1【提出理由】

 当社は、2024年12月26日開催の取締役会において、以下のとおり、株式会社STUDIO55(以下、「STUDIO55」)の株式を取得し、子会社化することについて決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

 

2【報告内容】

1.取得対象子会社の概要

(1)商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容

商号

株式会社STUDIO55

本店の所在地

東京都港区西新橋一丁目1番1号日比谷フォートタワー

代表者の氏名

代表取締役  木村 宏樹

資本金の額

55百万円

純資産の額

50百万円

総資産の額

374百万円

事業の内容

デジタルソリューション事業

BIMサポート事業

DX(デジタルトランスフォーメーション)事業

UXデザイン事業

ソフトウェアセールス事業

BIMプラットフォーム事業

 

(2)最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益

決算期

2021年12期

2022年12期

2023年12期

売上高

739百万円

916百万円

945百万円

営業利益又は営業損失(△)

60百万円

25百万円

△97百万円

経常利益又は経常損失(△)

55百万円

26百万円

△100百万円

当期純利益又は当期純損失(△)

76百万円

14百万円

△101百万円

 

(3)提出会社との間の資本関係、人的関係及び取引関係

資本関係

該当事項はありません。

人的関係

該当事項はありません。

取引関係

該当事項はありません。

 

2.取得対象子会社に関する子会社取得の目的

 当社は、従前よりメタバース事業における有望な領域として「ガウシアン・スプラッティング技術を使った建築デザイン・設計分野の革新的ソリューション」の事業化を進めてまいりました。また、当社は、ガウシアン・スプラッティングや生成AIに関する最先端の技術力が強みである反面、建築業界の知見が薄く顧客基盤がないことが弱みでした。一方、STUDIO55は建築デザインのVR・CG・BIM(Building Information Modeling)分野において高度な専門技能と広範な顧客基盤を有し、業界内での堅固な実績と信頼を確立しています。このたびの子会社化により、当社の最先端のAI技術とSTUDIO55の専門技能と顧客基盤を組み合わせたシナジー効果で当分野において飛躍的な成長を目指します。

 

3.取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額

株式会社STUDIO55の普通株式

177百万円

アドバイザリー費用等(概算額)

15~25百万円

合計(概算額)

193~203百万円

 

4.その他(資金の貸付)

(1)本貸付の理由

 当社及び当社子会社は、本件の子会社化にともない、STUDIO55の新規事業の立上げ及び既存事業の拡大を支援する目的として資金の貸付を行います。

 

(2)本貸付の概要

貸付先

株式会社STUDIO55

貸付金額

200百万円

契約締結日

2024年12月26日

貸付実行日

2024年12月26日

貸付金利

1.3%

貸付期間

3年5か月

返済方法

期日一括返済またはデット・エクイティ・スワップ

担保・保証の有無

有保証(株式会社K asset company及びSTUDIO55代表取締役 木村宏樹による連帯保証)

 

以 上