第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中における将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)経営成績の分析

当中間連結会計期間におけるわが国経済は、所得・雇用環境の改善が進み、訪日観光客数の増加によるインバウンド需要が堅調な推移を示すなど、景気は緩やかな回復基調で推移しました。

このような状況下、当社が展開する各レジャー施設では、経営理念である「ステークホルダーと共に」及びブランドスローガンである「ご来園者の笑顔のために」の元に、各施設の入園者数と売上確保に努めております。

 

以上の結果、当中間連結会計期間は、売上高2,749百万円(前年同中間期に比べ19.1%増)、営業利益640百万円(前年同中間期に比べ30.7%増)、経常利益659百万円(前年同中間期に比べ24.4%増)、親会社株主に帰属する中間純利益417百万円(前年同中間期に比べ1,281.1%増)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

①レジャー事業

レジャー事業は、伊豆半島に所在する、株式会社伊豆シャボテン公園が運営する伊豆シャボテン動物公園をはじめとする各公園からなります。売上高は1,741百万円(前年同中間連結会計期間比5.8%増)、セグメント利益は422百万円(前年同中間連結会計期間比6.2%増)となりました。

  ②アニタッチ事業

  アニタッチ事業は、アニタッチみなとみらいをはじめとする全国6カ所にある動物ふれあい施設であるアニタッチ各店舗からなります。当中間連結会計期間においては新たにアニタッチイオンモール太田及びアニタッチ東京ドームシティを開業しております。売上高は651百万円(前年同中間連結会計期間比117.1%増)、セグメント利益は184百万円(前年同中間連結会計期間比203.0%増)となりました。

③ホテル事業

 ホテル事業は、株式会社伊豆ドリームビレッジが運営する伊豆シャボテンヴィレッジをはじめとする各宿泊施設からなります。売上高は357百万円(前年同中間連結会計期間比1.4%減)、セグメント利益は59百万円(前年同中間連結会計期間比10.7%増)となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

1.資産

流動資産は、前連結会計年度末に比べて49百万円増加し、2,398百万円となりました。これは主として、現金及び預金が84百万円増加したこと等によります。
 固定資産は、前連結会計年度末に比べて208百万円増加し、4,583百万円となりました。これは主として、建物及び構築物が226百万円増加したこと等によります。
 この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べて257百万円増加し、6,981百万円となりました。

2.負債

流動負債は、前連結会計年度末に比べて5百万円減少し、733百万円となりました。これは主として、買掛金が17百万円減少したこと等によります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて57百万円増加し、1,099百万円となりました。これは主として、退職給付に係る負債が34百万円増加したこと等によります。

なお、借入金に関しては中間連結会計期間終了後に88百万円の繰上返済を行っております。
  この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて52百万円増加し、1,833百万円となりました。

3.純資産

純資産は、前連結会計年度末に比べて205百万円増加し、5,148百万円となりました。
 また、自己資本比率は前連結会計年度末の73.1%から73.3%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ73百万円増加し、1,843百万円(前年同中間期は1,506百万円)となりました。

1.営業活動によるキャッシュ・フロー

営業活動の結果、獲得した資金は、705百万円(前年同中間期は427百万円の資金獲得)となりました。これは主として、税金等調整前中間期純利益の664百万円によるものであります。

2.投資活動によるキャッシュ・フロー

投資活動の結果、使用した資金は、476百万円(前年同中間期は332百万円の資金使用)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出の449百万円によるものであります。

3.財務活動によるキャッシュ・フロー

財務活動の結果、使用した資金は、154百万円(前年同中間期は438百万円の資金使用)となりました。これは主として、配当金の支払額の180百万円によるものであります。

 

(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(5)事業上及び財務上の対処すべき課題

当中間連結会計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6)研究開発活動

当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動について、特記すべき事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当中間連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。