第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、資源価格の上昇に伴い原材料コストが増加し、また海外においてはウクライナ情勢の緊迫化や中国の都市封鎖によるサプライチェーンの停滞など、先行きが極めて不透明な状況となっています。

このような状況のなか、当社グループは一層のお得意先様満足を獲得すべく、安全衛生管理の徹底を図っております。その一方で、原材料を含む原価が上昇しており、外注工事のリース商品化を継続推進するなど原価低減に努めております。

以上の結果、受注活動はおおむね計画どおりに進捗しておりますが、受注額の期首繰越が前期より7億円減少しており、かつ当第1四半期完成予定の案件が前期より少ないこともあり、売上高は3,574百万円(前年同四半期比12.5%減)となりました。損益面につきましては、外注工事などの原価が上昇したことに加えて、リース用資産減価償却費や人件費などの固定費が利益を圧迫したことにより、営業損失は274百万円(前年同四半期は84百万円の営業利益)、経常損失は258百万円(前年同四半期は88百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は289百万円(前年同四半期は12百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。

なお、当社グループは仮設建物リース業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)財政状態の分析

① 資産の部

当第1四半期連結会計期間末の資産合計は前連結会計年度末より406百万円減少し、31,369百万円となりました。理由の主なものは受取手形、売掛金及び契約資産の減少1,375百万円および現金及び預金の増加538百万円であります。

② 負債の部

当第1四半期連結会計期間末の負債合計は前連結会計年度末より45百万円減少し、16,204百万円となりました。理由の主なものは支払手形及び買掛金の減少438百万円であります。

③ 純資産の部

当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は前連結会計年度末より361百万円減少し、15,165百万円となりました。理由の主なものは親会社株主に帰属する四半期純損失289百万円によるものであります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。