1【提出理由】

 当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号並びに第19条第2項第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

 

2【報告内容】

(1)当該事象の発生年月日

 2025年1月14日

 

(2)当該事象の内容

① 減損損失の計上(連結決算)

 当社の100%連結子会社であるRaicol Crystals Ltd.について、買収時に想定していた事業計画と実績との間に乖離が生じており、当初想定していた事業計画の達成が困難であると判断したことから、同社に係るのれん等について減損損失として特別損失に計上いたしました。

② 子会社株式の評価損の計上(個別決算)

 上記①に記載したのれん等の減損損失の計上に伴い、当社が保有する子会社株式について子会社株式評価損を個別決算の特別損失として計上いたしました。なお、当該子会社株式評価損は、連結決算においては消去されるため、連結損益への影響はありません。

③ 部材の評価減の計上(個別決算及び連結決算)

 当社グループの半導体事業における不具合部材の評価減を特別損失として計上する見込みであります。

 

(3)当該事象の損益に与える影響額

① 減損損失の計上(連結決算)

 当該事象により、2025年2月期第3四半期連結会計期間の連結決算において、減損損失2,715百万円を特別損失として計上いたしました。

② 子会社株式の評価損の計上(個別決算)

 当該事象により、2025年2月期第3四半期連結会計期間の個別決算において、子会社株式評価損3,261百万円を特別損失として計上いたしました。

③ 部材の評価減の計上(個別決算及び連結決算)

 当該事象により、2025年2月期通期連結会計期間の個別決算及び連結決算において、不具合部材の評価減363百万円を特別損失として計上する見込みであります。なお、損益に与える影響額は現時点の試算値であり、今後の決算手続きにより変動する可能性があります。

以 上