【注記事項】

(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

(1)連結の範囲の重要な変更

 当第2四半期連結会計期間より、当社の連結子会社である株式会社JAPANDXが2023年7月3日に、プレイネクストラボ株式会社の全株式を取得したため、連結の範囲に含めております。

 

(2)持分法適用の範囲の重要な変更

 第1四半期連結会計期間より、当社の連結子会社である株式会社JAPANDXが2023年4月21日に出資を行った株式会社イーキューソリューションズ・ジャパンは関連会社に該当するため、持分法適用の範囲に含めております。

 

 

(会計方針の変更等)

(時価の算定に関する会計基準の適用指針の適用)

 「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下「時価算定会計基準適用指針」という。)を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準適用指針第27-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたって適用することといたしました。なお、四半期連結財務諸表に与える影響はありません。

 

 

(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)

(税金費用の計算)

 税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益又は純損失に当該見積実効税率を乗じて計算しております。

 

 

(追加情報)

(グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱いの適用)

 当社及び一部の国内連結子会社は、第1四半期連結会計期間から、連結納税制度からグループ通算制度へ移行しております。これに伴い、法人税及び地方法人税並びに税効果会計の会計処理及び開示については、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日。以下「実務対応報告第42号」という。)に従っております。また、実務対応報告第42号第32項(1)に基づき、実務対応報告第42号の適用に伴う会計方針の変更による影響はないものとみなしております。

 

 

(四半期連結損益計算書関係)

※ 販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額は、次のとおりであります。

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年3月1日

 至 2022年8月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年3月1日

 至 2023年8月31日)

役員報酬

84,211

千円

108,970

千円

給与手当

203,552

 〃

245,709

 〃

退職給付費用

1,388

 〃

1,588

 〃

株式報酬費用

7,500

 〃

6,250

 〃

 

 

 

 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年3月1日

 至 2022年8月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年3月1日

 至 2023年8月31日)

現金及び預金

1,801,846

千円

1,929,902

千円

現金及び現金同等物

1,801,846

千円

1,929,902

千円

 

 

 

(株主資本等関係)

前第2四半期連結累計期間(自 2022年3月1日 至 2022年8月31日)

1.配当金支払額

該当事項はありません。

 

2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

3.株主資本の著しい変動

  当社は、2022年5月17日付で、株式会社ラック及びDOSO株式会社から第三者割当増資の払込みを受け、資本金及び資本準備金がそれぞれ402,600千円増加しております。この結果、当第2四半期連結会計期間末において資本金が1,217,581千円、資本剰余金が1,268,960千円となっております。

 

当第2四半期連結累計期間(自 2023年3月1日 至 2023年8月31日)

1.配当金支払額

該当事項はありません。

 

2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

3.株主資本の著しい変動

当社は、当第2四半期連結累計期間において、当社が新株予約権の行使を受けたことおよび当社の連結子会社である株式会社AIKが第三者割当増資の払込みを受けたことにより、資本金が6,000千円、資本剰余金が15,900千円増加し、当第2四半期連結会計期間末において、資本金が1,223,581千円、資本剰余金が1,284,860千円となっております。

 

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

 

Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2022年3月1日 至 2022年8月31日)

  1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

調整額
 (注)1

四半期連結損益計算書計上額
 (注)2

 デジタル

リスク事業

AIセキュリティ事業

DX

推進事業

売上高

 

 

 

 

 

 

顧客との契約から生じる収益

1,104,597

616,284

129,212

1,850,094

1,850,094

 その他の収益

 外部顧客への売上高

1,104,597

616,284

129,212

1,850,094

1,850,094

 セグメント間の内部
 売上高又は振替高

4,420

1,030

13,374

18,825

18,825

1,109,017

617,315

142,586

1,868,919

18,825

1,850,094

セグメント利益又は

損失(△)

403,781

40,309

61,738

301,733

279,002

22,731

 

(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額△279,002千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△279,002千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

(固定資産に係る重要な減損損失)

 該当事項はありません。

 

(のれんの金額の重要な変動)

 AIセキュリティ事業において、第1四半期連結会計期間にISA株式会社、SSS株式会社を取得し連結子会社としております。当該事象によるのれんの増加額はそれぞれ、512,766千円、17,538千円であります。 

  DX推進事業において、第1四半期連結会計期間に株式会社GloLingを取得し連結子会社としております。当該事象によるのれんの増加額は185,308千円であります。

  デジタルリスク事業において、第1四半期連結会計期間にアクター株式会社を取得し連結子会社としております。当該事象によるのれんの増加額は323,186千円であります。

 

Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2023年3月1日 至 2023年8月31日)

  1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

調整額
 (注)1

四半期連結損益計算書計上額
 (注)2

 デジタル

リスク事業

AIセキュリティ事業

DX

推進事業

売上高

 

 

 

 

 

 

顧客との契約から生じる収益

1,230,967

700,581

487,930

2,419,479

2,419,479

 その他の収益

540,627

540,627

540,627

 外部顧客への売上高

1,230,967

700,581

1,028,558

2,960,107

2,960,107

 セグメント間の内部
 売上高又は振替高

4,388

557

36,781

41,728

41,728

1,235,356

701,138

1,065,340

3,001,835

41,728

2,960,107

セグメント利益又は

損失(△)

496,083

8,996

6,283

480,802

497,696

16,893

 

(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額△497,696千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用  △497,696千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

 

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

(固定資産に係る重要な減損損失)

 該当事項はありません。

 

(のれんの金額の重要な変動)

 DX推進事業において、当第2四半期連結会計期間にプレイネクストラボ株式会社を取得し連結子会社としております。当該事象によるのれんの増加額は376,258千円であります。

 

 

(企業結合等関係)

1.株式取得による会社等の重要な買収

当社は、2023年6月26日開催の取締役会決議に基づき、当社の連結子会社である株式会社JAPANDX(以下、「JAPANDX」という。)が、プレイネクストラボ株式会社(以下、「プレイネクストラボ」という。)の全株式を取得し、プレイネクストラボは当社の連結子会社となりました。

 

① 企業結合の概要

(1) 被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称  プレイネクストラボ株式会社

事業の内容     DX開発事業、GovTech事業

(2) 企業結合を行った主な理由

2020年に設立した当社連結子会社のJAPANDXでは、「堅守速攻のデジタルトランスフォーメーション」をミッションとして、これまで当社グループが培ってきたリスクマネジメントや社会のデジタル化に関するノウハウを活用した自治体・企業向けのDXソリューションを提供しております。

プレイネクストラボは、所属エンジニアの高い技術力を武器に、企業や自治体へのDX開発支援を行う企業です。従来は企業へのDX人材の派遣とWEB・モバイルアプリ・インフラ等のDX受託開発を中核事業としてきましたが、近年、LINEの公式アカウントを活用して自治体の住民サービスをデジタル化するGovTech事業が大きく成長しており、広域自治体を含む全国約60の自治体にサービスを提供しています。

JAPANDXとプレイネクストラボが合流することにより、それぞれの自治体DXソリューションの連携による機能拡充や、自治体ネットワークの急拡大によるサービスの販売促進、自治体・企業からのニーズが大きいDX人材派遣サービスの拡大、両社の技術交流によるDX開発力の向上など、様々なシナジー創出を期待することができます。

本件株式取得を機に、当社グループではデジタル化に関する課題を抱える自治体や企業へのソリューション提供を加速させ、日本のデジタルトランスフォーメーションを一層大きく推進してまいります。

(3) 企業結合日

2023年7月3日

(4) 企業結合の法的形式

現金を対価とした株式取得

(5) 結合後企業の名称

プレイネクストラボ株式会社

(6) 取得した議決権比率

100%

(7) 取得企業を決定するに至った主な根拠

当社の連結子会社であるJAPANDXが、現金を対価としてプレイネクストラボの全株式を取得したためであります。

 

② 四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間

2023年7月3日から2023年8月31日まで

 

③ 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価

現金

460,905千円

取得原価

 

460,905千円

 

 

④ 主要な取得関連費用の内容及び金額

アドバイザリー費用等 4,759千円

 

⑤ 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

(1) 発生したのれんの金額

376,258千円

(2) 発生原因

主としてプレイネクストラボが事業展開により期待される将来の超過収益力により発生したものであります。

(3) 償却方法及び償却期間

10年間にわたる均等償却

 

(収益認識関係)

 顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

 

 

(1株当たり情報)

 1株当たり四半期純損失及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前第2四半期連結累計期間

(自  2022年3月1日

 至  2022年8月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自  2023年3月1日

至  2023年8月31日)

1株当たり四半期純損失(△)

△3円43銭

△0円03銭

 (算定上の基礎)

 

 

   親会社株主に帰属する四半期純損失(△)(千円)

△19,499

△180

   普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純損失(△)(千円)

△19,499

△180

   普通株式の期中平均株式数(株)

5,692,837

6,032,109

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要

 

(注)当第2四半期連結累計期間および前第2四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損失であるため、記載しておりません。

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。

 

 

2 【その他】

該当事項はありません。