第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当中間連結会計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当中間連結会計期間における当社グループの財政状態、経営成績の概要は次のとおりであります。

①財政状態の状況

当中間連結会計期間末における総資産は407億18百万円となり、前連結会計年度末に比べ31億8百万円減少しました。資産において投資有価証券が6億31百万円増加しましたが、受取手形及び売掛金35億16百万円減少、現金及び預金5億75百万円減少、建設仮勘定3億73百万円減少が主な減少要因であります。

当中間連結会計期間末における負債は239億88百万円となり、前連結会計年度末に比べ28億49百万円減少しました。主な減少要因は、支払手形及び買掛金14億72百万円減少、長期借入金12億52百万円減少であります。

当中間連結会計期間末における純資産は167億30百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億59百万円減少しました。

②経営成績の状況

当中間連結会計期間(2024年4月1日~2024年9月30日)における世界経済は、中東紛争・ウクライナ紛争の長期化等の不確実性要素を抱えつつも、インフレの落ち着きを背景に底堅く成長を維持しました。米国経済は、労働市場の落ち着きをとりもどしましたが、依然高い金利水準を受け、成長率は鈍化しました。中国経済は不動産業の低迷により減速傾向が続きましたが、アジア全体では堅調に推移しました。日本経済は、当中間連結会計期間当初において停滞から成長への兆しが見られましたが、その後の地震、台風、猛暑によりGDP成長率は低迷しております。

当社グループは、当中間連結会計期間においてEVや生成AI関連の売上は堅調に推移しましたが、設備投資計画全般は、見直しの傾向により停滞することとなりました。その結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高112億91百万円(前年同期比1.9%減)、営業利益6億1百万円(前年同期比15.6%減)、経常利益3億14百万円(前年同期比63.7%減)、親会社株主に帰属する中間純利益23百万円(前年同期比96.9%減)となりました。

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

(半導体・メカトロニクス関連事業)

半導体・メカトロニクス関連事業は、半導体製造装置を初め、その生産ラインや関連商品によって構成されており、好調であったパワー半導体、AI関連の設備投資の受注を取り込み、売上高・利益ともに増加しました。半導体前工程のコンベア等搬送装置が好調に推移しました。

これらの結果、半導体・メカトロニクス関連事業の売上高は54億73百万円(組替後前年同期比10.9%増)となり、セグメント利益は5億1百万円(同76.4%増)となりました。

(医療・ヘルスケア関連事業)

医療・ヘルスケア関連事業は、医療用機器、電子機器製造及び、毛髪エクスポソーム解析及びバイオマーカー開発によって構成されており、新製品群への移行に際し、新型人工透析機等の製品ラインナップの遅れ及び切替えに伴う経費の増加が生じました。

これらの結果、医療・ヘルスケア関連事業の売上高は26億44百万円(同8.0%減)となり、セグメント利益は2億25百万円(同20.9%減)となりました。

(環境・社会インフラ関連事業)

環境・社会インフラ関連事業は、電力インフラ用工業計器・産業通信機器製造や脱プラスティック装置、クリーニング機械等によって構成されており、一部顧客の先行発注が見られたものの、全体的には顧客の設備投資の鈍化により、受注・売上ともに大変厳しい状況となりました。

これらの結果、環境・社会インフラ関連事業の売上高は31億72百万円(同14.1%減)となり、セグメント利益は15百万円(同95.8%減)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況の分析

当中間連結会計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ5億80百万円減少し、69億78百万円となりました。

当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金は、16億15百万円の増加(前年同期は87百万円の減少)となりました。主な増加要因は売上債権の減額34億65百万円、減価償却費3億29百万円、税金等調整前中間純利益3億13百万円であり、主な減少要因は仕入債務の減額17億44百万円等であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金は、8億81百万円の減少(前年同期は18億93百万円の減少)となりました。主な減少要因は投資有価証券の取得による支出7億72百万円、有形固定資産の取得による支出1億31百万円等であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金は、13億21百万円の減少(前年同期は10億95百万円の増加)となりました。主な増加要因は短期借入金の純増額8億50百万円であり、主な減少要因は長期借入金の返済による支出16億85百万円、配当金の支払額3億67百万円等であります。

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当中間連結会計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

当中間連結会計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は2億14百万円であります。

半導体・メカトロニクス分野では、SiCチップハンドラー、キャリアテープ、自動光学検査装置、レーザーアニール装置など今後の成長が期待される分野の日々進化する技術に対応した装置の開発に取り組んでまいります。

医療・ヘルスケア分野では、世界的に需要が拡大している人工透析装置の次世代型の開発、血液マーカーによる疾病解析装置の開発、毛髪や血液を介した検査技術・装置の開発や改良に取り組んでまいります。

環境・社会インフラ分野では、電力流通量の拡大に対応した電力会社向け制御通信機器、脱プラスティックに資するEC物流向け紙自動包装機の開発、再生可能エネルギーの拡大に対応する機器の開発に取り組んでまいります。

(5)生産、受注及び販売の実績

特にありません

 

3【経営上の重要な契約等】

当中間連結会計期間において、新たに締結した経営上の重要な契約等は次のとおりであります。

(資本提携に関する契約)

契約会社名

契約相手先

契約の名称

契約内容

契約日

ワイエイシイ

ホールディングス

株式会社

LINUS BIOTECHNOLOGY, INC.

資本提携に関する

契約

LINUS BIOTECHNOLOGY, INC.が発行する優先出資株式の引き受け

2024年7月29日