当社は、2024年9月25日の当社取締役会において、以下のとおり、株式会社アールケイエンタープライズの全株式を取得し、子会社化することについて決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
なお、本株式取得により株式会社アールケイエンタープライズの子会社であるRODEO DRIVE JAPAN CO.LIMITED 羅廸歐有限公司は、当社の孫会社となります。
1.取得対象子会社の商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
(1)株式会社アールケイエンタープライズ
1 商号: 株式会社アールケイエンタープライズ
2 本店の所在地: 神奈川県横浜市中区蓬莱町3-104 RKセントラルビル
3 代表者の氏名: 代表取締役 原 幸雄
4 資本金の額 : 50百万円
5 純資産の額 : 2,609百万円
6 総資産の額 : 6,116百万円
7 取得対象子会社の最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益
(単位:百万円)
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決算期 |
2022年3月期 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
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売上高 |
17,233 |
18,276 |
20,242 |
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営業利益 |
729 |
705 |
481 |
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経常利益 |
712 |
700 |
508 |
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当期純利益 |
367 |
493 |
344 |
8 取得対象子会社の当社との間の資本関係、人的関係及び取引関係
資本関係 上場会社と当該会社との間には、記載すべき資本関係はありません。
人的関係 上場会社と当該会社との間には、記載すべき人的関係はありません。
取引関係 上場会社と当該会社との間には、記載すべき取引関係はありません。
(2)RODEO DRIVE JAPAN CO.LIMITED 羅廸歐有限公司
1 商号: RODEO DRIVE JAPAN CO.LIMITED 羅廸歐有限公司
2 本店の所在地: 中華人民共和国香港特別行政区 Tsim Sha Tsui, Nathan Road
3 代表者の氏名: Director:岩船 裕二、原 幸雄
4 資本金の額 : 2百万香港ドル(日本円でおよそ3,700万円)
5 純資産の額 : 18,071千HKD
6 総資産の額 : 28,293千HKD
7 取得対象子会社の最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益
(単位:千HKD)
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決算期 |
2022年6月期 |
2023年6月期 |
2024年6月期 |
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売上高 |
168,346 |
107,302 |
99,351 |
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営業利益 |
4,576 |
3,761 |
2,157 |
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経常利益 |
5,246 |
4,146 |
2,351 |
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当期純利益 |
4,550 |
3,636 |
2,351 |
8 取得対象子会社の当社との間の資本関係、人的関係及び取引関係
資本関係 上場会社と当該会社との間には、記載すべき資本関係はありません。
人的関係 上場会社と当該会社との間には、記載すべき人的関係はありません。
取引関係 上場会社と当該会社との間には、記載すべき取引関係はありません。
2.取得対象子会社に関する子会社取得の目的
現在、当社グループを取巻くリユース業界は、持続可能な社会に向けた価値観の変化により消費者のニーズが高まっている一方、サービスやチャネルの増加に加え、業界再編によるM&Aの活性化、新規参入の企業も多いことから、買取・販売競争は激化の一途を辿っております。このため、当社グループは、主力事業であるブランド・ファッション事業において、ブランドリユース業界でのシェアNo1を維持し、総流通量の拡大を図ることで業界内での優位性を高め中長期的な収益力強化を目指しております。
2024年5月には、将来的な「ブランドリユース売上高世界No.1」を見据えたマイルストーンである中期経営計画「Beyond the 80th year milestone」を策定いたしました。計画の最終年度にあたる2028年3月期の売上高2,500億円、営業利益150億円に向けて、持続的な企業成長及び企業価値向上を目指しております。中期経営計画では成長戦略の1つに、M&Aによる事業拡大を打ち出しており、本件は、その戦略に沿った投資の一環です。
アールケイエンタープライズは、1954年に横浜で創業しブランドリユース及び質業を営んできたリユース業界内でも歴史と実績のある企業です。販売、買取り、質を行う「ロデオドライブ」を神奈川エリアを中心に国内8店舗、海外(香港)1店舗を展開していることに加え、国内有数の法人向けオークション「RKオークション」も運営するなど、幅広いチャネルと強固な顧客基盤を保持しています。特に、自社で時計修理工房を所有するなど、時計商材に精通し強みを持っています。また、国内外での事業展開を支えるブランド・リユース業界における経験豊富な人材が数多く在籍しており、事業拡大のポテンシャルを有しております。
アールケイエンタープライズが当社グル-プに加わることで、神奈川エリアを中心とした買取・小売の強化、オークション事業の拡大に伴う法人チャネルの強化、相場が不安定な時計商材における相場対応の高度化が期待できます。それによりブランド・ファッション事業の加速度的な成長と競争力の強化につながり、中期経営計画の達成に向け、グループ内での相乗効果が見込めると判断したことから、同社株式を取得することを決定いたしました。同社が持つ経営資源を最大限に活かし、グループの更なる成長と企業価値の向上を目指してまいります。
3.取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
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株式会社アールケイエンタープライズの普通株式 |
4,200百万円 |
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アドバイザリー費用等(概算額) |
50百万円 |
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合計(概算額) |
4,250百万円 |
以 上