正箇所は を付して表示しております。
なお、訂正箇所が多数に及ぶことから、上記の訂正事項については、訂正後のみ記載しております。