2024年11月11日に提出いたしました第97期中(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)半期報告書の記載事項の一部に誤りがありましたので、これを訂正するため半期報告書の訂正報告書を提出するものであります。
2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績
(セグメント情報等)
訂正箇所は を付して表示しております。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(訂正前)
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、経済活動の正常化、雇用・所得環境の改善、インバウンド需要の増加などにより緩やかな回復基調となりました。しかしながら、中東情勢を中心とする地政学リスクの更なる悪化、エネルギー、原材料の価格高騰、不安定な為替相場等の影響により依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループの属する自動車業界につきましては、認証不正問題により一部メーカーの生産・出荷が停止した影響もあり、国内自動車販売台数は減少したものの、徐々に回復し正常化に向かうとみられます。
このような市場環境のなか、当社グループにおきましては、前年同期比で国内販売は1.3%減少しましたが、北米向けの受注が増加したことから海外販売が7.2%の増加となっており、国内外を合わせると0.9%の販売増となりました。
利益につきましては、継続的な固定費の徹底圧縮による原価改善活動や賃上げによる労務費上昇分の売価転嫁などが進み、営業利益は前年同期比で増益となりました。一方、急激な円高による為替差損の計上により経常利益は前年同期比で減益、メキシコ子会社において前連結会計年度末に計上した繰延税金資産のドル評価額がドル高メキシコペソ安により減少したことに伴い、法人税等調整額(損)を計上したことにより親会社株主に帰属する中間純利益につきましても前年同期比で減益となりました。
以上の結果、売上高は11,668百万円(前年同期比102百万円増)、営業利益は792百万円(前年同期比157百万円増)、経常利益は650百万円(前年同期比210百万円減)、親会社株主に帰属する中間純利益は191百万円(前年同期比583百万円減)となりました。
セグメントの業績については、次のとおりであります。
なお、2024年7月3日付で株式会社ピーアンドエムの株式を取得したことに伴い、当中間連結会計期間より同社を「その他」セグメントに含めております。
(自動車部品製造事業)
自動車部品製造事業は主にエンジンバルブ、バルブシート、コッタ、リテーナ、機械等の製造、販売を行っております。当中間連結会計期間における自動車部品製造事業の売上高は、前年同期比1.5%減少の11,296百万円、セグメント利益は前年同期比28.6%増加の807百万円となりました。
(その他)
その他事業は、ファクトリーオートメーション機器等の精密部品やリチウムイオン電池等に使用されるセパレータフィルムの製造用金属ロール、シャフト等の金属製品・部品の製造、販売を行っております。当中間連結会計期間におけるその他事業の売上高は、株式会社ピーアンドエムを連結の範囲に含めたことにより、前年同期比283.2%増加の372百万円となりました。一方、シリコンサイクルの下降局面に伴う受注調整等の影響で同社の販売が低位となったことで、セグメント損失は15百万円(前年同期はセグメント利益8百万円)となりました。
(訂正後)
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、経済活動の正常化、雇用・所得環境の改善、インバウンド需要の増加などにより緩やかな回復基調となりました。しかしながら、中東情勢を中心とする地政学リスクの更なる悪化、エネルギー、原材料の価格高騰、不安定な為替相場等の影響により依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループの属する自動車業界につきましては、認証不正問題により一部メーカーの生産・出荷が停止した影響もあり、国内自動車販売台数は減少したものの、徐々に回復し正常化に向かうとみられます。
このような市場環境のなか、当社グループにおきましては、前年同期比で国内販売は1.3%減少しましたが、北米向けの受注が増加したことから海外販売が7.2%の増加となっており、国内外を合わせると0.9%の販売増となりました。
利益につきましては、継続的な固定費の徹底圧縮による原価改善活動や賃上げによる労務費上昇分の売価転嫁などが進み、営業利益は前年同期比で増益となりました。一方、急激な円高による為替差損の計上により経常利益は前年同期比で減益、メキシコ子会社において前連結会計年度末に計上した繰延税金資産のドル評価額がドル高メキシコペソ安により減少したことに伴い、法人税等調整額(損)を計上したことにより親会社株主に帰属する中間純利益につきましても前年同期比で減益となりました。
以上の結果、売上高は11,668百万円(前年同期比102百万円増)、営業利益は792百万円(前年同期比157百万円増)、経常利益は650百万円(前年同期比210百万円減)、親会社株主に帰属する中間純利益は191百万円(前年同期比583百万円減)となりました。
セグメントの業績については、次のとおりであります。
なお、2024年7月3日付で株式会社ピーアンドエムの株式を取得したことに伴い、当中間連結会計期間より同社を「その他」セグメントに含めております。
(自動車部品製造事業)
自動車部品製造事業は主にエンジンバルブ、バルブシート、コッタ、リテーナ、機械等の製造、販売を行っております。当中間連結会計期間における自動車部品製造事業の売上高は、前年同期比1.5%減少の11,296百万円、セグメント利益は前年同期比31.3%増加の823百万円となりました。
(その他)
その他事業は、ファクトリーオートメーション機器等の精密部品やリチウムイオン電池等に使用されるセパレータフィルムの製造用金属ロール、シャフト等の金属製品・部品の製造、販売を行っております。当中間連結会計期間におけるその他事業の売上高は、株式会社ピーアンドエムを連結の範囲に含めたことにより、前年同期比283.2%増加の372百万円となりました。一方、シリコンサイクルの下降局面に伴う受注調整等の影響で同社の販売が低位となったことで、セグメント損失は31百万円(前年同期はセグメント利益8百万円)となりました。
(訂正前)
当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高および利益または損失の金額に関する情報
(注)セグメント利益の合計額は、中間連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当中間連結会計期間において、株式会社ピーアンドエム(2024年7月3日株式取得)を連結子会社化したことに伴い、同社を「その他」セグメントに含めております。
3.報告セグメントごとの資産に関する情報
当中間連結会計期間において、株式会社ピーアンドエム(2024年7月3日株式取得)を連結子会社化したこと等により、前連結会計年度の末日に比べ、「その他」セグメントの資産の金額が1,176,958千円増加しております。
4.報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
「その他」セグメントにおいて、株式会社ピーアンドエム(2024年7月3日株式取得)を連結子会社化したことにより、当中間連結会計期間においてのれんが531,387千円発生しています。
なお、のれんの金額は、当中間連結会計期間末において、取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。
(訂正後)
当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高および利益または損失の金額に関する情報
(注)セグメント利益の合計額は、中間連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当中間連結会計期間において、株式会社ピーアンドエム(2024年7月3日株式取得)を連結子会社化したことに伴い、同社を「その他」セグメントに含めております。
3.報告セグメントごとの資産に関する情報
当中間連結会計期間において、株式会社ピーアンドエム(2024年7月3日株式取得)を連結子会社化したこと等により、前連結会計年度の末日に比べ、「その他」セグメントの資産の金額が1,691,740千円増加しております。
4.報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
「その他」セグメントにおいて、株式会社ピーアンドエム(2024年7月3日株式取得)を連結子会社化したことにより、当中間連結会計期間においてのれんが531,387千円発生しています。
なお、のれんの金額は、当中間連結会計期間末において、取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。